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宮内泰介「この共同研究で考えたいこと」(2012.7.8)
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  • 参加に感謝 この共同研究で考えたいこと、やりたいことを 1 時間話し、そのあと各自からの自己紹介を兼ねた報告を。
  • この研究の背景=あくまで私が主宰した共同研究の流れの話しだが 環境問題の解決→誰が環境問題を引き起こしてきたのか? と 誰が環境の担い手か? に収斂される、と考えた。多少短絡的かもしれませんが、そのくらい単純化した方がよく見えてくる。→この 2 つの問題を解決するためのモデルとして「コモンズ」 → しかし、より現代的な環境をめぐる問題、とくに加害・被害と単純に割り切れない環境問題、さまざまな価値が入り組んだ場面での環境問題の解決には、狭い意味でのコモンズ論だけではダメ→公共性の議論→一時公共性論のはやり(新しい公共、新しい公共の担い手) → 宮内はその議論の平板さに不満→公共性の 動態 の議論へ→そこでの焦点は、誰がどういうしくみで環境を担うべきか、ということについて どう社会的に認知・承認されるか =レジティマシーの議論、レジティマシーのダイナミズムの議論へ → しかし、問題が残った=レジティマシーのダイナミズムの議論だけでは少し片手落ち → (これは自然資源管理や自然再生という文脈での話しだが)公共性の中身、つまり「どういう自然が望ましいか。どういうかかわりをすべきか」についても、「いろいろな価値がありうる」だけではちょっと無責任だし、不満だった→半栽培論 半栽培論解説(中尾佐助=歴史的→宮内=共時的) 動的な半栽培 → 動的な社会的しくみ→
  • この2つを踏まえて、もう一度統合された管理論・政策論へ 保全生態学、自然資源管理論では「順応的管理論」 → しかし「順応的管理論」では「社会のしくみ」はやや付け足し的かつ平板 → 動的な社会的しくみを含めた管理論・政策論→英語圏で議論されてきた「順応的ガバナンス」というフレームワークが使える。
  • 順応的 co-management→ 順応的ガバナンス
  • もう少し英語圏での議論を紹介
  • 日本での議論の文脈も踏まえて、宮内なりの定義 先の科研(基盤 A 「アダプティブ・ガバナンスと市民調査に関する環境社会学的研究」 2008 ~ 2011 年)でこれを研究。
  • 今度出す本での議論:順応的ガバナンスが大事だということと、そこで大事なポイントがいろいろ出てきた。面白いことに各章かなりの共通点。
  • Transcript

    • 1. 2012.7.8科研基盤研究( A )「多元的な価値の中の環境ガバナンス:自然資源管理と再生可能エネルギーを焦点に」この共同研究で考えたいこと宮内泰介北海道大学大学院文学研究科(環境社会学)
    • 2. この研究の背景 誰が環境の担い手か? 誰が環境問題を引き起 こしてきたのか? コモンズ論 (環境をめぐる)公共性論 公共性の動態の議論へ=誰 公共性の中身の議論へ がどういうしくみで環境を担 =どういう自然が望まし うべきか、ということについ いか。どういうかかわり てどう社会的に認知・承認さ をすべきか れるかレジティマシー(正 半栽培論統性/正当性)論 動的な半栽培 動的な社会的しくみ
    • 3. この研究の背景動的な社会的しくみ 動的な半栽培 再び管理論・政策論へ 順応的管理 順応的ガバナンス論
    • 4. と順応的ガバナンス(アダプティブ・ガバナンス) 順応的管理 (アダプティブ・マネジメント) – 対象である自然について、順応的に管理していく ↓ – しかし、順応的管理で語られる「合意形成」「市民 参加」は平板的 – あくまで「科学的管理」がループの中心に位置 + 順応的ガバナンス (アダプティブ・ガバナ ンス) – 自然とアダプティブにかかわっていく人間の側のし くみをアダプティブに変えていく
    • 5. 順応的(アダプティブ)ガバナンスとは?英語圏での議論( adaptive co-management→adaptive governance ):Carl Folke and Fikret Berkes, 2004, "Adaptive Co-management for Building Resilience in Social-Ecological Systems," Environmental Management, 34(1): 75-90.Olsson, Per, Carl Folke and Thomas Hahn, 2004, “Social-Ecological Transformation for Ecosystem Management: the Development of Adaptive Co-management of a Wetland Landscape in Southern Sweden,” Ecology and Society, 9(4): 2.Brunner, Ronald D., Toddi A. Steelman, Lindy Coe-Juell, Christina M. Crowley, Christine M. Edwards and Donna W. Tucker eds., 2005, Adaptive Governance: Integrating Science, Policy, and Decision Making, New York: Columbia University PressFolke, Carl, Thomas Hahn, Per Olsson, and Jon Norberg, 2005, "Adaptive governance of social-ecological systems," Annual Review of Environment and Resources, 30: 441-473.Gunderson, Lance, and Stephen S. Light, 2006, “Adaptive management and adaptive governance in the everglades ecosystem,” Policy Sci, 39:323-334.Lebel, Louis, John M. Anderies, Bruce Campbell, Carl Folke, Steve Olsson, Per, Olsson, Per, Lance H. Gunderson, Steve R. Carpenter, Paul Ryan, Louis Lebel, Carl Folke and C. S. Holling, 2006, “Shooting the Rapids Navigating Transitions to Adaptive Governance of social-ecological systems,” Ecology and Society, 11(1): 18.Hatfield-Dodds, Terry P. Hughes and James Wilson, 2006, “Governance and the Capacity to Manage Resilience in Regional Social-Ecological Systems,” Ecology and Society, 11(1): 19.Olsson, Per, Carl Folke, Victor Galaz, Thomas Hahn and Lisen Schultz, 2007, “Enhancing the Fit through Adaptive Co-management creating and maintaining bridging functions for matching scales in the Kristianstads Vattenrike Biosphere Reserve, Sweden,” Ecology and Society, 12(1): 28.Allen, C. R. and C. Holling 2010. "Novelty, adaptive capacity, and resilience", Ecology and Society 15(3): 24.
