Your SlideShare is downloading. ×

Thanks for flagging this SlideShare!

Oops! An error has occurred.

×
Saving this for later? Get the SlideShare app to save on your phone or tablet. Read anywhere, anytime – even offline.
Text the download link to your phone
Standard text messaging rates apply

Oracle WebLogic Serverクラスタリングの勘所

1,645

Published on

第40回WebLogic Server勉強会@東京のセッション資料。WebLogic クラスタのアーキテクチャと設定方法、クラスタ上でのHTTPセッション管理など、WebLogic クラスタを構築するポイントを紹介します。また、WebLogic Server 12.1.2の新機能であるDynamic …

第40回WebLogic Server勉強会@東京のセッション資料。WebLogic クラスタのアーキテクチャと設定方法、クラスタ上でのHTTPセッション管理など、WebLogic クラスタを構築するポイントを紹介します。また、WebLogic Server 12.1.2の新機能であるDynamic Clusterの構成方法についても解説します。

日本オラクル株式会社 オラクルユニバーシティ 岡田 大輔

Published in: Technology
0 Comments
4 Likes
Statistics
Notes
  • Be the first to comment

No Downloads
Views
Total Views
1,645
On Slideshare
0
From Embeds
0
Number of Embeds
0
Actions
Shares
0
Downloads
71
Comments
0
Likes
4
Embeds 0
No embeds

Report content
Flagged as inappropriate Flag as inappropriate
Flag as inappropriate

Select your reason for flagging this presentation as inappropriate.

