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すくすくスクラム瀬戸内_要件定義の嘘_20100205
- 2. 今村哲也
unlimited works 代表
認定スクラムマスター
twitter tetsuyai
e-mail mail@tetsuyai.com
独立系SIerの子会社 ⇒ 独立
ビジネス情報系のシステム開発
官公庁、原子力発電所、空港
チームリーダー、プロジェクトリーダー
すくすくスクラム瀬戸内 2
- 5. 右隅に大きな丘がありま
す。
丘の上を赤いトンボが飛
んでいます。
赤いトンボの後ろを青い
トンボが飛んでいます。
丘のふもとには3軒の家
があります。
3軒の家には窓がありま
す。
など
すくすくスクラム瀬戸内 5
- 6. 右隅に大きな丘があり
ます。
丘の上を赤いトンボが
飛んでいます。
赤いトンボの後ろを青
いトンボが飛んでいま
す。
丘のふもとには3軒の
家があります。
3軒の家には窓があり
ます。
など
すくすくスクラム瀬戸内 6
- 9. 要件
設計 構築 試験 運用
定義
すくすくスクラム瀬戸内 9
- 12. プロジェクトに問題が起きる原因
ユーザーからの情報が
不足している
13%
要求や仕様が不完全で
ある
12% 要求や仕様が変化する
49%
経営幹部からの支援が
12% 不足している
技術が不足している
7%
7% その他
すくすくスクラム瀬戸内 12
- 13. プロジェクトが中止される原因
要求が不完全である
13%
ユーザーの関与が不足
している
36%
12% リソースが不足してい
る
非現実的な期待をされ
11% る
経営幹部からの支援が
9% 10% 不足している
9% 要求や仕様が変化する
すくすくスクラム瀬戸内 13
- 15. プロジェクト失敗率 75%
うち46%はニーズを満たさなかったため、
(仕様は満たしていたが)一度も使用されなかった。
残りの20%はニーズを満たすように、
大規模な改修が施された。
すくすくスクラム瀬戸内 15
- 16. 要求した機能を実際に使っている度合い
7%
13%
いつも使う
45% よく使う
ときどき使う
16% ほとんど使わない
まったく使わない
19%
すくすくスクラム瀬戸内 16
- 17. プロジェクト失敗率 87%
スコープ管理が、
82%で最大の失敗要因であり、
25%で全体に影響を及ぼした失敗要因である。
すくすくスクラム瀬戸内 17
- 20. プロジェクトの品質問題の原因
プロジェクトの品質問題の原因
要件定義が十分ではなかった 35.9
テストが不十分・移行作業に問題が… 21.9
システムの設計が不正確だった 19.1
エンドユーザーへの教育が不十分… 19.1
システムの企画が十分ではなかった 18.7
社内の開発体制に問題があった 13.9
システムの開発作業の質が悪かった 13.1
ベンダーの選択に問題があった 10.6
運用計画が利用実態に沿っていな… 7.6
その他 27.7
すくすくスクラム瀬戸内 20
- 24. ソフトウェアプロジェクトにおける変更の割合
35
要求変更の割合(%)
30
25
20
15 ソフトウェアプロジェ
クトにおける変更の割
10
合
5
0
10 100 1000 10000
プロジェクトの規模(ファンクションポイント)
すくすくスクラム瀬戸内 24
- 28. 要件
設計 構築 試験 運用
定義
すくすくスクラム瀬戸内 28
- 33. 要求した機能を実際に使っている度合い
7%
13%
いつも使う
45% よく使う
ときどき使う
16% ほとんど使わない
まったく使わない
19%
すくすくスクラム瀬戸内 33
- 34. スペースシャトルのソフトウェアの心臓部
1977年~1980年
⇒ ウォーターフォール・モデルが理想的と信じられていた時代
⇒ 初期の反復型開発の成功例、31ヶ月で17回のイテレーション
「ウォーターフォール・モデルが適していなかったの
は、シャトルのプログラムに対する要求が、ソフト
ウェアを開発している間もずっと進化し続けていた
からである」
すくすくスクラム瀬戸内 34