Leaf2010_Report

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LEAF Forum Japan Session2010 Report

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Leaf2010_Report

  1. 1. 東アジアの発展のために、今こそ課題解決に向けた動きをLEAF2010 東アジア国際学生フォーラム 日本セッション最終報告書特集「課題先進国、 日本」「世界経済の構造転換と東アジア」-P13東アジア発、 グローバルリーダーを輩出せよ -P15 !世界に、求められる人材へ-P21繋ぎ紡げ、東アジアの文化、 未来 -P27 人、 ! LEAF日本実行委員会
  2. 2. 目次 代表あいさつ  LEAF結成から3年、この3年間の間に「東アジア  学生だからこそ、常識やしがらみを越えてゼロか 共同体」という言葉はアイディアから具体的な構 ら創ることができる。日中韓の学生が協働し、互い 想へと着実に深化してきました。しかし、同時に各 に共通する課題の解決に向け行動していくという 03. 代表挨拶            国の利害や思惑から、実現に向け多くの困難が LEAFの活動が未来の「東アジア共同体」の礎と 顕在化しています。 なり、私たちの活動を分野・地域・世代を超えて広 04. LEAFコンセプト          私たちは日本・中国・韓国、ひいては東アジア げていくことで未来の「東アジアの発展」を実現で 06. これまでの歩み 地域全体の人々が「東アジア」という地域の人間と きると信じています。 07. LEAF組織図 して互いに尊重し合い、「東アジアの発展」という  本報告書は2010年9月26日~10月2日にかけ 07. 年間活動   同じビジョンのもと協働することができることを確信 て開催されました『LEAFフォーラム2010 日本セ 08. LEAFフォーラム2010コンセプト しています。なぜなら、私たちはすでに知ってい ッション』の活動をまとめたものとなっています。こ 10. フォーラム概要      るからです。出会い、議論し、行動することを通じ の冊子がLEAFとみなさまの新たなつながり、ある 12. シンポジウム          て私たち「東アジア」の人間が協働できることを。 いは更なる絆をつむぐ架け橋となることを願って 14. 経済分科会           私たちはすでに実践しているからです。今はまだ います。 日本  小さな範囲ではあるけれど、一緒のビジョンをもと 20. 文化分科会           東京大学  和田 朋子 に協働することを。 26. 教育分科会           32. 文化交流会                        34. 参加者からのメッセージ 36. トップリーダーからのメッセージ   Is there anyone who still doubts if East Asian countries can talk with each other? Is there any- 38. LEAF顧問メッセージ one who still imagines that Leafers are here just 39. スタッフメッセージ to have fun? Is there anyone who still wonders if 39. アート担当スタッフ紹介  this forum was a success or not? 40. 写真集       Those five days we spent together are our an- 42. 助成団体・協賛企業一覧    swers!!! I want to thank all the staffs of LJC,LKC 43. スタッフ紹介         and LCC. Thanks to our cooperation and hard work, we have gone beyond success!!! Lastly, I think it’s our time now. It’s our time to lead the new age, to open a new phase of interaction and communication among our three countries. After we go back home to our own 中国  countries, let’s keep in close touch and pursue Beijing University  Chenlin more in our future studies and actions!!! when people are more willing to take others dence in ourselves but not arrogant, finding opinion without their prejudice. stable way to reach goal but also willing to  As we all are university students, the take risks, do things with passion but with possible future leaders of each country, it is logic. We live limited period of time and we very important to communicate and LEAF have very little time as young man, and we offers great opportunity for that. Through should value this short period of time, see this forum, I got to know more Japanese more, learn more, experience more, enjoy and Chinese friends, got chance to know every single thing that you can only enjoy more about them, how I have misunderstood during your university life. them. Even though geographically, three  I’ve mentioned this at the opening sym- countries are very close, it is very surprising posium of LEAF Japan 2010 Session, when to know people in three countries think very you get to know one person and made link 韓国  differently and it is really important for us to between different people, this isn’t mean Beijing University Dongin, Ha  understand this as “differences”, but not as that he or she will be the only one who you “incorrectness”. There are a lot of people made link with. He or she will have stronger  21st century is different from world making such mistakes, it’s not the matter of link with you, but it also means about 250 that our previous generation had lived in. right or