Cancel
No notes for slide

Transcript

  • 1. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.1 WebLogic Serverクラスタリングの 勘所 日本オラクル株式会社 オラクルユニバーシティ 岡田 大輔 2013年09月26日
  • 2. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.2 以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです。また、情報提供 を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。以下の事項は、 マテリアルやコード、機能を提供することをコミットメント(確約)するものではないため、 購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さい。オラクル製品に関して記載されている機能 の開発、リリースおよび時期については、弊社の裁量により決定されます。 OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。 文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
  • 3. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.3 Agenda  クラスタとは  WebLogic Server クラスタの設定  Webアプリケーションのクラスタリング
  • 4. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.4 クラスタとは
  • 5. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.5 WebLogic Server クラスタ  複数の『サーバー』の論理的なグループ – 各サーバー上にデプロイされたアプリケーション・サービスに対して拡張性・高可 用性を提供する – クライアントからは単一のサーバにアクセスしているように見えるように複数の サーバーが協調動作する クラスタ サーバー サーバー サーバーサーバー クライアント クライアントはアクセスす るサーバーを意識しない アプリケーション サービス
  • 6. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.6 クラスタ化できるもの  クラスタの重要な機能 – 負荷分散 … クラスタメンバにリクエストを均等に分配 – フェイルオーバー … 障害発生時も処理を別のクラスタメンバで継続する  クラスタ対応になるアプリケーション・サービス – Webアプリケーション, EJB – JMS送り先 (分散送り先) – JDBCデータソース – JMSサーバー, JTA (移行) – JNDI (JNDIツリーの同期)
  • 7. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.7 クラスタを構築する前に…  ライセンスの確認 – クラスタリング(高可用性機能)はEnterprise Editionから  クラスタアーキテクチャの決定 – 基本(単一層)クラスタ / 多層クラスタ – プロキシ  クラスタ間通信方式の決定 – ユニキャスト / マルチキャスト
  • 8. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.8 クラスタアーキテクチャ  単一クラスタにアプリケーションをデプロイ – アプリケーション呼び出しの最適化 基本(単一層)クラスタアーキテクチャ cluster1 Server1 Server2 RDBMSプロキシ HTTPリクエスト を負荷分散 EJB呼び出しは常に 同一サーバで実行 Web コンテナ EJB コンテナ Web コンテナ EJB コンテナ データソースデータソース
  • 9. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.9 クラスタアーキテクチャ  Webアプリケーション(プレゼンテーション層), EJB(ビジネスロジック層)を 個別のクラスタにデプロイ 多層クラスタアーキテクチャ cluster2cluster1 Server3 Server4 Server1 Web コンテナ Server2 Web コンテナ RDBMSプロキシ HTTPリクエスト を負荷分散 EJB(RMI)リクエ ストを負荷分散 EJB コンテナ EJB コンテナ データソースデータソース
  • 10. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.10 プロキシ  クラスタに対する負荷分散はプロキシを使用する – ロードバランサ (Hardware) – プラグイン(Software)  Plugin + HTTP Server – OHS, Apache, IIS, iPlanet  HttpClusterServlet+WLS cluster1 Server1 Web コンテナ EJB コンテナ Server2 Web コンテナ EJB コンテナ RDBMS プロキシ データソースデータソース プラグインの負荷分散アル ゴリズムはラウンドロビン
  • 11. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.11 クラスタアーキテクチャの考慮事項  基本クラスタ or 多層クラスタ – EJBに対する負荷分散/フェイルオーバの必要性があるか?  なければ基本(単一層)クラスタ構成を選択 – 多層の場合、ソケット数増などリソース消費を考慮に入れる  設定である程度抑制可能 (サーバーアフィニティ)  プロキシ – ロードバランサ or プラグイン  ロードバランサのほうがより柔軟に負荷分散可能 – Oracle Http Server or Apache  OHSのほうがFusion Middleware製品との親和性が高い
  • 12. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.12 クラスタメンバ間の通信  クラスタメンバ間では次の目的で1対他通信を使用する – クラスタメンバ間のハートビート – JNDIツリーの同期  クラスタ間の1対他通信には ユニキャスト、マルチキャストを使用可能 – WLS10.0以上では原則としてユニキャストを使用  WLS9.2以前はマルチキャストのみ – ユニキャスト用のネットワークチャネルを設定しないとデフォルトチャネルが使用 される 1対1 通信と1対他 通信 12
