学生 の 力 づけ : 無気力 から 主体性            へ    ドヨン・ポール レイモンド      Paul Raymond Doyon            宮城大学    平成22年  2月 16日(火曜日)
概要背景信 じる 事 と 知覚無気力 の 経験逸話 : 犬 と 人参The Lewinian/Kolb 体験学習 モデル重要 な 概念  集中現象 と 力 づけ  統制下 における 従順 と 反抗  体験 から 染 み 付 いた 無力感  統制...
 信じる事                                知覚A great deal of what is perceived is, inactuality, inferred (Kearl).多くの 知覚されている事柄は ...
Every individual is at once the beneficiary and the victim ofthe linguistic tradition into which he has been born -- thebe...
信 じる事 / 概念        解釈感覚                知                  覚
無気力な学生を受けもった事がありますか。また あなた自身も無気力感を持った事がありますか。その時あなたはどうしましたか 。
教 える事 とは、提示 された内容 が価値 のある贈 り物 として知覚 されるべきものであり、厳 しい義務 として知覚 されるべきものではない。Teaching should be such that what isoffered is per...
The          Lewinian/Kolb          体験学習 モデル             具体的体験新たな場面/                     観察状況で概念の                    と 反省影...
価値認識を高めるということ     高められた集中現象とやる気       価値認識の改め/高まり      信じ込んだ価値認識の変化 心理的/学問的欲求への満足感を得る事( 能力 , 主体性 , 自尊心・自信 , 親密な間柄・帰属性 ,   ...
重要な概念•集中現象 と力 づけ•統制下 における  従順 と 反抗              •体験 から 染 み 付 いた 無力感•統制 への 反抗•働きかけへの報い•内的動機付け•心理的/学問的欲求•主体性への欲求
集中現象 と 力 づけ学習プロセスに集中している幼児を注意深く観察すると、このプロセスが幼児にとって大変な力づけになっているという事が明らかになります。幼児は新しい何かを身に付けるごとに、次ぎの新しい事柄に挑戦するのに十分な力づけを得ます。同様...
統制下 における 従順  と 反抗主体性の無い行動とは、ほとんどの場合、統制された行動です。統制された行動には従順と反抗という2つの種類があります。権威主義を良しとする指導者は配下の者に従順を求めます。そのさい、従順に属する者は命令に従うのみで...
体験から染み付いた無力感体験から染み付いた無力感とは「主体的行動は自分の現状を改善するために機能しない」という強い確信から生まれた無気力状態です。 (Gale Encyclopedia ofPsychology, 2001 p. 1) 。ペンシ...
反抗する 学習者
働きかけへの報い「働きかけに対する報いには重要な意味があります。というのは、学習者が学習援助者または教師の意図する事に対して報いることの重要性を意味します。つまり、学習者が提示された教室活動を達成するための準備ができており、やる気もあり、何をす...
内的動機付け ウィスコンシン大学の教育心理学者、                  Raffini博士は 内的動機付けを以下のように定義しています。  特にするべき義務や理由がなくても、満足感を得 るという目的のためだけに「行う」ことを選択...
五つの心理的・学問的欲            求 Raffini 博士は        (1996) 内的動機付けは五つの 心理的・学問的欲求によって成り立っている と言っています。   主体性の欲求(選択)   能力の欲求   自信・...
主体性への欲求                            主体性への欲求 人間は主に、自分の行動を主体的に決定したいと いう欲求を人間らしさの質として求めています。 主体性を感じ、自分の人生を管理したいという本 質的欲求を持ってい...
結論     価値認識を高めることによる         学生の力づけ 学生が、授業や教室活動の際、無理にさせられたり   強いられたりしていると感じている場合、学生は、そ  の授業の価値を感じる事ができないかもしれない。 学生の心理的、学...
おわり有り難うございます。
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  • 2 きょうの題名は教室における価値認識の程度を高める重要性でございます 。
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    1. 1. 学生 の 力 づけ : 無気力 から 主体性 へ ドヨン・ポール レイモンド Paul Raymond Doyon 宮城大学 平成22年  2月 16日(火曜日)
    2. 2. 概要背景信 じる 事 と 知覚無気力 の 経験逸話 : 犬 と 人参The Lewinian/Kolb 体験学習 モデル重要 な 概念 集中現象 と 力 づけ 統制下 における 従順 と 反抗 体験 から 染 み 付 いた 無力感 統制 への 反抗 働 きかけへの 報 い 内的動機付 け 心理的・学問的欲求 主体性 への 欲求結論
    3. 3.  信じる事   知覚A great deal of what is perceived is, inactuality, inferred (Kearl).多くの 知覚されている事柄は 実際に は推測されたことだ。
    4. 4. Every individual is at once the beneficiary and the victim ofthe linguistic tradition into which he has been born -- thebeneficiary inasmuch as language gives access to theaccumulated records of other peoples experience, thevictim in so far as it confirms him in the belief that reducedawareness is the only awareness and as it bedevils hissense of reality, so that he is all too apt to take his conceptsfor data, his words for actual things.全ての人は生まれ落ちた言語環境により、言語を有益なものにもするし、その被害もこうむる。 なぜなら、言語は他者が蓄積してきた様々な経験の記録を手に入れるための道具として有益にもなるが、同時に、言語だけを現実だと信じる者の意識を限られたものにしてしまい、被害をもたらすからだ。だから、人は概念を情報と間違えてとらえたり、言語を現実と間違えてとらえるのだ。Audous Huxley,The Doors of Perception