wrong, it’s just similar and different, people will have the same image of you as With the economic development in Japan, and this simple thing makes great difference he or she had. So it isn’t just about me and Korea and China, and with the progress of during interactions, which people from three you, it’s about me and 250 other people globalization, the world power have started countries are lacking before and even these that knows you, and that is why we have to moving from Western world to Eastern days. do our best in every single relationship that world. And as three major countries in East  Moreover, since we are university stu- we have and try to leave our best impression Asia, relationship between Korea, Japan and dents, we are free from different restraints. to others. And I am really looking forward to China is getting more important. However, As young man, we can be idealistic, we are make more links between more Japanese and the relationship between three countries allow to make mistakes, we allow to question Chinese until I can get to know every single isn’t so idealistic. There are historical con- this world and try our best to make better person in Japan and China directly and indi- flicts, cultural misunderstanding, disputes world. We have passion to it. We were little rectly! Hope to meet a lot of people through on island and so on. The way to improve too young during high school and we don’t LEAF before I graduate! current situation is communicate with each have such a competitive life compare to Thank you. other more, especially among young man, people in society. We should have confi-02  目次 代表あいさつ   03
  3. 3. LEAFコンセプト  東アジアの発展のために、  東アジアの発展のために、     今こそ課題解決に向けた動きを      今こそ課題解決に向けた動きを Background:巨大な可能性を秘める東アジア Mission:東アジアの協働を実現せよ! LEAF活動コンセプト  世界一の人口・経済成長率・歴史的、文化的  しかし、東アジア地域の核となるべき日本・ Linking East Asian Future Linking East Asian Future ~東アジアの未来をつなぐ 蓄積を持つ「東アジア」。秘められた発展の可 中国・韓国はそれぞれに独自のビジョンで未 LEADERS LEADERS 東アジアの将来のリーダーとなる意識の高い学生を集める 能性を最大化するために、また一国では解決 来を描き、必ずしも地域協働に向けて動いて GROWTH GROWTH すべての仲間が東アジアのリーダーとしての自覚を持ち、高め合う できない現代の課題に立ち向かうために、い いるとは言えません。私たちは今こそ東アジア CROSS CROSS 分野・国籍・世代にとらわれない交流・協働によって真のアジアの協力を実現する ま東アジアの地域協働が求められています。 の発展のために、相互理解(違いを知ること) ACTION ACTION 理想を描くだけでなく、実際の行動を通じて東アジアの課題解決を実行する それに呼応するように現在、東アジアの地域 にとどまらず、相互協力(長所を生かし、短所 協働は、経済協力を柱とする「東アジア共同体 を補って共通利益を創出すること)を目指す TH, 構想」の提唱をはじめ、様々な形で試みられて べきではないでしょうか。  G ROW います。  日本、中国、韓国の3か国の将来のリーダー となる学生たちが、東アジアに共通する課題 OSS, の解決に向け互いの知恵を出し合い、協働す CR る。各国の学生・社会・企業・政府・メディア、 あらゆる団体を巻き込んで、強く大きくなって TION. いく東アジアのリーダーたちの絆とネットワーク AC は、未来の東アジアをつなぐ架け橋となると信 and じています。04  LEAFコンセプト LEAFコンセプト   05
  4. 4. これまでの歩み LEAF組織図 代表 副代表  渉外局は、LEAFと支援してくださる方々Oct, 2007 LEAF日本実行委員会創設 を繋ぐ役割を担っています。具体的には、 協賛金、物品協賛によるご協力を募ること、 「隣国の同世代と話してみたい。」「日中韓・東アジアから世界を良い方向へ変えていきたい」 支援をくださる方々を各種イベントにご紹 渉外局 海外対応局  海外対応局は、LEAF中国、韓国委員会と の連絡と交渉を担当するLEAF海外窓口でこの2つのミクロとマクロの想いから始まったLEAF。3カ国でそれぞれ委員会が立ち上げられ、 介すること、事業報告を対外的に行うことな す。LEAFの各活動やイベントの企画と準備を中活動が始まりました。各国異なる文化・背景をもつ状況のもと、ビジョンを固め、企画を創り上げ どを担当しています。 韓委員会と共に進めるに当たり、LEAF日本実るため、国を越えた議論が連日行われました。何もかもが初めての経験であり、多くの不安を抱 行委員会を代表して、中韓側の委員会と電話やえながらも、議論を重ねるうちに創設の想い、そしてそれを実現させられるという自信は強まって メールなどを通した交渉と調整を担当します。いきました。  広報人事局では、広報に関わること、 人に関わることの2種類の役割を担って May, 2008 LEAFフォーラム2008 日本セッション います。フォーラム期間の働きとして、前 広報人事局 財務局 者では各媒体を通じた外部への告知や 財務局の主な業務は団体の資金管理です。 参加者募集、後者では参加者の方への 適正かつ健全に団体の資金が運用されるよう管理監督する局であ  LEAF創立後、第一回として開催された「LEAFフォーラム2008日本セッション」。農業・環境・ 各種対応を行っています。 り、具体的にはLEAF全体を見渡した包括的な視点から、予算の修 経済をテーマにディスカッション、企業・省庁へのフィールドワークを行ないました。小宮山宏氏 正や各局への指導、財務規則の修正等を行います。 (東京大学総長(当時))や北城恪太郎氏((株)IBM最高顧問)をはじめとする産官学各界のリ ーダーにおこし頂いたシンポジウムには学生約300名が集まりました。