【No.11】宿泊事業を支援策とした路上生活者の生活再建支援の可能性
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【No.11】宿泊事業を支援策とした路上生活者の生活再建支援の可能性

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【No.11】宿泊事業を支援策とした路上生活者の生活再建支援の可能性 【No.11】宿泊事業を支援策とした路上生活者の生活再建支援の可能性 Presentation Transcript

  • 一般公開用資料 リサーチ・プロジェクト 100 事務局編
  • ご注意
    • この資料内で取り上げる事例・データ・資料等に関しては、一部、インターネット、書籍をはじめとする、各種文献による情報をもとにしたものが含まれています。
    • 資料の作成には、本リサーチ・プロジェクトに参加したボランティアメンバーが最善の努力を払って取り組んでおりますが、万が一、事実関係に対して齟齬や誤認がある場合、あるいは、本資料の内容が最新の事実でない場合などがありましたら、お手数をおかけいたしますが、下記事務局までご連絡をいただければ幸いです。
    • この資料の内容の一部または全部を引用・転載される際には、「ソーシャル・アジェンダ・ラボ リサーチプロジェクト 100 報告書」と出典を明記いただきますよう、お願い申し上げます。なお、この資料の内容の一部または全部を引用・転載したことによって、万が一、損害や不利益等が発生した場合も、事務局では一切責任を負いかねますので、何卒ご了承願います。
    • ソーシャル・アジェンダ・ラボ リサーチ・プロジェクト 100 事務局
    •  特定非営利活動法人 ETIC.
    •  渋谷区神南 1-5-7   APPLE OHMI ビル 4 階
    •   03-5784-2115
  • 最終報告書 リサーチ・プロジェクト 100 事務局編 2010 年 9 月 16 日版 Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved.
  • もくじ
    • 現状整理
    • 調査設計
    • ヒアリング報告
    • 文献調査報告
    • 調査結果まとめ
    • ステークホルダー分析
    • マーケット分析
    • 中間報告まとめ
    • フォローアップ調査報告
    • 最終報告
    • まとめ
    Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved.
  • 1. 現状整理 Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. ヒアリング内容 現行事業プランの課題 ターゲット 設定 社会的弱者 対象範囲をどこに絞るか決めかねている 社会課題の 理解と共有 ホームレスなど一般の生活レベルから外れてしまう状態に一旦陥ると、なかなか元の生活に戻れない 何故ホームレス状態から脱出できないかがわからない 事業の 訴求方法 人は誰でも「やり直せる」ということを示せる支援を行う 商品・サービス 古民家などを利用した Revival 宿での社会的弱者の雇用、地域での雇用創出 運営方法、収益モデルが未設定 提供価値 就労を通じて社会的弱者の自立を支援する どの状態を「自立」した状態とするのか基準が曖昧
  • 2. 調査設計 Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. ヒアリング 対象者 収集できる情報 対応する 事業プラン課題 ホテル業者社員 安価宿について 運営方法、収益モデル 路上生活者就業支援団体 ( 委託事業 ) 路上生活者就労について 路上生活者の就労の実態 路上生活者保護団体 ( 委託事業) 路上生活者保護のついて 路上生活者がどのように自立していくかの過程。路上生活者の実態。 メンタルヘルス対策団体 ( 委託事業 ) メンタルヘルス患者の実態 メンタルヘルス患者の概要。 路上生活者支援民間団体 路上生活者就労について。 路上生活者の就労の実態。 文献調査 文献 収集できる情報 対応する 事業プラン課題 起業家 提供資料 無し 東京ホームレス白書Ⅱ 東京の路上生活者実態 路上生活者実態 厚生労働省 HP 全国の路上生活者実態 路上生活者実態 web 検索
