にしのです。

1. ARGとは何か？ 西野 圭亮

2. 目次 １．ARGとは ２．近接事例紹介 ３．ARGとARG的なモノの違い ４．日本におけるARGの可能性 ５．まとめ

3. 目次 １．ARGとは ２．近接事例紹介 ３．ARGとARG的なモノの違い ４．日本におけるARGの可能性 ５．まとめ

4. ARGとは ・「世界は虚構、舞台は現実」 ・キャラクター（物語）と参加者たちの 双（他）方向かつリアルタイムの コミュニケーション ・物語/物語によって生まれた物語 という二面性

5. 過去に行われたＡＲＧ Ｔｈｅ Ｂｅａｓｔ（Ａ．Ｉ．） Ｉ Ｌｏｖｅ Ｂｅｅｓ（ＨＡＬＯ２） Ｔｈｅ Ａｒｔ ｏｆ ｔｈe Ｈｅｉｓｔ （Ａｕｄｉ Ａ３） Ｙｅａｒ Ｚｅｒｏ （Ｎｉｎｅ Ｉｎｃｈ Ｎａｉｌｓ） Why so serious? （Ｔｈｅ Ｄａｒｋ Ｋｎｉｇｈｔ）

6. 物語と物語をつなぐ～ＣＭの場合～ Ｆ ｔ Ｒ

7. 物語と物語をつなぐ～ＡＲＧの場合～ Ｆ ｔ Ｒ

8. 物語/物語によって生まれた物語 という二面性 物語 参加、創造に よってできた物語 傍観者層 コア層

9. 目次 １．ARGとは ２．近接事例紹介 ３．ARGとARG的なモノの違い ４．日本におけるARGの可能性 ５．まとめ

10. マノスパイ ・２０１０年１～３月に配信されたＴＢＳのウェブドラマ ・ドラマとＡＲＧが同時進行で行われた ・自らもスパイとなり、ドラマ本編やブログから謎解きの ヒントが与えられ、現地に行くことで次の課題へ進む オーソドックスなＡＲＧ

11. マノスパイの意義 ・ドラマをARGで利用するメディアの ひとつとして用いた ・ARGの難易度や時間・金銭的な制限を 上手く調節することで、おおよそARG で動かしたい参加者数をコントロール できることを証明した ・ドラマとARGの主従関係が良い意味で 曖昧だった

12. 目次 １．ARGとは ２．近接事例紹介 ３．ARGとARG的なモノの違い ４．日本におけるARGの可能性 ５．まとめ

13. ARGの条件 ・核となるような“物語”が存在する （既存型、創出型） ・謎解きなどを介して企画側と参加側が 対話をしている ・あくまで舞台は現実（日常の一部にゲームが入り込んでいるだけ）

14. ARG“的な”モノ ・リアル脱出ゲーム ∵「はい、ゲームスタートです！」 で始まるゲームの舞台は虚構である。 （場所が現実なだけ） ・VIPPERのあんたがたに挑戦します ∵語られるべきストーリー（物語）が ない。（ただの謎解き）

15. 目次 １．ARGとは ２．近接事例紹介 ３．ARGとARG的なモノの違い ４．日本におけるARGの可能性 ５．まとめ

16. ARGにおける物語の在り方 ・既存型 Why so serious? ・創出型 Ｔｈｅ Ａｒｔ ｏｆ ｔｈe Ｈｅｉｓｔ（Ａｕｄｉ Ａ３）

17. ARGにおける物語の在り方 ・既存型 Ｔｈｅ Ｄａｒｋ Ｋｎｉｇｈｔ ・創出型 Ｔｈｅ Ａｒｔ ｏｆ ｔｈe Ｈｅｉｓｔ（Ａｕｄｉ Ａ３）

18. 既に半ARGの好材料が！

19. それが・・・ 聖地巡礼

20. 聖地巡礼とは 映画やアニメなどのロケ地巡りのこと 川端康成の「雪国」（越後湯沢温泉）から「らき☆すた」（埼玉県鷲宮町）、「けいおん！」（京都市）まで多様な巡礼が存在してきた 街興しの手段として歓迎されることが多いが、近隣への騒音などデメリットもある

21. ARGと聖地巡礼は似ている！？ 核となる物語の強さが人々の行動を喚起している 本来のARGのようなラビットホールはないが、謎解き感覚でロケ地を自分たちで割り出していることから、物語自体をラビットホールにしている もともと虚構を現実にまで持ってくるのは得意である

22. 聖地巡礼とARGの類似性とその欠点 キャラクターを使用するだけの暴力的なグッズ販売など Ｆ ｔ Ｒ 対話がないため途中で途切れてしまう

23. 聖地巡礼とARGの類似性とその欠点 Ｆ ｔ Ｒ ARGの要素（製作者側と参加者側の対話）を入れることで物語への没入が継続

24. 目次 １．ARGとは ２．近接事例紹介 ３．ARGとARG的なモノの違い ４．日本におけるARGの可能性 ５．まとめ

25. まとめ ARGは物語によって動く、現実を舞台とした、多方向コミュニケーションゲーム ARGの広告・PRは傍観者層まで届く ARG“的な”モノも大事 物語を持つコンテンツが溢れている日本はARGが発展するには良い環境。 後は日本人に合う参加方法を模索しつつ、様々なメディアを利用してARGをつくれる人材を育てることが重要