20110722 ebook tanikawa
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    20110722 ebook tanikawa 20110722 ebook tanikawa Presentation Transcript

    • 電子書籍は紙の本のビジネスとどう違うのか ー電子書籍ビジネスの理想と現実ー ブレインハーツ株式会社 谷川 耕一 [email_address] @ktanikaw 2011/07/22
    • 2010 年は電子書籍元年だったのか?
      • iPad の登場、 Kindle 日本語対応版の発売が電子書籍市場の転機に
        • 2010 年末には Galax y Tab 、 GALAPAGOS 、 SONY READER などが、日本市場に相次いで登場、その後も各種タブレットや専用端末提供の動きが
      • 端末は登場したが、日本語の書籍が流通する市場は今 1 つ
        • 米国では本命の Kindle ストアにも、それを追う Apple iBooks ストアーにも日本語の書籍がない
      • 各社が独自の仕組みで電子書籍を販売しているのが現状
        • AppStore でアプリケーションとして提供
        • 携帯キャリアや印刷会社と組んだ出版社連合が数多く立ち上がり、それぞれ独自フォーマット、独自サービスを展開
        • ユーザーの利便性は??
    • 電子書籍マーケットの現実
      • まだまだ 電子書籍が少ない
        • 2 万冊程度から始まり当面でも 10 万冊程度の蔵書を目指しているところが多い
        • とはいえ、日本における年間の新刊書籍発行数は約 7 万冊、欲しい新刊書籍がマーケットに存在しない可能性は高い
      • 電子書籍マーケットごとにコンテンツのフォーマットも異なれば、利用方法も異なる
        • 何種類もの端末を揃えて読書する人はまずいない
        • 出版社の都合優先でユーザーの利便性は無視
      • いまはまさに 過渡期 、今後はクラウド型の書庫機能などで差別化を図れたところが勝利するかもしれない
    • EPUB3.0 の登場が市場に変化をもたらすか
      • 2011 年 5 月には最新の EPUB3.0 の仕様が登場
        • 実質的な世界標準の電子書籍フォーマット
        • 日本では待望の縦書き、ルビに対応。その他にも縦中横、脚注、ビデオ、オーディオ、 JavaScript のサポート、ページを開いたときの自動再生などでリッチコンテンツも可能に
      • Adobe が電子書籍に本気になっている
        • 最新バージョン InDesign CS5.5 で、いち早く縦書き、ルビなどの EPUB3 の仕様をサポート開始
        • EPUB3 のベースが HTML5 なので、 Dreamweaver などでも開発が可能に。むしろ見栄えのいい CSS を作るには Dreamweaver などが最適か
      • 今後、日本独自の各種フォーマットは、優位性を示せるのか
    • 電子書籍は売れない
      • 大手出版社の本でも数 10 冊、 3 桁は当たり前、 1000 冊超えればヒット作
      • 紙の書籍であれば、誰かが売ってくれるが電子書籍はすべて自分で売るための努力をしなければならない
      • 電子書籍にすれば新たなビジネスへの路が開けるわけではない。そもそもコンテンツに「パワー」がなければ売れないのは紙でも電子でも同じ
        • 過去のしがらみで、売れそうな本は電子化されないという現実も
    •  
    • 電子書籍のメリット
      • リフロー型は、文字の大きさなど自由に変更できる
      • 検索機能やしおりで目的のページに瞬時にジャンプ
      • 辞書との連携、 Web 検索との連携も可能
      • Twitter や Facebook との親和性も高い
      • 配送コスト、在庫管理の手間などがない。基本的に在庫切れ、売り切れがないのでロングテールのビジネスが可能
      • 言語の切り替えや読み上げ、動画の埋め込みなど紙では実現できない多様な表現が可能
      • これまでの書籍にできなかったような、小さい単位での出版も可能
    • 電子書籍のデメリット
      • 紙より読みにくい
        • 液晶は目が疲れるし、紙の印刷物よりレイアウト的には読みにくいものも多い
        • スマートフォンなどでは紙で 200 ページ程度が 10 倍くらいのページ数になることも
        • リフロー型は作者の意図を反映できないこともある
      • デバイスやアプリケーションごとに読むための操作が異なる
      • そもそも何らかの端末がなければ読めない
        • 最初に端末に数万円の投資をしなければならない、通信費などのランニングコストが発生するものも
      • 一度に複数の本を開けない
        • 電子教科書としては使いにくいとの指摘も
      • 古本屋に読み終わった本を売れない、友達に貸せない
    • 売れない中での工夫はどうすればいいのか
      • 価格設定の工夫
        • 紙の書籍でヒットしているようなものでない限り、高額では売れない
        • 内容や量の如何に関わらず 300 円〜 400 円程度が 1 つの目安
        • 紙の本をベースに考えると価格が高すぎて売れない
        • 価格に合わせて内容や量を考える
        • 高額になるなら分冊する
          • 1000 円にしたければ、 340 円 ×3 分冊
          • 雑誌のバックナンバーを低価格で切り売りする
        • 紙ありきだとコストが見合わなくなる可能性がある
          • 先に電子書籍で初めて、あとから紙に印刷するという流れも考えてみる
    • 売れない中での工夫はどうすればいいのか
      • 単体売りは難しい
        • ランキング上位になければ、マーケットですぐに埋もれてしまう
        • 売りたい本と売れる本はたいがい異なるということを認識する
        • 書店型アプリよりは、現状はアプリ化して人目に触れる機会を増やす
        • 電子書籍のカテゴリーではなく、内容にあったカテゴリーの設定を
          • たとえば、旅行の電子書籍アプリをブックカテゴリーに登録するのではなく旅アプリに登録する
        • 売る単位を工夫する
          • 著者シリーズ、テーマごとなど
        • 広告、宣伝の方法をあらかじめ用意し、露出を増やす工夫をする
          • あえて分冊して、出版ごとにニュースリリースする
          • Facebook や Twitter の活用など誘導の多様化を考えておく
    • 7/21/11
    • 売れない中での工夫はどうすればいいのか
      • いっそ売らないという選択
        • まずは市場で売るのではなく、マーケティングツールとして電子書籍を活用する
          • いまなら「電子書籍」はニュースになりやすい
          • 企業が紙で書籍化したくてもコスト的に見合わなかったような分野を電子で書籍化
          • 印刷代や郵送費が嵩んでいる広報誌を電子化
          • 紙の雑誌の抜き刷りを電子化する
        • 会員組織のコミュニケーションツールとして電子書籍を活用する
          • ファンクラブの特典としての電子書籍
          • 会費制で読み放題のコンテンツを電子書籍で提供
        • 企業の電子書籍をあらかじめ入れ込んだ端末を配るという発想
    • 売れない電子書籍、ビジネスとして関わるのは時期尚早なのか? 電子書籍のメリット、デメリットを把握し 電子書籍の現状を見つめれば 新たなビジネスチャンスが見えてくる
    • 電子書籍化された企業の広報誌 http://www.oracle.com/jp/corporate/candy-employee/epub-277213-ja.html
    • 市の広報誌を EPUB で電子化 http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/koho/ebooks.htm
    • IBM DB2 電子書籍活用例 http://enterprisezine.jp/sepub/ibm
    • ePub を活用した雑誌抜き刷り 紙の雑誌特集記事を電子書籍化でより多くの人に http://www.honda.co.jp/motorcycle-magazine/
    • ePub を利用した 技術文書の電子書籍化 http://ebookpro.jp/store/sqlserver/
    • ePub を利用して有料の電子書籍販売にチャレンジ http://www.jazzjapan.co.jp/epub/epub-dl.html