  • 3. ヒアリング報告 Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 対象者・ プロフィール メンタルヘルス対策団体 ( 委託事業 ) 社会課題における 立場・要望 メンタルヘルス疾患者の社会的復帰をサポート 社会課題に対する取組みの現状 メンタルヘルス疾患者を抱える企業からの依頼が多い。 メンタルヘルス疾患者はビジネスに必要な勤勉さを持った人が多い傾向。 事業領域・商品・サービスの認知 メンタルヘルスの現状について ・患者数は 100 万人を突破 ・国の施策は職場復帰中心、辞めた向けの施設は主に民間で営業 ・病気に罹り、辞める人と復職する人の割合は公には調査されていない。大企業以外ではほとんど退職しているのではないか 対象事業の印象 起業家の方のプロジェクトへの協力 ・まだ計画が定まった段階でないので、なんとも答えられない ・都の福祉局に相談した方が適確かもしれない ・雇用保険で運営されている関係上、離職者のケアは現状では難しい
  • 3. ヒアリング報告 Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 対象者・ プロフィール 路上生活者就業支援団体 ( 委託事業 ) 社会課題における 立場・要望 (東京都の)自立支援センターで保護されている路上生活者の就労支援 社会課題に対する取組みの現状 社会生活もままならない方の就労支援ということで、(路上生活者の)就労意欲が低いため、なかなか継続的な就労に結び付かない。 事業領域・商品・サービスの認知 ハローワークだけでは、路上生活者の就労支援に限界があるということで設立された。利用者はハローワークの次に相談されるという位置づけ。 対象事業の印象 ・ハローワークで仕事が見つからなかった人がくる。 ・実際の就労支援。 という事でかなり起業家の方のプランに対してはネガティブ。
  • 3. ヒアリング報告 Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 対象者・ プロフィール 路上生活者保護団体 ( 委託事業) 社会課題における 立場・要望 (東京都の)路上生活者保護の最初サポート施設(都内に 5 箇所) 社会課題に対する取組みの現状 路上生活者保護。 路上生活者社会復帰の為のアセツメント(調査) 事業領域・商品・サービスの認知 入所される路上生活者の 50 %次のステップの自立支援センターへ。 残りは生活保護や元の路上生活へ。 入所される方の中には、元経営者や大企業の管理職の方も居る。 対象事業の印象 起業家の方のプランで必要になってくる、接客スキルを持った方が路上生活者の中に居るか?という問いに対しては、居ると思うという回答。但し、転居が必要な就労に対してどの位方が、賛同いただけるかということに対しては未知数。 また、実際の就労支援はされていないことも念頭におく必要がある。
  • 3. ヒアリング報告 Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 対象者・ プロフィール 路上生活者支援民間団体 社会課題における 立場・要望 路上生活者自立支援 社会課題に対する取組みの現状 (非公開) 事業領域・商品・サービスの認知 全体的にコミュニケーションスキルは低く、また嫌がる傾向 ・若い人ほど、コミュニケーションスキルはあるが、社会人経験が無く就労への壁がある ・年齢が高くなるにつれて、社会人経験はあるが、コミュニケーションスキルが低下 対象事業の印象 当団体事業の次の社会的自立支援ステップとしては魅力的。 当団体事業を立ち上げる際に、起業家の方の様なプランも検討に上がったが、採択されなかったいきさつがある。
  • 3. ヒアリング報告 Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 対象者・ プロフィール ホテル運営事業者 社会課題における 立場・要望 外国人向け安価宿の市場性を、宿事業の立場より意見を頂く。 社会課題に対する取組みの現状 ※ 今回のリサーチに先方事業範囲公開できない。 事業領域・商品・サービスの認知 ※ 今回のリサーチに先方事業範囲公開できない。 対象事業の印象 外国人向け安価宿の市場性はあるのではとご意見を頂く。 宿事業には、高い接客スキルが求められる。
  • 4.文献調査報告 - 厚生労働省HPより Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved.
  • 4.文献調査報告 - 厚生労働省HPより Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved.
