11. 米国の動向
• 透明性とオープンガバメントの覚書
– 2009年1月
• 原則オープンデータ化
– 2013年5月大統領令
– 新たな政府の情報資産は基本的に
オープンで、マシン・リーダブルに
– 行政管理予算局(OMB)がオープン
データポリシーを発行。各省庁は対応
• National Day of Civic Hacking
National Day of Civic Hacking
– 2013年6月1-2日に全米で開催
– 各地のデータを集約・共有
– 行政から課題設定+データ提供
•
政府停止によるData.gov閉鎖
– Sunlight Foundationブログ
「APIではなく生データが重要」
Data.gov
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12. 国際的な広がり
Open Government Partnership
OK Festival, OK Conference
•
•
主催: Open Knowledge Foundationほか
参加者: 約1,000名
テーマ: 国際協力(Open Government Partnership),透
明性, グリーン, 経済、OSS等
2014年は7月にベルリンで開催
•
2010年9月~
汚職撲滅と行政透明化を目指して米国・ブラジ
ル等が主導。
約60カ国が参加(日本は不参加)
図:Open Government Partnershipより
写真:筆者撮影
12
13. 世界各国の動向(抜粋)
•
ウルグアイ
–
•
チュニジア
–
–
•
ラテンアメリカ初の地域会議
「Conference on Open Data in
Latin America and the
Caribbean」開催
2011年11月Open Data チュニジ
ア発足。海外の支援を受け活動
中。
目的は人権保護、透明性
リベリア
–
政府はまだ紙で管理しているた
めクリエイティブにデジタル化す
る方法が必要
• 香港
•
•
–
オープンデータ不十分だが市民
参加は広がっている
•
政府サイトでは統計、交通、環境
データ等が公開
–
–
• ネパール
•
有志がデータポータルを立上げ
•
ハッカソン等を通じ能力開発
イタリア
•
スパゲッティ・オープンデータ
(公務員も参加するオンライン・
コミュニティ)が牽引
多数のローカルイニシアチブ。
政府の関与は弱く、活動もデー
タも構造化されていない
ロシア
–
オープンデータカウンシルが作
られた。行政、ビジネスマン、ア
クティビストが参加
–
1000データセットを連邦政府が
公開
• インド
•
•
•
8月に政府データポータル開設
3500データセット
アクティブな都市が多数
• フィリピン
•
11-12月に政府データポータル開
設
13
20. 日本政府は世界30位。加速が必要
オープン・データ・センサス 2013
Open Data Census 2013 by Open Knowledge Foundation
•
•
•
•
日本は、政府支出、企業登記情報、交通時刻表、立法の分野で低評価
どの項目もオープンライセンスの採用については「Yes」の評価を得ず
日本はG8構成8カ国中6番目。
オープンライセンスの適用を本格的に広げることが必要。
20
45. Out of Sight, Out of Mind: A visualization of drone strikes in
Pakistan since 2004
ピッチ・インタラクティブ/2013年
使用データ
NPO「ビューロー・オブ・インベスティゲーティブ・ジャーナリズム」、
ニューアメリカ財団、リビング・アンダー・ドローンズ等からの提供
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http://drones.pitchinteractive.com/