データセンター展2015秋

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幕張で開催されたデータセンター展での基調講演資料。

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  • 「建物(箱)」と「事業」という2つの考え方(軸)がある
  • コロケーションとホスティングの売上高推移



    同業他社との比較は別ページでやる?


  • 「建物(箱)」と「事業」という2つの考え方(軸)がある
  • 「建物(箱)」と「事業」という2つの考え方(軸)がある
  • コロケーションとホスティングの売上高推移



    同業他社との比較は別ページでやる?


  • データセンター展2015秋

    1. 1. (C)Copyright 1996-2015 SAKURA Internet Inc. さくらインターネット株式会社 代表取締役社長 田中 邦裕 データセンター事業とIT社会の今後 ~コンピューティングの役割とその変化~ 2015年10月28日「第4回データセンター展【秋】」
    2. 2. 商 号 さくらインターネット株式会社 本 社 所 在 地 大阪市中央区南本町一丁目8番14号 設 立 年 月 日 1999年8月17日 (サービス開始は1996年12月23日) 上 場 年 月 日 2005年10月12日(東証マザーズ) 資 本 金 8億9,530万円 従 業 員 数 309名 (※2015年9月末日現在) さくらインターネットについて 概要と沿革 さくらインターネット創業 ・最初のデータセンター開設 東証マザーズ上場 石狩データセンター開設 1996年12月に現社長の田中邦裕が、 舞鶴高専在学中に学内ベンチャー として創業。 1999年8月に株式会社を設立。 10月には、第1号となるデータ センターを本町に開設。 2005年10月に東京証券取引所 マザーズ市場に上場。 2011年11月、北海道石狩市に 国内最大級の郊外型大規模 データセンターを開設。 1996 1999 2005 2011 会社概要 インターネットインフラの提供を事業ドメインとして、 大阪、東京、北海道の3都市に5つのデータセンターを展開 ・株式会社を設立 2
    3. 3. さくらインターネットのデータセンター 業界トレンドと幅広い利用者からのニーズを反映したデータセンター 様々なサービスが集約できる 国内最大級の拡張性を持つ郊外型データセンター 郊外型データセンター オフィス至近、豊富な配信実績を持つ 都市型データセンター 都市型データセンター 石狩 東京 大阪 ●用途 ハウジング、ホスティング、クラウド ●総ラック数 2,800基(2015年9月現在) ●顧客数 約360,000件(2015年4月現在) 3
    4. 4. 石狩データセンターの近況 4 直流給電や太陽光発電により電力効率を追求 今秋には、超電導送電の実証実験にも成功 HVDCサーバラック 太陽光発電所 2013年3月に経産省委託事業「超電直流送電システムの実証 研究」を受託。極低温下で電気抵抗0になる超電導現象を利用 し、送電時の電気ロス低減が可能。今秋には、太陽光の電力を 石狩データセンターのHVDCサーバに送電することに成功。 NEWS 「500mの超電導直流送電に成功」 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 1.7 1.8 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2012 2013 2014 2012平均 2013平均 2014平均 1.66/1.28(2012年) 1.44/1.20(2013年) 1.35/1.17(2014年) 最大PUE/平均PUE
    5. 5. 石狩データセンター3号棟の建設に着手 5▲石狩データセンター3号棟 外観パース ・ラック数:3号棟 1,900ラック ・空調方式:間接外気冷房 ・建物構造:地上3階建 ・建設スケジュール:’16年冬 竣工、‘17年春 運用開始
    6. 6. IT社会とデータセンターの過去と現在
    7. 7. ITアーキテクチャとデータセンターの変遷 70年代 90年代 2000年代 センター側の メインフレームが中心 多摩や千里の電算センター センター側と クライアント側の協調 社内の電算機室 端末も処理をしつつも クラウド側が中心 大規模データセンター 7 インターネット ホストターミナル クライアントサーバ クラウド 昨今はクラウドでコンピューティングリソースを変動費化