    5. 5. 信 じる事 / 概念 解釈感覚 知 覚
    6. 6. 無気力な学生を受けもった事がありますか。また あなた自身も無気力感を持った事がありますか。その時あなたはどうしましたか 。
    7. 7. 教 える事 とは、提示 された内容 が価値 のある贈 り物 として知覚 されるべきものであり、厳 しい義務 として知覚 されるべきものではない。Teaching should be such that what isoffered is perceived as a valuable giftand not a hard duty.--Albert Einstein
    8. 8. The Lewinian/Kolb 体験学習 モデル 具体的体験新たな場面/ 観察状況で概念の と 反省影響を試す ( 実験 ) 抽象的事象の 一般化と概念化
    9. 9. 価値認識を高めるということ 高められた集中現象とやる気 価値認識の改め/高まり 信じ込んだ価値認識の変化 心理的/学問的欲求への満足感を得る事( 能力 , 主体性 , 自尊心・自信 , 親密な間柄・帰属性 , 享楽 ) 体験 から染 み付 いた無力感
    10. 10. 重要な概念•集中現象 と力 づけ•統制下 における  従順 と 反抗  •体験 から 染 み 付 いた 無力感•統制 への 反抗•働きかけへの報い•内的動機付け•心理的/学問的欲求•主体性への欲求
    11. 11. 集中現象 と 力 づけ学習プロセスに集中している幼児を注意深く観察すると、このプロセスが幼児にとって大変な力づけになっているという事が明らかになります。幼児は新しい何かを身に付けるごとに、次ぎの新しい事柄に挑戦するのに十分な力づけを得ます。同様に、学生も、自発的に集中している状態で学んだ事柄は次ぎの段階への力づけとなります。 しかし、残念な事に、幼児が小学校に入学し、自発的な学習プロセスの機会をうばわれがちになると、上述のような自発的な力づけの機会をうばわれてしまうという事にもつながります。これは、無気力化プロセスと言ってもよいかもしれません。
    12. 12. 統制下 における 従順  と 反抗主体性の無い行動とは、ほとんどの場合、統制された行動です。統制された行動には従順と反抗という2つの種類があります。権威主義を良しとする指導者は配下の者に従順を求めます。そのさい、従順に属する者は命令に従うのみですが、一方、反抗に属する者は、期待されている事柄に対して全く反対の行動をとります。従順と反抗は不安定な相互関係を保ちながら、統制を補足する代表的なものとして存在しています。 (Deci, 1995)
    13. 13. 体験から染み付いた無力感体験から染み付いた無力感とは「主体的行動は自分の現状を改善するために機能しない」という強い確信から生まれた無気力状態です。 (Gale Encyclopedia ofPsychology, 2001 p. 1) 。ペンシルベニア大学の Seligman博士は、ネズミを使った実験で、ネズミが避けられない電気ショックに繰り返し曝された場合、その後の避けられる状況、又は逃げられる状況においても適切な行動をとる事が出来ないという事を発見しました。 Seligman 博士はこの実験結果を人間にも適用し、「人間から自分の環境を管理する機会をうばった場合、その人間は問題に着手する動機づけを失う」ということを発見しました。したがって、学生が自分の無力感を確信した場合、学生は、学ぶ状況において自主的に行動できなくなるだけでなく、おかれた状況をゆがめて捉える事さえもするのです。
    14. 14. 反抗する 学習者
    15. 15. 働きかけへの報い「働きかけに対する報いには重要な意味があります。というのは、学習者が学習援助者または教師の意図する事に対して報いることの重要性を意味します。つまり、学習者が提示された教室活動を達成するための準備ができており、やる気もあり、何をするべきかも理解しているという意味です。」 (Williams andBurden, 1997).
    16. 16. 内的動機付け ウィスコンシン大学の教育心理学者、 Raffini博士は 内的動機付けを以下のように定義しています。  特にするべき義務や理由がなくても、満足感を得 るという目的のためだけに「行う」ことを選択す る事。 -- 何もする必要の無い時に何かをしようと 動機づけられる事です。
    17. 17. 五つの心理的・学問的欲 求 Raffini 博士は (1996) 内的動機付けは五つの 心理的・学問的欲求によって成り立っている と言っています。  主体性の欲求(選択)  能力の欲求  自信・自尊心の欲求  親密な間柄・帰属性への欲求  享楽への欲求
    18. 18. 主体性への欲求 主体性への欲求 人間は主に、自分の行動を主体的に決定したいと いう欲求を人間らしさの質として求めています。 主体性を感じ、自分の人生を管理したいという本 質的欲求を持っているのです。この自己決定の欲 求は、人間が自分の意志で自由に行動出来た時に 満たされます。つまり、しなければならないから ではなく、したいから活動に参加する場合に満た されるのです。選択しがあり、選択の自由がある 事が重要で、他人の欲望のために無理にさせられ たり強いられたりするのでは満たされません。 (Raffini, 1996, pp. 3-4)
    19. 19. 結論 価値認識を高めることによる 学生の力づけ 学生が、授業や教室活動の際、無理にさせられたり  強いられたりしていると感じている場合、学生は、そ の授業の価値を感じる事ができないかもしれない。 学生の心理的、学問的欲求を満たすことによって、ま た、学生に課題に対するある種の選択権を与えること によって、教師は学生の価値認識を高める事ができ、 無気力な学生と呼ばれている学生も、授業に積極的に 参加させられる。 主体性のある学習者が力づけをされた学生である。
    20. 20. おわり有り難うございます。

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