企画・運営、全てが初め ての試みというなかで、多くの支援を受けて成功を収め、その様子はNHKにより全国へ放送さ れました。 年間活動 Nov, 2008 LEAFフォーラム2008 中国セッション FLAP ( Freshman Leaf Asian Party) ブログ http://blog.livedoor.jp/leaf_japan/  中国にて初開催となる、LEAFフォーラム中国セッションが2008年10月19日~10月22日の  LEAF新入生による留学生との交流企画。基本的に新入生  LEAFのブログは、2007年にLEAFが誕生して以来運営されています。 期間で開催されました。「文化」と「経済」の2つの分科会に分かれ、3カ国学生54名が短い期 のみにより企画、運営され、上級生はアドバイザーという形で これまでにLEAFに所属してきたスタッフたちの紹介や普段の活動紹 間ながら活発な議論を行いました。日本舞踊、中国の弦楽器「二胡」を交えた最終報告は大 参加します。新入生が独力で企画、運営することで、新入生 介、そしてスタッフの日中韓に対する考え方や意見を発信する場として いに沸いきました。また議論以外にも、食事、観光等中国の文化を肌で感じながら互いの親 の結束が強まるとともに、企画の運営法を学んでいきます。 大きな役割を担っています。今年のLEAFブログは、フォーラム中のリア 交を深め、持続的な関係を育みました。 今年度は、中韓の留学生約30名を集め、クイズ大会&東京名 ルタイム更新という新たな試みを行いました。オリンピックセンターでの 所観光を行いました。クイズ大会では、日中韓に関連したク イベント運営にいそしむ真っ只中のスタッフの視線を通じて、少しでも イズがだされ、日中韓混合チームで互いに競いあいました。 感動を共有できたらという思いからで 東京観光では、 す。LEAFは今後も、少しでも多くの人 皇居と浅草を観 にLEAFの活動を知ってもらえるよう、Aug, 2009 LEAF×ISO観光フォーラム 光し、留学生に 情報の発信を続けていきます。 伝統ある日本 中国の学生団体ISOの協力を得て、LEAF観光フォーラムを2009年8月1日~8月6日の期間で開催 の姿を紹介しましました。このフォーラムは、幾つかのテーマに対してアプローチをかける通常のフォーラムとは異な した。 ホームページ http://leaf-japan.net/leaf/り、観光にテーマを絞り、「日本の魅力の再発見」を目的としていました。日中の学生40余名がフィールドワークを通じて、浅草、上野等の下町地区を中心とした東京の観光地を隅々まで巡りました。ガイドブックには載っていない東京を体験し、最終報告では観光庁、台東区の観光課の方をお招きして、  LEAFのネット上の顔である公式H日本の観光政策への提言を行いました。 P。LEAFのタイムリーな情報や活動 実績、トップの社会人の方々からのメ ッセージ、スタッフのプロフィールなど Nov, 2009 LEAFフォーラム2009 日本セッション かむかむじゃぱん を掲載しています。フォーラムや留学 生企画、団体内企画については、写真を数多く掲載している他、フォー  2度目となるLEAFフォーラム日本セッションは2009年11月1日から11月5日の期間で行われまし  LEAFでは東アジア各国学生・企業とのネットワーク、国内 ラムの活動報告書も見ることが出来ます。ブログとの連携により、毎日多 た。メディア・環境・経済の3つのテーマが設定され、それぞれ歴史認識、越境汚染、人材戦略に問 留学生とのネットワークを生かし、自治体・企業に観光客を誘 くのページビューがあり、公式HPを見てLEAFに興味をもち、フォーラ 題意識を据え、活発な議論を行いました。最終報告においては、メディア分科会ではフォーラムを 致する手助けをしています。具体的には飲食店メニューの多 ム参加やスタッフ加入を希望する人も多くいます。また、中国・韓国の学 通してどのように認識が変わったかが発表され、環境分科会・経済分科会ではそれぞれの問題につ 言語化や受け入れマニュアルの作成、海外へのプロモーシ 生や社会人にも見ていただけるよう、英語のHPも開設しています。 いて、関連する省庁・企業の方々に政策・戦略の提言を行い、社会に対して影響力を与えることを ョンなどを行い、産官学連携プロジェクトとして自治体・企業 目指しました。 様と連携し、実績を挙げています。また観光という交流を通じ て、日本をもっとよく知ってもらうことも目標としており、2009年 LEAF-SNS 夏には日中観Aug, 2010 LEAFフォーラム2010 中国セッション 光フォーラム  LEAFでは、独自のSNSを運営していま を主催。中国 す。フォーラム終了後も、そこで生まれ 2010年8月8日~16日まで中国の北京で、中国セッションを開催しました。主に北京大学を舞台 の大学生に日 た人々のつながりを保ち続ける目的でとして日中韓の学生が「環境」、「文化」、「経済」の3分科会に分かれて、それぞれの分野に関して 本の新たな魅 設立されたもので、主にフォーラム参加社会人の方々からレクチャーを受けるとともに、各分野における様々な課題についてディスカッシ 力を紹介しま 者や、日中韓の委員会スタッフが参加しています。SNSでは、帰国後のョンを行いました。環境分科会では3カ国が協同して環境問題に対峙する枠組みが、経済分科会 した。 日常の報告や他愛のない雑談で絆を深め合っているほか、最終報告会では3カ国の経済共同体構築の可能性について、文化分科会では3カ国を結びつける要素として で出されたアイディアのブラッシュアップや、実現に向けた活動報告などの文化の意義について、最終報告会にて発表がなされました。 も行われており、LEAFの更なる”可能性”を提供する場となっています。06  これまでの歩み LEAF組織図・年間活動   07
  5. 5. LEAF2010フォーラムコンセプト 再会東アジアの未来を担う、“人” 今一度、考えてみよう。 LEAFフォーラムから30年たったある日 かつて熱い志を抱き、東アジアの未来のため、 東アジアのかけがえのない財産である“人” 東アジアにまたがる 真剣に議論し合った仲間たち東アジアの未来を変えるのはいったいなんだろうか。 彼らをどう育てるのか 企業間の交渉で、モノでも、カネでも、技術でもない。 彼らをどう活かすのか 外交の席で、 そこから東アジアの真の協調が始まる。私たち、“人”だ。 彼らはどうつながっていくのか 国際会議で、LEAFフォーラムに集まった、若く、高い志を抱いた“人” 首脳会談で そんな未来を夢に見ている。真剣に語り合い、そこに絆が生まれた。 つながり LEAFerが再会する。 未来彼らこそが、東アジアの未来を変える財産だ。LEAFフォーラム2010では、そんな“人”に注目する。人08  LEAF2010フォーラムコンセプト LEAF2010フォーラムコンセプト   09
  6. 6. 最終報告会フォーラム 公開シンポジウム  フォーラムのアウトプットを発表する最終報告  一般参加者も含め、約200人が参加した公開 会。共に切磋琢磨し仲を深めた参加者がチー シンポジウム。各界著名人による基調講演を通 ム毎にプレゼンを行い、質疑応答によるフィー して、より多くの方々にLEAFの活動を知ってい ドバックを与え合います。顔合わせの日に感じ ただくための企画です。講演を通して得た、東ア られた不安は消え去り、参加者の顔つきやスピ ジアを見渡す新たな視座に想いをめぐらせるうち ーチからは東アジアの未来を担う者達の頼もし に、参加者のスイッチは、翌日からのフォーラム さが感じられました。また優勝チームには豪華 へと切り替わっていったようでした。 賞品が贈呈されました。最後に5日間の思い出 シンポジウムページ参照。 が凝縮されたエンディングムービーが流される と、会場は感動の拍手に包まれました。 観光  10月1日、2日は観光dayでし 各分科会活動 た。観光は、LEAF側からいくつ かコースを提示して参加者が希 帰国  教育、文化、経済の3つの分科会 望のコースに応募し、スタッフが に分かれ、それぞれのテーマにつ 引率するという方式をとり、1日  10月3日、フォーラムのために来日し いて、最終報告会での発表に向け は渋谷周辺お買い物コース、 た中国人参加者、韓国人参加者が成 てディスカッション、フィールドワー ディズニーシーコース、横浜コ 田空港より帰国する日でした。