WebLogic Serverとデータベース接続の基礎から応用

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WebLogic Serverとデータベース接続の運用管理全般を説明します。Javaアプリケーションからデータベースをアクセスするための基礎技術、データソースや接続プールの設定方法、データソースの監視方法、Oracle RACとの接続や推奨/注意事項について解説します。

日本オラクル株式会社 オラクルユニバシティ 岡田 大輔

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WebLogic Serverとデータベース接続の基礎から応用

  1. 1. WebLogic Serverとデータベース接続の基礎から応用日本オラクル株式会社オラクルユニバーシティ岡田 大輔2013年02月20日1 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  2. 2. 以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するもので す。また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み 込むことはできません。以下の事項は、マテリアルやコード、機能を提供す ることをコミットメント(確約)するものではないため、購買決定を行う際 の判断材料になさらないで下さい。オラクル製品に関して記載されている機 能の開発、リリースおよび時期については、弊社の裁量により決定されます 。 OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。 文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。2 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  3. 3. Agenda  汎用データソース – 作成編  汎用データソース – 設定編  GridLinkデータソース3 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  4. 4. 汎用データソース – 作成編4 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  5. 5. データソースとは?  アプリケーションに対して論理名(JNDI名)を使ってデータストアへの 接続(Connectionオブジェクト)を提供するオブジェクト  WebLogic Serverのデータソースは接続プールから接続を取得する – データソースはサーバー起動時、またはデプロイ時に作成される スコープ 作成方法 モジュール追加/削除 更新 アプリケーション IDE, XMLエディタ × デロイメントプラン 管理コンソール, システム ○ JMX WLST5 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  6. 6. データソースを使ったデータベースアクセス アプリケーションは接続情報を意識しない WebLogic Server JNDI デプロイ時にバインド データソース JNDIルックアップ (論理名で検索) デプロイ時に @Resource(name = "jdbc/test") 接続オブジェクト取得 DataSource ds; 初期容量まで接続 接続プール try (Connection conn = ds.getConnection(); RDBMS PreparedStatement pstmt = conn.prepareStatement(QUERY)) { pstmt.setString(1, "xxx"); ResultSet rs = pstmt.executeQuery(); while(rs.next()) { // .... } } catch (SQLException e) { // 例外処理 } 開発者 運用担当者6 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  7. 7. データソース作成の前の確認事項 WebLogic Serverに同梱されていない  JDBCドライバ JDBCドライバを使用する場合は事前に 入手+起動CLASSPATHに追加 – JDBCドライバクラス名 – JDBC URL書式  DB接続情報 – ホスト名/ポート番号 – ユーザ名/パスワード – 最大接続数7 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  8. 8. WebLogic Serverで使用できるデータソース  汎用データソース – クラスタ化されていない単一のデータベースへの接続に使用  マルチ・データソース – 複数の(汎用)データソースをグループ化し、データソース間での負荷分散 やフェイルオーバ機能を提供する ⇒ クラスタ化されたデータベースへの 接続に使用  GridLink データソース – Oracle RACの機能をフル活用するために構成するデータソース8 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  9. 9. WebLogic Serverのデータソース データソース WebLogic Server ①汎用データソース Connection 非RAC ②マルチデータソース データソース1 Connection RAC マルチデータソース アプリケーション データソース1 Lookup Servlet データソース2 データソース2 Connection EJB DataSource ③GridLinkデータソース データソース RAC (Active GridLink) Connection Connection Connection JNDI Tree9 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  10. 