当レポートでお届けする各種データーは、各国のさまざまな企業の、述べ３３００名のソーシャルマーケターから集めた、「ソーシャルメディアを使ってどのように、ビジネスを成長させるか」というアンケートを基礎に作成されている。これを読むと、あなたは、実際の数字に裏付けされたソーシャルメディアマーケティングの可能性を正確に知ることができる。

1. ソーシャルメディア徹底解剖
3300名のマーケターから導き出した
ソーシャルマーケティングの動向調査
バズ部ブログ｜ソーシャルマーケティング
http://www.cosmo-s.net/wp/

2. はじめに
当レポートでお届けする各種データーは、各国のさまざまな企業の、述べ３３００名のソー
シャルマーケターから集めた、「ソーシャルメディアを使ってどのように、ビジネスを成長さ
せるか」というアンケートを基礎に作成されている。これを読むと、あなたは、実際の数字に
裏付けされたソーシャルメディアマーケティングの可能性を正確に知ることができる。
※当該ソーシャルメディアマーケティングレポートの出典は、Technoratiにて、全世界でNo.
1のスモールビジネスブログにランクされた Social Media Examiner の、 Social Media
Marketing industrial report による。

3. Data1
ソーシャルメディアをビジネスに
活用している企業の割合
まずは、ソーシャルメディアを、
ビジネスに活用しているかシンプルに聞いた。
結果、回答は予想以上のものだった。
いまや、９３％ものマーケターが
ソーシャルメディアを活用している。

4. Data２
ビジネスにとって
ソーシャルメディアは必要か？
合計で９０％以上のマーケターが、ソーシャルメディアは、
ビジネスにとって重要なツールだと答えた。
特に、自営業者が６７％、２人以上の従業員を持つ
中小企業の経営者の６６％が同意を示していた。
これは、他の業種と比べて高い比率だ。

5. Data３
ソーシャルマーケティングの
経験年数は？
ソーシャルメディアマーケティングの経験年数に関して、
半分は１年未満と答えた。
また、B2B企業の方が、B2C企業よりも、
ソーシャルメディアマーケティングに取り組んでいる期間が、
長い傾向にあった。
２０１０年は、１年以上のソーシャルマーケティングの経験がある
企業の比率は、３１％であったが、
今では、５０％以上に伸びている。

6. Data４
ソーシャルマーケティングに
費やしている時間は？
５８％のマーケターが、ソーシャルマーケティングに、
毎週６時間以上を費やしている。
また、３４％のが、１１時間以上を費やしており、
１５％が、２０時間以上を費やしているのは興味深い。
ソーシャルメディアマーケティングの経験が
長い企業ほど、週当たりに費やす時間も長い。
例えば、３年以上の経験がある企業の６３％が、
１０時間以上を費やしている。

7. Data５
ソーシャルマーケティングの
経験値と費やす時間の関係
ソーシャルメディアマーケティングに対する経験年数と、
１週間当たりに費やす時間は比例している。
ソーシャルメディアを始めたばかりのマーケターの５９％は、
週に１∼５時間しか費やしていない。
しかし、ほんの数ヶ月でも、ソーシャルメディアを
経験したマーケターは、毎週６時間程度を費やしている。
３年以上の経験があるマーケターの４７％は、
毎週１６時間以上を、ソーシャルマーケティングに
費やしている。

8. Data６
ビジネスの種類による
ソーシャルに対する取り組み方の違い
下記のチャートは、ビジネスのサイズごとに、
ソーシャルメディアの活動時間を分けたものだ。
見てみると自営業者と、従業員の数が１００人未満の中小企業が、
もっとも積極的にソーシャルメディアに取り組んでいる。

9. Data７
ソーシャルメディアマーケティングと
年齢の関係
若いマーケターほど、ソーシャルメディアに
使っている時間が長かった。
２０∼２９歳は、もっとも使用頻度が高い。
３０∼３９歳がそれに続いた。

10. Data８
ソーシャルメディアマーケティング
によって得たメリット
８８％のマーケターが、ソーシャルメディアを使うことによって
知名度が上がったと答えた。
アクセス数と、メールマガジンなどへの登録者が増えたのが、
２つ目のメリットだ。
全体の７２％は、ポジティブな結果を出している。
三分の二のマーケターは、検索エンジンの
ランキングが上がったことがメリットだと答えた。
検索エンジンの順位が上がるに連れて、
ビジネスの露出度もあがり、見込み客の獲得に繋がった。
同時にマーケティングコストは下がった。

