「MFクラウド確定申告」の手順書です。 今回は 個人事業主様向けに、 ・家事案分 ・事業主貸 について説明しています。

1. © Money Forward Inc. All Rights Reserved
事業用と個人用の経費を分割
（家事按分）
個人事業主

2. © Money Forward Inc. All Rights Reserved
概要
•ご自宅の家賃や電気代等は事業に使われていれば、 事業用の経費として計上することが出来ます。
＜一般的に事業用と家庭用とで按分される経費＞ ・家賃、インターネット代 ・水道光熱費 ・駐車場代、ガソリン代、車検代 ・自動車の減価償却費
•事業用と家庭用の経費の割合を設定することを 「家事按分」と呼びます。
個人事業主

3. © Money Forward Inc. All Rights Reserved
MFクラウドでの家事按分の考え方
•金融機関やクレジットカード等をご登録いただい ている方は、経費が一度全額事業用として計上さ れます。
•これらの費用を、家庭用での利用率を設定し、事 業用の経費から家庭用に振り替える方法について 説明させていただきます。
個人事業主

4. © Money Forward Inc. All Rights Reserved
家事按分の設定方法
ホーム画面の上部にある決算・申告にカーソルを当てていただき、上から 2番目の『家事按分』を押下してください。
「家事按分」を押下
ここにマウスをあてて
トップページ
個人事業主

5. © Money Forward Inc. All Rights Reserved
家事按分の設定方法
画面右にある「家事按分設定の追加」を押下してください。
「家事按分設定の追加」を押下
家事按分
個人事業主

6. © Money Forward Inc. All Rights Reserved
家事按分の設定方法
家事按分する勘定科目・補助科目を選択し、事業に利用する割合を設定し た上で、保存して下さい。
事業に利用している割合を設定
家事按分する勘定科目を選択し
例）
家賃：
自宅が50㎡で事業に利用しているスペースが10㎡の場合、 20％が事業用の経費として計上できます。
インターネットのプロバイダ料金：
一ヶ月（30日）のうち、10日を事業用に使った場合、33.3% を事業用の経費として計上できます。
家事按分設定の作成
最後の「保存」を押下
個人事業主

7. © Money Forward Inc. All Rights Reserved
家事按分の設定方法
家事按分を設定後、仕訳を登録処理を行うと、当期の仕訳が作成/再作成 されます。
「仕訳作成」ボタンを押下して下さい。
家事按分
「仕訳作成」を押下
個人事業主

8. © Money Forward Inc. All Rights Reserved
家事按分の設定方法
家事按分
事業での利用比率を20％に設定していたので、10万円の家賃のうち、事 業用ではない8万円分が費用から引かれ、事業主貸(*)に振り返られました。 (*)事業主貸については次ページを参考にして下さい。
個人事業主

9. © Money Forward Inc. All Rights Reserved
[参考] 事業主貸とは
•個人事業主の場合、事業の資産である現預金から 事業ではない生活にかかる費用の支払いをします。
•事業の資産から事業主個人へお金が動いた場合は 「事業主貸」の勘定科目を使って仕訳をします。
【複式簿記の場合】
例）1/4に地代家賃を10万円を普通預金から支払った
1月4日 借方 （地代家賃） 100,000 貸方 （普通預金） 100,000
例）1/31に地代家賃として計上した10万円のうち、80％は通常の生活に使うので、 8万円を家事按分として振り替えた。
1月31日 借方 （事業主貸）80,000 貸方 （地代家賃） 80,000