10. データソースの作成 JNDI名の指定 WebLogic JNDIの区切り文字は 「.」もしくは「/」 JNDI名は複数バインド可能。複数バインドする場 合は1行ずつ記述10 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  11. 11. データソースの作成 JDBCドライバの選択 非XAドライバの使用する場合は、トランザクション・ オプションを選択。 グローバル・トランザクションのサポート:有効化 トランザクション・オプションを選択 • LLR(ロギング・ラスト・リソース) • 2フェーズ・コミットのエミュレート • 1フェーズ・コミット11 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  12. 12. データソースの作成 データベース接続情報の指定 パスワードはデータソースの設定ファイル ($DOMAIN/config/jdbc/xxxxx-jdbc.xml)では暗号化され て格納される12 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  13. 13. データソースの作成 前の画面までに指定した情報をもとにJDBCドライバ・ クラス名、JDBC URLおよび接続情報が設定される。 [構成のテスト]を使用するとデータベース接続をテスト 可能13 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  14. 14. データソースの作成 対象指定 デプロイ対象は任意のサーバ、クラスタを指定可能 TIPS: データソースの対象を複数サーバにする場合の データベースへの接続(容量)は、 データソースの設定 x 対象数 になる14 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  15. 15. 汎用データソース –設定編15 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  16. 16. データソースの設定 データソース作成後は接続プールの設定を必ず確認 TIPS: 容量設定などはデフォルト値のまま では運用環境に適さないケースがほとんど のためかならず設定を見直す。16 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  17. 17. 容量とアクティブな接続の関係  容量 … 接続プール(WLS)とデータベースとの間の接続  アクティブな接続 … アプリケーションが使用している接続 @Resource(name = "jdbc/test") DataSource ds; @Resource(name = "jdbc/test") 接続プール try (Connection conn = ds.getConnection(); DataSource ds; PreparedStatement pstmt = conn.prepareStatement(QUERY)) { try (Connection=conn = ds.getConnection(); @Resource(name "jdbc/test") pstmt.setString(1, "xxx"); RDBMS DataSource ds; PreparedStatement pstmt = ResultSet rs = pstmt.executeQuery(); conn.prepareStatement(QUERY)) { while(rs.next()) { try (Connection conn "xxx"); pstmt.setString(1, = ds.getConnection(); // .... PreparedStatement pstmt = ResultSet rs = pstmt.executeQuery(); } conn.prepareStatement(QUERY)) { while(rs.next()) { } catch (SQLException e) { pstmt.setString(1, "xxx"); // .... // 例外処理 } ResultSet rs = pstmt.executeQuery(); } while(rs.next()) { } catch (SQLException e) { アクティブな接続 容量 例外処理 // // .... } } } catch (SQLException e) { // 例外処理 }17 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  18. 18. データソースの容量 容量 = 接続プール内の物理接続(DB接続)数 • 初期容量 = 接続プール作成時の物理接続数。初期容量分作 成できないとデプロイ失敗 • 最大容量 = 接続プールの最大物理接続数 • 最小容量 = 縮小時の最小物理接続数 (WLS12c~) * 最小容量が設定されていない場合、下位互換のため初 期容量の値を使用する。また、増加容量は常に1になる * 原則として『初期容量=最大容量』と考えて良いが、 容量設定が大きい場合は、初期容量 < 最大容量とする こともあり。この場合、縮小も考慮に入れるので必要に 応じて最小容量も設定 増加した容量を縮小するまでの秒数。 0で無効化18 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  19. 