  • 13. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.13 まとめ: WebLogic Server クラスタとは  WebLogic Serverクラスタは、WebLogic Serverにデプロイされたアプ リケーションやサービスを保護するための仕組み – サーバープロセスそのものの保護が目的ではない  クラスタを構成する前の確認事項 – ライセンスの確認 – クラスタアーキテクチャの決定 – クラスタ間通信方式の決定 ライセンスはEnterprise Edition 以上 基本クラスタ構成でOK ユニキャストを選択
  • 14. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.14 WebLogic Serverクラスタの 設定
  • 15. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.15 設定箇所の確認  クラスタの設定: WebLogicドメインで設定  プロキシの設定: プロキシ側で設定 mydomain cluster1 Server1 Web コンテナ EJB コンテナ Server2 Web コンテナ EJB コンテナ RDBMSプロキシ データソースデータソース AdminServer ドメイン設定 設定ファイル HTTPサーバーやロード バランサの設定 WLSドメインの 設定
  • 16. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.16  クラスタはWebLogicドメインで管理されるリソース – 複数ドメインに跨るクラスタは構成できない – 管理対象サーバーで構成するのが原則 ドメイン マシン マシン クラスタ 復習: ドメイン、マシン、クラスタ、サーバー 管理対象サーバー 管理対象サーバー 管理対象サーバー アプリケーション セキュリティ 診断モジュール 管理サーバー JDBCデータソース 永続ストア ログ etc ログ etc ログ etc ログ etc トランザクション NM NM 設定ファイル WebLogicドメインの設定 トランザクション JMSモジュール JMSサーバー $DOMAIN/config
  • 17. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.17 クラスタの設定  拡張構成で『管理対象サーバー、クラスタ、およびCoherenceクラス タ』を選択するとドメイン作成時にクラスタを定義可能 – DynamicClusterは構成ウィザードでは作成不可 構成ウィザード WebLogicドメインの設定 クラスタに属する管理対象 サーバーを左ペインから選択
  • 18. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.18 管理コンソール WebLogicドメインの設定 新しいクラスタの作成 マルチキャスト・ユニキャストを選択 (原則ユニキャスト) 必要に応じてユニキャスト用のネット ワーク・チャネルを設定 (指定なしは、デフォルトチャネルを使用)
  • 19. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.19 クラスタへのサーバーの割当て WebLogicドメインの設定
  • 20. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.20 クラスタの設定 WebLogicドメインの設定 EJB用のデフォルト負荷分散アルゴリズム ⇒ラウンドロビン | ランダム | 重みベース (サーバーアフィニティ使用可) weblogic-ejb-jar.xmlで上書き可 (パラメータベースルーティングの場合は必須) EJBクライアントのスタブで使用する負荷分 散・フェイルオーバのためのサーバリスト プラグイン使用環境で、 HttpServletRequest#getRemoteAddr()でHTTP サーバーではなくクライアントのアドレスを取 得するための設定
  • 21. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.21 クラスタの設定 JTA TIPS: WLS12.1.2ではクラスタ単位で JTAを構成可能。 クラスタのJTA設定はドメイン のJTA設定よりも優先される WebLogicドメインの設定
  • 22. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.22 クラスタの起動  通常の管理対象サーバーの起動方法と同じ  NodeManagerを構成している場合は、管理コンソール / WLSTからも起動可能 $ ./startManagedWebLogic.sh <server_name> <admin_server_url> WebLogicドメインの設定 • クラスタメンバの起動 wls:/domain/serverConfig> start('ManagedServer1') • クラスタ内の全サーバー起動 wls:/domain/serverConfig> start('cluster1', 'Cluster')
  • 23. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.23 クラスタの停止  管理コンソール: – クラスタの設定から[制御]-[起動と停止]を選択  WLST: – 第一引数 … 停止するリソース名(クラスタ or サーバー名) – 第二引数 … リソースの種類( Server | Cluster) – 第三引数 … 強制停止フラグ (true | false) 23 wls:/domain/serverConfig> shutdown('cluster1', 'Cluster', force='true') WebLogicドメインの設定
  • 24. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.24 動的クラスタ Generated Server1 動的クラスタ WebLogic Server 12.1.2の新機能 サーバー・テンプレート WebLogicドメインの設定 (12.1.2~) Generated Server2 動的クラスタ Generated Server1 サーバー・テンプレート Generated Server2 Generated Server1 Generated Server2 動的サーバー数: 2 サーバー・テンプレートを基にサーバーを動的に構成 することでスケールアウト構成を容易に 動的サーバー数: 4
  • 25. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.25 動的クラスタの作成 WebLogicドメインの設定 (12.1.2~)
