202104 functiontalkinnotesknowsworkshop28th

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-notes knows community- 2021/04/08
阿部覚 (tw:) @abesat
@関数Talk
第28回公開版

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このトークでネタにする@関数は、
文字か数値か日時の「値を返すこと」が主機能であるものが
多いなと感じています
もっとも「値を返すこと」が@関数自身の本質であり、
値を返さない関数は、たぶん無いはずです
ただし、別の機能が主役と目され、
値を返すことが脇役化している関数もいくつかあります
そういう関数のひとつを今回のネタにします

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今回のネタは@DialogBox
値も返すけれども
主機能はこんなダイアログ画面を表示すること
（および必要に応じ、
　この画面で得たフィールド値を
　元の文書にセットすること）

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その構文はこんな感じ
ヘルプによればこんな構文
@DialogBox( form ;
[AUTOHORZFIT] :[AUTOVERTFIT] :
[NOCANCEL] :[NONEWFIELDS] :
[NOFIELDUPDATE] :[READONLY] :
[SIZETOTABLE] :[NOOKCANCEL] :
[OKCANCELATBOTTOM] :[NONOTE] ;
title )
最低限、フォームの名前だけでも動作します
@DialogBox( form )
フォームの名前
キーワード
タイトル

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form部分の指定
例えば、あるフォームのボタンに
@DialogBoxの式を書いてみます
これまで同様、例示する各画面のボタンタイトルは
ボタンに設定した式と同じにしています
これまで同様、例示する各画面のボタンタイトルは
ボタンに設定した式と同じにしています

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form部分の指定
相手のformがこんな設計だとすると
😏見出ししかないという、かなりサボった設計です😏

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form部分の指定
こんなダイアログがでます
@DialogBox("Form01")

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form部分の指定
ところで、ヘルプには
form部分は「フォームの名前です」とあるんですが
例えば、こんなサブフォーム設計があって

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form部分の指定
そのサブフォーム名を
@DialogBox のform部分に指定しても
ダイアログは表示されます
@DialogBox("Subform01")

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form部分の指定
さらに…
仮に、こんなページ設計があって

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form部分の指定
そのページ名を
@DialogBox のform部分に指定しても
@DialogBox("Page01")
やっぱりダイアログは表示されます

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form部分の指定
まとめると
@DialogBoxの最初の引数であるform部分は
「フォーム」だけでなく
「サブフォーム」「ページ」もサポートするようです
「サブフォーム」については
ネットで触れている記事もあり
技術者の方にはそこそこ知られていましたが
「ページ」は…少なくとも私は今回初めて認識しました
いずれもヘルプには記載がないので、
サポートされているのなら明記してほしいなぁと思います
😒

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form部分の指定
サポートされているなら
「フォーム」「サブフォーム」「ページ」どれを使うのが良いか
個人的な見解ですが、
文言が固定のガイドやヘルプの表示を行うダイアログ用には
「ページ」を
表示だけでなくフィールド項目のセットも行う場合は
「フォーム」よりは「サブフォーム」を使ってほしいなと思います

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次にキーワード部分の3つの引数に着目したいと思います
@DialogBox( form ;
[AUTOHORZFIT] :[AUTOVERTFIT] :
[NOCANCEL] :[NONEWFIELDS] :
[NOFIELDUPDATE] :[READONLY] :
[SIZETOTABLE] :[NOOKCANCEL] :
[OKCANCELATBOTTOM] :[NONOTE] ;
title )
[AUTOHORZFIT]・[AUTOVERTFIT]・[SIZETOTABLE]
フォームの名前
キーワード
タイトル

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それぞれ、意味を端的に書くとこんな感じでしょうか
[AUTOHORZFIT]
最初のレイアウト領域の横幅分だけ表示して！
[AUTOVERTFIT]
最初のレイアウト領域の縦幅分だけ表示して！
[SIZETOTABLE]
前言訂正！
「レイアウト領域」を「表」と読み替えて！

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具体的には
[AUTOHORZFIT] と [AUTOVERTFIT]で
ダイアログボックスの表示範囲を
レイアウト領域の枠内だけに収めます

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たとえばこんな感じ
ただし、さらに[SIZETOTABLE]があれば、
範囲を絞る対象は
レイアウト領域から表にかわります

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…なのですが、ベテラン技術者の方、
[AUTOHORZFIT] と [AUTOVERTFIT]って
常にセットで使うもんだと思われてません？

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「[AUTOHORZFIT] だけ」をやってみました
@DialogBox("Subform02";[AutoHorzFit])

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「[AUTOVERTFIT] だけ」もやってみました
@DialogBox("Subform02";[AutoVertFit])

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予想通り、
「横だけ」
「縦だけ」が
それぞれ詰められました
意外だったのは、それぞれスクロールバーが出て
結局全体を確認できることことでした

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レイアウト領域や表が、とても小さかったらどうなるか
なんてことも気になって、表でやってみました
こんなページを対象に

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すこし余白ができるようです
@DialogBox("Page02";
[AutoHorzFit]:[SizeToTable])
[AutoVertFit]:
[SizeToTable])

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困るのは、[AUTOHORZFIT]と[AUTOVERTFIT]を
定石通り両方使ってみたとき
余白側だけがずれて表示されて
スクロールバーもないので
肝心の表は見えず。。
やはりほどほどの大きさが必要そうです
[AutoHorzFit]:[AutoVertFit]
[SizeToTable])

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まだキーワードを3つまでしか紹介していませんので
もう1回くらいつづきをやるかも、です

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今回もお付き合い
ありがとうございました 😀

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