19. データベースとの接続が失われた場合 接続テストを行わないと無効な接続を保持し続ける  データベースとの接続が失われると接続オブジェクトは無効になる – WebLogic Serverデータソースでは接続テストによって無効な接続をリフ レッシュ可能 2. SELECT 1 FROM dual 接続プール @Resource(name = "jdbc/test") RDBMS DataSource ds; try (Connection conn = ds.getConnection(); PreparedStatement pstmt = 1. ds.getConnection() conn.prepareStatement(QUERY)) { pstmt.setString(1, "xxx"); ResultSet rs = pstmt.executeQuery(); while(rs.next()) { // .... 3. Connectionを返却 } } catch (SQLException e) { 無効な接続を破棄 } // 例外処理 して再作成19 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  20. 20. データソースの自動テスト データソース内のデータベース接続が正常であることを確認する • テスト頻度 … 未使用の接続がテストされる頻度(秒)。テス トに失敗した接続は再作成される。 • 予約時に接続をテスト … クライアントが接続を予約する (DataSource#getConnection)前にテストを行う。正常な接 続を返すことを保証できるがリクエスト毎にテストのオー バーヘッドが発生する * テスト設定時はテスト対象の表名を必ず指定する • テスト対象の表名 … 接続テストに使用する表名。接頭辞に 「SQL」を指定すると任意のSQL文を指定可能。 • アイドル・プール接続を信頼する秒数 … 接続の予約時また は未使用の接続テスト時に、接続が有効であると信頼しテ ストをスキップできる秒数。接続テストによるオーバー ヘッドの低減のための設定。20 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  21. 21. 接続テストの振る舞い テスト設定の有無でデータソース無効化のタイミングが異なる  データベース接続が失われた場合 – テストなし … 無効な接続が維持される – テストあり … テストに2回失敗すると全接続を閉じる  全接続が閉じられたデータソースは無効化される(PoolDisabledSQLException) – リフレッシュ・プロセスとして定期的なヘルス・チェックを実行 – データベースが回復すると接続を作成し、データソースを有効化する DB接続の失敗を許容しない場合: アイドル・プール接続を信頼する秒数=0, 予約時に接続をテスト=有効化 DB接続の失敗を許容できる場合: アイドル・プール接続を信頼する秒数…大きく,テスト頻度>0 or 予約時に接続をテスト=有効化21 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  22. 22. WebLogic Serverのリクエスト処理 クライアントからのリクエストはスレッドで処理される リクエスト受信 リクエスト処理 WebLogic Server 同時リクエスト数が EAR 増加するとデータ ソースの容量を上回リクエストはMuxer EJBコンテナ データ る実行スレッドが生 Webコンテナ SocketMuxerキューへ(リスンス (フリープール) ソース 成される場合があるレッド) Muxerキュー ワークマネージャ7001 バックログ Muxerスレッド データベース SocketMuxerによって 単一のスレッドプー 実行スレッドに引き渡 スレッドプール ルの実行スレッドで される リクエストを処理 WorkManager 22 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  23. 23. 容量と実行スレッド 接続予約待ちによるシステムブロックを低減する設定  接続予約を待機するリクエストの制御 – 接続予約のタイムアウト … 接続予約時に利用できる接続がない場合の待 機秒数(タイムアウトした予約要求にはPoolLimitSQLExceptionを返す)  待機なし … -1, タイムアウトなし … 0, デフォルト値 … 10 – 接続の最大待機数 … 接続予約を待機できる最大数  待機なし … 0, デフォルト値 … MAX_INT (事実上無制限)23 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  24. 24. PinnedToThread スレッドに固定  実行スレッドと接続スレッドを固定(Pin)する – 接続はプールに返されない(常にアクティブ状態) – 縮小も無効化 – 最大容量が無視される場合もある24 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  25. 25. データソースの監視  データソースの[監視]タブのテーブルに行が表示されていればデータソースは デプロイ済み – 表のカスタマイズを選択して必要な情報を追加する  「現在○○数」はモニタ時点のスナップショット  「最大○○数」は最大負荷情報を取得可能 – サーバにデプロイされたコンポーネントからアクセスできるかどうかは各サーバの JNDIツリーを確認25 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  26. 26. JNDIツリーの確認 データソースだけでなくJMSリソース やEJBのデプロイでもJNDIツリーを確 認する26 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  27. 27. 