グローバル展開を見据えた英文ライティング

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2010/2/25 アクロリンクス株式会社設立記念セミナーでの、YAMAGATA INTECH株式会社プロジェクト推進室 室長 中村哲三氏のスライド。 …

2010/2/25 アクロリンクス株式会社設立記念セミナーでの、YAMAGATA INTECH株式会社プロジェクト推進室 室長 中村哲三氏のスライド。
2010(C) Tetsuzo Nakamura

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  • 1. 2010/2/26 グローバル展開を見据えた、 日本発の英文ライティング YAMAGATA INTECH(株) 中村 2010.02.25 T. Nakamura これからお話しする内容 I18n: インターナショナリゼーション 品質を向上させるための手法 多言語展開を考えた英文ライティング 多言語展開を考えた日本文ライティング ライティング校正支援ツール 2010/2/26 ©2009 T. Nakamura 2 1
  • 2. 2010/2/26 T. Nakamura I18n:インターナショナリゼーション 商品自体を作り直さずに 異なった言語や文化に対応できるようにするために、 商品を「一般化」する。 インターナショナリゼーションは商品のプログラム開 発 発 発やドキュメント開発の時点で行なう。 (LISAの定義) 開発 時点 行 。 英語版の 時間短縮 次工程である 期待される効果 わかりやすさ ローカリゼーションの 品質向上 コスト削減 2010/2/26 ©2009 T. Nakamura 3 T. Nakamura 品質を向上させるための手法 → I18nをどのように進めるか テクニカルライティング これは次の機会に ガイドライン 支援ツ ル 支援ツール 定性的評価と定量的評価 2010/2/26 ©2009 T. Nakamura 4 2
  • 3. 2010/2/26 T. Nakamura ガイドライン C OS、 CMOS、MLA SG、APA S、MS MOS SG、 S、 S OS 各大学のスタイルガイド(ウェブ上) いろいろな組織から発行されたもの IEC 62079 International Standard(EC指令) English Style Guide(EC) Usable d f U bl and safe operating manuals f ti l for consumer goods(TCeurope) ASD-STE100(ASD) A Plain English Handbook(SEC) 2010/2/26 ©2009 T. Nakamura 5 T. Nakamura 多言語展開を考えた英文ライティング わかりやすさのためのガイドライン わかりやすさ ため ガイド イ The Global English Style Guide を使う グローバル市場に向け、明快で翻訳しやすい英文を書く 国際共通語としての英文を書くためのガイドライン ①英語ネイティブ以外の読者にもわかりやすい ②他言語展開時に翻訳者による誤訳を防げる 2010/2/26 ©2009 T. Nakamura 6 3
  • 4. 2010/2/26 T. Nakamura The Global English Style Guide 絵で描くとしたらこんな感じ? わかりやすさ The Global English Style Guide コミュニケーションを促進するための ミ ケ シ ンを促進するため 基本的な約束ごと CMOS、MLA SG、APA S、 MS MOS 2010/2/26 ©2009 T. Nakamura 7 T. Nakamura TWやSTEとの違い テクニカルライティング 論理的でわかりやすい 英語ネイティブに最適 自然な英語 グローバルイングリッシュ 誤解の無さを追究。多少の冗長性 非英語ネイティブにも最適 自然な英語 シンプリファイドイングリッシュ 文法や単語を厳しく制限 不自然な英語 2010/2/26 ©2009 T. Nakamura 8 4
  • 5. 2010/2/26 T. Nakamura 2010/2/26 ©2009 T. Nakamura 9 T. Nakamura The Global English Style Guide • ガイドライン 2. 標準的な英語表現を心がける 論理的に、事実どおりに、また、正確に書く 名詞は名詞として、動詞は動詞として使用する 名詞やアクロニム、頭文字語、接続詞に動詞の接頭辞や接尾辞を つけない 英文法どおりに補語を使う 他動詞を自動詞的に使用しない。またその逆も不可 コロケ ションに従う コロケーションに従う 正しい比較級形や最上級形を使う 共有された名詞だけ定冠詞“the”を付ける 名詞の単数、複数を正しく使い分ける 1. は概要 2010/2/26 ©2009 T. Nakamura 10 5
