パブリッククラウドサービスAmazon EC2の性能検証レポート (CADC研究レポート発表会用)

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パブリッククラウドサービスAmazon EC2の性能検証レポート (CADC研究レポート発表会用)

  1. 1. http://www.flickr.com/photos/nirak/644335254/ [研究レポート発表] パブリッククラウドサービス Amazon EC2の性能検証レポート (株)サイバーエージェント アメーバ事業本部 プラットフォームディヴィジョン サービスディベロップメントグループ, CADC 並河 祐貴 (id:rx7, @namikawa)
  2. 2. http://www.flickr.com/photos/nirak/644335254/ 2 アジェンダ • Amazon Web Servicesについて • 本研究の目的 • 性能計測の比較対象 • ネットワークレイテンシ測定 • CPUベンチマーク • ディスクベンチマーク 今回は時間の都合上、全ての検証結果を載せていません。 興味がある方は、研究レポートをご覧ください。
  3. 3. http://www.flickr.com/photos/nirak/644335254/ 3 Amazon Web Services Amazon EC2 (仮想サーバ) Amazon S3 (オンラインストレージ) • サービスの特徴 – ロードバランサや監視など、運用に必要となるサービスが揃って いる – 初期費用無料、1時間/1GB単位での従量課⾦($0.02〜/1h) – ⾼い稼働率保障(EC2: 99.95%, S3: 99.9%) Amazon.com社の提供する ITインフラ(ハードウェア/ネットワーク)のクラウドサービス
  4. 4. http://www.flickr.com/photos/nirak/644335254/ 4 本研究の目的 • パブリッククラウドを使う目的の1つは部分的な コストの削減 • コスト的な観点からクラウドサービスの利用 シーンがあるかもしれない – 既存のデータと連携しないような新規サービス等
  5. 5. http://www.flickr.com/photos/nirak/644335254/ 5 サンプルケース1 • サービスインしてみないと必要なサーバ台数が まったく計算できない場合 – 通常、新しいWebサービスはサービスインしてみな いと、どのくらいアクセスがあるかは不明 – 新しいWebサービスに多額の初期投資(多くのサーバ やネットワークの準備)は賭けに出るようなもの クラウドを利用すれば、アクセス状況を⾒ながら、サーバ 数を増減させることが容易かつ低コストで実現出来る
  6. 6. http://www.flickr.com/photos/nirak/644335254/ 6 サンプルケース2 • 季節モノ(クリスマス・お正月など)やキャン ペーン等で一時的にしか多くのサーバを必要と しない場合 – 例えば、お正月向けのサービスであれば、お正月の み本稼動させていれば良い サーバの増減に柔軟に対応できる クラウドサービスの利用は相性が良い
  7. 7. http://www.flickr.com/photos/nirak/644335254/ 7 本研究の目的 • Amazon EC2の公称スペック – CPUスペックが”ECU”といった独自単位 – I/O性能が非定量的かつ相対的な4段階評価 – 初めて利用するユーザにとっては、サーバの選定・ サイジングがし辛い Amazon EC2の仮想サーバ上で、 ベンチマークツールで実際に測定してみよう!
  8. 8. http://www.flickr.com/photos/nirak/644335254/ 8 計測・比較対象 • 4 Region – us-east, us-west, ap-southeast, eu-west • 10 Instance Type – CPU: 1ECU 〜 33.5ECU – Mem: 613MB 〜 68.4GB – Disk: 160GB 〜 1690GB + α – I/O Performance: Low ~ Very High (4types) – Price: $0.02/h 〜 $2.40/h
  9. 9. http://www.flickr.com/photos/nirak/644335254/ 9 各Regionからのネットワークレイテンシ from OCN系ISP from Softbank系 ISP us-east 183.920 178.129 us-west 129.306 124.487 eu-west 278.324 262.590 ap-southeast 85.716 77.956 • 日本国内よりping(ICMP Echo)を10回実⾏し、 RTT(Round Trip Time)の平均値を取得 (単位はmsec) レポートでは、日本国内からはap-southeastからの ネットワークレイテンシが最も小さい結果となっているが、 2011/3以降、ap-northeast(日本)が存在する! 0 50 100 150 200 250 300 us-east us-west eu-west ap-southeast from Softbank系ISP from OCN系ISP
  10. 10. http://www.flickr.com/photos/nirak/644335254/ 10 各Instance TypeでのCPUベンチマーク • “姫野ベンチマーク”を利用 (単位はMFLOPS) Instance type MFLOPS measured (vCore) t1.micro 271.320092 (x1) m1.small 324.676111 (x1) c1.medium 774.602322 (x2) m1.large 892.176316 (x2) m1.xlarge 880.100758 (x4) c1.xlarge 1044.821975 (x8) m2.xlarge 1544.973882 (x2) m2.2xlarge 1600.39996 (x4) m2.4xlarge 1572.732919 (x8) cc1.4xlarge 1676.395005 (x16) 姫野ベンチマークでは、シングルコアでの性能値が算出されている ように⾒受けられるため、実際の総合的なベンチマークとしては、 上記の実測値とCore数の積と考えられる。 0 200 400 600 800 1000 1200 1400 1600 1800 t1.micro m1.small c1.medium m1.large m1.xlarge c1.xlarge m2.xlarge m2.2xlarge m2.4xlarge cc1.4xlarge
  11. 11. http://www.flickr.com/photos/nirak/644335254/ 11 各Instance TypeでのディスクI/Oベンチマーク • “dbench”を利用 – Instance-rootタイプのローカルディスクに実施 – レポートでは”hdparm”も利用しましたが割愛 Throughput max_latency m1.small 83.3971 3152.082 c1.medium 144.739 1847.075 m1.large 172.128 4875.352 m1.xlarge 197.14 2492.915 c1.xlarge 198.618 3100.112 m2.xlarge 276.09 4059.14 m2.2xlarge 293.215 3569.074 m2.4xlarge 313.331 3623.604 同じ“Moderate”の“m1.small”と“c1.medium”、“m2.xlarge”の3つでも、 割と差がある感じ。公表スペックのI/Oパフォーマンスは、ディスク だけではなくネットワークのI/Oも含まれていると考えられる。 0 50 100 150 200 250 300 350 m1.small c1.medium m1.large m1.xlarge c1.xlarge m2.xlarge m2.2xlargem2.4xlarge 0 1000 2000 3000 4000 5000 6000 Throughput max_latency
  12. 12. http://www.flickr.com/photos/nirak/644335254/ 12 最後に • 調査結果より、各Instance typeで、CPUおよび ディスク性能の定量的な数値から、既存物理 サーバとの比較材料とすることができる • パブリッククラウドサービスはシステム上のメ リットとデメリットをきちんと把握した上で利 用することで、大きなコストメリットが生まれ る場合がある

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