  • 4.文献調査報告 - 厚生労働省HPより Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 全国ホームレス数 13,124 人 ( 474 市町村区) 東京 23 区 2,786 人 21.2% 政令指定都市 6,385 人 48.7% ( 18 市) その他 2,980 人 22.7% ( 392 市) 中核市 973 人  7.4% ( 41 市)
  • 4.文献調査報告 - 厚生労働省HPより Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 都道府県別上位5 都道府県名 計 政令指定都市 中核市 その他 東京都 3,125 東京都 23 区 2,786     339 神奈川県 1,814 横浜市 710 横須賀市 18 393 川崎市 666 相模原市 27 愛知県 747 名古屋市 502 豊橋市 55 150     岡崎市 27     豊田市 13 大阪府 3,338 大阪市 2,860 高槻市 14 312 堺市 85 東大阪市 67 福岡県 614 北九州市 141 久留米市 41 39 福岡市 393     その他 3486     1028     711 1747 合計 13,124   9171   973 2980
  • 4.文献調査報告 - 厚生労働省HPより Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 全国ホームレス数 13,124 人 ( 474 市町村区) 都市公園 3,797 人 28.9% 河川 3,944 人 30.1% 道路 2,187 人 16.7% 駅舎 566 人  4.3% その他施設 2,630 人 2.0%
  • 4.調査報告 - 厚生労働省HPやヒアリングより Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 社会的弱者 メンタル ヘルス 高齢者 母子家庭 外国人 留学生 ホームレス 路上生活者 緊急一時保護センター 地域生活移行支援 (事業) 自立支援センター ハローワーク 路上生活者就業支援団体 ( 委託事業 ) 他 他 他 受入企業 巡回相談員 福祉事務局経由で本人 生活保護施設 他 他 貧困率:定義 年収200万以下 2010年で国内1000万人 民間の ホームレス 支援団体 受入企業 受入企業 就労支援
  • 4.文献調査報告-トリップアドバイザー: WEB サイトより Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 日本人旅行者に人気の旅館 1.仙仁温泉 岩の湯長野県・須坂市 2.鶴の湯 温泉秋田県・仙北市 3.旅館亀の井別荘大分県・由布市 4.遊久の里 鶴雅北海道・釧路市 5.サロマ湖鶴雅リゾート北海道・北見市 6.ゆづくしの宿一の坊宮城県・仙台市 7.大谷山荘山口県・長門市 8.温泉旅館 星のや 長野県・軽井沢町 9.黒川温泉旅館山みず木 熊本県・南小国町 10.酸ヶ湯温泉旅館 青森県・青森市 外国人旅行者に人気の旅館 1.カプセル旅館京都京都府・京都市 2.日光コテージイン 風舎栃木県・日光市 3.フレッシュパウダー・アパートメント 北海道・富良野市 4.旅館 藤乙長野県・木曽町 5.ゲストハウス ポンギー石川県・金沢市 6.澤の屋旅館 東京都・台東区 7.京の宿 しみず 京都府・京都市 8.宇野スロープハウス 岡山県・玉野市 9.島屋旅館 長野県・山ノ内町 10.アネックス勝太郎旅館 東京都・台東区 日本人が泊まりたい旅館は、比較的高級帯がランキングされているのに対して、 外国人が泊まりたい旅館は、比較的低価格帯がランキングされている。 これは、日本人と外国人では旅館に求めるモノが違うからであると推測される。 ⇒ 外国人向け安宿の市場性があるのでは? 【日本人 と 外国人 が選んだ人気宿】
  • 5. 調査結果まとめ Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. ヒアリング総括 ● 一概に路上生活者と言っても、元経営者や特殊なスキル(料理など)から日常生活が十分の送れない人まで多種多様。 ● (路上生活者)全体的にはコミュニケーションが伴う接客業などへの就労は避ける傾向 ● 他のホームレス支援団体では過去に、起業家の方さんの様なプランを事業選択から外した経緯がある。 ● メンタルヘルス疾患者はビジネスに必要な勤勉さを持っている人がなりやすい傾向にある。 ● 宿事業には高い接客スキルが求められる。 文献調査総括 ● 路上生活者は日本全国に 13,124 人 ● 外国人向け安価宿の市場性はある様子 現行事業プランの課題に対する示唆 ● 外国人向け安価宿事業は、市場性はある。 ● 宿事業に路上生活者を労働力として雇用するのは難しい(接客スキルが必須) 他の社会的弱者(メンタルヘルス疾患者や高齢者、外国人留学生にしては?)