  • 6. 2010/2/26 T. Nakamura The Global English Style Guide • ガイドライン 3. 簡潔なライティングを心がける 1つの文を長くしない (タスク: 20、 トピック: 25) 短い文でももっと短くすることを検討する 動詞が文の中心になるように書く 句動詞は動詞と前置詞を離さない 短くて簡潔な動詞句や時制/アスペクトを使う 意味もなく受動態を使わない 名詞句は適切に説明を加えたり、書き換えたりしてわかりやすくする 名詞句は適切に説明を加えたり 書き換えたりしてわかりやすくする 後に続く箇条書きリストを説明する場合、不完全な文は使用しない 文を途中で中断しない 不要な構文は使用しない 曖昧な動詞表現を避ける 肯定的に書く 2010/2/26 ©2009 T. Nakamura 11 T. Nakamura The Global English Style Guide • ガイドライン 4.修飾語を明快に使用することを心がける “only”や“not”は修飾する語句の直前に置く 前置詞句がなにを修飾しているのか明確にする 関係詞節がなにを修飾するのか明確にする 制限節には“that”を使用する 動詞を修飾するものは文頭に置く 等位名詞句の修飾関係の曖昧さをなくす 2010/2/26 ©2009 T. Nakamura 12 6
  • 7. 2010/2/26 T. Nakamura The Global English Style Guide • ガイドライン 5.代名詞の意味を明快にして翻訳しやすくする 代名詞がそれぞれなにを指しているのか読者がわかるようにする “this”や“that”、 “these”、 “those”を代名詞として使用しない “which”で節全体を受けない 2010/2/26 ©2009 T. Nakamura 13 T. Nakamura The Global English Style Guide • ガイドライン 6. 「構文上の手がかり」を使用する 電文体(電報調)を使用しない 連続した名詞(句)に冠詞をつけることを検討する 名詞節が補語として続く場合は接続詞“that”を動詞の後に入れる 関係詞節には“that”を使用する “and/or”の接続関係を明快にする 過去分詞は書き換える 名詞の後に続く形容詞は書き換える 間接目的語は直接目的語の後に“to”でつなぐ “both~and~”や“either~or~”を活用する “if~then~”を活用する 文法的にも意味的にも正確に書く 2010/2/26 ©2009 T. Nakamura 14 7
  • 8. 2010/2/26 T. Nakamura The Global English Style Guide • ガイドライン 7. –ING形の意味を明快にする 名詞の後に続きその名詞を修飾する–ING形は書き換える 特定の動詞の後に続く–ING形は書き換える 分詞構文のねじれ修飾(主語の不一致)を書き換える 必要に応じて–ING句に読点を打つ 複合修飾語の–ING形はハイフンでつなぐ 不要な–ING句や–ING節を取り除く 曖昧な–ING 曖昧な ING +名詞形を書き換える “be” + –ING形の曖昧さをなくす 8. 句読法とキャピタリゼーション 9. 不適切な用語やフレーズをなくす 2010/2/26 ©2009 T. Nakamura 15 T. Nakamura The Global English Style Guide • ガイドライン 8. 句読法とキャピタリゼーション “&“:アンパーサンド & :アンパ サンド コロン カンマ ダブルハイフン emダッシュ 等号 ハイフン カッコ クォーテーションマーク セミコロン スラッシュ “and/or“表現に使われるスラッシュ キャピタリゼーション 2010/2/26 ©2009 T. Nakamura 16 8
  • 9. 2010/2/26 T. Nakamura The Global English Style Guide • ガイドライン 9. 不適切な用語やフレーズをなくす 商標の不適切な使用をなくす 切 省略語 使用しな 省略語を使用しない 古い用語を使用しない 一般的でない短縮形を使用しない 社内用語を使用しない 一般的でない用語を使用しない ソースファイルでエラーを意味する 不要な同義語を使用しない 文字ストリングを削除する 冗長な表現を使用しない 不要な繰り返し語句を削除する イディオム(慣用句)を使用しない 不正確な専門用語を使用しない 状況に応じて、イディオム的な スペルのバリエーションをなくす ルの リ シ ンをなくす 句動詞を使用しない 正書法のバリエーションをなくす くだけた口語体を使用しない 英語の方言を使用しない 比喩を使用しない 曖昧な外来語を使用しない 不要なラテン語の省略形を使用しない その他の省略形(頭字語)を使用しない 2010/2/26 ©2009 T. Nakamura 17 T. Nakamura The Global English Style Guide • ガイドライン • Syntactic cues 構文上の手がかり 読者が文の構造を正しく分析して、文の各パートを特定 させる手助けになる言語の要素またはアスペクトのことを 言う。