Strong/Weak connection
- 2. 強い絆とは
•自分とつながりのある人同士の大半がつながっている
•集団としての行動を起こす際の、基本単位
•個々人は、自分自身の意思で、所属をしている
自分
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- 3. 強い絆の特徴1
「強化」のメカニズムが働く
一部の人が、価値観/行動規範に沿った行動をする
そのアクションを他の人が目で見る/賞賛する
アクションしている人の割合が高まる
価値観/行動規範がより深く浸透する
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- 4. 強い絆の特徴2
「周囲がどう動くか」を互いに読み取って連携する
個人にとっては
表情・感情が読めないと、相手との関係が成り立たない
• 顔を見合わせる
• 感情に関する言葉/文章をやりとりする
• 「相手がどう思うか」予測できるレベルで相手を知っている
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- 6. 弱い絆とは
•共通でつながっている人がいない
•「強い絆」にはない、新しい知識・情報・姿勢の源となる
•直接つながっている人の先にいる人の影響も受ける
自分
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- 8. 弱い絆の特徴2
強い絆が環境に取り残されないような刺激を供給する
個人にとっては
弱い絆からの情報を紹介することで、強い絆の中で力
を持つことができる
– 「強い絆」の中で「相対優位」に立つための1つの手段となる
– 「強い絆」「弱い絆」どちらを重視するかは、人によって異なる
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- 9. 弱い絆の特徴3
弱い絆同士がくっつくことで、新たな強い絆が生まれる
自分
個人にとっては
弱い絆の人同士を紹介することで、個人が絆を作れる
• 新たな「強い絆」をつくることで、その中心的存在になれる
• 新たな「強い絆」は、その個人の価値観を反映できる
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- 18. “NIKEを使う人たち”のイメージ
消費者は
この部分に
共感し
•NIKE製品をクールに使いこなす 模倣し
•運動することで、他の人よりちょっとだけクールになる
アクションする
“NIKEの会社そのもの”のイメージ
•謙虚
•低姿勢
・・・目立たない、目立たせない
具体的な施策例
•Nike製品を使う人たち同士が、Nike+でお互いの活動を可視化、強化しやすくする
⇒これが、その人の所属する「強い絆」の中に拡がっていく
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- 19. テーマ2:「ソーシャルフィルター」
匿名性高いもの
排除/修正される
誹謗・中傷
信頼できる
通過して、
「弱い絆」
紹介される
から供給されたもの
自分
強い感情の
通過して、
ゆさぶりを
紹介される
もたらすもの
共通の価値観に
「強化」される
合致するもの
アクションに結びつく
(感情にも影響する)
「相対優位」を 「強化」される
もたらすもの アクションに結びつく
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- 21. ファブリーズのキャンペーン例
■Step1:12の「強い絆」を選定
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
選定された「強い絆」その1:バイク乗りのおっさんたち
・有名レースの会場にて、大規模な無償配布
・専門雑誌への、集中的な広告投下
■Step2:家に持ち帰ったときに、家族に勧めるための6パターンのメッセージを用意
Ⅰ 2人暮らしの奥様向け 「外で付いた服のタバコのにおいも、一発で取れるよ」
Ⅱ 子持ちの奥様向け 「子供の部屋の汗臭いにおいも、これでシュっと取れるよ」
・・
Ⅵ ・・・ ・・・・
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- 22. 人をネットワークの一部と捉えると、
ソーシャルが見えてくる
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