20140506 21世紀の知的生産の技術

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  • 1. 探検と創造 - an explorer for the future としてのウメサオタダオ 中西泰人 慶應義塾大学環境情報学部 2014.05.06 梅棹忠夫と21世紀の「知的生産の技術」シンポジウム http://peatix.com/event/33760
  • 2. 自己紹介 • 1970年 豊中市民病院うまれ • 香櫨園・宝塚・奈良で育つ ! • インタラクション・デザイン • 人とコンピュータ • 人と人 • 情報デザインと空間デザインの統合
  • 3. 知的生産の技術 この本は、いわゆるハウ・ツーものではない。こ の本をよんで、たちまち知的生産の技術がマスター できる、などとかんがえてもらっては、こまる。研 究のしかたや、勉強のコツがかいてある、とおもわ れてもこまる。そういうことは、自分でかんがえて ください。この本の役わりは、議論のタネをまい て、刺激剤を提供するだけである。 (略)
  • 4. 知的生産の技術 知的生産の技術について、いちばんかんじんな点は なにかといえば、おそらくは、それについて、い ろいろとかんがえてみること、そして、それを実行 してみることだろう。たえざる自己変革と自己訓練 が必要なのである。(まえがき p.20 より) ! • 人間*装置系のひとつ
 「梅棹忠夫*手帳・ノート・カード・ファイル」 のバージョンアップの記録 • (ハウツー本ではない) • (実行がかんじん,努力が必要)
  • 5. My 知的生産の技術 • 人間*装置系をつくるための道具 • 実験室 • 実際の装置をいろいろと配置 しやすい部屋を設計 • 道具(仮想空間*模型空間) • 仮想の装置をいろいろと配置 できるシミュレータを開発 • 仮想の装置と実際の装置を切 り替えて使う機能を開発 • 今でver.4
  • 6. My 知的生産の技術 • 人間*装置系をつくるための道具 • 実験室 • 実際の装置をいろいろと配置 しやすい部屋を設計 • 道具(仮想空間*模型空間) • 仮想の装置をいろいろと配置 できるシミュレータを開発 • 仮想の装置と実際の装置を切 り替えて使う機能を開発 • 今でver.4
  • 7. My 知的生産の技術 • アイデアキャンプ http://ideacamp.jp • 文房具を持ってオフィスの外へ・
 楽しみながら発想する • ポストイットから段ボールまで・ 
 色々なサイズの紙を組み合わせる ! • 違うサイズの紙->異なる表現形式 ->操作が変わる->発想も変わる • 文房具を空間的に使う+場所を自分 たちで整える->メタ認知 NTT出版(2011)
  • 8. My 知的生産の技術 • 高層ビルの中でずっとパワポ->A4に印刷 • ITは知的生産の技術を退化させる面も? (自分で道具を工夫するのが難しい) ! • 野外調査:対象との共感・仮説の発見 • オフィスの外でフラットな関係を築く • キャンプ(登山/探検) • 場所を自分で設える->自己変革・訓練 • 道具(ツール)*技法(スタイル)* 空間の新しい組み合わせへの意識
  • 9. 新しい人間*装置系の構築 • 情報のフォーマットを整え操作しやすくする • たえざる自己変革と自己訓練 ! • 「人間の知的活動を、教養としてではなく、
 積極的な社会参加の仕かたとしてとらえよう」 ! • 伽藍とバザール ∽ 武士文化と町人文化? • 元禄時代の町人文化:商業の発達と社会の安定 を背景に人間性を追及 • 初音ミク/Youtube・ニコニコ/Makers 武士? 体育会? 町人? 帰宅部?
  • 10. 新しい人間*装置系の構築 梅棹 いまの話だけれど、わたしはとにかく、武士道の知的後継 者としてのインテリ道やな。支配するという態度に対する反発が 非常にあったな。 小山 それで、チョウニナイゼイションなんていう言葉が出て来 るわけだな(笑)。あれはあまり上品な響きがないけれど(笑) 梅棹 サムライぜーション(武士化現象)という言葉があって、 チョウニナイゼイション(町人化現象)とは、それに対する言葉 です。 小山 あの言葉が出たシンポジウム「日本人にとっての外国」(一 九八八年)では、みんなひっくり返ってびっくりしていましたよ ね(笑)。でもインテリというのはあぶないですな、良くなった り悪くなったり。 梅棹 いわゆるインテリというものは、まさに武士道です。サム ライの後継者や。町人をバカにしている。 梅棹忠夫, 小山修三『梅棹忠夫 語る』pp.166-167 日本経済新聞 (2010) 武士? 体育会? 町人? 帰宅部?
