マニュアルを考える第2回

1. マニュアルを考える
第2回
マニュアルの構成
2015/1/17

2. マニュアルを考察する要素
構成 主に章立て。マニュアル全体はどんな内容、順番で構成されて
いるか。
構造 完結する1つのパート（節、項、ページなど）が、どんなパーツ、
順番で構成されているか。見出し、ヘッダー、フッター、リード、
説明、参考、注意、補足情報など。
ページレイアウト デザイン、フォーマットはマニュアルの目的、ターゲットユー
ザーなどに合っているか。
ビジュアル イラスト、図、ピクトなどのビジュアル素材は見やすく、わかりや
すいか。
文章 文章のレベル、表現、用字用語、表記などはマニュアルの目的、
ターゲットユーザーに合っているか。
検索性 ユーザーは必要な情報、ページ、箇所を探しやすいか。
メディア 冊子、PDF、ヘルプ、HTMLなど提供するメディアはユーザーに
適して目的に合っているか。

3. マニュアル構成の考え方
分冊構成 上下巻、入門編、設定編、設定ガイド、チュートリアル、リファレンス
全体構成 表紙、前付、説明、付録、索引、その他、表4など
章構成 章構成は目的に沿っているか
項構成 章内の項構成は目的に沿っているか
節構成 項内の節構成は目的に沿っているか

4. マニュアル構成を決める
【サンプルマニュアルを元に実習】
① マニュアルの構成を書き出してみる
② 各パートの概要を抽出する
③ ターゲットユーザーの行動をシミュレートしてみる
④ パートを組み替えて最適化してみる
⑤ 新しい構成案を作る