図書館のアーキテクチャを考える
Upcoming SlideShare
Loading in...5
×

Like this? Share it with your network

Share

図書館のアーキテクチャを考える

  • 2,265 views
Uploaded on

 

More in: Education
  • Full Name Full Name Comment goes here.
    Are you sure you want to
    Your message goes here
    Be the first to comment
No Downloads

Views

Total Views
2,265
On Slideshare
2,097
From Embeds
168
Number of Embeds
6

Actions

Shares
Downloads
5
Comments
0
Likes
4

Embeds 168

http://zerobase.hateblo.jp 133
http://www.newsblur.com 12
https://twitter.com 12
http://www.feedspot.com 6
http://feedly.com 4
http://s.deeeki.com 1

Report content

Flagged as inappropriate Flag as inappropriate
Flag as inappropriate

Select your reason for flagging this presentation as inappropriate.

Cancel
    No notes for slide

Transcript

  • 1. Text 図書館のアーキテクチャを考える リブライズ合同会社 地藏 真作
  • 2. 自己紹介 名前: 地藏 真作 (ちくら しんさく) リブライズではプログラミングを担当 基本はフリーランスのエンジニア 他に作っているWebサービスやシステム Colish コンセプト型シェアハウスのポータルサイト etc…
  • 3. リブライズとは ミッション「すべての本棚を図書館に」 2012年9月スタート。バーコードリーダーと Facebookアカウントがあれば、誰でも簡単に無料 で、本棚を「図書館化」することができる。 2013年12月現在、およそ390の場所が「図書館」 に。全体では130,000冊の本が公開されている
  • 4. 「アーキテクチャ」とは 建築学における設計術あるいは建築様式 ITの世界では、基本設計や設計思想のこと
  • 5. 図書館の「アーキテクチャ」 設計思想「知識や知恵を整理整頓し、必要な人に届 けること」 それが満たされる「建物」
  • 6. 図書館の「ファンクション」 本を自由に読んだり借りられる場所 アーカイブが整備されている リファレンスサービスがある 「∼∼図書館」という名前がついている
  • 7. しかし、図書館でなくても カフェでも本が読める コワーキングスペースでも本が借りられる 自転車のことは自転車屋さんが一番詳しい
  • 8. 図書館でない場所の問題 どこに何があるかわからない 行っても借りられるかどうかわからない 知りたいことを聞けるかどうかわからない
  • 9. リブライズが可能にしたこと どこに何があるかわかる 行って借りられるかどうかがわかる 知りたいことを聞けるかどうかわかる
  • 10. キーワード 「本」「場所」「人」
  • 11. リブライズのアーキテクチャ 街のいたるところに分散したブックスポット(本のあ る場所) その場所の本や人をインターネット上で結びつける
  • 12. 分散したブックスポット たくさんのブックスポットに少しずつ本がある それぞれの場所が専門性を持っている
  • 13. インターネットで結ぶ どんな本があるか → 蔵書一覧、検索 どんな場所であるか → 位置や説明を公開 どんな人がいるか → スタッフ、場所に関わる人を表 示 貸し借り等の操作 → 書誌情報などをネットから取得
  • 14. コンピュータの歴史 昔 大きいコンピュータが中心にあり、それをみんな で分け合って使う 今 パソコン、スマホは一人一台以上持っている。人 と人が直接情報を交換する
  • 15. 図書館とリブライズ 図書館 大きい建物が中心にあり、そこにみんながアクセ スして利用する リブライズ 無数のブックスポットが存在し、そこで人と人が 直接貸し借りや情報交換を行う
  • 16. リブライズの特徴 リアルとネットをつなげるしくみ 誰でも使える操作体系 楽しそうで参加しやすい雰囲気 応援してくださる人たちのコミュニティ 他サービスとの連携がしやすい構造
  • 17. リアルとネットをつなげる しくみ バーコードを読み取ってネット上の情報を検索、結 果を利用者に表示 ISBNを基本に、独自のバーコードを発行し、情報を 紐付けている リアルなブックスポットをベースに、人と人が直接つ ながりやすい
  • 18. キーボードやマウスの操作 が少ない バーコードをベースにしたインターフェース バーコードリーダー 会員カード 書籍シール
  • 19. 楽しそうで参加しやすい雰 囲気 優れたデザイン → 2013年度のグッドデザイン賞受賞 Facebook等での情報発信 定期的にイベントを開催し、利用者とサービス運営 側の距離を縮められるようにしている
  • 20. 応援してくださる人たちの コミュニティ リリース前からFacebook上でコミュニティを作り、 そこでの要望を積極的に反映。リリース後も活動を 継続。 → リブライズCafe on Facebook 図書館総合展のスタッフもコミュニティから参加して いただいた リブライズサポーター
  • 21. 他サービスとの連携がしや すい構造 サービス自体が他となじみやすいよう、主張しすぎないデザイン 連携例 カーリル Obuserhythm 情報ステーション(千葉船橋民間図書館) まちライブラリー etc…
  • 22. リブライズの弱点 ブックスポット毎に偏った蔵書 ブックスポットの数が少ない 図書館システムとしては役不足 → いずれも、将来的には解決可能
  • 23. 事例
  • 24. 下北沢オープンソースCafe リブライズ共同開発者の 河村がオーナーのコワー キングスペース ギークな本が約800冊 著者がおいていった本も ある http://librize.com/osscafe
  • 25. 少女まんが館 東京あきるの市にある少女ま んが専門の図書館 蔵書およそ5万冊(のごくご く一部をリブライズで公開) リブライズ以前は管理方法が なく困っていた。 http://librize.com/jomakan
  • 26. ゲストハウス蔵(KURA) 長野県小布施にも近い 須坂市にあるゲストハ ウス。 海外からのゲストも多 いため、観光や言葉に 関する本が多い。 http://librize.com/ghkura
  • 27. 嘉悦大学ソーシャル図書館 嘉悦大学の学生が教員 から新書を集め、「図 書館」として公開、運 用している。 リブライズがあって初 めて実現した。 http://librize.com/kaetsu
  • 28. ブルックリン・コミュニティ 図書館 ニューヨーク市ブルッ クリン近郊に住む日系 人コミュニティのため の図書館 http://librize.com/ bjafalibrary
  • 29. 魚浩 高円寺にある居酒屋。 お酒と同じ棚に本が置 いてあるのがユニーク 持ち込まれる本も多い もよう。 http://librize.com/ places/155
  • 30. まちライブラリー @大阪府立大学 大阪府立大学施設内にある 第1回マイクロライブラリーサミッ トを開催 「まちライブラリー」として他の スペースとゆるやかな連携 http://librize.com/machilibrary-opu まちライブラリー一覧 http:// librize.com/streets/machi-library
  • 31. 一般社団法人 しあわせ計画 舎 通所介護施設に併設され たブックスポット 岩手県盛岡市 リブライズ内で最大の蔵 書数。約3,800冊。 http://librize.com/places/ 450
  • 32. 専門的ブックスポット ! ガラス、スポーツ、ペッ ト、歴史…。 http://librize.com/ streets/special
  • 33. まとめ リブライズは従来の「図書館」と同じ設計思想に始 まっている。 しかし、それを一つの「建物」ではなく、街の中に 無数にある場所から作り上げていこうとする試みで ある。 インターネットを利用して、その試みは現実化し、 成果を上げつつある。
  • 34. Thank you! Text Facebook: facebook.com/librize Web: librize.com/ja/