    • 6. Brunner ら:科学的管理( scientific management )から順応的ガバナンス( adaptive governance )へ 科学的管理 順応的ガバナンス科学のあり方 観察された行動にもとづく関係であ 関係は変化する。文脈にもとづく。 り、安定的。還元主義的。経験的、 質的、解釈的、統合的などの複数の 量的、「硬い」方法論。閉じられた 方法が必要。知識は限定的。オープ 系内での知識であり、曖昧さがない ンな系での知識で、偶発的で不確か が断片的。 。政策のあり方 単一のゴール。科学的評価にもとづ 複数のゴール。人間の関心などの文 く問題設定。科学にもとづく技術に 脈にもとづく問題設定。ローカルな よる解決。計画中心。 知識と科学的知識双方による解決。 モニタリングや評価、失敗した政策 の中止などが中心。政策決定 単一の中央集権的な権威によるトッ 分散した権威からのボトムアップに プダウン。専門家のみが計画に参加。 よる政策統合。問題にかかわるすべ 官僚制。長期にわたる標準化された ての人にオープンな参加。地域社会 計画。科学が政治にとってかわる。 のイニシアティブ。ローカルな知や 信頼が重要。政治が不可避。 Brunner el al., 2005, “Beyond scientific management”, in Brunner, et al. eds., Adaptive Governance: Integrating Science, Policy, And Decision Making, Columbia Univ Press.  の Table 1.1. より要約
    • 7. 順応的(アダプティブ)ガバナンスとは?(宮内の暫定的な定義)環境保全や自然資源管理のための社 会的しくみ、制度、価値を、その地 域ごと、その時代ごとに順応的に変 化させながら、試行錯誤していく協 働のガバナンスのあり方
    • 8. 欧米でのアダプティブ・ガバナンス論におけるキーワード
    • 9. 科研・基盤 A 「アダプティブ・ガバナンスと市民調査に関する環境社会学的研究」の成果の本を編集中:仮題:『環境保全はなぜうまくいかないのか――現場から考える順応的ガバナンス』新泉社 [第 1 部]環境保全政策の何が問題なのか? 第 1 章 なぜ順応的ガバナンスなのか:私たちが提起したいこと(宮内泰介) 第 2 章 なぜ順応的管理はうまくいかないのか?―自然再生事業における順応的管理の「失敗」から考える (富田涼都) 第 3 章 なぜ獣害対策はうまくいかないのか?―野生動物管理における順応的ガバナンスを考える(鈴木克哉 ) [第 2 部]多元的な価値の中のガバナンス 第 4 章 希少種保護をめぐる人と人との関係の再構築―北海道鶴居村のタンチョウヅルをめぐって(二宮咲子 ) 第 5 章 サケと「ウナギ」の有象無象―米国先住民族と自然資源管理(福永真弓) 第 6 章 ジネンな村の資源保全と「伝統」―福島県南会津郡檜枝岐村のサンショウウオと人々(関礼子) 第 7 章 自然環境保全政策と順応的ガバナンス―青森県岩木川下流部ヨシ原を事例に(寺林暁良・竹内健悟) 第 8 章 「保護地域」における「望ましい景観」の決定と保全を巡る地域環境ガバナンス―青森県八戸市種差 海岸を事例として(山本信次) 第 9 章 環境統治性の進化に応じた公共性の転換へ―横浜市内の里山ガバナンスの同時代史から(松村正治) [第 3 部]順応的ガバナンスへ向けて 第 10 章 まなびのコミュニティをつくる― WWF サンゴ礁保護研究センターの活動から(清水万由子) 第 11 章 小さな自然再生の多元性-コウノトリを軸にした生成するコモンズ(菊地直樹) 第 12 章 地域外のしくみを取り込み生かす―有明海の干潟の順応的ガバナンス(佐藤哲) 第 13 章 持続可能性と順応的ガバナンス(丸山康司) 終章 順応的ガバナンスと地域の未来(宮内泰介)
