Red Hat Enterprise Linuxの延長サポート (EUS, ELS)

8,912 views

Published on

Red Hat Enterprise Linuxの延長サポートについて。通常のサポートを説明したのち、EUS,ELSの説明

Published in: Technology
0 Comments
7 Likes
Statistics
Notes
  • Be the first to comment

No Downloads
Views
Total views
8,912
On SlideShare
0
From Embeds
0
Number of Embeds
105
Actions
Shares
0
Downloads
65
Comments
0
Likes
7
Embeds 0
No embeds

No notes for slide

Red Hat Enterprise Linuxの延長サポート (EUS, ELS)

  1. 1. Copyright Red Hat K.K. All rights reserved. 1 Red Hat Enterprise Linuxのサポートポリシーと、 延長サポート製品のご紹介 2016-07-05 レッドハット株式会社<sales-jp@redhat.com>
  2. 2. Copyright Red Hat K.K. All rights reserved. 2 agenda • RHELのリリース • 通常のサポート期間 • 修正提供のタイミング • Extended Update Support • Extended Life-cycle Support
  3. 3. Copyright Red Hat K.K. All rights reserved. 3 RHELのリリース • メジャーリリース (RHEL X) • 例: RHEL4, RHEL5, RHEL6 • 変更点: 基本的に別の製品(アップグレードは可能) • 頻度: およそ3年に1回メジャーリリースを出荷する • アップデートリリース (RHEL X.Y) • 例: RHEL5.7, RHEL5.8, RHEL6.3 • 変更点: 新規パッケージの追加や機能拡張を含む • 頻度: およそ半年に1回アップデートリリースを出荷する • アップデートの途中で出荷される修正 (RHEL X.Y.Z) • 変更点: 重要なセキュリティ問題やバグの修正。機能拡張は行わない • 頻度: 特に回数は決まっていない 実際には 特に番号はつきません z-stream や 非同期errataと 呼ばれています
  4. 4. Copyright Red Hat K.K. All rights reserved. 4 通常のRHELサポート • 新しいアップデートリリースが出荷されると今までのアップデー トリリースのサポートは終了します • たとえばRHEL6.4が出荷されると、RHEL6.3までのバージョ ンはサポート対象ではなくなります • 利用そのものは問題ありません • 古いアップデートリリース用の修正は出荷されません • たとえばRHEL6.4で修正された問題について、「RHEL6.2用 の修正がほしいです」とリクエストされても基本的に 「RHEL6.4をご利用ください」と回答します 6.0 6.1 6.2 6.3 6.4 時間
  5. 5. Copyright Red Hat K.K. All rights reserved. 5 6.0がメンテナンス されるのは 6.1が出荷されるまで QA期間 RHEL6.3 RHEL6.4 RHEL6.5 6.1リリース 約6ヶ月 RHEL開発ツリーと アップデートリリース 時間 RHEL 6 開 発 ツ リー (セ キ ュリテ ィfix, バ グ fix, 機 能 拡 張 ) RHEL6.0 RHEL6.1 RHEL6.2
  6. 6. Copyright Red Hat K.K. All rights reserved. 6 新機能導入 • 新機能はアップデートリリースのタイミングで導入 • 主要な新機能についてはドキュメント「Release Notes」で紹介 • 製品ドキュメント • https://access.redhat.com/documentation/
  7. 7. Copyright Red Hat K.K. All rights reserved. 7 RHEL6.0 QA期間 RHEL6.1 RHEL6.2 RHEL6.3 RHEL6.4 RHEL6.5 6.1リリース 新機能が入るタイミング 時間 新機能 つくったよ ここまでの 変更を まとめて6.1に 6.1として 出荷 QAします RHEL 6 開 発 ツ リー (セ キ ュリテ ィfix, バ グ fix, 機 能 拡 張 )
  8. 8. Copyright Red Hat K.K. All rights reserved. 8 重要な修正の導入 • 深刻なバグや、セキュリティ上の問題についてはアップデートリ リースを待たずに導入します • 開発者が準備した修正を、現在サポート中およびQA中のリリー ス用に同梱します • ほとんどの場合は同一のものですがアップデートリリースで パッケージのバージョンが異なる場合には複数バージョンで 同一問題への対応がおこなわれます
  9. 9. Copyright Red Hat K.K. All rights reserved. 9 RHEL6.0 QA期間 RHEL6.1 RHEL6.2 RHEL6.3 RHEL6.4 RHEL6.5 6.1リリース 重要な修正のタイミング 時間 問題を なおしたよ 6.1は リリース時には 修正済み 6.0は 非同期errata リリース 6.0, 6.1それぞれに 反映するよ RHEL 6 開 発 ツ リー6.2は最初から 対応済み
  10. 10. Copyright Red Hat K.K. All rights reserved. 10 Extended Update Support(EUS) • アップデートリリースのサポート期間を延長します • 延長された期間について、重要なセキュリティ問題またはバグ の修正が提供されます • EUSを利用して「アップデート実施回数の削減」が可能になりま す • 例: 完全にサポートされた状態でRHEL6.0を使いつづけ6.1, 6.2をスキップしたのち6.3へ移行 6.0 6.1 6.2 6.3 6.4 6.2 EUS 6.0 EUS 6.1 EUS
