2012年2月11日	     WIAD2012  TOKYO     ユーザエクスペリエンスを正しく理解する       ~UXとUXデザイン                          答えはない                   ...
2              安藤 昌也	              ANDO Masaya, Ph.D.	              千葉工業大学  工学部  デザイン科学科 准教授              早稲田大学政治経済学部経済学科卒...
3                               UX                          user experience	                            ユーザー体験Copyright © ...
4                             UXD                             UX                          user experience	                ...
5            1	                          UXとUXDCopyright © Masaya Ando
6     UXなんて難しくない     サプライパーティーだって     立派なユーザー体験だろ                            http://www.balloonsbirthdayparty.net/surprise...
7   インダストリアル・デザインとしてのUXD       UX                  “体験”そのものは                          ユーザーの個人的なもの                         ...
8                          UXDのメインイシュー               計画的に“体験”を量産するために              どういうUXをどうとらえればよいかCopyright © Masaya Ando
9   ISO9241-210におけるUXの定義        ユーザエクスペリエンス(UX):        製品やシステム、サービスの利用、および/もしくは予想され        た使い方によってもたらされる人々の知覚と反応	  l  注...
10   UXとユーザビリティ                           モノサイド	               ユーザサイド	                                     コンテキスト         ...
11   様々な視点からのUX   n 『UX白書』によるUXを期間の観点で区切る考え方は、      様々に用いられる言葉を整理するのに役立つ。	                          (出所:2011年2月:User Expe...
12                           UX把握の課題                          使い続けられる心理構造                          感情的な体験評価構造Copyright © M...
13            2	                          UXの心理構造Copyright © Masaya Ando
14   実利用体験とユーザー心理                             すごいニコニコ                            使ってる感いっぱい                             “日立...
15                           UX把握の課題                          使い続けられる心理構造                          感情的な体験評価構造Copyright © M...
16UXの心理構造~メンタルモデル精緻化仮説(安藤,2011)   n UXは実利用環境にある。生活における意味の中で、理      解=メンタルモデルを精緻化するプロセスと捉えてみる。	                           ...
17   「おぼえる」と「わかる」 (佐伯,  1974)      おぼえる                              覚える	   覚えた	    忘れる	   忘れた	        わかる                ...
18   インタラクションの2つのわかる体験                 IA的“わかる”   関係論的“わかる”                             (画像:http://www.maccare.jp/ipad/)Co...
19   インタラクションの2つのわかる体験        IA的わかる                                                                 !                    ...
20   インタラクションの2つのわかる体験   関係論的わかる                                                       ?る!                                ...
21   関係論的わかるの例〜学生によるスタディ作品                          このコマのみ指で触れられること	Copyright © Masaya Ando
22   相互補完的な2つの“わかる”と“意欲”                          IA的わかる               関係論的わかる                            	               ...
23   まとめ: 総体としてのUXデザイン   n UXDは、エピソード的UXの積み上げでデザインされが      ちだが、意味的UXをアンカーにして初めて完成する。	UXD	                          長期に渡る製...
24   プレゼンテーションに関するお問い合わせ   n 安藤研究室は、総武線津田沼駅      3分の千葉工業大学津田沼キャ      ンパスにあります。      お近くにお寄りの際はぜひ!	                     l...
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2012年2月11日 World IA Day 2012 Tokyo at 東京大学福武ホール

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ユーザエクスペリエンスを正しく理解する-UXとUXデザイン