主な監視項目 JDBCDataSourceRuntimeMBean 名前 MBean属性名 説明 現在の容量 CurrCapacity データソースの接続プールにある現在の接続オブ 現在の最大容量 CurrCapacityHighCount ジェクトの数 現在アクティブな接続の数 ActiveConnectionsCurrentCount アプリケーションが使用中の接続の数 アクティブな接続の最大数 ActiveConnectionsHighCount 接続待機の現在数 WaitingForConnectionCurrentCount 接続待機中の接続リクエスト数(待ちスレッド数) 最大待機時間 WaitSecondsHighCount WaitingForConnectionFailureTotal 失敗総数は接続を取得できなかった数 接続待機の失敗総数 データソースの状態 •実行中 - 通常の状態。データソースは有効。 •中断 - データソースが無効化されている。 状態 State •停止 - データソースが停止されている。 •Overloaded - プール内のすべてのリソースが使用中。 •不明 - 状態が不明。27 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  28. 28. 接続プロファイルの取得 問題発生時の情報収集手段として • データソースではデータソースやステートメントの使用状 況をプロファイルとして収集可能 • データソースの名前(PoolName) • 接続ID, スレッドID etc (ID) • スレッドのスタックトレース(User) • タイムスタンプ(Timestanp) など •WLS 10.3.6 以降は、データソース・プロファイルはログファイル に出力される ($DOMAIN/servers/<server>/logs/datasource.log) •WLS 10.3.5 以前は、データソース・プロファイルはWLDFイベント として格納される28 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  29. 29. データソース・ログ サーバーのロギング設定 • サーバーログやHTTPログ同様にログファイル名やローテー ション設定が可能 • 管理コンソールの[診断]-[ログファイル]-[DataSourceLog]か らも参照可能 TIPS: 管理コンソールのログ出力はWLDF問い合わせ式でフィルタ リング可能 (例: PROFILETYPE LIKE %RESV.FAIL%)29 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  30. 30. 接続作成の再試行  データソース・デプロイ時に接続が作成できない場合はデータソース はデプロイされない。 – デプロイに失敗してもWebLogic Serverは起動する – データソースがデプロイされているかは要確認  デプロイに失敗したデータソースの接続作成を再試行するには「接続 作成の再試行間隔」を指定する – デフォルト値 … 0 (再試行しない) 接続作成の再試行間隔は容量の拡張時にも適用される30 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  31. 31. まとめ: 汎用データソース  データソースはサーバ起動時にデプロイされる – デプロイに失敗してもサーバは起動する – データソースのJNDI名をルックアップできないとアプリケーションはデー タソースを利用できない  接続プールのモニタやJNDIツリーを確認  アプリケーション処理スレッドが接続待ちにならないような設定が理 想的 – DBとの接続数は接続プールの「容量」  初期容量、最大容量、(+最小容量) を適切に設定する31 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  32. 32. GridLinkデータソース (Active GridLink for RAC)32 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  33. 33. GridLinkデータソースと汎用データソース 通常のデータソース  通常のデータソース データソース – 接続先のRACインスタンスを意識していない Connection RAC Connection – 実行時ロードバランスはなく、RAC側の都合は意識できない。実行 Connection 先RACインスタンスに偏りが出る可能性がある。 Connection – RACサービス(インスタンス)の動的な停止、起動に対する物理接 RACステー 続の作成、終了タイミングが制御できない タスなし  Active GridLink Active GridLink GridLink DS – 接続先のインスタンスを意識できる(アプリケーションからは透過) RAC1 Connection RAC – FANイベントによりRAC側のステータスを把握でき、適切な実行時 RAC1 Connection RAC2 ロードバランスが可能 Connection RAC2 RACサービス(インスタンス)の停止では迅速にそのインスタンス Connection – だけの接続を終了させ、起動時は自動的にそこへの物理作成を作 成 RAC ステータス FAN33 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  34. 