11. Data９
ソーシャルメディアと
セールスの関係
ソーシャルでは、実際のビジネスにつながる
関係性を築くのには時間がかかる。
しかし、そのための時間をかけた大半のマーケターが、
「その価値はあった」と答えている。
例えば、３年以上ソーシャルメディアを利用している
マーケターの７２％は、それがビジネスに
効果的だったと答えている。
もちろん、１週間に１１時間以上を
費やしているひとたちも同じ答えだった。
そして、その中でも、自営業者と中小企業の経営者が、
もっとも効果を実感していた。

12. Data1０
ソーシャルメディアと
WEB上での露出度の関係
少しの時間しか、かけていないにも関わらず、
８１％以上のマーケターは、ソーシャルを使うことによって、
ビジネスの露出度が上がったと答えている。
中小企業の経営者は、誰よりも、その点を強調している。
ソーシャルメディアを１年以上利用しているマーケターの
ほぼ、全ても同意している。
そして、ソーシャルメディアを、３年以上利用している人の
７２％が、この点に強く同意をしめしている。

13. Data1１
ソーシャルメディアと
ビジネスマッチング
ソーシャルメディアに、もっとも時間を割いている企業は、
新しいジョイントビジネスの機会を多く得ている。
そして、ソーシャルメディア対策を始めて
１２ヶ月未満の方の４５％も同様だ。
最低でも、自営業者と中小企業の５９％が、
特に、ジョイントの恩恵を感じている。
特に、B2B企業は、B2C企業以上に、その傾向が顕著だ。

14. Data1２
ソーシャルメディアと
見込み客の獲得
最低でも、毎週６時間を、ソーシャルメディアマーケティングに
割いている企業の５２％は、質の高い見込み客の獲得に
つながったと答えている。
特に、中小企業が、ソーシャルメディアによる
見込み客の獲得の恩恵を感じている。
それ以外のビジネスでは１４％が強く同意と
答えているのに対して、中小企業は２１％が、
強く同意と返答している。

15. Data1３
ソーシャルメディアと
マーケティングコストの低下
ソーシャルメディアマーケティングのコストの大部分は、
成功にかかるまでの時間だ。
しかし、ソーシャルメディアマーケティングを始めてから、
全体的なマーケティングコストが低下したと回答した
企業がとても多い。
自営業者と中小企業のオーナーは、
特に、コストの低下を実感している。

16. Data1４
ソーシャルメディアと
SEOマーケティング
ソーシャルメディアを１年以上使っている企業の７３％は、
検索エンジン順位が向上したことを認めた。
ソーシャルメディアに週６時間以上を費やしている企業の
最低でも６５％が、同様に検索順位へのポジティブな変化を
確認している。
そして、その変化の度合いは、B2B企業の方が
B2C企業よりも高い。

17. Data1５
ソーシャルメディアと
アクセス数 & オプトイン数の関係
７８％のマーケターが、ソーシャルメディアを使うことによって
アクセス数が増えたと回答している。
そして、３年以上ソーシャルメディアマーケティングをしている
マーケターの９１％が、特に、その効果を実感している。

18. Data1６
もっとも広く使われている
ソーシャルツールは？
Facebook, Twitter, LinkedIn（2011年末日本にも上陸）,ブログの４つが、マーケターが特によく使っているトップソーシャ
ルメディアマーケティングツールだ。２０１０年は、Twitterが８８％でトップにランクしていた。そして、Facebookは８
７％で２位に甘んじていた。また、２００９年は、Facebookは、７７％のマーケターにしか使われていなかった。自営業者
の８０％と、中小企業の７８％が、LinkedInを、メインに使用していた。
大企業になると、ブログの代わりにYouTubeやその他の動画マーケティングを多用している。

19. Data1７
ソーシャルマーケティングを
始めたばかりの企業
ソーシャルメディアマーケティングを始めたばかりの
企業は、Facebookを第一の選択肢としている。
TwitterとLinkedInがそれに続いている。
この時期にTwitterに注目している企業は、
２０１０年の７１％から６４％に低下した。