成田空 クを経験します。各分科会ページ フェアウェルパーティ 港へ着くと、中韓参加者が日本へ到着 いよいよフォーラムが始まる ース、伝統体験コースを用意し 参照。 ました。2日は参加者の希望が した日の光景が蘇ります。LEAFフォー  最終報告会終了後、オリンピック ラムの参加者とスタッフが皆、同じ目標  9月26日、この日、日中韓各国18名ずつ、計54名の参加者が 鎌倉コースに集中したため全員 センター内のレストランにてフェア に向かい、苦楽を共に過ごした一週間 ついに代々木オリンピックセンターにて一堂に会しました。この で鎌倉に向かい、 江ノ島、大仏 ウェルパーティーを開催しました。 はあっという間に過ぎてしまいました。出 日は、長い飛行機の旅を終えたばかりの中韓の参加者の体力を 立食の形式で食事を楽しみなが 発ゲートの前で最後の最後まで別れを 考慮して全体オリエンテーションとアイスブレイクの2つのプログ ら、参加者・スタッフ入り混じって語 鶴岡八幡宮などを巡りまし 惜しむ皆の顔には、どこか別れの悲しさ ラムのみが行われました。全体オリエンテーションでは、フォーラ り合い、5日間ともに議論しあった た。参加者・スタッフの垣 と寂しさが滲み出ているようでした。 ム中の主なスケジュール、施設の利用法などの説明が行われ、 仲間たちと更に親睦を深め合いま アイスブレイクとしては、参加者たちの自己紹介も兼ねて軽いゲ 根を越えて、絆が深まった した。盛んに帰国後の連絡先の交 ームを実施しました。ゲームは「共通点探し」といい、参加者の中 2日間でした。 換が行われ、更には雑談の中で、 で小さなグループを作り、その中で質問しあってお互いの共通 来年度の韓国フォーラムの開催や 点を探し出すというルールで、出会ったばかりの参加者同士で 香港での委員会設立の構想が飛 も大いに盛り上がりを見せました。参加者やスタッフ一同、これか び出すなど、フォーラムはまだまだ LEAFで築き上げたかけがえの無い友 らこの仲間たちと、学び、議論し、ともに高めあう一週間の日々を 終わりではなく、ここで生まれた繋 情と絆、フォーラムで得た達成 感と希 過ごせることを早くも確信した様子でした。LEAF2010年度日本 がりの中から様々な活動が新たに 望を携えて、皆、笑顔で別れを言い合 セッションの開幕です。 生まれていくのだという可能性を、 うことができました。この日、LEAFフォ 強く感じさせました。 ーラム2010は幕を閉じました。10  フォーラム概要 フォーラム概要   11
  7. 7. シンポジウム は? シップと ーダー で必 要なリ 躍し ていく上 とは? 会で活 重要性 国際社 力する こ の と ジアで 協 方とは? へ     東ア のあり を担う若者 アジア の未来 での東 歩とは? -東アジア らのメッセ ージ- 世界の中 み出 せる一 ッ の方々 か から踏 各界ト プ 学生の うち 小宮山宏氏による講演内容 寺島実郎氏による講演内容 「課題先進国、 日本」 「世界経済の構造転換と東アジア」 現在の日本は「高齢化と少子化」「教育問題」「ヒートアイランド現象」  現在は無極化の時代といえる。冷戦終結以後、唯一の超大国であっ 「農業問題」など多くの課題が山積みになっている。 この現状に対し、 たアメリカの求心力が低下し一極集中の時代が終わると、全員参加型 日本がすべきことは「課題の多さに嘆く」のでなく「自分の意志と能力に の時代が始まった。かつての二国間のみの外交関係は、ITの発展とグ よって 課題を解決する」ことではないだろうか。 ローバリゼーションによって複雑化が進み、またITとFTの結びつきは、 日本の課題は遠からず、世界の課題、特に市街システム・生活習慣に 実体経済を伴わない金融資本の過剰な膨張を生んだ。このような時代 類似性を持つ中国・韓国などアジア諸国の課題となるだろう。このよう で、アジアダイナミズムが世界の注目を浴びている。中国本土の経済成 な現状で、日本がこれらの課題の解決を目指すことは、国際社会にお 長のみならず、香港・台湾・シンガポールといった華僑の影響が強い国 いて大変意義深いといえる。その具体的方法として、エネルギーの効 家における時流に乗った経済戦略が合わさってできる大中華圏の存在小宮山 宏 氏  率性の追求といった環境技術へのアプローチがあげられる。「Vision 寺島 実郎 氏  感は、日々強まりを見せている。このような状況で、日本が選択すべき元東京大学総長、 三菱総合研究所理事長 2050プロジェクト」では現実的に達成可能な技術革新を積み上げなが 日本総合研究所理事長、多摩大学学長、 道のひとつが観光立国である。アジア諸国からの来訪を増やすために ら、2050年までに環境問題に適応した持続可能な社会を構築すること 三井物産戦略研究所会長 は、アジア圏に横たわる文化的衝突に対し、真っ向から向き合う姿勢と東京大学大学院工学系研究科化学工学専攻博士課程修了。 を掲げている。このように、国際社会におけるアジアの一国である日本 覚悟が求められる。そしてそのとき重要なのは、完全なる和解はかなわ工学博士。 の進むべき方向性について、マクロなビジョンを描き、具体的に歩みを  早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了後、1973年 ずとも、お互いの差異を理解しようと歩みよる意識だ。2005年、東大総長に就任 「東京大学アクションプラン」を発表 進めることこそ、今もっとも求められていることなのである。 三井物産入社。ブルッキングス研究所出向、三井物産ワシントして改革を推進する。2009年4月より現職。 ン事務所長、三井物産戦略研究所所長、三井物産常務執行著書 『地球持続の技術』(岩波新書)、『「課題先進国」日本』( 役員を歴任。2001年より(財)日本総合研究所理事長、同会長中央公論新社)、『低炭素社会』(幻冬舎新書)など多数。 を歴任。現在、(社)日本プロジェクト産業協議会・JAPIC日本実生活でもCO2排出削減に取り組み、2002年エコハ ウス(通 創生委員会委員長、アジア太平洋研究所推進協議会議長、称:小宮山エコハウス)を完成。自家用車もハイブリッドカーに 文科省日中韓大学間交流・連携推進会議委員等兼任。著書『替えるなど、省エネ生活を積極的に実践しており、自宅の年間 世界を知る力』(PHP新書)等多数。光熱費を30万円台から 8割減らし数万円台にした。 シンポジウム企画長 東京大学 林達  今回の講演テーマは人一倍大きな思 い入れを持ってつけました。私の両親 は台湾人。小さい頃から日々揺れ動く 東アジア情勢をジブンゴトとして捉えて きました。祖父母から聞く日本に対する 複雑な感情。それは今の中国・韓国の 大学生が持つ感情と重なり、東アジア 地域への問題意識は膨らんでいきまし た。その1つの答えとして、今回のテー マがあります。文化・風習・思考様式等、本地域が持つとされる一種 の共通認識を頼りに理解し合えるという安易な発想は捨て、トコトン 未来志向で、いかにお互いに恩恵を与え合う関係を築いていくかを 追求する。これこそが一番伝えたいメッセージです。今回寺島先生、 小宮山先生という日本を代表する知の巨人、そして本テーマにぴっ たりのお二人にお越し頂き、来場者の方々に少しでもこのメッセージ が伝われば幸いです。最後に寺島先生、小宮山先生、そしてシンポ ジウムの開催にご協力頂いた多くの同士に感謝を申し上げます。12  シンポジウム シンポジウム   13