34. GridLinkデータソースとマルチデータソース RAC環境 機能 GridLinkデータソース マルチデータソース RAC側のサービスごとにGridLinkデータ RAC側のサービス数×ノード数分の設定 データソースの構成 ソースを1つ設定 が必要 RAC構成変更時の 設定変更は不要 設定変更が必要 データソース設定変更 RAC側からの通知による高速接続フェール WLS側からの定期的なポーリングによる フェールオーバー オーバー(FCF) 障害検知のため遅延が発生しやすい DB側の負荷を考慮した実行時接続ロード DB側の負荷を考慮しない静的ラウンド ロードバランシング バランシング(RCLB) ロビン 複数GridLinkデータソースに跨るXAアフィ 同一マルチデータソース内でのXAア 接続アフィニティ ニティ、Webセッションアフィニティ フィニティのみ プライマリ側、スタンバイ側に同等構成の プライマリ側のRACは1インスタンスし Data Guardサポート RACを配置できる か利用できない34 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  35. 35. GridLinkデータソースの仕組み WebLogic ServerデータソースにUCPの機能を統合  ONS (Oracle Notification Service) – RAC側の情報をFANイベントとして送信する仕組み  FAN (Fast Application Notification ) – RAC側の死活情報、負荷情報などを含んだ情報  UCP ( Universal Connection Pool) – GridLinkデータソースがFANイベント情報を扱うために内部で利用  ロード・バランシング・アドバイザ – RACのサービスレベルでの負荷状況をFANを通じてアプリケーションに提供 インスタンス1 GridLinkデータソース (サービスA用) WebLogic ONS Daemon サービスA Server RAC 死活・負荷状況通知 ONS Daemon ロード・バラ client ONS UCP-RAC ンシング・ア モジュール FAN インスタンス2 ドバイザ35 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  36. 36. 高速接続フェールオーバー (FCF) 障害時の早期エラー検出機能  UCPがサブスクライブしているRAC FANイベントをWebLogic Server の接続プールに通知 – RACノードの計画/計画外停止(DOWNイベント) – RACノードの新規追加や復旧(UPイベント)  通知されたイベントをもとにWebLogic Server側で接続プールを制御 – 無効な接続を検知し即座に削除 … 障害インスタンスの接続だけ削除し、正常なインスタンスへの接続は維持 – ノードの追加や削除を検知し、アクティブなRACインスタンスに再配布 RAC Database X Start ONS Subscribe FAN X Instance1 X X Instance2 Handle Event ONS Publish GridLink DataSource Universal Connection Pool (UCP) Instance336 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  37. 37. 実行時接続ロードバランシング (RCLB) 負荷状況に応じた最適なリクエスト配分  Oracle RACのロード・バランシング・アドバイザ – RACインスタンスが自身のSQL実行統計を観測し、最適なリクエスト配分を算出 – その際、サービスタイムまたはスループットのどちらかを優先した方法でリクエスト配分を算出 – リクエスト配分をFANイベントとして、ONS経由でGridLink内のUCPモジュールに送信  GridLinkデータソース – 各インスタンスのリクエスト配分率にしたがってプールからどのインスタンスへの接続を取得するかを選択 – クラスタの設定変更、アプリケーションのワークロード、過負荷/ハング状態のノードにも対応 30% RAC Database WebLogic Connection Pool Instance1 10% SQL実行統計Application 比率に応じた Instance2 コネクション 60% SQL実行統計 ロード・バラ inst1: 30% ンシング・ア リクエスト配分 inst2: 10% FAN Instance3 ドバイザ 比率情報 inst3: 60% リクエスト配分比率 SQL実行統計 37 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  38. 38. XAトランザクション・アフィニティ XA処理を同じRACインスタンスで処理  最初のリクエストはRCLBによって選択  コンテキスト内にインスタンス情報が保存され同じXAトランザクション内で有効になる  WebLogicのコンテキスト伝搬機能により他のサーバーでもコンテキスト情報が共有され同じRACイ ンスタンスを選択可能 WebLogic Connection Pool RAC Database XAトランザクション Instance1 TXClient 1 コンテキスト伝搬 Txコンテキスト Instance2 前回と同じインスタンス用の XID xxx : inst1 TXClient 2 コネクション Instance338 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  39. 39. Webセッション・アフィニティ セッション処理を同じRACインスタンスで処理  最初のリクエストはRCLBによってインスタンスを選択  コンテキスト内に選択されたインスタンス情報が保存され同じHttpセッション内で有効 – セッション外のリクエストはXAアフィニティで処理  アフィニティのON/OFFをRAC側が自動的に制御。アフィニティヒントとしてFANで通知。 