特定非営利活動法人ACEの貸出写真パネルの内容サンプルです。インド・コットン生産地での児童労働の現状を紹介する15枚のパネルセット。コットン畑で働く子どもたちの様子、ACEによる支援活動でどのように村が変化したのか紹介するパネルなど。（※内容確認用です。転載・複写はご遠慮ください。）教材貸出のお申込みはコチラから http://acejapan.org/childlabour/materials/rental-materials/

1. －あたりまえをすべての子どもに－
コットンとわたしたちの生活
身の回りのコットン製品
衣服・下着・タオル・布団など
C
O
PY
O
コットンは
糸・生地・衣料製品と
いった様々な形で
海外から日本へ届く
N

2. －あたりまえをすべての子どもに－
コットンが日本に届くまで
種
の
栽
培
1年
ワ
タ
の
栽
培
1年
糸
に
す
る
（
紡
績
）
生
地
に
す
る
（
編
み
・
織
り
）
PY
O
C
O
N
インド、中国など
（インドは、世界のコットン栽培面積 1位、
生産量2位、日本の綿糸輸入元1位）
加
工
（
染
色
な
ど
）
製
品
化
（
デ
ザ
イ
ン
・
縫
製
）
輸入
販
売
1年
中国など
（インド産コットンの7-8割が中国へ
輸出）
日本
消
費

3. －あたりまえをすべての子どもに－
コットン生産地における児童労働
インド：コットンの耕地面積が世界最大、生産量は世界2位
児童労働の最も多い国の一つ
PY
O
コットンの種子栽培だけで
40万人以上の児童労働（7～8割が女の子）
C
O
N
長時間・低賃金の労働
農薬による皮膚病、呼吸疾患
などの健康被害
教育が受けられない

4. －あたりまえをすべての子どもに－
コットン生産地で働く子どもたち
朝の9時から夜の6時まで働いても給料は一日100円程度
PY
O
C
O
N
受粉や綿摘みが私たちの仕事
本当は学校に行って勉強したり、
お友達と遊びたい

5. －あたりまえをすべての子どもに－
コットンにはたくさんの農薬が使われている
ふわふわで気持ちがいいイメージだけど実は・・・
芽が良く出る
消毒
手間をはぶく
N
綿を守る
殺菌剤
PY
O
C
O
除草剤
殺虫剤
量をふやす
化学肥料
機械で
収穫しやすくする
枯葉剤
大量の農薬
生産者への健康被害
や経済的負担
土壌・地下水汚染などの環境破壊

6. －あたりまえをすべての子どもに－
農薬による子どもへの影響
・
ベイビーちゃん（１６歳）
農薬によって皮膚病になり、16才で血液ガンが原因で永眠
PY
O
C
O
N
「学校には行きたいし、病気になるのはつらいけど、
働いて家族を支えなければならないの。」

7. －あたりまえをすべての子どもに－
ＡＣＥによるインド・コットン生産地での支援活動
ACEはインドのコットン生産地域で危険な労働から子どもを守り、すべての子どもが
教育を受けられるようにする「ピース・インドプロジェクト」を行っています。
PY
O
対象地
インド、アンドラ・プラデシュ州マハブブナガル県
インド南部
アンドラ・プラデシュ州
C
O
• ナガルドーディ村（2010～13年）
• 周辺地域の2-3村（2014～18年予定）
N
主な受益者（1村当りの人数）
6～14歳の就学年齢の子ども約530人、
17歳以下の女の子、
人口約2,000人（450世帯）
綿の授粉作業をする少女
実施方法
現地パートナー団体SPEEDと実施
実施期間： 4年間
コットン種子生産が盛んで、児
童労働が多い地域。
マハブブナガル県の識字率は、
州内で最も低い約45％

8. －あたりまえをすべての子どもに－
ピース・インド プロジェクトの活動
コミュニティ全体で、住民自身が、子どもの教育を支えられるようにする仕組みをつくる
子どもの教育の徹底
PY
O
• ブリッジスクールを運営→公立学校へ橋渡し
• 公立学校の環境改善、就学促進
C
O
女の子の自立支援
N
• 組織化、基礎教育、職業訓練の支援
おとなの仕事の機会と収入改善
• 職業、技術訓練の支援
• 住民グループ/女性の自助グループ作り
Copyright © ACE (Action against Child Exploitation) , All rights reserved.