20. Data1８
ソーシャルマーケティングを
始めて１２ヶ月以内の企業
ソーシャルメディアマーケティングに取り組んで、
１２ヶ月以内の企業は、FacebookとTwitterを
選択肢の最上位に置いている。

21. Data1９
ソーシャルマーケティングを
始めて１∼３年の企業
上記と同様に、FacebookとTwitterが
ソーシャルメディアマーケティングの選択肢の
最上位に置かれている。

22. Data２０
ソーシャルマーケティングを
始めて３年以上の企業
３年以上のソーシャルメディアマーケティングの経験がある、
ほぼ全ての企業は、FacebookとTwitterを使っている。
さらに、このグループは、他のグループと比べると、
動画も頻繁に使っている。

23. Data２１
時間を使っている企業と
時間を使っていない企業の対比
このチャートは、ソーシャルメディアマーケティングに
もっとも時間を投資している企業は何をしていて、
もっとも時間をかけていない企業は何をしているのかを表す。
見てみると面白い事実が見えてくる。
週に４０時間以上をソーシャルマーケティングに
費やしている企業は、動画とブログに
多くの時間を割いている。

24. Data２２
B2B企業と
B2C企業の対比
このチャートは、B2B企業とB2C企業の違いを表している。
B2Cは、Facebookにより注力している一方で、
B2Bは、LinkedInと動画マーケティングに重点を置いている。
また、B2B企業の方が、ブログに
多くの時間を割いていることが分かる。

25. Data２３
ソーシャルマーケティングの
未来展望
わたしたちは、各企業のマーケターたちに、近い将来、ソーシャルメディアマーケティングはどのように変化していくのかを
聞いた。すると少なくとも７３％のマーケターが、You Tubeなどを用いた動画マーケティングや、ブログ、Facebook、
Twitterへより注力していくということが分かった。８６％は、それ以外の ソーシャルメディアツールに手を出して、労力を
分散することはしないと答えている。
それでは、各々のソーシャルメディアツールの動向を見て行こう。

26. Data２4
You Tubeと
動画マーケティング
驚くべきことに、ソーシャルメディアマーケターたちにとって、
You Tube / 動画マーケティングが、これから
もっとも注力していこうと考えている分野だった。
７７％の企業は、You Tube / 動画マーケティングへ
労力を投入する考えだ。
また１０００人以上の従業員のいる大企業は、
これこそ、キーポイントになると考えている。

27. Data２5
Facebookと
ソーシャルマーケティング
Facebookは、ソーシャルメディアマーケティングツールの
トップを走っている。
９２％の企業が、Facebookを導入しており、
７５％が、更に労力を投入しようと考えている。
You Tube、ブログ、Facebookこそ，
マーケターが大きな結果を出せると考えている
ソーシャルメディアツールだ。
B2C企業の８０％は、Facebookへの労力を増加しようと考えている。
さらに、Facebookは、これからソーシャルメディアマーケティングを
行おうと考えているマーケターたちが、もっとも
注目している分野でもある。

28. Data２6
ブログと
ソーシャルマーケティング
ブログは、ソーシャルメディアマーケターにとって、
常に高い関心がある。
７５％のマーケターがブログに対する
労力を増やそうとしていることからもそれが分かる。
自営業者は、よりブログに積極的で、
７９％が、さらに注力しようと考えている。

29. Data２7
Twitterと
ソーシャルマーケティング
７３％のマーケターは、Twitterの活動を増やそうと考えている。
大企業は、さらに積極的で、７７％が、
Twitterへの労力の更なる投入を計画している。

30. Data２8
LinkedInと
ソーシャルマーケティング
予想していた通り、B2B企業の多くが、
LinkedInへの労力の投資を増やそうとしている。
（B2B企業の７１％がそう答えたのに対して、
B2C企業は５１％だった。）
自営業者の６８％も、LinkedInへの労力を増やそうとしている。