  • 6. ステークホルダー分析-ステークホルダーマップ Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 広域 現場 外部 内部 リバイバル宿 ・厚生労働省 ・福祉事務局 ・自立支援 センター (東京の場合) ・緊急一時保護センター (東京の場合) 路上生活者 路上生活者支援団体 外国人観光客 地域住民 宿事業協力者 ・建物紹介 ・ノウハウ紹介 医療・メンタル・(法)専門家 メインターゲット仮説 サブターゲット仮説 サブターゲット2仮説 要注意ターゲット仮説 労働提供 対価・自立支援 労働力紹介 就労口依頼 交流 対価 理解 交流・地域活性化
  • 6. ステークホルダー分析-重要ステークホルダーの検証 Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 重要ステークホルダーと対象事業との関連性を分析する。 ステーク ホルダー 社会課題における 立場・見解 規模 (人数その他) ニーズ 対象事業との 関わり 路上生活者 社会復帰できていない 2010 年 国内 13,124 人 働き口の紹介 自立支援(スキル、自信) 労働力 自信つけて頂き、自立して頂く 外国人観光客 安価で宿泊でき、交流できる宿がない 2009 年: 476 万人 安価で泊まれる。 宿泊者同士、地域の方との交流 顧客 就労支援窓口 (自立支援センター) 路上生活者の就労紹介 都内 5 箇所 受入企業の増加 路上生活者自立の手助け (スキルの高い) 労働力の紹介 地域住民 多種多様 ? 過疎化地域であれば、地域活性化。 路上生活者支援ならびい、外国人観光客交流への理解。
  • 7. マーケット分析 - 市場セグメント Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. プライベート志向 交流志向 高価 安価 コスト重視型 コミュニケーション型 ラグジュアリー型 テーマパーク型 【外国人向け宿事業】
  • 7. マーケット分析  Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 交流志向 プライベート志向 安価 高価 【 外国人向け安価宿事業】 】 ユース ホステル 素泊まり旅館 カプセルホテル 高級ホテル・旅館 対象事業 安価交流志向 で差別化 リゾート施設 X
  • 7. マーケット分析 - SWO T 分析 Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 市場セグメント・競合分析に基づき、具体的な参入市場を想定し、事業プランが持つ強み、弱み、外部環境に対する競争要因を整理する。 強み 弱み 機会 外国人の安価宿へのニーズの高まり 路上生活者による運営ということで 敬遠される。 交流を促進するコンテンツを用意できるか? 脅威 路上生活者による運営ということで 差別化につながる。 宿事業ノウハウがない 接客スキルも持った路上生活者 を雇用できるか? 想定参入市場 外国人旅行者向け安価宿
  • 8. 中間報告まとめ Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. ステークホルダー分析 ● 路上生活者の中でも、就労意欲が高くかつ、接客・コミュニケーションスキルが高い方は存在するが、少数である。 ● 就労の為に、転居が伴う事に対して賛同が得られるかは未知数。 ● 他のホームレス支援団体では起業家の方のプランに似たケースを採択しなかった経緯がある。 マーケット分析 ● 外国人旅行者向け安宿のニーズはある様子 ● 但し、なにが市場ニーズなのかは未知数。 (観光資源?立地?価格?PR?) ● 交流というキーワードが外国人旅行者のニーズに当てはまるかは未知数。
    • 事業プランの検証結果
    • ターゲット設定:路上生活者の中でも就労意欲があり、接客スキルが高い人(少数)
    • 社会課題の構造:路上生活者にはかなりの幅がある。
    • 就労意欲の高い方は比較的就労できている。
    • 事業の訴求方法: 人は誰でも「やり直せる」ということを示せる支援を行う
    • 商品・サービス:外国人向け安価交流宿
    • 提供価値:路上生活者=自信を付けて自立。社会=何度でもやり直せる社会の実現
  • 9. フォローアップ調査報告 Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 調査内容・方法 外国人旅行者向け安宿のニーズとは? 調査結果 ● 訪日外客人数は成長(市場)である。 ● 日本の訪日外客に対する取組みは効果が出始めた所。 ● 訪日外客の内訳はアジア地域がシェアトップ(70%)で 欧米は20%位。 ● 訪日外客の動機は ショッピング、伝統文化/歴史的施設、温泉リラックス ● 訪日外客の人気観光地は 都心部に集中する傾向。 ● 各都道府県の観光資源を利用した、観光客誘致も既に活発に行われている。 事業プランの検証に対する示唆 ● 社会的弱者支援を全面に押し出した、宿運営がいいのでは。 ● 社会的弱者に理解のある観光客を対象とすることが必要 ● 社会的弱者自立の為、他の宿との差別化の為にも、宿のコンテンツ作りには社会的弱者自らが関わってはどうか?