    • 10. 試行錯誤とダイ ナミズムを保障 する 順応的ガバナンス多元的な価値を 多様な市民による調査活動や 学びを軸としつつ、大きな物大事にし、複数 地域 語を飼い慣らして、のゴールを考え の中での再文脈化 を図る る
    • 11. 順応的ガバナンス 多元的な価値を 大事にし、複数 のゴールを考え る 問題をずらす/組み直す 複数の利益 ことによる複数の利益の (多元的な価値) 共存
    • 12. 順応的ガバナンス 試行錯誤とダイ ナミズムを保障 する 不確実性と 試行錯誤 ネットワークの レジリアンス (社会のレジリアンス) 組み方 レジティマシーの 合意形成の 再編成・再配置 かたち
    • 13. 順応的ガバナンス 多様な市民による調査活 動や学びを軸としつつ、 大きな物語を飼い慣らし 地域の中で て、 の再文脈化を 図る 科学のあり方 市民調査 学び 社会的記憶の共有 と再配置 文脈作り 物語作り
    • 14. さて、今回の科研では―
    • 15. メンバー【分担者】宮内泰介(北海道大学)/三上直之(北海道大学)/大 沼進 (北海道大学)/角一典 (北海道教育大学旭川校)/関礼 子(立教大学)/丸山康司(名古屋大学)/鬼頭秀一(東京大学 )/菊池直樹(兵庫県立大学)/佐藤哲(総合地球環境学研究所 )/山本信次(岩手大学)/松村正治(恵泉女学園大学)/菅豊 (東京大学)/西城戸誠(法政大学)/赤嶺淳(名古屋市立大学 )/富田涼都(静岡大学)/福永真弓(大阪府立大学)/立澤史 郎(北海道大学)/鈴木克哉(兵庫県立大学)【連携研究者】田代優秋(徳島県立佐那河内いきものふれあいの里ネイチャーセン ター)【それ以外】尾形清一(名古屋大学)/二宮咲子(環境管理センタ ー環境基礎研究所)/桜井良(フロリダ大学)/安田章人(東京 大学)/目黒紀夫(東京大学)/李 かりん(東京大学)/仁平裕 之(東京大学)/二宮咲子(東京大学)/高崎優子(北海道大学 )/金城達也(北海道大学)/寺林暁良(北海道大学)/竹内健 悟(青森市立浪岡小学校)/平野悠一郎(森林総合研究所)
    • 16. 順応的ガバナンスをめぐる対象とテーマのマトリックス(例)
    • 17. 順応的ガバナンスをめぐる対象とテーマのマトリックス(例)自然再生自然資源利用野生動物管理・獣害再生可能エネルギー災害(防災・復興)ツーリズム…………
    • 18. 順応的ガバナンスをめぐる対象とテーマのマトリックス(例) 多元的 グロー レジ 合意形 文脈作 市民調 質的調 社会の …… な価値 バルな ティ 成 り・デ 査・学 査の意 レジリ 価値と マシ ザイン 習 義 アンス ローカ ー (社 ルな価 会的な承 値 認のされ 方)自然再生 前回科研 前回科研自然資源利用野生動物管理・獣害再生可能エネルギー災害(防災・復興)ツーリズム…………
    • 19. 環境問題における社会科学の役割( 1 )クリティーク(批判/批評)( 2 )調査(分け入る)( 3 )文脈形成(問題の組み直し、政策提言)
    • 20. 共同研究の進め方• 各人の調査研究 • 共同調査・視察も• 年何回かの全体での研究会• テーマ別のグループ化 • 各グループごとの共同調査・研究会・ミニ シンポ• シンポジウム、学会での分科会• ウェブサイトの設置と活用(含む動画配 信)
    • 21. 対象別・テーマ別のゆるやかなグループ化・再生可能エネルギー・グループ(以下はたとえば .. )・自然資源管理グループ・理論グループ・森林グループ・災害グループ・市民調査・質的調査グループ・合意形成グループ・若者グループ?
    • 22. アウトプットのしかた• 途中経過をウェブサイト、動画配信、メ ールマガジン、ニューズレターなどで (?)• 学会での分科会、公開シンポジウム• 最終的には、本を作る(?)

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