  8. 8. 経済分科会 DAY 1  午前中はまずグロバール企業のユニリーバを 訪問し、人事部の方から企業概要および人材戦 略について紹介していただきました。人材戦略 紹介の中ではHRシステムや評価制度、才能の 開発、多様性についても話が及びました。ここで の多様性には国籍だけでなく性差についても含 まれ、お話して下さった方が女性ということもあり 「当時の女性に対する日本の労働環境の悪さか ら、外資の門戸の広さゆえにこの道に進んだ」との お話もまた興味深かったです。 レクチャーの後は、参加者による質問がなされ、グローバルリーダーに最も必要とされ る要素に関するディスカッションが行われました。一連のレクチャーやディスカッション、 発表での質疑応答を通し、参加者、スタッフ一同企業の具体的な人材戦略を肌で感 じ、グローバルカンパニーの人材戦略に親しみながら知見を深めました。 午後は講演者として小宮山宏氏、寺島実郎氏にお越しいただき、学士会館にてLEAF 主催のシンポジウムを開催しました。 参加者一同、また一般応募者皆熱 心にお二人の講演に聞き入っている 様子でした。宿泊先到着後、参加者 は再度議論の時間へ。フィールドワ ークで得た知識を基に、国際的かつ 持続的なリーダー像や促進すべきソ フトスキル、グローバル企業の人材戦 略の在り方を考察し掘り下げショート プレゼンテーションを行いました。 DAY 2東アジア発、  午前は朝からローソンにてフィール ドワークを行いました。まずはローソン 大学など積極的なグローバルリーダグローバルリーダを ー育成の取り組みについてレクチャ ーをしていただきました。その後「ロー ソンの社長になるためには」というユ ニークなテーマでディスカッションを輩出せよ! し、参加者はショートプレゼンテーショ ンを行いました。また社員の方にフィ ードバックもいただきました。昼にはロ ーソンのお弁当とケーキを出していた だき、社員の方も交えて楽しくいただきました。参加者と社員の方の距離が非常に近い フラットな意見交換をすることができました。 午後には電通にてフィールドワークを行いました。電通本社社員とローカル社員に対経済分科会 するグローバルリーダー人材開発についてのレクチャーをしていただきました。その後 Schedule 社員の方も交えてのディスカッションを行いました。日系企業へのイメージや欧米企業 との取り組みの違いなど、日系企業の代表である電通だからこそ聞ける貴重なお話を いただき、参加者は夢中で傾聴しているようすでした。ここでも最後に参加者によるプ Day 午前        午後 レゼンテーションを行い、社員の方からフィードバックをいただきました。参加者は皆終 1  ユニリーバ     シンポジウム 了時間を超えてもなお熱心に質問をConcept  グローバル化という言葉が頻繁に使われ始めてから20年強、個人の生活は国内では終始し 2  ローソン      電通 続けていました。 なくなり本格的に「ヒト、モノ、カネ」はボーダーレス化を始めました。企業の活動もまた国内の 3  ディスカッション  文化交流会 宿泊先到着後、参加者は本日訪問 枠組みを抜け出し、企業を構成する人材も多国籍化が進み、グローバル企業は国籍を問わず 4  ディスカッション  マーサー した2つの日系企業で得た知識、ア 優秀な人材を求めるようになりました。このような状況の中、東アジアの最優秀人材は欧米企業 5  最終報告会準備   最終報告会 ドバイスをもとに日系企業の抱える問 に流出してしまっています。我々は、グローバル展開を目指す東アジア企業にはグローバルリ               &パーティ 題点について考察し、深夜まで議論 ーダーを育成するシステムが欠如していることが大きな原因と考えます。そこで本分科会では しました。 現状を日中韓共通の問題として捉え、東アジアからグローバルリーダーを輩出する為の人材 育成戦略について議論する事にしました。今回、日系大手企業から電通とローソン、外資系企 業からユニリーバ、人事コンサルティング企業からマーサーに協力を頂き、東アジアが世界を 相手に戦う為に必要な人材育成の在り方について考えていきます。14  経済分科会 経済分科会   15
  9. 9. DAY 3 DAY 5 最終報告会:  コンサルティングファームのマ ーサーでのフィールドワークを  Day5には最終報告会が 行われました。「東アジア 議題「日本企業のリーダー育成戦略を策定せよ」 残し、日系企業、欧米企業で でグローバルリーダーを のフィールドワークを終えまし 育成するStrategyは何か た。Day3は午前中オリンピック を提案せよ」。この問いに センターで翌日のマーサーへの 対し各グループは各々の TEAM1: Five Stars プレゼンテーションに備えてディ 考えたグローバルリーダ 日本語要約: スカッションを行い、大まかな形 ーに必要な要素を基に、  1,Our definition of global leader ship  1.グローバルリーダーシップの定義 で人材戦略の策定を開始しまし 三者三様のリーダー育成 We defined our definition as a leader who can inspire and lead people from different 我々は異なる文化の出自を持つ人材のモチベー た。実際に人材コンサルティン 戦略を導き出しました。日 cultural background and integrate their unique thinking with vision. ションを高め、引っ張ってゆくリーダーを定義し、ま グを専門に扱う企業へのプレゼ 系企業の典型的な例とし  2, The soft skill for global leader ship た彼らのユニークな思考をビジョンに混ぜ込んだ。 ンテーションということもあり、参加 て電通を取り上げたグルー To be global leader, we made four groups for soft skill which are thinking skill,  2 グローバルリーダーシップに必要なソフトスキ者にも格段熱が入っている様子でした。午後には参加者を連れお台 プは、電通の現状・問題点を踏まえMBAの取得等を目指すOffJT emotional skill, mental skill and Interpersonal skill because there are too many skills ル場観光に出かけ、フジテレビ本社ビルやショッピングモールを見学し を活用させた育成戦略を提案しました。別のグループはリーダー that are needed for global leader to analyze all of them. Then, we chose four core グローバルリーダーに必要とされるスキルはあまりました。夜になると、分科会の枠を超え参加者全体での交流を図る には「CHANGE」を引き起こす能力が必要だと主張し、早期養成 skills which are strategic thinking, に多いため、我々はグローバルリーダーになるためために文化交流会が行われました。連日の厳しいスケジュールの中 やベンチャー企業でのOJTを重視した戦略を考え出しました。日 Calm- passion, self-motivated and inter-personal skills from four groups. の4グループのソフトスキルを考えた。それはthink-肩の力を抜いての企画ということで、参加者間での活発な交流が行 本の伝統的な統治体制の良い点を維持しながら、将来グローバル  3, The issue of Japanese companeses for dexeloping leader ship skill. ing skill, emotional skill, mental skill ,Interpersonalわれました。文化 リーダーに必要とされる4つの中心的スキルの育成戦略を綿密に The issue of Japanese HR system is that young employee cannot get many chance skillである。交流会終了後は 打ち出したグループは、高いプレゼンテーション能力で聴衆を惹 to manage when they are young because of seniority system and they do not have  3 日本企業のリーダーシップ育成における問題任意でのディスカ き付け分科会優勝を勝ち取りました。