世代間問題の神道的解釈
- 4. 原発ゼロ 未来のため 子どものため 感情的なもの
これら4つの主張がすべて=(≒)で結ばれるのはなぜか。
- 6. 1.ことばの解体
『日本国語大辞典』(第二版、小学館、2001)
こ-ども【子供】〔名〕(「ども」は接尾語)
1. (親に対して)子の複数。子ども達。自分の子、人の子に限
らず用いる。
2. 子。1が単数に用いられたもの。
3. 皆の者。若い人々。親しみをこめて呼びかける語。
4. (大人に対して)児童。小児。わらべ
5. 近世、男色を打った年少の歌舞伎俳優。
6. 近世の遊郭で、遊女に仕えた禿や使い走りの少女。
7. 江戸時代、特に江戸深川の岡場所で、その遊女をいう。
8. 若い従者をその主人が呼ぶ語。また商家の丁稚。
9. 言動などが、まだ幼稚な感じである人。
10. 酒のことをいう、てきや・盗人仲間の隠語〔特殊語百科事典(1931)〕
- 7. こ【子・児】
1. 両親の間に生まれた人。人間の男女の間にできた人。←→
親。
2. 獣、鳥、魚、昆虫などどうぶつの雌雄の間に生まれたもの。
卵生の鳥や魚などの場合には、卵そのもの、あるいは卵か
ら孵化したものをいう。
3. 実子のほか、養子、継子などの総称。
4. 年少のもの。幼稚な人。わらべ。
5. 人を親しんでいう語。男にも女にもいい、多く、地名など
に続けて用いて、愛称の意を添える。
6. 男から愛する女性をさしていう語。
7. 娘。若い女性を、年長者がいう。主に近世以降の用法。
- 8. こ-ども [語誌]
1. 元来は「子」の複数を表す語であり、中古でも現代
のような単数を意味する例は確認し得ない。
2. 院政末期には「こども達」という語形が見出され、
中世、近世には「こども衆」という語を生じるなど、
「大人に対する小児」の用法がいちだんと一般化し、
同時に単数を表すと思われる例が増える。
- 16. 3.まとめ
・プラカードにおけるこども
= 幼く未熟な直接の後継
・『古事記』『日本書紀』における後継
= 直接の後継
∴プラカードにおけるこども
≒ 『古事記』『日本書紀』における後継
- 18. • ほんらい時間的に並列に連なるこどもた
ちを、直列に連ねている。
• 傍証「千代に八千代に」
• ここにおいて、漸く、「こども」と
「未来」とが「 ≒ 」で結ばれることにな
るのではないだろうか。