31. Data２9
人々が使いこなしたい
ソーシャルツール
それぞれの企業のマーケターたちに、どのソーシャルメディアツールを、もっとも覚えたいかを聞いた。結果、Facebook
は、ブログと比べて、１％ポイントだけ上回っている。ソーシャルブックマーキングと、Twitterは同率だった。
２０１０年は、たったの５９％の企業しかFacebookに関心がなかったのが、一気に注目を集めることになった。さらに、ブ
ログも、一気に関心を集めた。

32. Data３0
その他のマーケティング
ツールの動向
ソーシャルメディアマーケティング以外の、マーケティングツールの利用状況も、合わせて聞いていた。トップ３は、Eメール
マーケティング、SEO、そしてイベントマーケティングだった。B2Bのマーケターは、他に比べて、SEOとイベントマーケ
ティングへの関心が強い。さらに、１０００人以上の従業員を持つ大企業の７３％は、その中でも、さらに、イベントマーケ
ティングへの関心が高かった。
ソーシャルメディアマーケティングの経験が３年以下の企業は、イベントマーケティングよりもSEOに対する関心の方が高
い。それでは、それぞれのマーケティングツールの動向を見ていこう。

33. Data３1
SEOの動向と
ソーシャルマーケティング
驚いたことに、７１％の企業が、
検索エンジンの攻略に対する労力を、
増やそうとしていることが分かった。
これは、検索エンジンからの集客が、
変わらず、有効な集客源であるということを表している。

34. Data３2
Eメールマーケティングの動向と
ソーシャルマーケティング
３人に２人の企業が、Eメールマーケティングに対する投資を
増やそうとしている。
また、中小企業は大企業に比べて、
さらに、Eメールマーケティングへの関心が高かった。

35. Data３3
イベントマーケティングの動向と
ソーシャルマーケティング
６０％の企業は、イベントマーケティングや交流会などへの投資を
増やそうとしている。
B2B企業には、特に顕著で、B2Bが６７％だったのに対し、
B2Cは、５３％だった。
また、自営業者と、中小企業の方が、大企業と比べて、
イベントマーケティングに注力しようとしている。

36. Data３4
オンライン広告の動向と
ソーシャルマーケティング
PPCなどのオンライン広告への投資を増やそうと
計画している企業は、半分以下だった。
大企業（従業員１０００人以上）の企業は、
もっともオンライン広告への関心が高い。
また、B2C企業は、全体的に見て、B2B企業よりも、
オンライン広告に対する関心が高かった。

37. Data３5
プレスリリースの動向と
ソーシャルマーケティング
驚いたことに８０％の企業は、プレスリリースにかけるコストを
減らすつもりはない。
むしろ、４３％は、さらにプレスリリースに投資しようと考えている。
中小企業は、大企業と比べて、さらにプレスリリースに対する
関心が高い。
例えば、５２％の中小企業がプレスリリースに対する投資を
増やそうとしているのに対して、５００∼１０００人の
従業員のいる企業では、たったの２４％だけだった。

38. Data３6
ウェビナー/テレセミナーの動向と
ソーシャルマーケティング
４２％の企業は、ウェビナーやテレセミナーに対して関心がない。
イベントマーケティングに注力する企業が多いことを考えると、
おそらく、どこもウェブ上のイベントを効果的に運営する
アイディアがないのだろう。
中小企業は、ウェビナーやテレセミナーマーケティングに対して、
比較的関心が高い。
例えば４９％の自営業者が、この分野への労力を増やそうと
思っているのにたいして、５００∼１０００人規模の企業では、
たった２７％だけがそう答えた。
さらに、B2B企業（５２％）は、B2C企業（３３％）よりも、
遥かに関心が高い。

39. アンケート回答者の
属性に関して
当アンケートは、各国の企業の３３４２人のマーケターから集めたもの
だ。
もっとも多いグループは自営業のグループ（３３％）だった。次に、従
業員１００人未満の企業（３０％）、そして、従業員１００人以上の企
業（１９％）と続く。
さらに、B2B企業とB2C企業の比率は、ちょうど半分ずつだった。
また、回答者の７４％は、３０∼５９歳に属しており、最も多い年齢層
は、４０∼４９歳だった。

40. アンケート回答者が
ビジネスを行っている国に関して
最後に、６４％の回答者は、アメリカの企業の方だった。
以上、最後に当レポートのサーベイサマリーとしてご報告しておく。
当エントリーが、あなたの役にたったことを願う。

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