5日間で4回のフィールドワー opportunity to manage for eign people because there is few chance to work abroad 年功序列制のために若いうちにプロジェクトなどをッションタイムでし ク、その中でのマーサージャパン内村様へのプレゼンテーション、 and few employee from other countries because they do not like Japanese unique マネージする機会が少ない点と、外国人材が年功たが、3グループ 毎晩遅くまで続くディスカッションというハードな日程を通じ、各チ system such as seniority. Therefore, we suggest the strategy to develop skill for 序列制等日本特有の制度を好まないために日本とも睡眠時間を惜 ームが考え抜き global leader and overcome the problem of HR system ,such as seniority and life- 企業に勤める外国人材が少なく、また海外勤務のしんで熱心に意 出した「答え」は time employment . 機会が少ないために外国人材をマネージする機見交換を行い、翌 どれも各々の肌  4, Our strategy for developing global leadership 会がそもそも少ないことが日本企業の人材制度の日に備えました。 感覚・文化の違 After picking them up, we made our strategy which is leadership program for 問題である。そこで我々はグローバルリーダーに いを踏まえ3国の developing each core skill. The leadership program includes on the job training 必要なスキルを育成し、年功序列や終身雇用など 力を結集させた and off-job training. Then, they can choose by themselves whether they enter the の人材制度の問題を乗り越えるための戦力を提案 魅力的な提案で leadership program or not. To develop strategic thinking we suggest to provide する。DAY 4 した。 more opportunity to manage at early stage and have class of organization strategy.  4 グローバルリーダーシップ育成戦略 Then, if they succeed to manage, they get promotion earlier and if they failed, that 核となるスキルを選別した後、我々はそれぞれのス is more difficult to promote, which is challenge system. Also, to grow cross cultural キルを育成するためのリーダーシッププログラムを skills, we propose to give oversea program which is part of challenge system and 戦略として策定した。そのリーダーシッププログラム Day4は午前中にフィールドワーク先であるマーサーへのプレゼン have class for language and culture. はOJTとOffJT双方を含む。そして社員はプログラテーションを準備しました。各グループがDay3までに練り上げた人材  The concept of our strategy which is leadership program is that they can maintain ムに参加するかしないかを自分で決めることができ Messageマネジメントに関する仮説をマーサーに持ち込み、仮説に対するマ Japanese traditional culture which can be strength for Japanese companies in the る。戦略的思考力を育成するため、我々は若いうちーサーのフィードバックを受けて仮説を修正、より完成度を高めると world and ,at the same time, train the core skills for global leader ship and hire にマネージメントをする機会を増やすことと組織戦いう主旨のプレゼンテーションです。各グループがその時点で可能 some employee from other countries. 略についての講義を実施することを提案する。そしな限り最善に近づけた仮説を作り上げ、パワーポイントを作成しまし 経済分科会長 立教大学 三宅理沙 て、もし社員がマネージメントに成功すればその社た。午後に入ってからはマーサーから講師にお越しいただき、各グ 員は通常より早く昇進し、失敗すれば昇進するのはループがプレゼンテーションを実施、個々の企業における人材マネ  東アジアの企業 通常より難しくなる、つまりこれは困難も伴うがやり ジメントの課題の差異を考慮す がグローバルリーダ がいのある制度なのである。また文化横断的スキル べきとのフィードバックをいただ ーを輩出し、そして を育成するため、我々は海外勤務、留学プログラム きました。また各グループ、他に 東アジアの人々が や言語、文化の講義実施を提案する。 も仮説の穴を指摘されるなどし 協働できるような環 境をつくる。このよ  我々のリーダーシップ戦略のコンセプトは、世界 て仮説の練り直しにヒントを得ま の日本企業の強みとなりえる日本企業の伝統的文 うな思いから始まっ した。フィールドワークの終了時 化を維持すると同時にグローバルリーダーシップの たのがこの経済分 刻が過ぎても講師を囲む質問 核となるスキルを育成し、外国から雇用する外国人 科会でした。フォー 者の輪ができるなど、学生、講 ラムでは「日系企業 材を増やすことである。 師間で活発かつフラットな議論 における、東アジアのリーダー育成戦略」をテーマに扱いまし がかわされました。ディナータイ た。フィールドワークでは、リーダーとは何であるか、そしてど ムをはさみ、夜には翌日の最終 のようなリーダー育成を行っているのかを伺い、特に東アジア 報告会を前に各グループフォ において企業がどのようにリーダー育成を行っていくべきか ーラム中のディスカッション、フ を考えました。日中韓の学生が今後グローバルリーダーとし ィールドワークで得た知識を総 て活躍し、そして東アジアの企業の成長へと繋がればよいと 思います。 経済分科会ではこのフォーラムをゴールとせず、 動員して仮説を練り直しました。 東アジアの学生と企業を結ぶプラットフォームを構築するよう 参加者はディスカッションタイム 活動を続けていきます。最後になりましたが、ご協力いただき 終了後も寝る間を惜しみ、仮説 ましたユニリーバ様、電通様、ローソン様、マーサージャパン 完成を目指して夜通し熱心な 様、その他にも多くの方にご協力頂きました事に深く感謝申 意見交換が繰り返されました。 し上げます。16  経済分科会 経済分科会   17
