More Related Content
Similar to Next-L Enju 開発ワークショップ #10
Similar to Next-L Enju 開発ワークショップ #10 (20)
More from Kosuke Tanabe (20)
Next-L Enju 開発ワークショップ #10
- 3. クラウドといっても
● サーバのみを提供する(IaaS)
– Amazon EC2, さくらのクラウドなど
– 自由度が高い、設定が面倒
● サーバやソフトウェアを組み合わせて提供する
(PaaS)
– Herokuなど
– 設定や管理が楽、自由度が低い
- 4. 管理の手間
● IaaS
– 面倒を見てくれるのは基本的に仮想マシンのみ
– 仮想マシンにインストールしたソフトウェアは自分
で面倒を見なければならない
● PaaS
– 仮想マシンだけでなく、データベースなどソフト
ウェアの管理まで面倒を見てくれる
– サービス側で障害が発生すると全く手出しができな
い
- 5. Enjuで必要なソフトウェア
● Ruby 1.9.3
● Ruby on Rails
● PostgreSQL / MySQL / SQLiteのいずれか
● Apache Solr
● 以上が最低限必要なもの
- 7. Amazon EC2
● root権限のついた専用サーバ
● 好きなソフトウェアをインストールできる
● 好きなOSをインストールできるが、
Amazon LMIがおすすめ
- 8. Amazon EC2での注意点
● microインスタンスではかなり動作が重い
– 実際に使うならsmall以上が必要かも
● 初期設定ではTCPの22番ポートしか開いていな
いため、管理コンソールでポートを開けること
– TCP/80(HTTP)
– 場合によってはSolrの使用するポート(TCP/8983,
TCP/8080など)
- 9. Heroku
● 1dyno(1インスタンス)なら月750時間まで
無料
– 1ヶ月は最大744時間なので、事実上月額無料
● 標準でPostgreSQLを用意
– 10000行まで無料、10,000,000行まで月9ドル
● 豊富なアドオン(追加機能)
– バックアップ、死活監視、キャッシュなど
- 10. Heroku
● SSLに標準・無料で対応
– 独自ドメインを使用する場合は有料
● Webブラウザからボタンひとつでサーバの台数
を増減可能
- 11. Herokuでの注意点
● アップロードしたファイルの保存ができない
– Amazon S3などの外部サービスを使用する必要が
ある
● Solrを直接動作させることができない
– Solrのアドオンがあるが高価(月20ドルから)
– 別途Amazon EC2でSolr専用のサーバを用意するの
が手っ取り早い
– microインスタンスで月5ドル程度から
- 13. 今日の目標
● インストールと動作ができたクラウドベンダー
の一覧を作る
● インストールと動作について、クラウドベン
ダーごとの注意点をまとめる