Super Kamiokande 再建作業 学生ボランティア体験記

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2004年のbitの会でトークしたときのスライド

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Super Kamiokande 再建作業 学生ボランティア体験記

  1. 1. Super-Kamiokande再建作業 学生ボランティア体験記 大日向大地 (長野高専35期 電子制御工学科OB)Jun 5, 2004. 第25回 bitの会 1
  2. 2. ・・・その前に 高専時代(35期) 最近やっていること 電子制御工学科 並列キュープロセッサの クリエイターズ同好会 開発(修士研究) プロコン(’98~’01) 情報科学若手の会 HANAMIX,MABIKIX Dreamの会 etc… メンバー協力型P2Pシス すずけん テムの開発 それから・・・ 新潟大学 電気通信大学大学院Jun 5, 2004. 第25回 bitの会 2
  3. 3. スーパーカミオカンデってなんだろう 世界に誇る巨大実験施設Jun 5, 2004. 第25回 bitの会 3
  4. 4. スーパーカミオカンデ(SK)とは?ニュートリノを観測するための巨大実験装置 東京大学宇宙線研究所神岡素粒子研究施設 神岡鉱山地下1000m 底面直径40m,高さ40mの筒状の巨大な水槽 直径50cmの巨大PMT(光電子増倍管)が11,146個 前身,カミオカンデで2002年ノーベル物理学賞Jun 5, 2004. 第25回 bitの会 4
  5. 5. SKの科学的バックグラウンド(1) ニュートリノってなんだ? スーパーの前に無印のカミオ 素粒子のひとつです カンデあり ベータ崩壊で発生 陽子崩壊を観測するための 質量とニュートリノ振動 ニュートリノ観測 観測が困難 Kamioka Nucleon Decay いろんなニュートリノ Experiment 大気ニュートリノ 10m四方の円柱型 宇宙線が大気と衝突して 固い岩盤の地下深くに作って 発生 ノイズをシャットアウト 太陽ニュートリノ ニュートリノが純水を通過する 恒星内部の原子核反応に さいに発生するチェレンコフ光 よって発生 人工ニュートリノ 人工的に発生Jun 5, 2004. 第25回 bitの会 5
  6. 6. SKの科学的バックグラウンド(2) 1987年2月23日 そしてSK誕生 大マゼラン星雲で超新 カミオカンデの後を次ぐよ 星を観測 り巨大な観測装置 超新星で発生したニュー “ニュートリノ観測”により 重きを置いた装置 トリノをカミオカンデが見 Super Kamioka 事に観測 Neutrino Detector ニュートリノで恒星内部 K2K実験 を観測するニュートリノ天 (KEKtoKamioka) 文学の幕開け ニュートリノに質量がある ことを発見 2002年ノーベル物理学賞 ニュートリノは振動するJun 5, 2004. 第25回 bitの会 6
  7. 7. スーパーカミオカンデのPMT 浜松ホトニクス製 世界最大φ50cmのPMTPMTを壁一面に配置 絶景であるJun 5, 2004. 第25回 bitの会 7
  8. 8. SK事故と学生ボランティア 巨大実験施設に挑んだ者たちJun 5, 2004. 第25回 bitの会 8
  9. 9. SK破壊事故とその修復 2001年11月事故発生 メンテナンス後の注水で,水槽の半分ほどまで注水したとこ ろ,PMTの一つが破裂し爆縮 衝撃波によって周辺のPMTが破裂し,その衝撃波で・・・と連 鎖的にPMTが次々に破裂 全11,000個以上のPMTのうち約半数を失う 生き残った半分のPMT 衝撃波防止の処置を施す 配置密度を半分にして再配置 暫定復旧,半分の能力で実験・観測再開Jun 5, 2004. 第25回 bitの会 9
  10. 10. SK学生ボランティアとは SK破損事故後の復旧作業の為に全国から集まった 学生ボランティア 週交代で各週数人,計90人以上が参加 参加学生の内訳 理工学系の大学生,大学院生が主体 看護学生も参加したとか 岐阜高専では単位認定 身内である東大からはひとりだけ 女性の方が多かった?Jun 5, 2004. 第25回 bitの会 10
