モデリングの神髄

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BPStudy#62 匠Business Place 萩本順三さんの発表資料

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  • 「ビジネス価値、戦略、業務に繋げてアーキテクチャーをモデルとして表現するための手法とモデル表現がこれから必要とされている。」
    従来からの永遠の課題のような気もします
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モデリングの神髄

  1. 1. モデリングの神髄~ビジネス戦略モデル、要求モデル、アーキテクチャモデルの 関係性とその本質的有効性を理解する~ 萩本順三 Copyright (C) 2012 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved www.takumi-businessplace.co.jp
  2. 2. モデリングって難しい?新人の頃、モデルとはモデリングって、とても難しく専門的なものだと思っていた。でも…単に、複数人の相手に文字ではなく、言葉でもない、人に分か りやすいイメージを伝える事がモデリングの本質だというこ とが分かってきた。 Copyright (C) 2012 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved www.takumi-businessplace.co.jp
  3. 3. 僕のモデリングへの取り組み• Step1 – 構造化手法(機能の階層化、機能の概念化) COBOLで活用 カッコエ~。でもかなり概念的。 – データモデル(正規化理論) なるほど納得! (知識的にはファイル設計を応用)•Step2 – オブジェクト指向設計モデル(オブジェクト指向プログラミングからの延長) クラス図(静的モデル) 凄い!プログラムイメージをそのまま表現できる! (クラス図は、正規化理論の知識を応用) オブジェクト図(動的モデル) Copyright (C) 2012 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved www.takumi-businessplace.co.jp
  4. 4. 僕のモデリングへの取り組み• Step3 – 分析モデルをとことん疑う 当初:概念的でよ~わからん。 概念モデル しかも、実世界をコンピュータの疑似世界 に持ち込んでどうするんだ?•Step4 – 分析モデルの真の必要性が少し理解できるようになる 概念モデル そもそもビジネス用語の概念が整理されていない事が 問題。コンピュータに持ち込む前に整理すべきであり、 整理後、コンピュータの設計に繋げるべき。 Copyright (C) 2012 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved www.takumi-businessplace.co.jp
  5. 5. 僕のモデリングへの取り組み• Step5 – 要求モデル 概念モデル (課題) それをオブジェクト指向でどう取り扱うのか?•Step6 – 要求モデル(ユースケースの登場) 概念モデル 要求をオブジェクトとは異なる概念 ユースケースとして整理するやり方 に納得。でも世の中的には、ユース ケースをクラス設計に繋げる方法に ずいぶん混乱したような… ユースケースモデル Copyright (C) 2012 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved www.takumi-businessplace.co.jp
  6. 6. (自分の中で)決めた事 悩み中 決めた後 理解のモデル (責務)分析モデル ・分かり易い事 理解と実現の為のモデ設計モデル ル (責務) ・分かり易い事 ・実装責任を負う 分析結果が設計に繋がらない 繋がらなくともよしとする だからこそ分析モデルはシンプル スピィーディに作成すべき。 Copyright (C) 2012 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved www.takumi-businessplace.co.jp
  7. 7. (世の中はどうあろうが自分の中で)変えた事 プロセスモデル 情報モデル (業務フロー) (概念モデル) 要求定義 (ユースケース)ソフトウェア対象分析モデル(概念モデル) 要求定義(ロバストネス分析) (ユースケース) 設計モデル 設計モデル ソフトウェア設計に入ってからの分析 概念モデルは、ビジネス(業務)レベルで記述 モデルに価値を感じられない すべき。また、要求の根拠には業務モデルが ロバストネスなどは教育的には論理的 あるべき。要件定義の前のフェーズが必要。 だが、詳しくは (そもそもこういう考えは以前から存在して 「論理的美の虚像」で検索! いたけれど、2000年頃には陳腐化していた) Copyright (C) 2012 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved www.takumi-businessplace.co.jp
  8. 8. 2004年要求開発のベースモデルが誕生 戦略ビュービジネスのサービスを定義する (戦略マップ)際にはビジネス戦略の定義が必要であるはず。 サービスビュー (ビジネスユースケース)業務プロセスも業務概念も、HOWである。そのWhatとしてのサービスの定義が必要だろう!(サービス指向に強く影響を受けた) プロセスビュー 情報ビュー (業務フロー) (概念モデル) Copyright (C) 2012 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved www.takumi-businessplace.co.jp
  9. 9. 要求開発のモデル・ストラクチ ャ図 ビジネス戦略ビ 戦略ビュージ ビジネス戦略ネス プロジェクト戦略 サービス ビュー プロセス ビュー 情報 ビュー ビジネス要求 ビジネス・プロセス オブジェクト モデルIT アプリケーション システム要求 データシ ・プロセス モデルステム アプリケーション フレームワーク 実装アーキテクチャ Copyright (C) 2012 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved www.takumi-businessplace.co.jp
