More Related Content Similar to 尾道大学情報処理センター20121113 Similar to 尾道大学情報処理センター20121113 (20) More from Kunihiro Maeda (11) 尾道大学情報処理センター201211134. 関心空間=ソーシャルグラフ+関心グラフ+データマイニング
URL Keyword
言語一致 ⃝⃝つながり
Interest
関心空間はその名の通り、人ではなく人の関心を単にしたネットワークです。Googleが
URLを単位にPageRankを生成したように、関心を単位にネットワークをグラフ化し
て、ランキングをし、『自分の関心のひとつ先』を可視化させることを目的に設計され
ました。つまりGoogleは誰にとっても正しいだろう検索結果表示するためにネットワー
クの関係性分析をしたのですが、関心空間は個人間のソーシャル・レコメンデーショ
ン・ネットワークを指向した設計でした。
Quantum ID!
collective intelligence mining laboratory!
11. マーケティング3.0におけるソーシャルメディアの社会的意義
現代マーケティング論の第一人者フィリップ・コトラ
ーがマーケティングの未来像を語る、注目の新著。本
書でコトラーは、これまでのマーケティングの潮流を
「製品中心主義」のマーケティング1.0から「消費者
中心主義」のマーケティング2.0への変化と整理した
上で、来たるべきマーケティング3.0は「人間中心主
義」になると予測する。人間中心主義のマーケティン
グとは、顧客を単なる「消費者」としてではなく、多
元的で能動的な存在、価値の創造に積極的に関わろう
とする人間として理解し、そのような顧客のニーズに
応えることを意味する。いくつかの先進的な企業は既
に、顧客の参加意識・創造性・コミュニティ意識・理
想主義といった深層的なニーズを満足させる製品・サ
ービス・企業文化を提示し始めている。そのようなマ
ーケティングを実現するには、環境・健康・社会問題
に取り組む企業の社会的責任を果たすことも重要な要
素となる。マーケティングの世界的な流れに関心を持
つすべての人々にとっての必読書(Amazon.co.jp
出版社/著者からの内容紹介)
Quantum ID!
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12. マーケティング3.0におけるソーシャルメディアの社会的意義
マーケティング1.0 マーケティング2.0 マーケティング3.0
製品中心のマーケティン 消費者志向のマーケティ 価値主導のマーケティン
目的
グ
製品を販売すること
ング グ
消費者を満足させ、つな 世界をより良い場所にす
?
ぎとめさせること ること
可能にした力 産業革命 情報技術 ニューウェブの技術
市場に対する企業の 物質的ニーズを持つマス マインドとハートを持つ マインドとハートと精神
見方 購買者 より洗練された消費者 を持つ全人的存在
主なマーケティン 製品開発 差別化→ブランド構築 価値→キャラクター化
グ・コンセプト
企業のマーケティン 製品の説明 企業と製品のポジショニ 企業のミッション、ビジ
グ・ガイドライン ング ョン、価値
価値提案 機能的価値 機能的・感情的価値 機能的・感情的
・精神的価値
消費者との交流 1対多数の取引 1対1の関係 多数対多数の協働(共創
/コミュニティ化)
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13. 10年後のソーシャルメディア・テクノロジーはどう進化しているか?
「消費者は、機能的、感情的な満足だけで
はなく、人間精神の満足および、世界をよ
り良い場所にすることを欲している」
フィリップ・コトラー
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35. 南方熊楠に見るGLOCALなアイデンティティー
「南方熊楠」は、紀伊国・和歌山県出身の博物学者、
生物学者(主に菌類学)、民俗学者。熊楠は博物学(特に
植物学)を基礎としているが、関連性のある全ての学問
を知ろうとする学風であったため、その知識の豊富さ
から「歩く百科事典」とまで称された人物。1892年
にイギリスにわたり、大英博物館東洋調査部に入り、
人類学・考古学・宗教学などを独学した他、世界各地
で発見・採集した地衣・菌類などの記事を科学雑誌
『ネイチャー』などに寄稿。帰国後は日本の民俗等を
世界の事例と比較して論じ、当時としては早い段階で
の比較人類文化学を展開。また新しい種70種の菌を発
見するなど菌類の研究でも成果を出し、民俗学の分野
でも『人類雑誌』『郷土研究』『太陽』『日本及日本
人』など多くの雑誌に論文を発表。主な著書(生前刊行
本)に「南方二書(1911年)」「南方閑話(1926年)」
「南方随筆(1926年)」「続南方随筆(1926年)」があ
る。昭和4年、紀南行幸の昭和天皇に田辺湾神島沖の戦
艦長門艦上で進講。粘菌標本を(キャラメルの空箱に
入れて)天皇に献上した。
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38. 南方曼荼羅の解説一部
さて、妙なことは、この世間宇宙は、天は理であるといったように(理は筋道)、図のように(図は平面にしか描けない。じつ
