20110903 金融経済読書会 不自由な経済

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20110903 金融経済読書会 不自由な経済

  1. 1. 1 不自由な経済 2011/9/3 金融経済読書会
  2. 2. 2 目次 •  第Ⅰ部 市場を考える –  人と人とをつなげる市場 –  市場に対する誤解や先入観を払拭 –  市場の本質を問う •  第Ⅱ部 複眼思考で現実を読む –  学界と論壇界の乖離を示す –  論壇誌等から論文を数本取り上げて一つの論考にまとめる –  読者が独自の視点をもつための材料を提供
  3. 3. 3         第Ⅰ部 市場を考える
  4. 4. 4 見知らぬ人をつなぐ場 「顔の見える関係から顔の見えない関係まで、さまざ まなつながりを読み解く学問こそ、経済学だ。」 (P18) 松井先生
  5. 5. 5 貨幣がつなぐ見知らぬ人 現在 将来 現在 将来? カネ 共同体・顔の見える関係 都市・顔の見えない関係 「貨幣の本質は記録や記憶を代替している点にある。」(P24) 「顔の見えない取引は、顔で差別しない取引でもある。」(P24)
  6. 6. 6 市場の条件 厚生経済学の第一基本定理 「理想的な競争市場の下では効率的な資源配分が達 成される」 -価格調整と意志不足 -他人の消費をねたむ -環境問題と排出権 厚生経済学の第二基本定理 「理想的な競争市場の下では、あらかじめ誰がいくら払 い、受け取るかをきめておくことで、どんなパレート効 率的な配分も達成することが出来る」 -負の所得税
  7. 7. 7 市場理論とゲーム理論 市場理論(市場対個人) ゲーム理論(個人対個人) 顔が見えない取引関係を想定 顔が見える取引関係を想定
  8. 8. 8 サーチとミスマッチ 「市場経済における最大のミスマッチは労働市場で起 こる。失業のうち9割以上がミスマッチ要因だとする 研究結果もある。」(P62) 左からノーベル経済学賞を受賞したピーター・ダイヤモンド教授、デール・モーテンセ クリストファー・ピサリデス教授
  9. 9. 9 リスクと市場 「ある種の商品は他人にとって魅力的なものが、ま さにそれが理由で自分にとって魅力的なものとな る。」(P72)
  10. 10. 10 市場のダイナミズム 「インターネットの本質は、一人一人の自律的な動きが世の中を 動かすという点で、市場の本質とも重なる。一部の人間がい かに世の中をコントロールしようと目論んでもその目をかいく ぐり、社会を動かす。条件が整えば、独裁政権すら倒れてし まうことが証明されたのである。」(P76) ジャスミン革命
  11. 11. 11 自由な経済へ 「市場は決して格差を産む源泉ではなく、逆に格差を縮め る力を持っている。市場は見知らぬ人同士をつなげる場。 自由を産み、仲間内のなれあいや既得権益を打破し、 経済社会に新しい息吹を与えるのも市場の役割だ。」 (P78)
  12. 12. 12     第Ⅱ部 複眼思考で現実を読む
  13. 13. 13 トピック •  サブプライム問題 •  政府系ファンド •  排出量取引 •  「蟹工船」ブーム •  資本主義批判 •  雇用不安 •  独禁法改正 •  障害者雇用 •  社会保障改革 etc
  14. 14. 14 市場ルールのあり方を考える 「雨が降らなければ洪水は起きないが、同時に植物も育たない。 市場も同じである。制御の仕組みを誤れば、水の力で堤防 が決壊するように、必ずや市場の反発を招くだろう。他方、市 場がなければ、暴落も起きない代わりに私達の生活も立ち 行かない。」(P192) 「市場を無理に押さえ込むのではなく、うまく付き合うこと、それ を今回の経済危機からの教訓としつつ、私達は市場のルー ルをもう一度、点検、再確認していくべきなのかもしれない。」 (P192)
  15. 15. 15 「一人一人が真摯に競争に向き合うときにこそ、真に人間性が培わ れ、豊かな幸福を実現できる社会に近づけるのではないかと、漠 然とであるがそう思っている。」               齊藤誠(2010)「競争の作法」ちくま新書
  16. 16. 16 「市場競争とは、いわばインセンティブの与えられ 方の一つである。厳しい競争にさらされるのは つらいかもしれないが、私達は競争そのものの 楽しさや競争に打ち勝った時の報酬があるか ら競争に参加する。しかも、市場競争を通じた 切磋琢磨は、私達を豊かにしてくれるという副 産物をもたらす。」 大竹文雄(2010)「競争と公平感」中公新書
  17. 17. 17 FED今後の活動予定 •  9月 17日(土)9時~12時   コーポレートファイナンス勉強会 Part 8 Risk Management •  9月 18日(日)13時~15時  English Discussion •  9月 23日(金)9時~11時半 マンキュー経済学勉強会Chapter22 Frontiers of microeconomics •  10月02日(日)9時半~12時 金融経済勉強会(ジョン・スチュアート・ミル『自由論』)  詳細はHPをご確認願います。 HP:www.fed-japan.com twitter: @fedjapan

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