RAC Database WebLogic Connection Pool Instance1 HTTPセッション 待機イベント統計Application 前回と同じインスタンス用の コネクション Instance2 セッション・コンテキスト 待機イベント統計 sessionXX : inst1 ロード・バラ inst1: true FAN Instance3 ンシング・ア アフィニティ アフィニティヒント ドバイザ inst2: true 待機イベント統計 有効フラグ inst3: true39 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  40. 40. まとめ  WebLogic Serverのデータソース – 仕組みと必須の設定項目を理解する  容量設定、自動テスト設定、接続待機 … – WebLogic Serverデータソースの付加価値機能  Oracle RACとの親和性も向上 – 耐障害性や負荷分散機能などRACのパフォーマンスを活かすことが可能に  GridLinkデータソースやマルチデータソースを使用するためにアプリ ケーション実装の変更は不要40 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  41. 41. オラクルユニバーシティから のお知らせ41 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  42. 42. Oracle Universityからのお知らせ  WebLogic Serverの管理方法を体系的に学習したい方に最適な研修コー スをご提供しています。 – Classroomトレーニングだけでなく、Live Virtual Classや『Oracle トレーニ ング・オンデマンド』など多様な受講形態から選択いただけます。42 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  43. 43. ミドルウェア Oracle WebLogic Server 11g: 管理 Oracle Application Gridの基盤を支える Oracle WebLogic Server 11gの管理コース! このコースでは、Web管理者がOracle WebLogic Server 11gのインストールおよび設定する方法に ついて説明します。Web管理者が管理コンソールやコマンドライン、およびスクリプトツール( WLST)などを使用して、Java EEアプリケーションをOracle WebLogic Server 11gにデプロイする方 法についても説明します。 その他に、Oracle WebLogic Server のWebインタフェースとしてOracle HTTP Serverを設定する方 法を解説し、またOracle WebLogic Serverクラスタを設定してアプリケーションのフェイルオーバ ーとロードバランシングをサポートする方法を学習します。また、WebLogic Server管理者の管理 ※ WLS12cとの差分は参考資料を配布します タスクの概要について説明します。 ■Oracle Fusion Middleware の概要 ■WebLogic Serverのアーキテクチャ ■Oracle WebLogic Serverのインストール ■管理コンソールおよび他の管理ツールの概要 ■WebLogic Server ドメインのコンフィグレーション ■Oracle WebLogic Server の管理およびロギングの使用 コース内容 ■アプリケーションのデプロイ ■データソース、JDBCドライバ、接続プールの設定 ■JMS アプリケーションのコンフィグレーション ■WebLogic Serverの基本セキュリティのコンフィグレーション ■Oracle HTTP Server のコンフィグレーション ■Oracle WebLogic クラスタのコンフィグレーション ■バックアップおよびリカバリの管理 ■全体バックアップ、増分バックアップ ・Linux の基本コマンドおよびデスクトップのナビゲーション 受講 ・クライアント/サーバーの概念における TCP/IP ネットワークに関する基本的な知識 前提条件 ・Java EE の基礎知識(サーブレットや JSP など) ※推奨 ・Oracle WebLogic Server 11g/12c管理者 対象者 ・Javaアプリケーション開発者 5日間 コース日程 日程の詳細は Oracle University Webサイト にてご確認ください。 ※ Oracleトレーニング・オンデマンドでのご受講をオススメします!! 受講料 定価¥363,825(税込) ※Oracle PartnerNetwork会員様は、パートナー割引価格で受講いただけます。43 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  44. 44. Oracle トレーニング・オンデマンドとは? Oracle WebLogic Server 11g: 管理 コースを90日間いつでも何度でも。 新時代のラーニングソリューション •インターネット経由でお好きな時間にお好きな場所で • 実際の講義をそのまま収録してストリーミング配信 •教室と同じ演習環境を5日間使用可能 •担当講師による Q&A •eKit(電子媒体テキスト)付き44 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  45. 45. WebLogic Server勉強会 参加者の皆さまの特典 http://education.oracle.co.jp/campaign_wlstudy/45 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  46. 46. 46 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
  47. 47. 4747 Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.

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