は高さ、幅の他に、厚さもある立体のものと見よ)、前後左右上下、いずれの方からも事理が透徹して、この宇宙を成す。その
数は無尽である。だから、どこひとつをとっても、それを敷衍追求するときは、いかなることをも見いだし、いかなることをも
なしうるようになっている。
そのはかどりに難易があるのは、図中(イ)のようなのは、諸事理の萃点(すいてん)なため、それをとると、いろいろの理
を見いだすのに容易で早い。(ロ)のようなのは、(チ)(リ)の2点へ達して、初めて事理を見いだす道筋にたどりつく。
それまではまず無用のものなので、入り用だけなことに汲々としている人間にはちょっと考え及ばない。(ニ)もまたそうで
ある。(ハ)のようなのは、さして入り用ではないことながら、2理の会萃しているところなので、人が気付きやすい。
(ホ)もまたそうである。(ヘ)ことに(ト)のようなのは、(人間を図の中心に立つものとして)人間に遠く、また他の事
理との関係がまことに薄いから、容易に気付かない。また実用が差し当たりない、(ヌ)のようなのに至っては、人間の今日
の推理の及ぶことができる事理の一切の境のなかで、(この図に現ずる〔ヌ〕をそのようなものとして)(オ)(ワ)の2点
で、かすかに触れているだけである。(ル)のようなのは、あたかも天文学上にある大彗星の軌道のように、(オ)(ワ)の
2点で人間の知りうる事理に触れている(ヌ)、その(ヌ)と少しも触る所がないが、近い所にあるので、多少の影響を
(ヌ)に及ぼすのを、わずかに(オ)(ワ)の2点を媒介として、こんな事理ということはわからないながら、なにか一切あ
りそうだと思う事理の外に、どうやら(ル)という事理がありそうに思われるというぐらいのことを想像し得るのだ。すなわ
ち図中の、あるいは遠くあるいは近い一切の理が、心、物、事、理の不思議で、それの理を(動かすことはできないが)道筋
を追跡することができたのだけが、理由(じつは現象の総概括)となっているのだ。さて、これらはついには可知の理の外に
横たわって、今少し眼鏡を(この画を)広くして、いずれかで(オ)(ワ)のように触れた点を求めなければ、到底追跡の手
がかりがないながら、(ヌ)と近いから多少の影響から、どうやらこんなものがなくてはおかしいと思われる(ル)のような
ものが、一切のわかり、知り得ることができる性の理に対する理不思議である。
さて、すべて画に現われた外に何があるか,それこそ、大日、本体の大不思議である。それまではここに説かずして、史籍以来また今
ある史籍一切の前に人間が知り得た理は必ずしも今の物不思議の範囲内に限らないとことと思う。
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39. インターネットとは、世界を紡ぐ技術
「現代物理学では、もはや世界は物体ではなく関
連のグループに分割される。・・・区別できるの
は関連であり、それが現象のなかでもっとも重要
な要素である。・・・このように世界は複雑な出
来事の織物という姿を呈する。異なった種類の関
連が入れかわり、重なりあい、組み合わさって、
全体の生地が決められるのである。」
According to quantum physics, the physical world itself
must be seen …not (as) a structure built out of
independently existing unanalyzable entities, but rather a
web of relationships between elements whose meanings
arise wholly from their relationships to the whole.
4. Henry Stapp, "S-Matrix Interpretation of Quantum Theory," quoted by Gary Zukav
in The Dancing Wu Li Masters, William Morrow and Company, 1979, p. 72.
世界は関係性の織物である。
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40. カルッア=クライン理論/超ひも理論/余剰次元/Compactification
宇宙は膨張を続ける無数の泡でできており,
1つ1つの泡の中では異なる物理法則が成り
立っている。ひも理論では、100の500乗
もの多次元の複雑な山脈の風景が描ける。そ
こに描かれた谷の1つ1つが,宇宙の泡の1
つ1つに対応する。きわめて長い時間でみる
と,宇宙の泡は1つの谷から別の谷へのジャ
ンプを繰り返している。私たちが見ている宇
宙は、そんな泡の1つの中にある、ごく1部
の領域に過ぎない。
43. 防護技術の一例(Trace Back)
独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長: 宮原 秀夫)は、組織内ネット
ワークにおけるマルウェア感染などを迅速に検知し、警告を発行する対サイバー攻撃アラ
ートシステム"DAEDALUS"(ダイダロス: Direct Alert Environment for Darknet And
Livenet Unified Security)の外部展開を開始しました。
http://www.gizmodo.jp/2012/06/_daedalus.html