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2012木岐彩生プロジェクト概要
- 2. 1.プロジェクトの目的
(1) プロジェクトの目的
木岐⇔都市部との交流人口の拡大を通じた木岐での小さな地場産業づくり
(2) 目的達成のためのポイント
①木岐における10年近くのまちづくりノウハウを継承し、発展させること
・定置網漁体験ツアーの実施、地域のおばちゃんたちによる食堂(わいわい亭、現在は後継者不足により閉店)、
産直市の開催(わいわい市場、月1回)といった木岐地区が独自に取り組んできたまちづくりの取り組みを継承する
・まちづくり活動を支えてきた「木岐まちづくり協議会」と協議会構成団体である住民有志団体と協力しながら事業
進めると同時に、高齢化による活動の停滞から転換を図るために新たな人材を発掘し、参加を促す。
②持続可能な仕組みにすること
・特定の住民のボランティアワークに頼らないこと
・適正な価格で商品を販売し、事業を続けていくことのできる利益をだすこと
・利益からスタッフに対して賃金を払うこと
・ある物探しと工夫を繰り返すこと
③よそ者の力を生かすこと
・地域おこし協力隊×木岐の住民でプロジェクトチームをつくり、事業を行うこと
・今まで木岐地区と関わりのあった、早稲田大学後藤研究室卒業生やその縁者等にプロジェクトへの推進協力を得る
・現在は都市部居住している木岐出身者と結びつき、プロジェクトへの推進協力を得ること
・地域おこし協力隊同士の横連携を図り、プロジェクトへの推進協力を得ること
1
- 3. 2. プロジェクトの内容
木岐を知り、まるごと食べる
A:食堂
来店
及びアン
テナ
ショップ
の開店
木岐で遊ぶ 木岐を味わい応援する
地域おこし
協力隊
(木岐まちづくり
購入
参加
B:体験 協議会)
C:魚介
購入
型ツアー 類と加工
の実施 加工品づくり体験の実施
品の直売
出資、応援 事業報告、相談、交流
(ヒト・アイデア・カネ)
(仮称)木岐応援団
早稲田後藤研究室卒業生や木岐出身者などからスタート 2
- 4. 3.食堂及びアンテナショップの開店 A:食堂
(1) 食堂の概要
①コンセプト:木岐のまるごとおいしい! (※木岐産の食材をつかった料理)
②場所:木岐コミュニティホーム
③開店日程(案)
まずは少ない日数で開店し、可能なようであればA+Bで開店する
A:毎週水曜日お昼
メリット⇒わいわいでこの開店日に既になじみがある
デメリット⇒平日ということから地域の人がメイン対象となるので、価格をおさえて展開する必要あり
B:第2・第4土曜日(または日曜日)お昼
メリット⇒広範囲からお客さんをよべる可能性がある。また価格も高めに設定しやすい。
デメリット⇒地域イベントと重なることが多い。漁協が土曜日休みのため金曜日の魚を購入
④メンバー 未定(新規にメンバーを募集することを想定)
⑤メニュー(案)
魚のフライ定食・さしみ定食・煮物定食・焼魚定食・海鮮どんぶりなど(メンバーと相談の上決定)
⑥収支想定
【収入】
単価500円~1000円×50食=25,000円~50,000円/日
(コミュニティホーム満席時16人×3回転=48食で計算)
【支出】
・食材費 15,000円程度
・人件費 2000円(日当)×3人=6,000円
・コミュニティホーム使用料 1,500円/日
⑦開店にあたって整理すべき事項
・開店形態について
現在の食品衛生責任者に追加して青野を責任者として登録する ⇒費用はかからない
・食材の購入方法(案)について
食堂の営業自体が地域にとってプラスになるようにする。
-魚介類は原則漁協に水揚げされたものを購入する
-その他
3
- 5. A:食堂
(2) 食堂を起点としたコミュニティホームの「地域内外向け情報発信施設化」計画
・木岐の加工品・特産品販売 ・木岐の情報展示
販売コーナーを設け、加工品 木岐の地図や歴史、木岐のま
(干物や煮つけ)、特産物等を ちなみ。人の写真を展示する
販売する
食堂
ときど
き
・コミュニティカフェ
カフェ ・ワークショップ空間
平日の昼間にカフェ営業する 「漁師の仕事を知ろう」「魚
ことで、地域の人のコミュニ 料理教室」など地域内・外向
ティカフェとして営業。場合 けにワークショップを実施
によってはよろず相談受付!? (コミュニティホーム横の遍路小屋を使
用)
・ワンディシェフ
ワンディシェフをよんできて
「1日インドカレー屋」「一
日本格珈琲店」などを開店
4
- 6. 4.体験型ツアーの実施 B:ツアー
(1) ツアーの狙い
移住・交流人口の増大を通した地域の活性化
(2) ツアーのポイント
①漁村の暮らし体感ツアー「大人の修学旅行」の実施
観光型ツアーではなく、その地域での暮らしや生業が見え、体感できる体験型ツアー=「大人の修学旅行」を実施
②ツアー参加者との継続的交流のための内容と体制づくり
木岐に再訪する 2地域居住へ