  • 9. フォローアップ調査報告 – 訪日外客について Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 図: 9-1 訪日外客(=インバウンド)人数推移 出展: JNTO (日本政府観光局) 2003年 ビジット・ジャパン・キャンペーン開始
  • 9. フォローアップ調査報告 – 訪日外客について Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 図: 9-2 日本における観光立国取組み経緯
  • 9. フォローアップ調査報告 – 訪日外客について Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 図: 9-3 各国名目 GDP に占める観光 GDP シェア 出展:国土交通省
  • 9. フォローアップ調査報告 – 訪日外客について Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 図: 9- 4 外国人旅行者受け入れランキング( 2006 年) 出展:国土交通省
  • 9. フォローアップ調査報告 – 訪日外客について Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 図: 9- 5 人口増加と経済成長による各市場の将来性比較 出展:観光立国推進戦略会議
  • 9. フォローアップ調査報告 – 訪日外客について Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 図: 9- 6 世界観光人数の地域別シェア推移 (2007年) 出展: WTO 世界観光機関
  • 9. フォローアップ調査報告 – 訪日外客について Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 図: 9- 7 訪日の動機(観光客) 2006-2007 出展: JNTO (日本政府観光局)
  • 9. フォローアップ調査報告 – 訪日外客について Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 9- 8 外国人観光客に何が響くのか?(1) 出展: JNTO (日本政府観光局) <観光する場所・ポイント> テーマパーク、ショッピング(秋葉原、銀座、池袋、)、 温泉、四季(桜・紅葉・ラベンダー…、各地域の名所)、 城、神社・寺・日本庭園、伝統工芸(各地:漆器、和紙、織物)、 美術館・博物館、スポーツ(柔道・相撲・サッカー…)、夏フェス、映画祭 <キーワード> ポケモン、サンリオ、村上春樹、大江健三郎、吾輩は猫である、 ファッション(アジア)、デパ地下、 J-POP (テクノ系:ドイツ)、ジャニーズ
  • 9. フォローアップ調査報告 – 訪日外客について Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 9- 8 外国人観光客に何が響くのか?(2) <日本のおススメ地域> 新宿、大阪、京都、お台場、銀座、、、 -> 都市部が多い <日本のおススメ 食> 食:こんにゃく(ヘルシー食)うなぎ、昆布、ふぐ、はも、新茶、 タコ焼き、セキサバ、セキアジ 2008 年フォーブス紙 <その他> パチンコ、回転寿司、カラオケ -> 外国人は日本人の日常に興味がある。
  • 9. フォローアップ調査報告 – 訪日外客について Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. PEST 分析 P 2003 年 4 月 ビジット・ジャパン・キャンペーン・・・国土交通省 2007 年 6 月 観光立国推進基本計画を策定・・・l国土交通省 2009 年 7 月 中国人への個人観光ビザ発給条件の大幅緩和          ・年収制限の引き下げ(25万元-> 3 ~ 5 万元)          ・発給窓口の増設 ※ 図: 9-2 参照 E S T 日本はインバウンドビジネスの後進国 ※図9-4参照 各国名目GDPに占める観光GDP -> 日本は1.9%(先進国の中でも最低レベル)※図: 9- 3参照 訪日外客の多くを占めるアジア地域は、今後経済成長が見込める※図: 9-5 参照 グローバリズムによる世界的な人の交流の拡大 各国が受け入れた外国人旅行者(出展:世界観光機関) 1990 年: 4.4 億人、 2006 年: 8.5 億人、 2020 年: 15.6 億人(予想) 訪日外客の多くはアジア地域(約71%)、 続いて北米(約12%)、欧州(約 10% ) ※ 添付資料: 2009 訪日外客数国別 .pdf 訪日外客の訪日動機(観光客)の上位3は ショッピング、伝統文化/歴史的施設、温泉リラックス ※ 図: 9-7 参照 日本への興味は都市部に集中する傾向。図: 9-8 参照 IT 技術の発達により 旅行者側、受け入れ側の情報発信⇔受信が活発。