  10. 10. ビュー別の代表的なモデル図 ●BSC戦略マップ システム ●要求分析ツリーユースケース記述 ユースケースモデル ゴール記述 ●ビジネス ●ステークホルダ ●業務フロー ユースケースモデル ●ビジネス概念モデル 戦略ビュー ビジネス戦略 分析・設計モデル プロジェクト戦略 クラス図 ビジネス DB モデル サービスビュー ビ プロセスビュー 情報ビュー ジ ネ オブジェクト ビジネス・プロセス ビジネス要求 ス モデル I システム要求 データ T アプリケーション・プロセス モデル シ ス テ ム アプリケーション フレームワーク 実装アーキテクチャ Copyright (C) 2012 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved www.takumi-businessplace.co.jp
  11. 11. 要求開発+システム開発のビユー• 要求開発は、4つのビューをビジネスからシステムに繋ぐために、下記 のように7つのビューで表現されます。これによりビジネスからシステ ムへのモデル上のトレーサビリティ(追跡可能性)が確保されます。 戦略ビュー 目的 ビ ジ ネ 手段 ス サービス ビュー プロセス ビュー 情報 ビュー 目的 目的 手段 手段 目的 目的 手段 サービス ビュー シ ス 目的 目的 テ プロセス ビュー 情報 ビュー ム 手段 手段 Copyright (C) 2012 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved www.takumi-businessplace.co.jp
  12. 12. 要求開発4象限 戦略・要求 オペレーションビ ビジネス ビジネスジネ 戦略 オペレーションス What 表(価値) How 裏(実現) What 表(価値) 裏(実現) Howシス What 表(価値) How裏(実現)テム システム要求 システム設計 Copyright (C) 2012 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved www.takumi-businessplace.co.jp
  13. 13. 僕の中でのモデリング手法発展の歴史描く力 価値 戦略 業務 機能 構造 作る力 オブジェクト指向 要求開発 匠メソッド 方法論Drop 1997 方法論2005 方法論2009 Copyright (C) 2012 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved www.takumi-businessplace.co.jp
  14. 14. 新時代のプロセス分ける(作業の見える化) 要求開発段階 システム開発段階繋げる(プロセス) 要求開発段階 システム開発段階並行で走らせる(チームセル)・Howの手探り・Howからの突き上げ Copyright (C) 2012 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved www.takumi-businessplace.co.jp
  15. 15. 要求開発を開発する中での悩み(その1)そもそもシステム要求とは何か?AさんがBさんに要求を出す。こんな単純な構造なのだろうか? Copyright (C) 2012 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved www.takumi-businessplace.co.jp
  16. 16. 要求は、あるものではなく、開発するものである。要求開発に必要な事は、3つの視点のコタツ形成。これは、チームの役割だけを示すものではない。参加者全員が3つの視点を持つ事。 戦略的 将来の価値を 視点 取りに行く傾向 業務部門に戦略的視野 を身につけさせる。 IT活用の ビジネスにとって 価値のある 業務問題 現在の価値を 取りに行く傾向 視点 要求・要件 解決の視点 戦略部門に現場の問題 課題を理解させる。これによって、要求(戦略・業務・IT)を広い視野で考え、取捨選択したり、創造するための基礎スキルが形成される。 Copyright (C) 2012 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved www.takumi-businessplace.co.jp
  17. 17. 要求開発を開発する中での悩み(その2)そもそも要求と、業務モデルやソフトウェアモデルとの関係たとえば、業務フローを書いたからといって業務要求が整理されるわけではない。ましてや、システム要求が定義されるわけではない。 Copyright (C) 2012 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved www.takumi-businessplace.co.jp
  18. 18. 要求は現状を変える際の変化から生まれる 戦略的視点 (将来の価値) プロセスビュー 情報ビュー 現在 (業務フロー) (概念モデル) AsIsトップダウン ビジネス戦略から 見て業務ITをどう 変えるべきか? ・業務要求 ・システム要求 問題解決的視点 (現在の価値)ボトムアップ 現在の業務改善か 新規 プロセスビュー 情報ビュー ら見て業務ITをど ToBe (業務フロー) (概念モデル) う変えるべきか? つまりは、AsIs,ToBeの業務モデルと要求モデルは関係付けて定義すべき! Copyright (C) 2012 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved www.takumi-businessplace.co.jp
  19. 19. 要求開発を開発する中での悩み(その3)そもそもシステム要求定義のやり方には業務要件から見た要求という観点が薄く点の要求を細かくしているだけではないか。だとすると無意味な作業に時間を費やしている。結論:要求定義の根本を変える必要がある! Copyright (C) 2012 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved www.takumi-businessplace.co.jp
  20. 20. 要求定義の根本的改善1 上位要求への階層的表現 ビジョン 上位What-Why 戦略要求 ここから 下はリアル な要求イメージ 業務要求 表現だけにするIT基本要求システム要求 点の要求 Copyright (C) 2012 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved www.takumi-businessplace.co.jp