  11. 11. そして学生ボランティアに参加 2001年11月 新聞報道で事故を知る 2002年4月にボランティア募集の記事発見 夏休み最終週,復旧作業も最終週の9月最終週に ボランティアに参加 夏休みまっただ中は早期に定員いっぱい 9月上旬は集中講義・・・ いろんな期待を胸に神岡へGo!! 大糸線-北陸本線-高山本線-神岡鉄道 片道5時間の旅でした. 北陸新幹線があれば・・・Jun 5, 2004. 第25回 bitの会 11
  12. 12. 神岡に集まった愉快なメンバーたち 北は新潟から南は沖縄まで, 全国から男女7名が集合 作業要員はボランティア他 研究所スタッフ,学生 コラボレーション研究者 三井造船 などなどJun 5, 2004. 第25回 bitの会 12
  13. 13. ボランティアの生活 初日月曜はSKの見学と仕 起床,朝食 事の説明 7:40集合,車で移動 火曜から作業 8:00入坑 基本的に単純作業の繰返し 休憩は午前,午後にそれぞ 金曜が最終日 れ10分と昼休み 復旧作業も最終日 17:00出抗 関係者のみなさんお疲れ様 でした 夕食 土曜はいろいろ 夜のお楽しみ♪ 入坑6時間前から飲酒禁止 日曜日にさようならJun 5, 2004. 第25回 bitの会 13
  14. 14. これがボランティアの仕事内容だ!! PMTにIDを振る ケーブルを作る 信号チェック 衝撃波防止処置 PMTをタンクに取り付け ケーブルの配線Jun 5, 2004. 第25回 bitの会 14
  15. 15. 作業の様子 簡易クリーンルーム工場のラインのような配置 最終日午後タンクに集合取り付けを待つPMTJun 5, 2004. 第25回 bitの会 15
  16. 16. スーパーカミオカンデってこんな所 異世界への誘いJun 5, 2004. 第25回 bitの会 16
  17. 17. 岐阜県神岡町 - かつての鉱山の街 今は岐阜県飛騨市 神通川奥飛騨峡谷 今はニュートリノで町興し ジオスペースアドベンチャー コンビニニュートリノ 神岡鉄道と国道41号Jun 5, 2004. 第25回 bitの会 17
  18. 18. 茂住から鉱山へ - 異世界の扉 研究棟茂住の町並み 神岡鉱山入り口 研究所宿舎Jun 5, 2004. 第25回 bitの会 18
  19. 19. ハット - ハイテクと壁筆と国際色とJun 5, 2004. 第25回 bitの会 19
  20. 20. タンクの入り口 - 宇宙船のハッチか そして分厚い壁こんなに小さな入り口 高さ40mの天井と内壁Jun 5, 2004. 第25回 bitの会 20
  21. 21. タンクの中 - 地底の硝子の要塞 思わず口を開けたマヌケな顔で見とれるでかすぎてファインダーには収まりません!!Jun 5, 2004. 第25回 bitの会 21
  22. 22. 洞窟の中 - 非日常的な異世界 一度電源トラブル が発生しました神岡鉱山の地下水Jun 5, 2004. 第25回 bitの会 22
  23. 23. カムランド - カミオカンデ跡を継ぐ者 カミオカンデ跡地に作られた, 東北大のニュートリノ実験 施設 カミオカンデと違って 球体 液体シンチレータ エネルギの小さいニュートリノ を観測可能 原子炉のニュートリノ 地球内部のニュートリノ 太陽のニュートリノJun 5, 2004. 第25回 bitの会 23
  24. 24. スーパーカミオカンデその後 その名は誰もが知るところにJun 5, 2004. 第25回 bitの会 24
  25. 25. スーパーカミオカンデのその後 2002年 ノーベル物理学賞 MASATOSHI KOSHIBA, for pioneering contributions to astrophysics, in particular for the detection of cosmic neutrinos 復旧,実験・観測再開 観測能力は事故前の半分 いずれ,残りのPMT取り付けの作業も実施 プロジェクトX(2003年5月27日) 衝撃のカミオカンデ 地下1000mの戦い 事故・復旧には一切触れていなかった 続編「衝撃波を防げ SK復活への道」も希望Jun 5, 2004. 第25回 bitの会 25
  26. 26. おわり ありがとうございましたJun 5, 2004. 第25回 bitの会 26

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