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  • 1. Photoshopの使い方間違ってませんか? 教科書では教えてくれないPhotoshop こもりまさあき
  • 2. 1972年生まれ。フリーランス 大学時代から都内制作会社で5年ほど入出力からデザイン、 サーバやネットワーク管理などに並行しながら従事するも、 自分だけ社員旅行に行けなかったため退職 現在は、Webや携帯などインターネットに関わる業務全般、 テクニカルライティングや講師での活動が中心。 呼ばれればミュージシャンのライブやタレントの撮影なども 写真撮影は、仕事のついでに始めたのがきっかけで独学。 Flickrにアップしている写真は、wikipediaやwired、real simpleなど、海外のメディアでもたまに使われてます こもりまさあき 自己紹介 http://flickr.com/h4ck http://bit.ly/mynameis
  • 3. 本日のアジェンダ • 知っておきたいカラーマネジメント • Photoshopでの作業のポイント • 適材適所でツールを使い分ける色補正
  • 4. 知っておきたいカラーマネジメント
  • 5. • Safariは、以前から「有効」 • Firefoxは、最新版の3.5.x以降はデフォルト「有効」 3.0.xは、ユーザーが手動で有効にできる • Internet Explorerは、現時点で「未対応」 カラーマネジメントできるようになると、意図した色が出せるように ブラウザでのカラーマネジメント時代到来? 自身の環境が対応しているかは、ICCのWebサイトでチェック可能。 http://www.color.org/version4html.xalter
  • 6. OSやブラウザの色の扱いやカラーマネジメント特性を理解すれば、 自分が意図した「正しい色味」に近い状態で見せることができる 裏を返せば、既に「違う色味」が表示されている可能性も… カラーマネジメントの知識は必要? OS X Safari 4 / Adobe RGBの表示例 OS X Firefox 3.5 / Adobe RGBの表示例 Windows Vista IE 8 / Adobe RGBの表示例 カラーマネジメント有効 カラーマネジメント有効 カラーマネジメント無効
  • 7. • モニタ、携帯電話 • スキャナー、デジタルカメラ • 家庭用プリンタ、業務用プリンタ、テレビ デジタルデータを取り扱うデバイスは、 すべて統一された規格のもとに生産されているわけではない デバイスは、それぞれ色の解釈がちがうもの それぞれが異なるデバイス特性を持っている
  • 8. 「色空間」はデバイスが再現できる色の範囲 「カラープロファイル」は、そのデバイスで 異なる色空間や特性を定義したファイル 覚えておこう。色空間とカラープロファイル プロファイルだけがあっても意味がない そこで「カラーマネジメント」が必要
  • 9. デバイス毎の色の特性を定義して、異なるデバイスであっても適切に 変換できれば、「色が違う!」という問題は起こりにくい カラーマネジメントとは「色の翻訳作業」
  • 10. sRGBで保存すればいいんでしょ? 一般にRGBは「sRGB」の色空間でやりとりすれば安全とされている • 事実上、sRGBがインターネットの標準色空間 • sRGBでの色表示を標準としたデバイスや環境が多い • カラーマネジメントできない環境があるなら、 sRGBにしてやりとりするのが、現時点で最善の方法 だから、sRGBにしておくのはある意味正しい
  • 11. • カメラマンが、Adobe RGBやProPhoto RGB使ったり • コンパクトデジカメも一部でAdobe RGBが利用できたり • 液晶は、Adobe RGBの色再現率を売りにしていたり データのカラープロファイルを意識しなければならない時代に しかし、世の中も徐々に変わり始めている 必ずしも元ファイルがsRGBでない可能性がある
  • 12. ちなみに。こんなに違う色の再現領域 sRGBとAdobe RGBの再現領域を比べるとこのような違いがある sRGBの色空間 Adobe RGBの色空間。sRGBと比べると緑の色域が広い
  • 13. 違いを知らずに処理してしまうと… プロファイルを無視して適当に開いた場合 プロファイルを適切に処理して開いた場合 送った写真の色と 全然違うんじゃない? ということが起きる
  • 14. だから、適切に処理しないとまずい
  • 15. でも大丈夫。ぼくらにはPhotoshopがある
  • 16. Photoshopでの作業のポイント
  • 17. 1. 入力時(ファイルを開く際)の処理 2. 色校正機能を活用、そして用途に合わせた変換処理 3. 保存や書き出し時のプロファイルの取り扱い 非常に優秀なカラーマネジメントシステムが搭載されている 作業時のポイントは3つ Photoshopでのカラーマネジメント
  • 18. プロファイルを無視(上)すると全然違う色 • 自分の作業環境をきちんと認識 • プロファイルを無視しない! • 埋め込まれたプロファイルで開く (または作業スペースに変換) 画像にプロファイルが含まれている場合、 その取り扱いを間違えると悲惨なことに! 開く時には、プロファイルを無視しない! Photoshopのプロファイル選択ダイアログ Photoshopのカラー設定やBridgeのCreative Suiteの カラー設定。作業環境+プロファイルの処理を確認