接尾辞、冠詞、前置詞、助動詞、語順など Syntactic cues are elements or aspects of language that help readers correctly analyze sentence structure, identify parts of speech, or both. For , yp p , example, suffixes, articles, prepositions, auxiliary verbs, and word order enable us to make grammatical sense 2010/2/26 ©2009 T. Nakamura 18 9
  • 10. 2010/2/26 T. Nakamura The Global English Style Guide 「構文上の手がかり」のメリット 文章構造を分析しやすくする 特に、非英語ネイティブにとって有用 次の展開を予測しやすくする 予測できるということは、可読性を高めること 曖昧さを除く 翻訳者が誤訳しないですむ 2010/2/26 ©2009 T. Nakamura 19 T. Nakamura 多言語展開を考えた日本文ライティング 英語や他言語のマスタ として 英語や他言語のマスターとして I18n (一般化)の必要性 文化的な違い 思考 ナル型発想とスル型発想 控えめ文化と表明文化 逆ピラミッド型とピラミッド型 起承結と結論先出し メタファーの違い 空間認識 色彩感覚 文法構造 SOV SVO サーキュラー対リニア 社会 2010/2/26 ©2009 T. Nakamura 20 10
  • 11. 2010/2/26 T. Nakamura 多言語展開を考えた 日本語ライティングガイドライン 目的: 翻訳時に誤訳を防ぐ ① ビジネス文書の基本ルールに従う ② ビジネス文書としての日本語表現を心がける ③ 適切な文法表現を心がける ④ 明快な表現を心がける ⑤ 簡潔なライティングを心がける 2010/2/26 ©2009 T. Nakamura 21 T. Nakamura ライティング校正支援ツール 目的 ① ライティングを定量的に評価し ② ドキュメントを標準化/効率化し ③ コスト削減を図る 種類 Maxit! HyperSTE 日英に対応 acrolinx acrolinxを導入 Global Englishに対応 2010/2/26 ©2009 T. Nakamura 22 11
  • 12. 2010/2/26 T. Nakamura ライティング校正支援ツール ライティング上の問題点 文法上のミス 表記ミス 不適切な表記スタイルの使用 表記のゆれ 不適切な用語の使用 用語のゆれ 文章表現のゆれ DBとAI 2010/2/26 ©2009 T. Nakamura 23 T. Nakamura ライティング校正支援ツール ミスやゆれの防止と表記の統一 ミスやゆれの防止と表記の統 I18n 日本語と英語でのミスやゆれをなくす 特に英語は多言語展開のマスター → 影響大 英語でのミスの数×言語数 = ミスの数が増大 英語の表記/用語/表現のゆれ×言語数 = 翻訳コストアップ ライティング支援ツールを活用して表記を統一 グ ミスやゆれを指摘 「構文が異なるが意味が同じ文章」のゆれまでも指摘 Press the Skip key to avoid confusion. In order to avoid confusion, press the Skip key. 2010/2/26 ©2009 T. Nakamura 24 12
  • 13. 2010/2/26 T. Nakamura ライティング校正支援ツール これからの課題 日本語ライティングルールの更なる精度アップ 体力勝負との決別 ヒトとツールによる分担で効率化 過指摘への対応 ルールの適用/不適用の見きわめ データベース(Intelligent reuse)の構築 2010/2/26 ©2009 T. Nakamura 25 T. Nakamura YAMAGATA INTECH(株) プロジェクト推進室 推進 中村 tetsuzo-nakamura@yamagata-intech.jp 2010.02.25 2010/2/26 ©2009 T. Nakamura 26 13