  11. 11. Copyright Red Hat K.K. All rights reserved. 11 RHEL 6 開 発 ツ リー RHEL6.0.z QA期間 RHEL6.1.z RHEL6.2.z RHEL6.3.z RHEL6.4.z RHEL6.5.z 6.1リリース RHEL6.2 EUS EUSでの修正提供 (RHEL6.2) 時間 24ヶ月 バグ直したよ それぞれに 修正を 反映します EUSご購入のお客様のみ
  12. 12. Copyright Red Hat K.K. All rights reserved. 12 EUSの必要有無 • EUSが不要なケース • ISVなどの要件がRHEL5, RHEL6 のようなメジャーリリースだけを 指定している • 機能拡張を含む更新を導入したい • ソフトウェアの更新は一切おこなわない • EUSが必要なケース • ISVなどの要件がRHEL 6.2 のようなアップデートリリースを指定す る • RHEL5でのEUS提供は5.3,5.6,5.9のような特定アップデートリ リースのみでしたがRHEL6は全てのアップデートリリースにEUS が提供されています • 機能拡張はしたくないが、深刻なバグとセキュリティ上の問題に対 する修正は導入したい
  13. 13. Copyright Red Hat K.K. All rights reserved. 13 EUSの必要有無チャート start 重要な問題について 更新をおこなう 不要必要 No No Yes RHEL6.y のように アップデートリリースの 指定がある バグ修正、セキュリティfix だけを適用したい Yes No 塩漬けで 全く更新しない 場合は不要です EUSでは機能拡張が 含まれないパッケージを 提供します Yes 通常の サブスクリプションでは 機能拡張を含む全ての 更新が含まれた パッケージを提供します
  14. 14. Copyright Red Hat K.K. All rights reserved. 14 Red Hat Enterprise Linuxの ライフサイクル 米国における 製品初期出荷日 Production 1 終了日 Production 2 終了日 Production 3 終了日 ELS 終了日 RHEL 7 2014年6月10日 2019年Q2 2020年Q4 2024年6月30日 --- RHEL 6 2010年11月10日 2016年Q2 2017年Q2 2020年11月30日 --- RHEL 5 2007年3月15日 2013年1月8日 2014年Q1 2017年3月31日 2020年 11月30日 RHEL 4 2005年2月14日 2009年3月31日 2011年2月16日 2012年2月29日 2017年 3月31日 See also: https://access.redhat.com/support/policy/updates/errata/
  15. 15. Copyright Red Hat K.K. All rights reserved. 15 バージョンによるEUSの違い • EUSはバージョンにより利用できるリリースと期限が異なります • RHEL5 では特定一部のアップデートリリースで利用できます • 5.2, 5.3, 5.4, 5.6, 5.9 (新規の修正出荷は終了) • RHEL 6ではProduction 1のアップデートリリースで利用できます。 2016年5月に出荷された6.8でProduction 2へ移り変わり、以降の アップデートリリースではEUSは利用できません。 • 6.0, 6.1, 6.2, 6.3, 6.4, 6.5 (新規の修正出荷は終了) • 6.6 (2016年10月31日終了) • 6.7 (2017年7月31日終了) • RHEL7では、7.0のEUSが提供されない以外はRHEL6と同様です。 • 7.1 (2017年3月31日終了) • 7.2 (2017年11月30日終了)
  16. 16. Copyright Red Hat K.K. All rights reserved. 16 Extended Life-cycle Support(ELS) • RHEL 4 の7年ライフサイクル、RHEL5の10年ライフサイクルを 延長して、重大な問題についての修正を提供します • 通常のサブスクリプションに追加で購入するAdd-onサブスクリ プションです • ELSでサポート対象となるパッケージは限定されており、サポー ト対象外となるパッケージが以下に記載されています  http://www.redhat.com/rhel/server/extended_lifecycle _support/exclusions/ Production 1 2 3 ELS add-on ELP (修正の提供なし) RHEL4では7年間 RHEL 5, 6, 7 では10年間
  17. 17. Copyright Red Hat K.K. All rights reserved. 17 Red Hat Enterprise Linuxの ライフサイクル 米国における 製品初期出荷日 Production 1 終了日 Production 2 終了日 Production 3 終了日 ELS 終了日 RHEL 7 2014年6月10日 2019年Q2 2020年Q4 2024年6月30日 --- RHEL 6 2010年11月10日 2016年Q2 2017年Q2 2020年11月30日 --- RHEL 5 2007年3月15日 2013年1月8日 2014年Q1 2017年3月31日 2020年 11月30日 RHEL 4 2005年2月14日 2009年3月31日 2011年2月16日 2012年2月29日 2017年 3月31日 See also: https://access.redhat.com/support/policy/updates/errata/
  18. 18. Copyright Red Hat K.K. All rights reserved. 18 ELS要・不要? チャート RHEL4か5を使っている start 不要要 セキュリティfix, バグfixの アップデートが必要 ELSでのサポート範囲内 No No No Yes Yes Yes RHEL6以降にはELSは 予定されていません アップデートなしであれば 通常サブスクリプションで 提供 ELSはアーキテクチャなどの サポート範囲が狭くなって います
  19. 19. 19

×