XP と生態学

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2006.6.19 : オブジェクト倶楽部 2006夏イベント

* 『XP と生態学』

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XP と生態学

  1. 1. XPと生態学 XP & ecology 2006.6.29 XPJUG あまのりょー
  2. 2. XPJUG からの告知 2
  3. 3. 今年もやります 「XP祭り」 2006/9/2 (土) 於:都内某所 予定を空けてお待ち下さい 3
  4. 4. 「XP祭り 関西」 2006/9/30 (土) 於:ワッハ上方 こちらもよろしく 4
  5. 5. 私 5
  6. 6. 某大学 大学院 農学研究科 応用生物科学専攻 植物保護科学講座 昆虫生態学研究室 出身(中退だけど) 6
  7. 7. 履歴書、書くの大変 なんですよね。。。 7
  8. 8. 何やっていたかってーと • 蝶のベイツ型擬態の研究とか。 • 針葉樹にゴール形成する タマバエの研究とか。 • 行動生態学やら、 進化生態学やら。 シロオビアゲハ (Papilio polytes) 8
  9. 9. そこで本日は • XP、、、というかソフトウェア開 発と生態学に見られるアナロジー について考えてみました。 • コの業界に入った当初から、漠然 と考えていた事なんですけどね。 9
  10. 10. 多様性、重要 • 生態系の持続的な運営には生物的 多様性(bio-diversity) が重要。 • XPE 2nd. でも Kent Beck が Diversity の重要さを説いていた。 (衝突が必要だとも) 10
  11. 11. 多様性、重要 • 実は、今日の考察は殆どこの一言 に集約されます。 • つまり、本日の結論。 11
  12. 12. 先にフィードバック • 今回のトークスについて練っている うちに、アジャイル界隈から、 生態学業界にフィードバック できる要素があることに気づいた。 • そう、アレ。 12
  13. 13. 腰リール 撮影協力: Akiyah 氏 13
  14. 14. フィールドワーカー にウケそう 14
  15. 15. 農学 15
  16. 16. リサージェンス • 農薬や殺虫剤の過度の散布により、 かえって害虫が増えてしまう現象。 16
  17. 17. 個体群生態学的な解釈 • 天敵生物が先に絶滅する事により、 害虫の発生を抑制する要因がなくな ることによる。 天敵 害虫 農薬 t 害虫大発生! 天敵絶滅 orz 17
  18. 18. 経済的被害水準 • 天敵と害虫の関係を低密度(経済的 被害水準以下)に抑えつつ、持続さ せることで、十分な収量を得る。 天敵 害虫 t 経済的被害水準 18
  19. 19. ソフトウェア開発では • 優秀な開発者が先に燃え尽きる事に より、バグの発生を抑制する要因が なくなることによるデスマ化。 開発者のモチベーション バグ 開発者酷使 t バグ大発生! 開発者燃え尽き orz 19
  20. 20. バグの経済学 • 提供するソフトウェアの価値とバグ によるコストのトレードオフを鑑み た持続可能なリリース計画。 開発者のモチベーション バグ t 経済的被害水準 20
  21. 21. 群集生態学 21
  22. 22. キーストーン種 • それを除去すると群集の性質が大き く変化する種。 • 例えば食物連鎖。 • ラッコ, ウニ, コンブ, 魚介類 • 実際にはリニアーな系よりも、む しろ食物網におけるロール。 22
  23. 23. そんな人、いるよね • マネージャ? リーダー? • →職制上のリニアーな関係ではな くて、むしろ・・・ • ファシリテーター! • スターエンジニア! • ムードメーカー! 23
  24. 24. 提案 24
  25. 25. プロジェクト・エコシステム • 多様性に基づく、疲弊せず、持続可 能で、ダイナミックに変化していく プロジェクトチームの運営。 • 自然生態系の写像。 25
  26. 26. ニッチとトラックナンバー • 多様性の維持はトラックナンバーの 減少にはつながらない。 • むしろトラックナンバーを増加させ る。 • 空きニッチ(生態学的地位)は、多 様な系だからこそ、埋まる。 26
  27. 27. 移入と移出 27 • プロジェクト内の閉じた生態系か ら、プロジェクト間・会社間といっ たオープンな系を意識してみる。 • 移入と移出こそが多様性の鍵。 • 人レベルの交流 • 知識・マインドレベルのやり取り
  28. 28. Keywords 共生 競争 送受粉 種子散布 環境収容力 断続平衡進化 漸進的進化 r戦略, K戦略 擬態 林冠ギャップ 淘汰圧 密度依存 すみ分け 28
  29. 29. ご清聴ありがとう ございました。 29

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