  1. 1. 2012年2月11日 WIAD2012  TOKYO ユーザエクスペリエンスを正しく理解する   ~UXとUXデザイン 答えはない 問題を探す by  bookslope 千葉工業大学 デザイン科学科 Chiba Institute of Technology Department of Design 安藤 昌也 ando@sky.it-chiba.ac.jp Copyright © Masaya Ando
  2. 2. 2 安藤 昌也 ANDO Masaya, Ph.D. 千葉工業大学  工学部  デザイン科学科 准教授 早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。NTTデータ通信(現、NTTデータ)を経て、 1998年 アライド・ブレインズ株式会社の取締役シニアコンサルタント。早稲田大学、 国立情報学研究所、産業技術大学院大学など経て、2011年より現職。博士(学術)。 専門は、人間中心デザイン。UX(ユーザ体験)の研究者。
 人間工学ISOの国内委員、人間中心設計推進機構 (HCD-net)理事を務める。
 認定人間中心設計専門家 / 認定専門社会調査士 Copyright © Masaya Ando
  3. 3. 3 UX user experience ユーザー体験Copyright © Masaya Ando
  4. 4. 4 UXD UX user experience ユーザー体験 + デザインCopyright © Masaya Ando
  5. 5. 5 1 UXとUXDCopyright © Masaya Ando
  6. 6. 6 UXなんて難しくない サプライパーティーだって 立派なユーザー体験だろ   http://www.balloonsbirthdayparty.net/surprise-party/ Copyright © Masaya Ando
  7. 7. 7 インダストリアル・デザインとしてのUXD UX “体験”そのものは ユーザーの個人的なもの どんな“体験”をしてもらうか 計画することUXD 体験が量産・再生産される 仕組みを作ることCopyright © Masaya Ando
  8. 8. 8 UXDのメインイシュー 計画的に“体験”を量産するために どういうUXをどうとらえればよいかCopyright © Masaya Ando
  9. 9. 9 ISO9241-210におけるUXの定義 ユーザエクスペリエンス(UX): 製品やシステム、サービスの利用、および/もしくは予想され た使い方によってもたらされる人々の知覚と反応 l  注1:ユーザエクスペリンスは、使用前、使用中、使用後に起こる、ユーザの 感情、信念、嗜好、知覚、生理学的・心理学的な反応、態度、達成感の     すべてを含む。 l  注2:ユーザエクスペリエンスは、ブランドイメージ、見た目、機能、システムの     パフォーマンス、インタラクティブシステムのインタラクティブな振る舞い     と支援機能、事前の経験から生じたユーザの内的および身体的状態、     態度、スキルとパーソナリティ、利用状況の結果である。 l  注3: ユーザの個人的目標という観点から考えた時には、通常はユーザエク     スペリエンスに付随する知覚的・感情的な側面を、ユーザビリティは含     むことができる。ユーザビリティの基準を用いて、ユーザエクスペリエン     スの諸側面を評価することができる。Copyright © Masaya Ando
  10. 10. 10 UXとユーザビリティ モノサイド ユーザサイド コンテキスト インタラクティブ 製品 相互作用 有効さ・効率     ユーザビリティ      満足度   ユーザエクスペリエンスCopyright © Masaya Ando
  11. 11. 11 様々な視点からのUX n 『UX白書』によるUXを期間の観点で区切る考え方は、 様々に用いられる言葉を整理するのに役立つ。 (出所:2011年2月:User Experience White Paper, HCD Value: “UX白書の翻訳と概要”資料) Copyright © Masaya Ando
  12. 12. 12 UX把握の課題 使い続けられる心理構造 感情的な体験評価構造Copyright © Masaya Ando
  13. 13. 13 2 UXの心理構造Copyright © Masaya Ando
  14. 14. 14 実利用体験とユーザー心理 すごいニコニコ 使ってる感いっぱい “日立いいわ” 実利用体験では、客観的な操作の達成度に関係なく 製品利用のモチベーションが強く影響Copyright © Masaya Ando
  15. 15. 15 UX把握の課題 使い続けられる心理構造 感情的な体験評価構造Copyright © Masaya Ando
  16. 16. 16UXの心理構造~メンタルモデル精緻化仮説(安藤,2011) n UXは実利用環境にある。生活における意味の中で、理 解=メンタルモデルを精緻化するプロセスと捉えてみる。 生活における 意味 強化 調整 意欲 理解 意欲 理解 意欲 理解 意欲 (期待) 時間の 流れ 利用 利用 利用 利用 エピソード エピソード エピソード エピソード UXは“理解”と“意欲”のつながりであり“意味”の強化Copyright © Masaya Ando
  17. 17. 17 「おぼえる」と「わかる」 (佐伯,  1974) おぼえる 覚える 覚えた 忘れる 忘れた わかる わかる わかった わかっている 「わかる」ためには “?”が必要Copyright © Masaya Ando
  18. 18. 18 インタラクションの2つのわかる体験 IA的“わかる” 関係論的“わかる” (画像:http://www.maccare.jp/ipad/)Copyright © Masaya Ando
  19. 19. 19 インタラクションの2つのわかる体験 IA的わかる ! わ かる 構造展開 知 識 (画像:maker.usoko.net) (http://iainstitute.org/) 意味の構造化 Copyright © Masaya Ando
  20. 20. 20 インタラクションの2つのわかる体験 関係論的わかる ?る! か わ 反応動作 経 験 (画像:http://www.maccare.jp/ipad/) (画像:maker.usoko.net) 動き・変化の抽象化 (画像:http://pixta.jp/)Copyright © Masaya Ando
  21. 21. 21 関係論的わかるの例〜学生によるスタディ作品 このコマのみ指で触れられること Copyright © Masaya Ando
  22. 22. 22 相互補完的な2つの“わかる”と“意欲” IA的わかる 関係論的わかる 意味の構造化 動き・変化の抽象化 (画像:http://pixta.jp/) 製品への関与度の向上 操作への効力感の向上 “わかる”を通して“意欲”を高める 一時的UXDCopyright © Masaya Ando
  23. 23. 23 まとめ: 総体としてのUXデザイン n UXDは、エピソード的UXの積み上げでデザインされが ちだが、意味的UXをアンカーにして初めて完成する。 UXD 長期に渡る製品との関わりに着目した •  商品としての意味 意味的・累積的UXのデザイン •  生活におけるモノの意味・価値 一定期間の製品との関わりに着目した •  文脈における利用 エピソード的UXのデザイン •  利用のパターン、ユースケース 製品との一時的な関わりに着目した •  操作感・利用感・受け答え •  わかりやすさ、理解しやすさ 一時的・瞬間的UXのデザイン •  デザインの美しさ Copyright © Masaya Ando
  24. 24. 24 プレゼンテーションに関するお問い合わせ n 安藤研究室は、総武線津田沼駅 3分の千葉工業大学津田沼キャ ンパスにあります。 お近くにお寄りの際はぜひ! l 安藤個人宛 連絡先 Mail: ando@sky.it-chiba.ac.jp masaya.ando@gmail.com     Twitter: masaya21 Facebook: masaya andoCopyright © Masaya Ando

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