  10. 10. 最終報告会 最終報告会TEAM2: Sun Flower TEAM3: c 日本語要約: 日本語要約: The goal of Economy group for this session is to suggest “the ideal Human Resource Man-  日本セッションにおける経済分科会の As the main topic of our section is develop East Asian people into global leader in our own way, テーマは「東アジアの人々を東アジアagement (HRM) strategy to develop East Asian people into global leaders in Japanese com- 目的は、「日本企業における、東アジアの we compared Korean, Chinese and Japanese current Human resource Management strategies に最適な方法でグローバルリーダーへpanies”. To achieve this goal, we will have to first define what the global leader is and what 人材をグローバルリーダー(以下GL)へと with each country’s example; and following the goal of our forum which is make the leader- と育成せよ」であるので、我々は日本、kind of values are necessary to be a global leader. Moreover, we have to explain what kind 育成する為の理想的な人材マネジメント」 ship strategy for EA people in Japanese company, we went to both westernized company, and 中国、韓国の現在の人材育成戦略をof HRM strategy can help Japanese companies to cultivate such leader. To avoid over-broad を策定することだ。 Japanese local company, and globalizing company. And through combine these fieldworks and 各国の例と比較した。そして日系企業explanation and be more specific, we have chosen “Dentsu”, the most famous advertisement この目的を達成する為に、本プレゼンで discussion, we made out our conclusion about our topic.We started these all from the most における東アジア人材へのリーダーシcompany in Japan, as our model and we’ve made our presentation based on current situation はまずGLとは何かを定義づけ、GLになる basic question. What’s globalization? To survive in globalized world global challenges demand ップ戦略を生み出すという本フォーラムof Dentsu in Beijing. ために必要な要素を挙げる。そのうえで、 specialized leaders. の目的に沿って、欧米企業(グローバ Currently, Dentsu faces difficulties in expanding their business to other countries. Even どのようなHuman Resource Management( The world needs leaders who have clear thinking and focused execution to coincide with global ル企業)と日系企業を訪問した。これらthough they have established their office in Beijing, their main clients are Japanese companies 以下HRM)が日本企業にとって適切かを challenges; who have to know how to concentrate everyone’s attention on the most important のフィールドワークやディスカッションをrather than Chinese local companies. To increase the percentage of the local clients, they 説明する。 business work and give people the most profitable opportunities through equipped elements and 通して、テーマへの結論を導きだした。are currently doing M&A with local advertisement agencies. When they are developing the  最適なHRMは企業の状況や職種により skills which we listed at the first. Global leaders have to create a fast growth future. まずは「グローバル化とは何か」というmarket in China, there lays some problems. This time we will provide the new HRM strategy 異なるため、我々は広告企業「電通」をモ What’s happening in the Japan, What’s Japan’s current position in human resource market? 最も基礎となる問題の考察から始めas a solution. デルとし、北京における電通の状況をもと Through the fieldwork we found it’s more obvious that Japanese company definitely need to た。グローバル化された世界を生き抜く The basic contents and order of our presentation is first, we will analyze Dentsu Corpora- に戦略を策定した。 change to be globalized now, It’s the turning point! ためには、グローバルな問題に対処でtion. We will give brief introduction of this company, since it is not well known to Korean and  現在電通は、海外進出の過程で困難 After the discussions and case studies, we found out the main problematic issue, phenomenon きるリーダーが必要とされる。Chinese students, with proposing the problems that they are facing. に直面しており、北京電通も北京にありな of Japanese companies in current position is “Low Profitability”. そのためには明確な思考をし、適切なThen we will define what kind of global leaders are needed to improve current situation がら顧客の多くは日系企業で、地元企業 Profitability demands logical and conceptual minds which are one of necessary elements global 戦略を実行でき、社員を重要な仕事にof Dentsu. Moreover, we will suggest what kind of values or soft skills are needed to be a を取り込めずにいる。当企業が中国市場 leader needs. 集中させて利益獲得の機会を創出しDentsu’s global leader. で進出する為の解決策として、HRMを提 We choose a typical “globalizing” Japanese company Dentsu as the main example model to find なければならない。グローバルリーダーAfter explaining our ideal global leader, we will propose our own HRM training strategy for 示したい。 