2014年4月24日
NALにて
 インターネット上で流通する暗号通貨
 P2P技術で取引全部が公開される
 巨大な登記簿があると考えれば良い
 取引者は仮名である
 仮名の取引者は、秘密鍵と公開鍵とWalletを持つ
 Walletに複数のAddressが入る
...
 携帯電話普及率は10年で30%→95%
 スマートフォン普及率は現在30%
 よって、10年以内にスマートフォンとインター
ネットが世界の辺境まで普及する
 世界の隅々まで流通できるのは
 金でもドルでもなく
 情報となることが必然
 西洋印刷術15世紀、西洋紙幣18世紀
 複製不能の紙
 番号とサイン又は印章が入る
 価値を付着できるまで250年
 インターネット1983年、Bitcoin2008年
 1つしかない情報
 固有のデータと暗号の公開鍵が入る
...
 1661年ストックホルム銀行券
 支払い可能
 番号がある
 高官の署名がある
 多くの印章が押されている
 透かしが入っている
 1694年イングランド銀行
 1713年ニュートンが金との
交換レートを定めた(金本位制)
...
楠 正憲20140407から引用(http://www.slideshare.net/masanork/bitcoin-20140407public)
楠 正憲20140407から引用(http://www.slideshare.net/masanork/bitcoin-20140407public)
取引件数は1日6万前後、
1件あたりの金額がクレ
ジットカードの10倍
アドレス数は1日15...
 2008年、Nakamoto Satoshiの論文
 プロトコルと参照ソフトウェアBitcoin-Qt
 2009年、Nakamoto Satoshi ソフトウェア公開
 オープンソース
 運用開始
 中本氏がだれであるか
諸説あ...
 2010年5月最初に使用されたBitcoin
 10000BTC → ピザ2枚
 2014年 1BTC ≒ $500 つまりピザは約10億円
 レートは上昇基調にあるが、各国の対応で乱高下
Wikipediaの図像を引用
(http:...
 交換業者を通じてBitcoinを送ること
 決済業者で各国通貨と交換すること
 Bitcoinを採掘すること
 採掘とは取引情報(後述)の記録に参加することで得られる報酬
 成功時に1人だけ25BTCを得る
 上記の業者になること...
 取引はネット上で公開されてすべてが記録される
 巨大な帳簿がP2Pで共有されているのと同じ
 記録に関する暗号を最初に解いたものが帳簿への記録を行い
採掘成功報酬を得る(記録をブロックチェインという)
 取引の正当性は10分を期限とし...
 帳簿の正当性が危機状態
 巨大運営者が寡占状態、最大業者が40%発掘
 シニョリッジ
 採掘報酬が取引を推進する;初期の発行者(採掘者)が巨額報酬
 電力を大消費
 採掘競争(暗号解読)に電力が必要
 ウィルスによる他人の計算機...
 東京地方裁判所は同日、マウントゴックスの民事再生法適用申請を棄却し、
保全管理命令を下した。今後は最高経営責任者(CEO)を務めてきたマル
ク・カルプレス氏に代わり、保全管理人に選ばれた小林信明弁護士が暫定的
にマウントゴックスの資産を管理...
2014年3月14日CNBC
http://www.cnbc.com/id/101494937)
 取引所の数は非常に多い
 相場は全部わかる
 Mt.Goxは大手の一つ
 Bitcoinと同様の暗号通貨は
200以上存在し、新しくいくらで
も
作れる ← オープンソース
 裏付けや管理機構(アンカー)を
持つものは存在しない
...
2014年3月17日
CoinChannel(http://coinchannel.blog.jp/archives/4331453.html)
 Googleも出資(20万$、1%以下)する暗号通貨
 取引がP2Pで公開されるのはBitcoinと同じ
 運営者が存在する
Jed McCaleb-Mt.Goxを創業、2011年に売却
 取引は資産ではなく負債を受け渡す
 通貨は...