  • 9. フォローアップ調査報告 – 訪日外客について Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. まとめ:インバウンド市場(社会的弱者による宿事業視点) SWOT分析 O 日本におけるインバウンド市場は成長期。 世界的に見ても、グローバリリズムの観点より市場は拡大傾向 T S W
    • 国内でもインバウンド市場に目をつけている所が出現して
    • 差別化が難しくなると予想。
    • 例) ニューツーリズム(体験型ツアー)
      • グリーンツーリズム(全国展開)   農林水産省推奨
    • 観光資源開拓->かなり進んでいて、新たに発見は困難
    • 2008 年のリーマンショック以降、インバウンド人数減少
    • -> 景気、為替(円高は悪影響)による影響は大きい。
    社会的弱者支援ということを強みにして、他の宿とは差別化を 計ってはどうか? 社会的弱者の数は多い。その中には特長を持った人も 居るハズなので、その特長を活かしたコンテンツ提供はどうか? 起業家の方のプランでは、決して大きな成功は必要ではなく、 まずは数軒単位での成功でOK 社内的弱者による運営なので、宿泊客にも理解してもらう 必要がある。 -> 慈愛の精神がある、欧米をターゲットにしては 他の宿との差別化が、社会的弱者のスキルに依存される。 -> 労働者の発掘と的確なマネージメントが必須。
  • 9. フォローアップ調査報告 – 訪日外客について Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. まとめ:社会的弱者支援と訪日外客 イメージ 社会的弱者(路上生活者) 13,124 人 訪日外客: 4,759,833 人 数値は 2009-2010 年 訪日外客向け安価宿
  • 10. 最終報告 – 空き家物件について Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 図 10-1 全国空き家率( 2008 年)・・・全国平均は13%台
  • 10. 最終報告 – 空き家物件について Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 図 10- 2 都道府県別空き家率( 2008 年)・・・バラツキがある
  • 10. 最終報告 – 空き家物件について Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 図 10- 3 関東空き家率( 2003 年-> 2008 年)・・・東京は全国平均を下回る10%台
  • 10. 最終報告 – 空き家物件について Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 図 10- 4 地価分布図( 200 7年)・・・鉄道網に沿って地価は変動
  • 10. 最終報告 – 空き家物件について Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 10- 5 都心近郊の地価 -> 都心から 1 時間以内で地価の安い地域で空き物件を探しては? 地名 平均地価 ( 1 ㎡あたり) 人口 都心までの所要時間 港区 2,923,891 185,861 人 武蔵野市 704,475 137,525 人 吉祥寺->東京 29 分 八王子市 150,983 560,012 人 八王子->東京 49 分 千葉市稲毛区 133,839 149,685 人 西千葉->東京 49 分 さいたま市中央区 236,590 90,381 人 大宮->東京 47 分
  • 10. 最終報告 – ホームレスの方への宿経営の深堀り Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 10- 7海外ホームレスの自立支援団体の具体例 -> 上記は雇用というよりは、ジョブトレ的な要素が強い。 雇用とジョブトレのバランスが必要。 <1>DC Central Kitohen ・・・調理技術の訓練を行っている W−DC の非営利団体    DC はホテル産業、レストラン産業等のサービス産業は沢山ある。 < 2 > コーリーションフォーザホームレス ・・・女性のホームレス支援に特化している職業訓練を行っている団体。 <3> ドゥ・ファンド ( マンハッタン、 NYC) ホームレスの人で、且つ、自立が困難だと言われるアルコール依存症、麻薬依存証をもっているが 健康な独身男性が対象。給与を、家賃、食事代、貯金と使い方決められている。 (金銭感覚、管理の自立支援) < その他 > ドイツのミュンヘンにある刑務所をホテルに改装している宿事業「 The Local 」の紹介 ・社会的弱者の方を雇用した事例 BISS というビッグイシューの様な雑誌販売をしている団体の事業の1つ 「 The Local 」は、刑務所を改装してそこに社会的弱者の方を雇用して、ホテル運営をしている