  • 26. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.26 動的クラスタの作成 WebLogicドメインの設定 (12.1.2~)
  • 27. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.27 動的に割り当てられる値 マシン マッチング式 マシンの割り当て M1, M2 - M1, M2, M1, M2, … Ma1, Ma2, Mb1, Mb2 Ma1, Mb* Ma1, Mb1, Mb2, Ma1, Mb1, Mb2 ポートの種類 テンプレート値 動的サーバーへの割り当て Listen 7100 7101, 7102, 7103, 7104, … SSL 8100 8101, 8102, 8103, 8104, … WebLogicドメインの設定 (12.1.2~)
  • 28. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.28 動的クラスタの設定 TIPS: クラスタメンバは動的サーバーとして動的クラ スタの「サーバーの最大数」分だけ構成される 動的サーバーの設定は、サーバー・テンプレー トを編集 WebLogicドメインの設定 (12.1.2~)
  • 29. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.29 サーバー・テンプレートの設定 WebLogicドメインの設定 (12.1.2~)  動的クラスタを構成するとサーバー・テンプレートが生成される
  • 30. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.30 サーバー・テンプレートの設定 WebLogicドメインの設定 (12.1.2~) TIPS: Listen Address の設定例 • (なし) … 全てのアドレス • 10.3.100.${id} … サーバーIDで割り振り • ${serverName}.jp.oracle.com … サーバー名で割り振り サーバー・テンプレートで使える参照用マクロ値 • ${id} … 動的サーバーのID (1から開始) • ${serverName} … サーバー名 • ${clusterName} … クラスタ名 設定例
  • 31. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.31 Generated Server2 Generated Server1 動的クラスタの構成要素 DynamicClusterとServerTemplate Server Template Dynamic Cluster <maximum-dynamic-server-count>に指定さ れた分だけサーバーが動的に生成される。 (DynamicServerの定義はconfig.xmlには保持 されない) サーバーコンフィグレーションを 共通化するテンプレートを定義 (構成済サーバーにも適用可能) リスンアドレスやリスンポート もテンプレートから自動構成 config.xml ランタイム WebLogicドメインの設定 (12.1.2~)
  • 32. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.32 サーバー・テンプレートと動的クラスタ  サーバー・テンプレート – サーバーの設定をテンプレート化できるので、管理対象サーバーが多数あるドメイ ンでは設定を効率化できる  テンプレート指定で適用可能  動的クラスタ – キャパシティに応じたクラスタメンバーの増減が容易に  <maximum-dynamic-server-count>を変更  JMSリソースの対象としてDynamicClusterを指定可能に – クラスタメンバーの増減に応じてJMSリソースを自動配備 – クラスタメンバーの設定が均一な場合にのみ適用可能 まとめ WebLogicドメインの設定 (12.1.2~)
  • 33. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.33 プロキシプラグインの設定  プロキシプラグインの動作 – リクエストをWebLogic Serverにプロキシする  リクエストのURLまたはMIMEタイプ、もしくはその両方でプロキシ可能  セッションを持つHTTPリクエストはセッションを格納しているサーバにルー ティングする  クラスタ内の障害発生サーバにはプロキシしない  プラグインの設定は、HTTPサーバーで設定する – WebLogic ドメインでは設定できない – WebLogic ServerのプラグインファイルをHTTPサーバーに登録  プラグインファイル: http://www.oracle.com/technetwork/jp/middleware/ias/downloads/wls-plugins-096117.html プロキシの設定
  • 34. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.34 # Proxy Plugin Settings for WebLogic Server cluster LoadModule weblogic_module modules/mod_wl_22.so <IfModule mod_weblogic.c> WebLogicCluster localhost:7101,localhost:7103,localhost:7105 MatchExpression * DebugConfigInfo ON </IfModule> <Location /weblogic> WLSRequest On PathTrim /weblogic </Location> httpd.conf httpd.confの設定 (Apache) OHSの場合は mod_wl_ohs.conf を編集 プロキシの設定 TIPS: DebugConfigInfo … リクエストにクエリ文字列 「__WebLogicBridgeConfig」を指定すると プラグインの設定値や統計情報を取得
  • 35. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.35 主なプラグインパラメータ パラメータ 説明 デフォルト値 WebLogicCluster ロードバランシングに使用するサーバーのリスト(クラスタでは必須) なし ConnectTimeoutSecs サーバーへの接続を試行する最大時間(秒) 10 ConnectRetrySecs クラスタ内のサーバーへの接続試行の間にスリープする間隔(秒) 2 PathTrim リクエストがクラスタに転送される前に元のURLの先頭から取り除かれる文字列 なし TrimExt URLの末尾から取り除かれる拡張子 なし PathPrepend PathTrimが取り除かれた後に元のURLに付加される文字列 なし CookieName WebLogic Serverのセッションクッキー名。Webアプリケーションでクッキー名を変更した場合 に設定する JSESSIONID WLIOTimeoutSecs サーバーへのリクエストの応答に対するプラグインのタイムアウト時間。タイムアウトすると 次のサーバーにフェイルオーバする。 300 プラグインのTCP接続の接続再試行回数 = ConnectTimeoutSecs / ConnectRetrySecs プロキシの設定