 電子契約を実現するための
 コンピュータ言語
 通信プロトコル
 P2Pで公開された登記所を作れる
 ブロックチェーンへの記録が登記
 何でも作れる
 新しいい通貨
 契約
 法律も投票も可能
 開発中
 Bitcoinや同型の暗号通貨は、規制が行われるようにな
ると考えられるが、規制外の状況で使い続けられる
(アングラ送金と同じような状態。しかし規模が大きくできる)
 同様の技術で構成されるネット上の形態が生まれる
 通貨や契約は「紙」...
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2014年4月24日、日本エンジェルズロッジでの解説

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  1. 1. 2014年4月24日 NALにて
  2. 2.  インターネット上で流通する暗号通貨  P2P技術で取引全部が公開される  巨大な登記簿があると考えれば良い  取引者は仮名である  仮名の取引者は、秘密鍵と公開鍵とWalletを持つ  Walletに複数のAddressが入る  Addressを公開鍵で生成し、そこにBitcoinの数量と取引履歴が ある  送金には公開鍵が必要  しくみはオープンソースで公開され、再利用できる 公開鍵とは;暗号に使うデー タのこと P2P;ネット上の端末で データを共有する手法
  3. 3.  携帯電話普及率は10年で30%→95%  スマートフォン普及率は現在30%  よって、10年以内にスマートフォンとインター ネットが世界の辺境まで普及する  世界の隅々まで流通できるのは  金でもドルでもなく  情報となることが必然
  4. 4.  西洋印刷術15世紀、西洋紙幣18世紀  複製不能の紙  番号とサイン又は印章が入る  価値を付着できるまで250年  インターネット1983年、Bitcoin2008年  1つしかない情報  固有のデータと暗号の公開鍵が入る  データに価値を付着する技術まで25年  Coinと呼ぶことにした理由  採掘(金属)の類推が必要だった  支払可能性の欠如
  5. 5.  1661年ストックホルム銀行券  支払い可能  番号がある  高官の署名がある  多くの印章が押されている  透かしが入っている  1694年イングランド銀行  1713年ニュートンが金との 交換レートを定めた(金本位制)  約束手形から進化した
  6. 6. 楠 正憲20140407から引用(http://www.slideshare.net/masanork/bitcoin-20140407public)
  7. 7. 楠 正憲20140407から引用(http://www.slideshare.net/masanork/bitcoin-20140407public) 取引件数は1日6万前後、 1件あたりの金額がクレ ジットカードの10倍 アドレス数は1日15万程 度、このことから1日の 利用者数は数万人と推定 ドルとの換金が1日1億ド ル前後と推定
  8. 8.  2008年、Nakamoto Satoshiの論文  プロトコルと参照ソフトウェアBitcoin-Qt  2009年、Nakamoto Satoshi ソフトウェア公開  オープンソース  運用開始  中本氏がだれであるか 諸説あるが不明
  9. 9.  2010年5月最初に使用されたBitcoin  10000BTC → ピザ2枚  2014年 1BTC ≒ $500 つまりピザは約10億円  レートは上昇基調にあるが、各国の対応で乱高下 Wikipediaの図像を引用 (http://en.wikipedia.org/wiki/Legality_of_Bitcoins_by_country)
  10. 10.  交換業者を通じてBitcoinを送ること  決済業者で各国通貨と交換すること  Bitcoinを採掘すること  採掘とは取引情報(後述)の記録に参加することで得られる報酬  成功時に1人だけ25BTCを得る  上記の業者になること  諸国での規制はまちまち  タイでは違法化  スイスでは規制のための国民投票が提案されている  Mt.Goxは交換・決済業者で顧客の口座管理も