9. －あたりまえをすべての子どもに－
児童労働をなくす意識啓発
住民グループをつくり、住民が自ら児童労働をなくしていく活動をする
ように
PY
O
住民グループ：子ども権利保護フォーラム
畑の見回り、就学状況の確認、家庭訪問
C
O
子どもが働いている家庭の親への説得や
家庭環境を改善するための対策を実施
N
「前は子どもを雇っていましたが、
子どもの教育の大切さを知るようになって、子ど
もを一切雇わなくなりました。」
おとながより多く仕事をするように

10. －あたりまえをすべての子どもに－
子どもの教育の徹底
ブリッジスクールでの就学支援
PY
O
・制服や学用品、給食などを支給
・基礎学力を身につけて、公立学校
C
O
へ通えるようサポート
村の公立学校の教育環境の改善
N
「学校運営委員会」に教員、親、子どもが
定期的に教育の問題を話し合うように
・政府へ要請して不足していた教員の補
充や校舎の建設を実現
・制服や教科書は政府から無料で支給
・学校と親が資金を集めて、全クラスに
机とイスをそろえるように

11. －あたりまえをすべての子どもに－
女の子の自立支援
職業訓練センター
PY
O
女の子たちが基礎教育と縫製の技術訓練
を受け将来自立できるようサポート
N
C
O
勉強したかったけど、親に働くよ
うに言われて、これまで学校に
は行けませんでした。
今は職業訓練センターに通える
ようになって、今みんなに追いつ
けるように、読み書きと仕立てを
必死で勉強中です。自分の服も
作れるようになってうれしい！
（マヘシュエリ、14歳）

12. －あたりまえをすべての子どもに－
子ども参加のしくみづくり
グループをつくり、子ども自身が子どもの権利に関わる問題や解決策
を話し合うように
子どもクラブ
女の子のグループ
PY
O
C
O
N
学校へ行くよう
子ども同士で呼びかけあう
女の子同士で女性差別や
児童婚の問題を話し合う

13. －あたりまえをすべての子どもに－
おとなの収入向上支援
親が収入向上の訓練を受けて家計を改善し、子どもの教育を支えられるよう
サポート
養鶏・養羊ビジネス
PY
O
N
C
O
貧困家庭が畜産ビジネスを行って
追加的な収入を得られるように
女性の自助グループ
互助制度により定期的に貯金して
グループや銀行から低金利で資金
を得られるように

14. －あたりまえをすべての子どもに－
コットンのやさしい気持ちプロジェクト
目的：コットン産業での児童労働をなくす
活動地域を広げて、
より多くの子どもを
支援したい
オーガニック
コットン
製品の販売
C
O
N
消費者の
意識
Up!
消費者や企業が
現地の活動を支援
直営店売上や、特定チャリティ
商品からのご寄付
PY
O
ピース・インド
プロジェクト
（コットン生産地の
子ども支援）
企業の
意識
Up!
エシカルコットンサミットの開催
講師派遣・セミナー
児童労働のない
製品の
生産、調達、販売、
消費の実現
企業のＣＳＲレビュー、
コンサルティング

15. －あたりまえをすべての子どもに－
あなたにもできること
身近な方法でできることがたくさんあります！
イベント・ボランティアに参加
N
C
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寄付つき商品の購入
マンスリーサポーターとして
継続的な支援
PY
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募金を集めて子ども支援
学生・地域グループに参加