  • 36. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.36 まとめ: クラスタの設定  クラスタはドメインの設定 – 初期設定は構成ウィザードや管理コンソールを使用する (WLSTも使用可) – 動的クラスタはサーバー構成が均一な場合に適用可能  JMS機能には一部制限あり http://docs.oracle.com/middleware/1212/wls/JMSAD/dynamic_messaging.htm#CHDHFDEI – クラスタの起動・停止は通常の管理対象サーバの起動・停止と同じ  プロキシプラグインはHTTPサーバーで設定 – リクエスト転送先になるサーバーを指定する – HTTPサーバごとに設定項目が異なるので製品ドキュメントを確認
  • 37. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.37 Webアプリケーションの クラスタリング
  • 38. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.38 クラスタへのデプロイ  アプリケーションをクラスタにデプロイする際は、デプロイ対象にクラスタを 指定する – 分断された管理対象サーバーへのデプロイを避けるため全クラスタメンバをアクセ ス可能な状態でデプロイメントを行うことを推奨  『クラスタ制約を有効化』すると全クラスタメンバにアクセスできない状態で のデプロイを制限できる
  • 39. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.39 Webアプリケーションのクラスタ化  クラスタにデプロイされたWeb アプリケーションへの負荷分散・フェイル オーバーはプロキシプラグインによって行われる – WebLogic Server Plugin (HTTP サーバー) – ロードバランサ  Webアプリケーションのフェイルオーバーにはユーザの対話状態(HttpSession) を永続化する必要がある – インメモリレプリケーション – Cookie – File – JDBC 通常はインメモリレプリケーション を第一候補に検討 HttpSessionの消失が許容できない場 合はJDBCを検討 信頼性 高 低 速度 高 低
  • 40. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.40 HttpSession永続化設定  HttpSessionの永続化設定は、Webアプリケーションの デプロイメント記述子 (weblogic.xml)で指定 – IMRはreplicated | replicated_if_clustered (デフォルトは memory ) Webアプリケーションの設定 TIPS: 永続化方式にreplicated_if_clusteredを指定す ると、クラスタ、非クラスタにデプロイ可能 weblogic.xml
  • 41. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.41 インメモリレプリケーション  HttpSession をクラスタ内の2つのサー バーで保持する – セッション毎にプライマリ・セカンダリ サーバーが決定される – サーバーにはプライマリ・セカンダリ セッションが混在する  セカンダリ分だけヒープ消費量は増大 cluster1 プロキシ Server1 Server2 Server3 セカンダリ 1 クライアント プライマリ 1 2 2 3 3
  • 42. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.42 インメモリレプリケーションの動作  プライマリサーバーは負荷分散に よって初回リクエスト時に決定 – セカンダリサーバーはレプリケーショ ン・グループとマシン設定から HttpSession生成時に決定 – セカンダリサーバーへの同期は HttpSession#setAttribute()がトリガ – プライマリ・セカンダリサーバー情報 はCookieに埋め込まれる 正常時 cluster1 プロキシ Server1 Server2 Server3 セカンダリ setAttribute() クライアント プライマリ プライマリ = Server3 セカンダリ = Server2
  • 43. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.43 インメモリレプリケーションの動作  プライマリサーバーに障害が発生する とセカンダリが昇格 – 別のサーバでセカンダリが再生成される  プロキシプラグインによってセカンダ リサーバーにリクエストの振り替えら れる – 振り替えはクライアントからの次の リクエスト時 – プロキシプラグインはCookieの サーバーリストをもとにセカンダリ サーバーに接続 フェイルオーバー cluster1 プロキシ クライアント Server1 Server2 Server3 プライマリ プライマリセカンダリ プライマリ = Server3 セカンダリ = Server2
  • 44. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.44 インメモリレプリケーションの動作  プライマリに昇格したサーバーは Cookieを更新 – プライマリとセカンダリ情報が更新され たCookieがクライアントに戻される フェイルオーバー cluster1 Server1 Server3 セカンダリ Server2 プライマリ クライアント setAttribute() プライマリ = Server2 セカンダリ = Server1 TIPS: セッションIDのフォーマット [SessionID]![JVMID1]![JVMID2]![CreationTime] プロキシ
  • 45. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.45 cluster1 MachineX MachineY インメモリレプリケーションとマシン  セカンダリセッションの作成先は別 マシン上のサーバーが優先される – 1つのH/W上に複数のサーバーが存在す る場合はマシンを定義しないと同一 H/W上にセカンダリセッションが 作成される可能性がある プロキシ Server1 Server2 Server3 セカンダリ 1 クライアント プライマリ 1 2 2 2