「大人の修学旅 木岐や木岐の住人
行」に参加する に親しみをもつ 木岐をPRする
各地でのPRや
特産品・加工品を購入する 取扱いセンターへ
定置網漁体験 魚さばき体験 阿波踊り体験 夕食・交流会 民泊 まち散策
5
- 7. B:ツアー
(3) 具体的なツアー内容案
木岐ならではの体験プログラムを、地域住民がコーディネートし、提供すること
内容 場所 詳細
集合:徳島駅周辺 - ※徳島までの交通費は自己負担
バス移動(徳島→美波町) -
昼食 木岐奥公民館 ・お弁当
・荷物をおく
体験準備 木岐奥公民館
・雨具に着替え
・定置網漁体験
定置網漁体験・養殖見学 沖 ・ハマチ・ひじきなどの養殖を見学
※天候により中止、中止の場合は体験費用を料理食材に充当する
野菜収穫体験・開墾畑の再生作業 畑 ・夕食の食材を畑より調達
干物づくり・漬物作り体験 東の港特設会場
魚さばき体験・夕食準備 東の港特設会場 ・参加者で夕食を準備
・住民と交流(まちづくり協議会・地域住民)
夕食・交流会 東の港特設会場
・阿波踊り体験
木岐奥公民館または
木岐奥公民館に宿泊または民泊
木岐地区内民家
朝食 木岐奥公民館 ・つくった干物や漬物で朝食
避難経路・避難小屋づくり 喜多地・他 ・ツアー参加者の参加による、整備作業等
・海辺沿い
まち散策 木岐地区全体
・木岐漁協
意見交換会 木岐奥公民館 ・ツアーの振り返り
昼食 木岐奥公民館 ・お弁当
解散:徳島駅周辺 -
バス移動(美波町→徳島) -
6
- 8. 5.魚介類と加工品の直売 C:直売
(1) 本企画構想の背景
木岐漁師・漁協サイドの課題 食べる側のニーズ
・魚の単価が安い ・木岐の魚を新鮮に、おいしく、で
きれば安価に食べたい
・ほとんど値がつかない魚について、
買い手がおらず困っている
・加工し、付加価値をつけることで
高く売りたい × ・木岐の魚を食べることで木岐と関
わりをもち続け、木岐を応援する
ことにつなげたい
①木岐の魚を現状の流通ルートを介さず直接消費者に届ける
②木岐の魚を加工(干物など)した上で直接消費者に届ける
漁師サイドの課題を解決し、食べる側のニーズを満たす
7
- 9. C:直売
(2) 直売を考えていくにあたってのポイント
1木岐のファンに対して直接販売す 2木岐のファンを増やすための仕掛 3早稲田大学後藤研究室とのつなが
る けをつくる りを本プロジェクトに活かす
・単に直売を行うのではなく、木岐 ・木岐のファンを増やすための仕掛 ・今まで木岐に携わった後藤研究室
のファンをつくって、ファンを大 けを同時に行っていくことで、顧 学生は50人くらいはいる(アトベ調
事にしながら直売する体制にする 客を増やす べ)
ことで ⇒元学生たちは、木岐に愛着があ
・ファンを増やすための仕掛けとし るのできっと木岐の魚を欲しが
①同一の個人が継続的に木岐の魚 て、木岐でのツアー実施を含めた るはず!
を買ってくれるようにする 地域側からの情報発信を行ってい
②直売を通して地域の活性化につ く ・木岐に携わった後藤研究室元学生
なげる はそれぞれにいろんな分野にすす
んでいる
⇒コラボレーションして、本プロ
ジェクトの実行を推進したい
オンライン販売を中心とした 木岐のファン作りのための情報発 『木岐の魚を直売!プロジェク
直売ルートの確立 信やツアー・交流会の実施 ト』の立ち上げ
8
- 10. 6 . 検討事項と今後のスケジュール
(1) 検討事項
・3事業の実施においてどこが事業主体となるかの検討
・まちづくり協議会と各事業の関わり方の検討(班の新設・充実)
・(仮称)木岐応援団の仕組みの在り方 ((仮案)2013年の木岐カレンダーをつくり、応援団向けに販売する)
(2) 今後のスケジュール
A:食堂及びアンテナショップの開
B:体験型ツアーの実施 C:魚介類と加工品の直売
店
スケジュール(案)
1/17
青野食品衛生責任者講習の受講(済)
1/20 スケジュール(案)
協議会定例でのうちあわせ(済) 1月中
2/2
事業の進め方と可能性をまちづくり
わいわい定例でのうちあわせ 助成金申請状況 協議会で整理(済)
2/中旬
・地域活性化センター助成申請済み 2月
メンバー募集、開店にむけたうちあ (1/10) 漁協役員会に相談
わせ ・イベント事業助成申請済み(1/18) 3月~
3月 事業体制の検討
試験的営業・PR・オープンにむけた スケジュール(案) HP立ち上げ準備開始
準備等
・ツアー実施日程を決めた上で準備 4月~
4月~5月 の実施 事業メンバ-募集
食堂オープン 事業開始準備(広報・受注体制・発送
体制)
検討事項 8月以降
開店時にかかる初期費用(内装・看板 試験販売の開始
など)をどのようにして出すか
⇒投資1口○○円/まち協から借り入れ/
費用はかけないなど
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