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スマートフォンとクラウド型地域連携システムで切り拓く未来型在宅医療

by Junichiro Toya on Nov 09, 2011

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日本医療福祉設備学会 2011 ...

日本医療福祉設備学会 2011
今後日本の医療のなかで大きな役割を担うであろう在宅医療であるが、外来や入院といった既存の医療体制とは異なる特殊性がある。1)アウェイの医療、2)24時間365日対応、3)多職種多事業所との連携
在宅医療は24時間365日体制で患者の急変に備えておかなくてはならず、いつでもどこでも対応できるような仕組みが不可欠である。筆者らはオンコールや臨時出動を複数の医師でカバーし合うグループ診療体制を構築している。加えて日々の在宅診療やケアにおいて欠かせないのが多職種多事業所との連携である。これら院内外との情報共有に基づく連携は、安全で質の高い在宅医療を実践する上で最も重要である。さらにアウェイという現場である以上、関係者がいつでもどこでも必要な情報にアクセスすることが求められる。そこで筆者らは昨今のスマートフォンとクラウドサービスを活用することで、安全・安価に情報にアクセスできる仕組みをつくれないものかと検討を重ねた。

当院の電子カルテは3G回線を経由してiPhoneで閲覧可能であるので、日々の診療録や処方内容、検査結果などを外出先でもすぐに参照できる。ただ日々の診療録は時として緊急時の情報提供などには不向きである。そこで筆者らは個々の患者サマリーを作成し、それをクラウド上のオンラインストレージ(たとえばDropboxなど)に置くことで、いつでもiPhoneで参照出来るようにしている。緊急時にはこれを利用してiPhoneだけで診療情報提供書を作成することが出来る。作成した情報は、interfax というネットサービスを利用することで、相手先の病院にiPhoneからメールを経由して直接fax送信することが可能である。保険証や処方箋などの紙情報も、その場で撮影してメール添付したものを薬局などにfax送信すると言った使い方も頻用している。患者アドレス帳や往診スケジュールなどの業務情報も、Googleなどのクラウドサービスを使うことでひとりひとりがいちいち入力する必要がなくなり、自動的に最新の情報に更新されていく。このようにクラウドにある情報やアプリケーションをスマートフォン上に展開することで、パソコン以上の便利さと快適さを現場に持ち込めるのである。

在宅医療における多職種間の連携には困難が多い。そのためお互いのケアやキュアに統一性を欠き、患者の療養上の問題や目標を見えにくくしている。やはり地域連携においても情報共有を基軸としたチーム力の強化

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在宅医療、地域連携、it、スマートフ eir

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