  • 46. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.46 インメモリレプリケーションの考慮事項  リクエストのフェイルオーバーはプラグインによって行われる – クライアントからのリクエスト到達までにプライマリ/セカンダリサーバーが共にダ ウンするとセッションは継続できない – セッションの消失が許容できない場合はインメモリレプリケーションは選択不可 – IMRを使用する場合は3つ以上のサーバーでクラスタを構成することを推奨  HttpSessionに格納するデータサイズが大きすぎるとレプリケーションでオー バーヘッドが発生する – HttpSessionに格納するデータは可能な限りコンパクトに  java.io.Serializableの実装も忘れずに – 同期のトリガはHttpSession#setAttribute()
  • 47. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.47 JSFでのインメモリレプリケーション  JSFでもHttpSession#setAttribute()が必要 – SessionScopedのCDI Beanなども明示的にHttpSession#setAttribute()する  必要に応じてServletFilterなどで実装  ビューの状態の格納設定 (STATE_SAVING_METHOD)をclientに設定 web.xml
  • 48. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.48 参考: クラスタのモニタリング サマリー
  • 49. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.49 参考: クラスタのモニタリング フェイルオーバー プライマリセッションとセカ ンダリセッションの数をモニ タ可能
  • 50. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.50 まとめ: Webアプリケーションのクラスタリング  クラスタにデプロイされるWebアプリケーションの高可用性を実現す るにはHttpSessionの永続化設定を行う – weblogic.xmlで予め指定する必要がある  インメモリレプリケーションは2つのサーバーでセッションを保持 – セッションの消失が許容できない場合はJDBCを選択  性能面ではJDBCはかなり不利 – インメモリレプリケーションの動作を考慮した実装が必要  レプリケーションのトリガ(HttpSession#setAttribute())など 50
  • 51. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.51 オラクルユニバーシティから のお知らせ
  • 52. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.52 オラクルユニバーシティからのお知らせ  クラスタリングをはじめとしたWebLogic Serverの管理方法を体系的に 学習したい方に最適な研修コースをご提供しています。 – Classroomトレーニングだけでなく、Live Virtual Classや『Oracle トレーニ ング・オンデマンド』など多様な受講形態から選択いただけます。
  • 53. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.53 コース内容 ■Oracle Fusion Middleware の概要 ■Oracle WebLogic Serverのインストール ■WebLogic Server ドメインのコンフィグレーション ■アプリケーションのデプロイ ■JMS アプリケーションのコンフィグレーション ■Oracle HTTP Server のコンフィグレーション ■バックアップおよびリカバリの管理 ■WebLogic Serverのアーキテクチャ ■管理コンソールおよび他の管理ツールの概要 ■Oracle WebLogic Server の管理およびロギングの使用 ■データソース、JDBCドライバ、接続プールの設定 ■WebLogic Serverの基本セキュリティのコンフィグレーション ■Oracle WebLogic クラスタのコンフィグレーション ■全体バックアップ、増分バックアップ 受講 前提条件 ・Linux の基本コマンドおよびデスクトップのナビゲーション ・クライアント/サーバーの概念における TCP/IP ネットワークに関する基本的な知識 ・Java EE の基礎知識(サーブレットや JSP など) ※推奨 対象者 ・Oracle WebLogic Server 11g/12c管理者 ・Javaアプリケーション開発者 コース日程 5日間 日程の詳細は Oracle University Webサイト にてご確認ください。 受講料 定価¥363,825(税込) ※Oracle PartnerNetwork会員様は、パートナー割引価格で受講いただけます。 Oracle Application Gridの基盤を支える Oracle WebLogic Server 11gの管理コース! このコースでは、Web管理者がOracle WebLogic Server 11gのインストールおよび設定する方法に ついて説明します。Web管理者が管理コンソールやコマンドライン、およびスクリプトツール( WLST)などを使用して、Java EEアプリケーションをOracle WebLogic Server 11gにデプロイする方 法についても説明します。 その他に、Oracle WebLogic Server のWebインタフェースとしてOracle HTTP Serverを設定する方 法を解説し、またOracle WebLogic Serverクラスタを設定してアプリケーションのフェイルオーバ ーとロードバランシングをサポートする方法を学習します。また、WebLogic Server管理者の管理 タスクの概要について説明します。 Oracle WebLogic Server 11g: 管理 ミドルウェア 次回開催日程: 2013年12月2日(月) ~ 6日(金), 2014年2月17日(月) ~ 21日(金) ※ WLS12cとの差分は参考資料を配布します
  • 54. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.54
  • 55. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.55

×