1. プログラミング技法特論#05 N.Shimizu chiko at kaetsu.ac.jp 10.5.17 1 プログラミング技法特論 N.Shimizu<chiko at kaetsu.ac.jp>

2. 条件分岐 ある条件が成立しているかどうかによって処理を変えること Processingではif文を使って表現する 10.5.17 2 プログラミング技法特論 N.Shimizu<chiko at kaetsu.ac.jp>

3. if文 if(条件){ 条件が成り立っている場合の処理 }else{ 条件が成り立たない場合の処理 } 10.5.17 3 プログラミング技法特論 N.Shimizu<chiko at kaetsu.ac.jp>

4. 3つの場合 if(条件1){ 条件1が成り立っている場合の処理 }else if(条件2){ 条件２の成り立っている場合の処理 }else{ 条件１も２も成り立たない場合の処理 ｝ 10.5.17 4 プログラミング技法特論 N.Shimizu<chiko at kaetsu.ac.jp>

5. 数値の比較 10.5.17 プログラミング技法特論 N.Shimizu<chiko at kaetsu.ac.jp> 5

6. こういう絵を描いてみよう 6 論理思考とプログラミング #08 N.Shimizu 09.12.3

7. AかつB 10.5.17 プログラミング技法特論 N.Shimizu<chiko at kaetsu.ac.jp> 7 ココ

8. AまたはB 10.5.17 プログラミング技法特論 N.Shimizu<chiko at kaetsu.ac.jp> 8 A,B全部

9. 論理演算子 10.5.17 プログラミング技法特論 N.Shimizu<chiko at kaetsu.ac.jp> 9

10. こういう絵を描いてみよう 10 論理思考とプログラミング #08 N.Shimizu 09.12.3

11. for文：繰り返しを書く第二の記法 for(事前にやる処理; 条件; 毎回最後にやる処理){繰り返しの処理 } 事前にやる処理; while(条件){繰り返しの処理毎回最後にやる処理; } 10.5.17 プログラミング技法特論 N.Shimizu<chiko at kaetsu.ac.jp> 11

12. for文で書き直してみよう ウィンドウサイズは400x400 背景は黒 200個の正方形と200個の長方形がランダムな場所に描かれている 塗りの色はランダム 各辺の長さはランダム 2010.4.27 12 プログラミング技法特論 N.Shimizu <chikoski at kaetsu.ac.jp>

13. for文で書き直してみよう ウィンドウサイズは400x400 背景は黒 20x20の正方形をびっちり敷き詰める 一つ一つの色はランダム 2010.4.27 13 プログラミング技法特論 N.Shimizu <chikoski at kaetsu.ac.jp>

14. インタラクションを加えてみよう 09.12.3 論理思考とプログラミング #08 N.Shimizu 14

15. インタラクション 二つのものがお互いに影響しあうこと 相互作用 interaction 人間とコンピュータプログラム 人間の操作がプログラムの振る舞いを変える プログラムが人間の操作を変える 10.5.17 プログラミング技法特論 N.Shimizu<chiko at kaetsu.ac.jp> 15

16. プログラミングのモデルが変わります 今まで： 上から順番に実行される フロー駆動型 (flow driven) これから イベントに対応した部分のみ実行される イベント駆動型 (event driven) 16 論理思考とプログラミング #08 N.Shimizu 09.12.3

17. イベント マウスのボタンが押される マウスのボタンが離される キーボードのキーが押される キーボードのキーが離される 一定期間が過ぎる 17 論理思考とプログラミング #08 N.Shimizu 09.12.3

18. Processingのテンプレート void setup(){ } void draw(){ } 10.5.17 プログラミング技法特論 N.Shimizu<chiko at kaetsu.ac.jp> 18

19. Processingのテンプレート void setup(){ } void draw(){ } 10.5.17 プログラミング技法特論 N.Shimizu<chiko at kaetsu.ac.jp> 19 プログラム起動時に実行してほしいことを書く