out the problems of Japanese companies’ global leadership, human resource strategies, and the は急速に成長する未来を切り開いてゆDentsu, which will help them to cultivate such elite.  そこで、我々はまず電通の企業を分析 strategy for East Asians to be a global leader. く必要がある。 We chose Dentsu as model because we went to field work to this company and we have し、彼らが直面する問題を提起した。そし We pointed out the problems of these kinds of companies, find out the reason, and give our では現在の日本を見てみるとどうなっmuch more understanding of this company compare to other big companies in Japan. More- て現在の電通に必要なGLとはどのような suggestions to make a strategy to solve these problems. ているだろうか。over, during the field work, we had quite plenty of time to communicate more with the 人物であり、どのようなソフトスキルを有す We put the importance on the strategies, and please pay attention and watch our presentation! フィールドワークやディスカッションをpresenters. る必要があるかをプレゼンで提案する。そ 通してはっきりと分かったことは、日系 In our strategy, even though we criti- の後HRMについて説明する。 企業に足りないものはこのグローバル cize some of Japanese working culture,  我々が電通をモデルとして選んだの 化である、ということだ。今が日本のタ however, we’ve chosen the best way は、FWにより他の日本の大企業に比べ ーニングポイントなのである!特に「低 to improve the situation with protect- 電通について多くの知見を得られたこ 利益をもたらす戦略の誤り」が問題とな ing the Japanese culture in other hand. と、およびFWにおいて実際に社員の方 っている。 Also, the trainings or elements that we 々から多くのことを聞くことが出来たから 利益獲得のためには論理的、俯瞰的 proposed in the presentation, we have である。 な思考が必要でありこれはグローバル combined both Korean and Chinese  戦略では、日本の企業文化を部分的に リーダーにも当然求められる要素の一 companies’ HRM strategy. 批判しているものの、日本の企業文化を つだ。  Above, we have explained our pre- 守りつつ状況を改善するという方針をとっ 我々は典型的な日系企業として電通を sentation briefly, and please enjoy our た。また、中韓のHRM戦略も取り入れよう 例に取り、この問題を解決するための presentation! Thank you! と試みた。 戦略の重要性を強調したい。経済分科会の流れ フォーラム前 フォーラム フォーラム後  分科会長、メンバー決定後分  参加者は3グループに分かれ、グループ内で協力、意見の共有を行いながらフォーラムに取 フィールドワーク先には現状で多国籍人材のマネージメントに課題を残す日系企業、人材マネジメントの フォーラムで生まれた新たな 科会ゴールを設定。各自参考資 り組みます。フォーラム前の準備期間を通じて練り上げた仮説をフォーラム参加者に提示、フィ 多国籍化における過程で過渡期にある日系企業、多国籍の人材マネジメントを得意とする成功事例とし 仮説をもとにグローバル人事 料を研究、共有し、定期的に開 ールドワークでの体験、レクチャー等を通して様々なヒントを得つつ、ディスカッションの中で仮 ての欧米企業、俯瞰的視点でそれらを見る人事コンサルティングを選び、企業からの講師と双方向のプ マネジメント戦略報告書を作 かれる分科会ミーティングにて 説を修正、改善します。 レゼンテーションやディスカッション、またレクチャーな 成、企業に提言を行うほかフ ディスカッション、プレゼンテー どを行う中で、多国籍人材を有効に活用する中で必 ォーラムで得た仮説や知識、 ションを繰り返すことで当該分野 要とされるソフトスキルとは何かを参加者自身が考え、 企業とのつながりを最大限活 における理解を深め、また分科 肌感覚で体感します。フィールドワーク後のディスカッ 用し社会にインパクトを与える 会メンバー同士の考えの共有を ションで各々の意見を共有、またぶつけ合いながらグ プロジェクトを立ち上げ実行し 進めることでメンバーの当該分 ループごとの仮説をまとめてゆき、フォーラム最終日に ていきます。 野におけるビジョンや方向性を 行われる最終報告会で発表します。 一致させます。その後さらに掘り 下げた議論を通じて我々なりの 仮説を練り上げ完成させます。18  経済分科会 経済分科会   19
  11. 11. 教育分科会 DAY 1  午前中は精神科医であり、教育、 特に受験などの評論の分野におい ても著名な和田秀樹様が、われわれ 教育分科会のためにご自身のオフィ スで『21世紀に尊敬される人とは』と いうテーマでご講演をして下さりまし た。和田様は心理学を切り口に、今 の知識社会において、情報をいかに 得て運用する知識が重要かというこ とや、人の認知的成熟、今の時代の 理想なリーダーシップとはどういう形 なのか、などについて興味深い話を展 開して下さりました。特にタイムリーな話題である尖閣諸島をめぐる一連の問題を事例 に出して、人の認知的成熟について説明してくれた時は参加者の中にも驚きがあがり ました。しかし、真の日中韓の友好を模索するうえでこの問題は不可避であるため、固 定観念を持たないわれわれ学生た ちがこの問題を考えることはとても重 要なのではないかと考え、参加者た ちも真剣に耳を傾けていました。午 後はシンポジウムを聴講した後、新 宿へ向かい教育分科会全体で夕食 をとりました。メンバーがゆっくり話す 最初の場でもあり、各テーブル自由 に自己紹介などをしつつ、各国の言 葉の違いなどを話題にしながら談笑 しました。 DAY 2  二日目は一日中ディスカッションを 行いました。一日目は日中韓に共通世界に、 する教育に関する問題を洗い出し、 そのような問題を解決することによっ て私たちの国はどのように変わるのか を議論したが、この日はそれに引き 続いてなぜその問題は問題であるの求められる人材へ か、理想の状態とは何か、では現在 の状態と理想状態の間にどのような 乖離があるのか、どのようにすれば解 決できるのかということを各グループ で話し合いました。お昼は下北沢で昼食をとり、午後はベネッセの教育研究開発センタ ーのセンター長である新井健一様にお越しいただき、30分ほどデータレクチャーの後、教育分科会 参加者は質疑応答も含めたディスカッションを行いました。新井様は教育の専門家とい Schedule うことで、参加者一同興味深い様子で質問をして終了時間の直前まで活発な意見交 換が行われました。講演後は再びグループ毎にディスカッションを再開。教育という身 近なテーマ〵.1.316/lib/n!

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