  • 19. 作業用の色空間が異なる場合は、「色の校正」で プレビューしながら作業すれば、大体のイメージ はつかめる • 「色の校正」でプレビュー • 「プロファイル変換...」で変換! • 「プロファイルの指定」ではない! 作業用の色空間が異なる場合は、 校正機能でプレビューしながら作業を進める 最終的に「対象となる色空間」に変換 色の校正でプレビュー、最後は適切に変換 最終的に編集メニューの「プロファイル変換...」 で適切な色空間に変換する
  • 20. CS 3は「sRGBに変換」のオンオフのチェックが 矢印の先に隠れている。設定を確認しよう • CS 2までは、前工程で変換必須 • CS 3 / CS 4は、 「Webおよびデバイス用に保存」で sRGBに変換可能 JPG / TIFF / PSDで保存時は、ファイル中に カラープロファイルを埋め込み可能。 Webおよびデバイスに保存時は注意が必要 保存や書き出し時も一応チェックを 最終的な色空間に変換する
  • 21. ということで、ここまでの流れをおさらいをしましょう DEMO
  • 22. 適材適所でツールを使い分ける色補正
  • 23. OS Xはシステム環境設定の「ディスプレイ」で • Windowsは「Calibrize」 • OS Xは、システム環境設定の 「ディスプレイ→カラー→補正」 • 市販のツールという選択肢も モニタは買ってそのまま使うものじゃない。 本来、数週間に一回ぐらい調整が必要なもの その前に。簡易的でもモニタの調整を http://calibrize.com Windowsは「Calibrize」で簡易調整 こもりのブログ(http://blog.gaspanik.com)にて、 双方のOSでの設定の流れをフォローアップします。
  • 24. トーンカーブは、色補正に関わる作業を一度にで きる優れた機能であることは事実。だが、「自動 補正」だけで終わるほど、世の中甘くはない • 慣れないとかえって時間がかかる • 自動補正で処理できない写真も多い • あのラッセル・ブラウン曰く 「トーンカーブはデータを壊す」 「トーンカーブ」は、一つのダイアログだけ で一度に補正処理のできる優れた機能。 決して、使うことが悪いわけではない とりあえずトーンカーブ? いやいや ※10何年前に都内でおこなわれたイベントでの発言
  • 25. ヒストグラムを見れば、写真の色の成分が視覚的 に確認できる • RGB(CMYK)のデータを視覚化 • ハイライトとシャドウの本当の状態 • 画面よりヒストグラムの状態を見る ヒストグラム = 色のデータ分布図。 色の割合を見ながら補正するクセをつけよう 補正の友達、ヒストグラム
  • 26. 必ずしも適正が良いとも限らない。 被写体によっては、ハイキーやローキーにもなる • シャドウからハイライトの範囲に 満遍なくデータがある状態が適正 • 適正露出が良いとも言い切れない • カメラは、適正露出にしたがる 適正露出はデータとして正しい状態のこと。 しかし、必ずしも適正である必要はない 適正露出。こだわる?こだわらない? 明るい場所で明るいまま撮るなら露出補正を「+」に。 暗い場所を暗いままなら「ー」方向に補正して撮影する
  • 27. • ハイライトとシャドーの位置を修正 • 全体のレベルを適正に補正するか、 各チャンネルを個別に補正するか 「レベル補正」の機能を使えば、ハイライト とシャドーを調整するだけで終わることも まず、レベル補正。それだけで終わるかも
  • 28. レベル補正だけでこう変わる レベル補正前 RGBのチャンネルを補正 RGB各色のチャンネルを個別に補正
  • 29. • 全体の明るさを調整したい → 明るさ・コントラスト • 被っている色を除去したい → カラーバランス • 全体の色相がおかしい、彩度をあげたい → 色相・彩度 • 特定色を調整したい → 特定色域の変換、色の置き換え… 明るさやコントラスト調整、色被りの除去や特定色の変換など、 補正したい目的に合わせて最適な機能をチョイスする 微調整は、目的にあわせて機能を選ぶ
  • 30. 「S字カーブ」の曲線にすれば、コントラストが あがる • 特定のレベルやコントラストの調整 • すべてをわかってる人はご自由に w 特定の部分だけ色を強くしたい、全体のコン トラストを微調整したい時などに使う トーンカーブは、最後の最後に
  • 31. では、色補正をステップ・バイ・ステップでやってみます DEMO
  • 32. 本日のまとめ • カラーマネジメント理解すれば、間違いは起きにくい • ファイルを開くときは、プロファイルを無視しない • 補正は手数を少なく、目的にあわせて機能を選ぶ • 保存や書き出しの時は、用途にあわせて適切な変換を
  • 33. この先いつになるかわからないけど、 豊かな色表現ができることを期待して 本日は、ありがとうございました

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