20. Processingのテンプレート void setup(){ } void draw(){ } 10.5.17 プログラミング技法特論 N.Shimizu<chiko at kaetsu.ac.jp> 20 一定間隔で実行して欲しいことを書く

21. プログラムの例 float x, y; void setup(){ size(400, 400); colorMode(RGB, 100, 100, 100, 100); background(0, 0, 0, 100); noStroke(); x = 0; y = 0; } void draw(){ background(0, 0, 0, 100); x = x + 0.5; y = y + 0.5; fill(100, 0, 0, 100); ellipse(x, y, 20, 20); } 10.5.17 プログラミング技法特論 N.Shimizu<chiko at kaetsu.ac.jp> 21

22. メソッド プログラムの一部分に名前をつけたもの メソッドの宣言：名前をつけること 部分の指定：{}で囲む 引数と返り値を持つ 引数：パラメーター 返り値：仕事をした結果 10.5.17 プログラミング技法特論 N.Shimizu<chiko at kaetsu.ac.jp> 22

23. さっきのプログラムでは void setup(){ size(400, 400); colorMode(RGB, 100, 100, 100, 100); background(0, 0, 0, 100); noStroke(); x = 0; y = 0; } 10.5.17 プログラミング技法特論 N.Shimizu<chiko at kaetsu.ac.jp> 23 この範囲に対してsetupという名前をつけた

24. void setup() 10.5.17 プログラミング技法特論 N.Shimizu<chiko at kaetsu.ac.jp> 24 返り値の型 名前

25. 型 10.5.17 プログラミング技法特論 N.Shimizu<chiko at kaetsu.ac.jp> 25

26. void setup() 10.5.17 プログラミング技法特論 N.Shimizu<chiko at kaetsu.ac.jp> 26 このメソッドは返り値を返さない

27. draw: 一定間隔で実行される部分 void draw(){ background(0, 0, 0, 100); x = x + 0.5; y = y + 0.5; fill(100, 0, 0, 100); ellipse(x, y, 20, 20); } 10.5.17 プログラミング技法特論 N.Shimizu<chiko at kaetsu.ac.jp> 27

28. どうなるか考えよう void draw(){ background(0, 0, 0, 100); x = x + 0.5; y = y + 0.5; fill(100, 0, 0, 100); ellipse(x, y, 20, 20); } 10.5.17 プログラミング技法特論 N.Shimizu<chiko at kaetsu.ac.jp> 28 backgroundを消す

29. マウスに関する変数 10.5.17 プログラミング技法特論 N.Shimizu<chiko at kaetsu.ac.jp> 29

30. mousePressedの使い方 if(mousePressed){ マウスが押された時の処理 }else{ マウスが押されなかった時の処理 } 10.5.17 プログラミング技法特論 N.Shimizu<chiko at kaetsu.ac.jp> 30

31. mouseButtonの使い方 if(mousePressed){ if(mouseButton == LEFT){ 左ボタンが押されたときの処理 }else if(mouseButton == RIGHT){ 右ボタンが押された時の処理 } } 10.5.17 プログラミング技法特論 N.Shimizu<chiko at kaetsu.ac.jp> 31

32. 宿題その1 マウスがクリックされている間、四角が斜めに移動する それ以外の時は円が斜めに移動する 例に使ったプログラムを変更して書こう 10.5.17 プログラミング技法特論 N.Shimizu<chiko at kaetsu.ac.jp> 32

33. 宿題その2 マウスカーソルのある位置に円を描く 10.5.17 プログラミング技法特論 N.Shimizu<chiko at kaetsu.ac.jp> 33 カーソルが移動

34. 宿題 左クリックした時だけ、マウスカーソルの位置に円を描く マウスがクリックされる度に、ランダムな位置に、ランダムな大きさ、ランダムな色で円を10個書く 10.5.17 プログラミング技法特論 N.Shimizu<chiko at kaetsu.ac.jp> 34