  • 11. 知的生産の技術 in Stanford • 1年間スタンフォード大学に滞在 • 機械工学科にプロダクトデザイ ナ育成のプログラム • d.school+デザイン思考の源流 ! • Practice!! Practice!! Practice!!
 体育会っぽい雰囲気 • みんな寮生活:虎の穴? • エンジニア系の学生達もよく 手が動く
  • 12. 知的生産の技術 in Stanford • (フィールドワーク+プロトタイピ ング) x ラジカルコラボレーション • 「自分がデザイナーだと自覚したこともない人々に デザイナーの道具を手渡し,その道具をより幅広い 問題に適用するのが,デザイン思考の目的なのだ」
 「直観で判断する能力・パターンで見分ける能力・ 機能性だけでなく感情的な価値をも持つアイデアを 生み出す能力・単語や記号以外の媒体で自分自身を 発信する能力を重視するのがデザイン思考だ」 • Design is TeamSports!! • 専門知識を持つスペシャリスト のチーム • 誰にとってもアウェイな場所を Explore->T型人材の育成
  • 13. 知的生産の技術 in 京大山岳部 • 京大山岳部 • 専門知識を持ったスペシャリ ストによるチーム • モンゴル,ヒマラヤ等を探検 • 誰にとってもアウェイな場所 をExplore->T型人材の育成 ! • チームでどう探検・調査する? • メタ認知 -> 京大式カード • 自己変革と自己訓練
 (d.schoolもver.4) 桑原武夫  フランス文学 西堀栄三郎  無機化学/品質管理 今西錦司 生態学/霊長類 川喜田二郎 人文地理学 梅棹忠夫 生態学/文化人類学
  • 14. 知的生産の技術/知的体育会 • 創造思考の過程をモデル化する 1.創造性教育における基本の「型」 として活用(体で覚えるまで練習 を繰り返す) 2.複数の人々がチームプレーをする ための「共通言語」として活用 3.早く/上手に/失敗なくアイデア を生み出す「方法論」として活用
  • 15. 知的生産の技術/知的体育会 • Design is Team Sports!! • アメリカで発明されたスポーツ • バスケットボール/バレーボール /アメリカンフットボール ! • アメリカの働き方との共通点 • ポジションによる分業がクリア • 何度でも選手交代可能 • 作戦タイムが頻繁に取れる+   やるべきことを言語化し共有
  • 16. 知的生産の技術/知的体育会 • Design is Team Sports!! • 日本では? • 人気のスポーツ:野球/サッ カー/ラグビー/バレー • 発明・由来のスポーツ:柔道 /合気道/駅伝/剣道/空手 ! • 知的生産と関連づいた体育会 • 山岳部/探検部 • 他には?
  • 17. 知的生産の技術/知的体育会 • 野中郁次郎 • SECIモデルを提唱 • スクラム開発の祖父 • ラグビー用語である「スクラム」が 野中郁次郎氏の論文がきっかけでソ フトウェア開発現場に普及 • チームでアジャイル開発を行う際に 最も使われる手法の1つ • 行動する中で考える『知的体育会系』 http://www.slideshare.net/hiranabe/agilejapan2010-keynote-by- ikujiro-nonaka-phronetic-leadershipagilejapanjapanese より
  • 18. 新しい人間*装置系の構築 「地球上で地図のない地方というのは、いまではほとんど残っていない。 地理的探検という意味では、現代はもはや探検の時代ではない。しかし、 人類学的探検ということになると、それはまだ始まったばかりである。」 モゴール探検記(1956) まえがき 新しい文明(人間*装置系)⇄ 新しい人間 What is (new) Human? Who (new) we are? やはり探検がモデル? キャンプ?スポーツ?