  • 10. 最終報告 – ホームレスと外国人の交流の事例 Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 10- 8ホームレスと外国人の交流の事例 ○ 外国人からみた日本のホームレスとは? ・日本のホームレスは物乞いをほとんどしないのが不思議 ・文字が読める等、ある程度の教養がある ・ホームレスでも清潔に見える人がいる ○ 西洋と日本のホームレスの捉え方の違い○ ・日本では、窮地でも“物乞いは恥ずべきことである”という気質もあり、 路上で物乞いをする状態にあるホームレスは少ない ・西洋におけるホームレス ⇒キリスト教と深くかかわりがある。  宗教改革以前は、修道院などが自発的に「貧しき人々」への救済を行った。  キリスト教の伝統は、「貧しいことは神の心にかなう」事とされて、そうした人々に 手を差し伸べることは、善行とされた。  ⇒西洋と日本ではホームレスに対しての、宗教的背景・歴史的背景の違いがある。
  • 10. 最終報告 – ホームレスと外国人の交流の事例 Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 10- 8ホームレスと外国人の交流の事例 -> 文化的な面からも、リバイバル宿のターゲットは欧米人が良いと思われる。 ○ 外国人が日本のホームレス支援をしている具体例 ブラジルから日本へ働きに来た人、在日ブラジル人達が中心になって、 都内で月1回、おにぎりや古着などをホームレスの人たちに配っている。食料支援をしている。 ブラジルでは困った人同士助け合うのは当たり前。 ・日本初のフードバンクの団体「セカンドハーベストジャパン」 食品製造メーカー・農家・個人から、まだ食べられるにも関わらず様々な理由で廃棄される運命にある食品を引き取り、 それらを児童養護施設の子供たち、路上生活を強いられている人達等の元に届けるフードバンク活動を行ってる団体。 ・スポンサーはコストコ、ネスレなど外資系企業、教会、インターナショナルスクールが多い。 ・理事長が「チャールズ・マクジルトン」というアメリカ出身の方。 ・・・ 1984 年に来日され、 91 〜 2000 年までに日雇労働者問題に関わっている。 ○ その他、外国人⇔ホームレスの方を繋げられる可能性がある事例 「秋葉原クリーンアップキャンペーン」/外国人と日本人で秋葉原の街のゴミ拾い ・・・主催:株式会社 JAPANiCAN ・・日本の美しさ、おもてなしの心をあらわす「清潔さ」を一緒に体験して外国人に知ってもらうのが目的。 ・・もともとは JTB のキャンペーンで始めたものが元。
  • 11. まとめ:訪日外客向けリバイバル宿 Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. まとめ:訪日外客向けリバイバル宿 数値は 2009-2010 年 < ターゲット > 社会的弱者支援に理解のある層。具体的には、欧米人など < 地域 > 都心にアクセスの良い空き物件がある所。 訪日外客の動機のトップはショッピングであり、関心のある地域も都心近郊の為 -> 初期費用をいかに抑えるかが課題 < 宿の差別化:社会的弱者支援宿 > ・社会的弱者支援に理解のある宿泊客を対象 ・宿で提供するコンテンツは社会的弱者のスキルを活かしたモノや交流とする。 例)料理、着物の着付け、BBQ、ゴミ拾いなど ・コンテンツ開発には社会的弱者が加わる事で、社会復帰への準備となる。
  • 11. まとめ:訪日外客向けリバイバル宿 Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. まとめ:提供価値 数値は 2009-2010 年 < 社会性 > メインターゲットである、社会的弱者に対しては、リバイバル宿を通して 自身の持つスキルで社会復帰を促す。 外国人をターゲットにした宿運営を行うことで、我々日本人では気が付かなかった 日本の良さを再認識して、閉塞感が漂う日本(市場)を活性化する。 社会全体に対して、社会的弱者支援は万国共通の課題である。 その課題に対して「国際交流」を軸に解決していく事で、真の国際交流へと発展させる。