  11. 11.  取引はネット上で公開されてすべてが記録される  巨大な帳簿がP2Pで共有されているのと同じ  記録に関する暗号を最初に解いたものが帳簿への記録を行い 採掘成功報酬を得る(記録をブロックチェインという)  取引の正当性は10分を期限とした多数決で行う (偽情報を書き込んでも世界の50%以上の計算能力を持たない限り 正当化できない)  取引は仮名である(匿名だが同一Addressの取引はわかる)  追跡可能  暗号の秘密鍵が取引の要件  2100万BTCまで発行するが、徐々に採掘が困難になるよう に設計されている
  12. 12.  帳簿の正当性が危機状態  巨大運営者が寡占状態、最大業者が40%発掘  シニョリッジ  採掘報酬が取引を推進する;初期の発行者(採掘者)が巨額報酬  電力を大消費  採掘競争(暗号解読)に電力が必要  ウィルスによる他人の計算機での発掘も(計算資源と電力の盗難)  レートの変動が激しい  アンカーがない(裏付けとなる実体物も通貨当局努力もない)  投機の発生←通貨量の限界  不正送金、マネーロンダリング用途が多い  秘密鍵を漏洩するとBTCを奪われる
  13. 13.  東京地方裁判所は同日、マウントゴックスの民事再生法適用申請を棄却し、 保全管理命令を下した。今後は最高経営責任者(CEO)を務めてきたマル ク・カルプレス氏に代わり、保全管理人に選ばれた小林信明弁護士が暫定的 にマウントゴックスの資産を管理する。 (WSJ日本2014年4月16日)  BTCは、債権か証券か金融商品か物か情報か?  法的な根拠はない  Mt.Goxと顧客の関係は?  BTCの所有者が顧客である  顧客はMt.Goxに対する契約上の債権を持つ  取引所の開設に違法性はなかったか  BTCの「保全」を行うことができるか  物理的な隔離方法も、法的な執行方法もない  秘密鍵を持つものはBTCを移動できる  移動してしまえば安全だが「保全」といえるか  Mt.Goxの取引銀行の コンプライアンスは? 田中幸弘2014年4月16日から図を引用 https://docs.google.com/file/d/0B04ol8GVySUuRWN wUnNENTdZeTA/edit
  14. 14. 2014年3月14日CNBC http://www.cnbc.com/id/101494937)
  15. 15.  取引所の数は非常に多い  相場は全部わかる  Mt.Goxは大手の一つ  Bitcoinと同様の暗号通貨は 200以上存在し、新しくいくらで も 作れる ← オープンソース  裏付けや管理機構(アンカー)を 持つものは存在しない  従って現在の形態のものはその 通貨のもつリスク以上の価値を 持つ決済に用途が限られる-非 合法取引であり、規制されるだ ろう  しかし、暗号を通貨データの土 台とすることは将来の形として 有望
  16. 16. 2014年3月17日 CoinChannel(http://coinchannel.blog.jp/archives/4331453.html)
  17. 17.  Googleも出資(20万$、1%以下)する暗号通貨  取引がP2Pで公開されるのはBitcoinと同じ  運営者が存在する Jed McCaleb-Mt.Goxを創業、2011年に売却  取引は資産ではなく負債を受け渡す  通貨はXPR(リップルズ)  ゲイトウェイと呼ばれる(信頼できるものもある)換金 業者が用意されている  World Community Grid(研究用グリッド)に計算能力を 提供するとXPRを得られる
  18. 18.  電子契約を実現するための  コンピュータ言語  通信プロトコル  P2Pで公開された登記所を作れる  ブロックチェーンへの記録が登記  何でも作れる  新しいい通貨  契約  法律も投票も可能  開発中
  19. 19.  Bitcoinや同型の暗号通貨は、規制が行われるようにな ると考えられるが、規制外の状況で使い続けられる (アングラ送金と同じような状態。しかし規模が大きくできる)  同様の技術で構成されるネット上の形態が生まれる  通貨や契約は「紙」だったが、それがいずれ本質的に 電子の情報となるのは自明  印鑑やサインに相当するものが暗号である  証文の不正を防止するために、ネット上で公開し 多数決で決定する画期的なアイデア  P2P技術で世界中に複製を置くため、改ざんが難しい

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