  21. 21. 要求定義の根本的改善2 面の要求(業務変更、新業務からの要求) 面の要求 業務変更 業務要求IT基本要求システム要求 Copyright (C) 2012 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved www.takumi-businessplace.co.jp
  22. 22. 要求開発を開発する中での悩み(その4)世の中はビジネスの方向へどんどん突き進んでいる。その過程で、手段的なHowよりも、価値、何を行うかというWhat,Whyが必要とされている。しかし、そのような観点でのITアーキテクチャモデルはまだ確立できていない。ビジネス価値、戦略、業務に繋げてアーキテクチャ―をモデルとして表現するための手法とモデル表現がこれから必要とされている。 Copyright (C) 2012 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved www.takumi-businessplace.co.jp
  23. 23. 現在会社として進めている事ビジネス価値と戦略と業務とITをシームレスに繋げるためのモデルと手法を確立する事。ビジネス企画の中で、IT活用法までイメージするための手法。=>匠Method for Service製品企画というテーマで、プロダクト(複数製品)の価値や戦略およびターゲットとする製品の企画を行う方法 =>匠Method for Product Copyright (C) 2012 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved www.takumi-businessplace.co.jp
  24. 24. 匠Method for Serviceモデル体系 ◆ビジネスユースケース図 ◆システムユースケース図 ◆SWOT分析シート ◆匠BSC戦略マップ ○○システム ○○社 商 品 一 覧 参 照する組織 在 庫 の 確 認 を 粉う 在庫担当ビュー 顧 客 商品を購入する 売上集計を粉う 会計担当 ◆ステークホルダ分析 ◆ステークホルダ価値関連図 ◆ビジネスコンテキスト図 ◆概念モデル ◆業務モデル(AsIs,ToBe)ドメインビュー ◆要求分析ツリー ◆プロジェクトゴール記述書◆プロジェクト初期プラン ◆プロジェクトシートプロジェクトビュー Copyright (C) 2012 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved www.takumi-businessplace.co.jp
  25. 25. 匠Method for Service全体体系(モデル・ビュー) ドメイン(問題領域) 組織ビュー プロジェクトビュー ビュー ●SWOT分析シート ●ステークホルダ分析 ●プロジェクトシート ●匠BSC戦略マップ ●ビジネスコンテキスト図 ープロジェクトビジョン ープロジェクトミッション価値のモデル ●要求分析ツリー ●プロジェクトゴール記述 ●ステークホルダ価値関連モデル ●プロジェクト初期プラン ●業務モデル(As-Is)業務 ●業務モデル(To-Be)モデル ●概念モデル ●ビジネスユースケース図機能 ●システムユースケース図モデル Copyright (C) 2012 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved www.takumi-businessplace.co.jp
  26. 26. 匠Method for Product 全体体系(モデル・ビュー) ユーザビュー プロダクトビュー プロジェクトビュー ◆ビジネスコンテキスト図 ◆プロダクトビジョン ◆プロジェクトシート ◆ユーザコンセンサスモデル ◆プロダクトコンセプト -プロジェクトビジョン ◆プロダクト戦略 -プロジェクトミッション ◆プロダクトロードマップ -プロジェクト初期プラン ◆プロジェクトゴール記述書価値の ◆要求分析ツリーモデル ◆想い図 ◆プロダクトバリューシミュレーション -ポートフォーリオマルチビュー -パンフレットイメージ -プロトタイプシナリオ -ユーザライフスタイルデザイン ◆ステークホルダ分析 ◆プロダクトステークホルダ ◆ユーザビジネスモデル 分析業務 -プロセスモデル ◆業務モデルモデル -情報モデル ◆組織モデル ◆製品体系図機能 ◆機能体系図モデル ◆問題・課題分析構造 ◆アーキテクチャモデルモデル Copyright (C) 2012 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved www.takumi-businessplace.co.jp
  27. 27. 狙っている事 エンジニアが• ビジネス企画の早い段階から チャレンジ! – IT側からのイノベーションを起こす仕組み – フィジビリティ検証等、リスクマネジメントを行う仕組 み 協業による匠メソッドサービス 新たなIT企業としてのイメージ確立 ビジネス視点のNewソリュー の社外展開 それに基づく企業戦略の見える化 ションの確立 ビジネスメソッドの展開 企業戦略の開発 ビジネス視点による 新ソリューションの確立 製品企画 BPMソリューション 匠Method for Product 匠Method for BPM 事業戦略・部門戦略 策定・見える化支援 ビジネス企画 BRMソリューション 匠Method for Service 匠Method for BRM 企業イメージ・ブランド外に向けた 要求開発 確立支援 ERPソリューション価値向上 匠Method 要求開発 匠Method for ERP Web企画メソッド 匠Method for Web クラウドビジネスメ 要求開発 ソッド Copyright (C) 2012 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved www.takumi-businessplace.co.jp
  28. 28. ご清聴ありがとうございました hagimoto@takumi-businessplace.co.jp www.takumi-businessplace.co.jp 匠には誰もがなれるわけではない 匠を目指そうとするものだけに、その権利は与えられる Copyright (C) 2012 Takumi Business Place Corporation All Rights Reserved www.takumi-businessplace.co.jp

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