第19回FDフォーラム分科会1発表
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第19回FDフォーラム分科会1発表 第19回FDフォーラム分科会1発表 Presentation Transcript

  • 大学教育改善のためのオープンエデュケーションの活 用 コンテンツの共有と再利用による改善 大阪大学サイバーメディアセンター 大阪大学教育学習支援センター 竹村治雄
  • あらまし ∗ ∗ ∗ ∗ ∗ ∗ 自己紹介 OCW や OCW コンソーシアム、 JOCW の状況 OER は教育改善につながるのか? オープンにすることの重要性 大阪大学教育学習支援センターのとりくみ まとめ
  • 自己紹介 ∗ 竹村治雄 ∗ 専門は情報科学( Human-Computer Interaction, Virtual Reality, Mixed Reality, 教育学習支援情報システ ム) ∗ 大阪大学 サイバーメディアセンター 教授 ∗   同   大学院情報科学研究科教授 ∗   同   全学教育推進機構 企画開発部長  ∗   同   本部事務機構 クリエイティブユニッ ト                       副 ユニット長 ∗   同   教育学習支援センター長  View slide
  • 自己紹介 その 2 ∗ 日本オープンコースウェアコンソーシアム代表幹 事 ∗ オープンコースウェアコンソーシアム 理事 ∗ ヒューマンインタフェース学会 会長 ∗ 情報処理学会 教育学習支援情報システム研究会  主査 ∗ 情報処理学会、電子情報通信学会、日本バーチャ ルリアリティ学会、 ACM 、 IEEE 各会員 View slide
  • advancing formal and informal learning through the worldwide sharing and use of free, open, high-quality education materials organized as courses. Open Sharing, Global Benefits The OpenCourseWare Consortium www.ocwconsortium.org
  • advancing formal and informal learning through the worldwide sharing and use of free, open, high-quality education materials organized as courses. オープンコースウェアとは ? An OpenCourseWare (OCW) is a free and open digital publication of high quality college and university‐level educational materials. These materials are organized as courses, and often include course planning materials and evaluation tools as well as thematic content. OpenCourseWare are free and openly licensed, accessible to anyone, anytime via the internet. オープンコースウェア( OCW )は、大学レベルの高品質の教育教材のフリー でオープンなデジタル出版物である。これらの教材は、コースとして構成され ており、テーマ別のコンテンツに加えて、コースプランニングのための材料や 試験、レポート課題などの評価ツールをしばしば含んでいます。 オープン コースウェアは、インターネット経由でいつでも、だれでもがアクセスでき、 無料でオープンなライセンスで提供されています。   ( OpenCourseWare Consortium Web ページより)
  • advancing formal and informal learning through the worldwide sharing and use of free, open, high-quality education materials organized as courses. A powerful idea パワフルな考 え 無償でオープンかつ高品質の教育マテ リアルを利用して、公式および非公式 の学習を発展させるための
  • 歴史的背景 ∗ 2002 年 10 月に MIT が 2 つの財団の支援を得て開始 、すべての授業の公開を目指す ∗ 可能な限りすべての講義の ∗ ∗ ∗ ∗ ∗ シラバス 講義ノート テキスト 演習課題 テスト問題        を公開し自由な利用を認める。
  • OCW 開始の背景 ∗ 2000 年当時 MIT はオンライン教育で他の有名大学 に遅れていた。 ∗ オンラインによる教育を開始するのではなく、他 の方法で他の大学に追いつく作戦として OCW を開 始した。 ∗ その後、積極的 OCW の考え方をプロモーションし た。
  • OCW は ∗ is a free and open digital publication of high quality educational materials, organized as courses. ∗ is available for use and adaptation under an open license, such as certain Creative Commons licenses. ∗ does not typically provide certification or access to faculty.