    8. 8. コンピューティングの役割の変化 8 • コンピューティングリソースの制約の中での ソフトウェア • ソフトウェアのために コンピューティングリソースを用意 変動費で安く手軽に調達できるため、 ソフトウェアが爆発的に進化
    9. 9. データセンタービジネスの2軸 9 「建物(箱)」と「事業(サービス)」 事業(サービス) データセンタービジネスは、2軸の考え方がある 建物(箱)
    10. 10. データセンター事業 10 建 設 ラ ッ ク コ ン ピ ュ ー テ ィ ン グ リ ソ ー ス ア プ リ ケ ー シ ョ ン ハウジング コロケ ホスティング クラウド 運用・保守・構築 資本集約かつ労働集約な面が強い
    11. 11. ~3つのビジネス(産業)~ 労働集約型ビジネス(産業) 労働の割合・依存度が高い産業 (例:受託開発・運用保守) 資本集約型ビジネス(産業) 資本設備への依存度が高い産業 (例:データセンター建設・投資) 知識集約型ビジネス(産業) 知識への依存度が高い産業 (例:クラウドサービス) 11
    12. 12. いまの先詰まり考える 12 人への 依存度 必要な 人員 払える 給与 必要な 資本 説明 労働集約型 高い (手足) 多い 低い 少ない 派遣、請負、運用保守など。小資本 で始められるが、事業が拡大しても 従業員の給与が上がりにくい。コン サルなど専門性を高め、単価向上す る必要がある。 知識集約型 高い (頭) 少ない 高い 少ない パブリッククラウド・アプリ開発、 パッケージソフトなど。優秀な人材 を確保し、自社のブランドを強化す る必要がある。 資本集約型 低い 少ない 高い 大きい データセンターコロケーションや通 信会社など。初期投資が大きく売上 高が増えるまでが苦しい。資金調達 方法の確立と、規模の拡大が必要。 高付加価値化、限界利益向上をどの部分で達成するか?
    13. 13. 変動原価化するデータセンター投資 13 コロケが決まるたびに投資 人を抱えて運用保守請負 現実理想 資本集約度が高く限界利益が高いと言うまやかし データセンターを建てて サービスで稼ごう > 建物 (箱) 事業 (サービス) 売り上げを上げるために データセンター投資と採用が必要 <原価は変動費> データセンターを建てれば あとは固定費回収するのみ <原価は固定費> > 建物 (箱) 事業 (サービス) 限界利益率が高まるのは古いセンターを投売りし始めてから
    14. 14. データセンターの役割 ~変わらない価値~ データセンターの役割は、 「プロセッシング」「ネットワーキング」「ストレージ」 14 ? 過去 1990年代 現在 2010年代 未来 20XX年代 クライアントサーバ クラウド 新たな技術 求められているものは、いつの時代も「コンピューティングリソース」
    15. 15. コンピューティングリソース提供の変化 15 顧客は場所やサーバが欲しいのではなく コンピューティングリソースが欲しい 顧客が本当に欲しかったモノが中心に ハウジング コロケーション IaaS クラウド ? 携帯端末 通信料金 アプリ 課金 モバイルビジネス データセンタービジネス
    16. 16. 今後のデータセンターを取り巻く環境
    17. 17. ソフトウェア中心のデータセンター 17 ソフトウェアによる データセンター自動化 ソフトウェアによる データセンター仮想化 複数DCをひとつに 物理を意識させない より柔軟な調達 空調などの制御高度化 セキュリティ対策 物理作業の排除 利用者のためのソフトウェア 事業者のためのソフトウェア
    18. 18. ソフトウェアとロボットで変わるデータセンターの未来 18 モノがつながり ソフトウェアで制御され 高度に自動化される世界 多くのハードウェアはソフトウェアで価値が作り出されている
    19. 19. モノが売れない 時代 変わる価値観 19 セキュリティ 省エネ 使いやすさ 自動化 AI 垂直統合 水平分業 ソフトウェア 中心に
    20. 20. 本日のまとめ • 箱を建てる人 – データセンターの効率/品質はソフトウェアが決める – 日本の製造業の効率化を横展開 – 売ったら終わりでは責任を果たせない • 箱でビジネスする人 – 固定費を中心に限界利益改善という視点を – 自社でIDCのソフトウェアを書ける人材を – 購入した物をそのまま使ってはならない • 共通する課題 – ソフトウェアの高度化でセキュリティが重要に 20
    21. 21. ご清聴ありがとうございました

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