  • その後の動き ∗ MIT は積極的に OCW をプロモーションし、日本で も 2005 年 5 月にいくつかの大学が OCW を公開し た。 ∗ また、アメリカ、マサチューセッツに本拠を置く 、非営利団体 OpenCourseWare Consortium が設立 された。  ∗ 日本でも、任意団体日本オープンコースウェアコ ンソーシアムが結成された。 ∗ OpenCoruseWare Consortium はその活動を Open Education のプロモーションに方向を徐々に修正 ∗ Open Education Week
  • 世界中の 280 を超える機関や組織が 教育におけるオープンシェアリング をサポートしている。
  • The OCW Consortium • ~300 メンバー • ~18,000 コース http://www.ocwconsortium.org
  • advancing formal and informal learning through the worldwide sharing and use of free, open, high-quality education materials organized as courses. OpenCourseWare Consortium 維持会員 The African Virtual University Delft University of Technology Fundação Getulio Vargas – FGV Online Japan OpenCourseWare Consortium Johns Hopkins Bloomburg School of Public Health Korea OpenCourseWare Consortium Massachusetts Institute of Technology Netease Information Technology Co. Open Universiteit Taiwan OpenCourseWare Consortium Tecnológico de Monterrey Tufts University Universia Universidad Politécnica de Madrid University of California, Irvine University of Michigan University of the Western Cape
  • OCW コース数の推移 コンソーシアムメンバーによるオリジナルおよび翻訳コースの推移 2011 年 10 月現在 オリジナ ルコース 数 翻訳 コース数
  • 日本オープンコースウェアコンソーシ アム • 2005 年 5 月 13 日に日本オープンコースウ ェア連盟として発足 • 2006 年に日本オープンコースウェアコン ソーシアムと改称 • 大学、非営利団体、賛助会員企業で構成 16
  • 会員数 参加メンバーの推移 43 organizations ( 23 univs. 、 4 NPOs 、 16 companies ) OCWC Global 2011
  • JOCW メンバーによるコース数の推 移 OCWC Global 2011
  • JOCW メンバーサイトへの訪問者数の推移 2009 年 4 月はデータが欠落
  • OCW  /  OERの現状 欧米では、確実な進展が見られるが、日本での動き は緩やかである。     
  • OER は教育改善につながるの か? ∗ Open Source Software ∗ Wikipedia ∗ Creative Commons ∗ これらの動きを見ているとそれなりに有効な手段 となる可能性があるが
  • 教育改善 ∗ とにかくオープンにすることでも一定の効果 ∗ 授業公開 ∗ リアルタイムビデオ配信、講義映像収録 ∗ リポジトリの再利用の促進 ∗ 教材を複数の教員で作成する ∗ 様々なニーズに合わせたバージョンを作り再利用す る ∗ ひとつの授業に多額の予算をつぎこみ多数の受講 生を教育する ∗ MOOC なら可能 ∗ 世界に発信すると同時に自校の教育に活用する。
  • 大阪大学の取り組み ∗ 教育学習支援センターを設立(2013年6月) ∗ FD活動を通じて、オープンンエデュケーション の考えを浸透させる。 ∗ 種々のICT環境を整備して、教材の公開や授業 の公開を支援する。 ∗ LMS,講義映像収録、MOOC開発 etc.
  • 教育学習支援センター ∗ 平成 25 年から 6 年間の時限プロジェクト ∗ 能動的な学習の導入により、学びのスパイラルを 作る ∗ 全学的な FD 活動のワンストップサービスを実現す る ∗ 少ないスタッフで、最大の効果を得るために IT を 最大限利用する                  ↓             ∗ FD やプレ FD 、 RD にも e-Learning やアクティブ ラーニングを最大限利用する。 ∗ アクティブラーニングを支援する種々の整備を今
  • 教育学習支援機能の組織化による教育の高度化 大阪大学 のルーツ の の アクティブラーニングオナープログラム e ポートフォリオ e ラーニング 高度教養 副専攻・副プログラム 専門教育 主体的 な学 びによる十分 な学修時間 の確保 共通教育 各研究科 ・各学部 全学教育 推進機構 TA機能 自主研究 サイエンス ショップ キャリア形成 ワークショップ ワークショップ型 FD 課題発見型 インターンシップ 学 ② 課外における学びの支援 び ※ :グレー文字の内容は他経費による取り組み (キャリア開発機能の強化) 教 タ育 学 習 (支 援 セ TLSC TLSC 正の 正 課 課 ス と学 授 び業 パ課 で 外 正 イ の 課 授 ラ 業 学 外 ルび で 教育力 の充実 ー ー ① 教育支援機能の強化 )ン
  • ICT 支援型協働学習教室( 2 教室整備) 全学教育推進機構内の A212 教室を ICT 支援型協働学習教室として整備し、講義形式 の授業と協働学習教室への転換を授業時間内にスムーズに行える環境を整備した。 これにより通常の講義において、学生主体の学びの学習環境を実現した。 講義形式のイメージ 協働学習形式のイメージ スムーズ に変更 学生の主体的な学びを支援する教室環境 ・さまざまな学習シーンに対応可能な稼働式の椅子、机、ホワイトボードを配備。 ・窓側以外のすべての側面にプロジェクターを投影可能なホワイトボードを設置し、板書と投影を融合した 授業が可能。 ・ 4 面プロジェクター、 AppleTV 、マトリックススイッチを組み合わせ、教員及び学生のタブレットからど こにでも投影可能なマルチスクリーンを実現。
  • モバイルデバイス対応授業応答システム 全学教育推進機構講義室向けに、教員からの質問に学生が持参したスマートフォン などのモバイルデバイスを用いてリアルタイムに応答できるシステムを構築。これ により多人数の授業においても学生参加型の双方向授業が可能となる。また、IC T支援型協働学習教室においては、協働学習支援機能が利用可能となり、学生主体 の学習環境を実現した。 全学教育推進機構講義室 WiFi WiFi   or 携帯回線 ・ ・ ・ 教員用 iPad など ICT支援型協働学習教室(全学教育推進機構 A212 教員用 iPad リアルタイム 応答機能 学生用 iPad A212 設置の iPad を利用 学生所有のスマートフォン、タブレットPC を利用 サイバーメディアセンター 教員 質問登録 プロジェク タ ディスプ レイ用P C 協働学習支援機能 ・リアルタイム応答 ・イメージボード ・テキストボード ・ URL 配信 ・ファイル共有   等々 履修情報の連携 応答結果の 振り返り 応答結果の連携 大阪大学 CLE   ( 既 BeeDance 学生
  • 講義自動収録配信システム( Echo360 ) スケジュールにしたがって、教室での授業を、教員映像、音声、パワーポイントな どを学習コンテンツとして自動収録し、大阪大学 CLE と連携して、授業終了後に自 動的に CLE 上で受講生に公開することが可能。 スケジューリング収録 教員 PC のマイ HD カメラ 教員・板書映像 VGA 出力 ク 音声 EchoSystem 収録装置 蓄積 配信用 コンテンツの 自動生成 と蓄積 EchoSystem サーバ 自動 連携 CLE のコース上 に公開 大阪大学 CLE (既設) サイバーメディアセンター 豊中教育教育研究棟の 教員のPCでのオーサリングソフト サーバルームに設置 を全学ライセンスで提供 全学教育推進機構 12 教室に設置 配信 学習コンテンツ さまざまな情報端末で視聴 学生は PC ( Web サイト)、 iPhone 、 iPad 、 Android などの 情報端末から視聴可能
  • ふたつのアプローチ トップダウンアプローチ ∗MOOCコースを開発し、大学のグローバル化に対 応すると同時に、学生の教育にも活用する ∗Open Education運動を積極的に支援 する。 ボトムアップアプローチ ∗FDを通じてLMS上に蓄積する教材を、オープン なもの或いはCCライセンスで公開できるようにす る。 ∗デフォルトで講義映像を収録し、アーカイブする。 ∗これらが蓄積できれば、OCWやMOOCへの転換 が容易になる。
  • トップダウンの展開 トップダウンアプローチ ∗MOOCコースを開発し、大学のグローバル化に対 応すると同時に、学生の教育にも活用する。 ∗ 日本の大学として発信する価値のある講義を、発信 する。 ∗ アジアの大学としての文化的背景を加味した講義を 発信する。 ∗ 教養教育レベルで、全学生が受講できる講義を準備 する。 ∗ 学内に教材作成のユニットを設置する。 ∗Open Education運動を積極的に支援 する。 ∗ 国際コンソーシアムに加盟し、世界の動きをしると 同時に支援する。
  • ボトムアップの展開 ボトムアップアプローチ ∗FDを通じてLMS上に蓄積する教材を、オープン なもの或いはCCライセンスで公開できるようにす る。 ∗ 積極的なOCW活動参加への呼びかけとインセン ティブの付与 ∗ 他のCCライセンスの教材の利用を促進。 ( 英語の講 義であればやりやすい) ∗ 著作権に関して教員を支援する組織を用意する。 ∗デフォルトで講義映像を収録し、アーカイブする。 ∗ 自動講義集録装置の設置と配信
  • © 2012 Phil Hill. EDUCAUSE Review, vol. 47, no. 6 (November/December 2012)
  • http://edutechnica.com/moocmap/
  • http://edutechnica.com/moocmap/
  • MOOCs ルーツと課題 © 2012 Phil Hill. EDUCAUSE Review, vol. 47, no. 6 (November/December 2012)
  • まとめ 欧米でのオープンエデュケーションの進展 ∗高等教育の需要がこれから高まる地域に対して、教 育コンテンツや教育サービスを提供し高等教育市場 の主導権を得る。 日本語による教育コンテンツ ∗一部を除いてグローバルな利用は困難 ∗グローバル化に対応して優れた英語コンテンツを提 供する。(各大学の特色を活かしたコンテンツの提 供) ∗同時に、大学教育の改善に必要十分な日本語による 教育コンテンツを蓄積し、教育改善につなげること が必須。(すべての大学が参加可能)