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20110725早坂
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20110725早坂

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もったいない学会講演資料 …

もったいない学会講演資料
『この資料はこの講演会限りで許諾を得て引用している資料があります。無断での引用・複写・配布等はご遠慮ください』
【日時】2011年7月25日(月)15:00から17:00
【会場】東大本郷キャンパス山上会館2階201・202会議室
http://www.sanjo.nc.u-tokyo.ac.jp/sanjo/contact/

演題(1):電力業界を取り巻く諸情勢について
講演者(1):早坂房次(東京電力)
時間:15:00-15:50(質疑応答含む)
講演内容:東日本大震災と弊社福島第一原子力発電所の事故に伴い、電力供給不足から計画停電や電気の使用制限など節電をお願いする事態となっています。また、原子力発電所の停止に伴い大幅な火力発電所へのシフトが生じている結果、日本における化石燃料消費は急激に増えています。昨今の食料価格の高騰や化石燃料価格の高騰など、ローマクラブが1972年に警鐘を鳴らした「成長の限界」が現実味を帯びてきているかにも見えます。このような状況下における電気事業を取り巻く諸情勢について内側から感じているものをお話ししたいと思います。なお、本サロンのご説明内容は講演者の個人的見解であり所属する組織の公式見解ではありませんので予めご了承下さい。

もったいない学会講演資料
『この資料はこの講演会限りで許諾を得て引用している資料があります。無断での引用・複写・配布等はご遠慮ください』
【日時】2011年7月25日(月)15:00から17:00
【会場】東大本郷キャンパス山上会館2階201・202会議室
http://www.sanjo.nc.u-tokyo.ac.jp/sanjo/contact/

演題(1):電力業界を取り巻く諸情勢について
講演者(1):早坂房次(東京電力)
時間:15:00-15:50(質疑応答含む)
講演内容:東日本大震災と弊社福島第一原子力発電所の事故に伴い、電力供給不足から計画停電や電気の使用制限など節電をお願いする事態となっています。また、原子力発電所の停止に伴い大幅な火力発電所へのシフトが生じている結果、日本における化石燃料消費は急激に増えています。昨今の食料価格の高騰や化石燃料価格の高騰など、ローマクラブが1972年に警鐘を鳴らした「成長の限界」が現実味を帯びてきているかにも見えます。このような状況下における電気事業を取り巻く諸情勢について内側から感じているものをお話ししたいと思います。なお、本サロンのご説明内容は講演者の個人的見解であり所属する組織の公式見解ではありませんので予めご了承下さい。

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  • もったいない学会講演資料
    『この資料はこの講演会限りで許諾を得て引用している資料があります。無断での引用・複写・配布等はご遠慮ください』

    【日時】2011年7月25日(月)15:00から17:00
    【会場】東大本郷キャンパス山上会館2階201・202会議室
    http://www.sanjo.nc.u-tokyo.ac.jp/sanjo/contact/
    演題(1):電力業界を取り巻く諸情勢について
    講演者(1):早坂房次(東京電力)
    時間:15:00-15:50(質疑応答含む)
    講演内容:
     東日本大震災と弊社福島第一原子力発電所の事故に伴い、電力供給不足から計画停電や電気の使用制限など節電をお願いする事態となっています。また、原子力発電所の停止に伴い大幅な火力発電所へのシフトが生じている結果、日本における化石燃料消費は急激に増えています。昨今の食料価格の高騰や化石燃料価格の高騰など、ローマクラブが1972年に警鐘を鳴らした「成長の限界」が現実味を帯びてきているかにも見えます。このような状況下における電気事業を取り巻く諸情勢について内側から感じているものをお話ししたいと思います。なお、本サロンのご説明内容は講演者の個人的見解であり所属する組織の公式見解ではありませんので予めご了承下さい。
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  • 1. 「電力業界を取り巻く諸情勢について」 皆さまには大変ご迷惑をおかけし心よりお詫び申し上げます。 東京電力株式会社 早坂 平成23年7月25日 (本サロンの内容は個人的見解であり 1 東京電力の公式見解ではありません)
  • 2. 当社の現在の課題 2
  • 3. 1.地震及び津波の発生と事故の概要 (平成23年7月20日現在) 3
  • 4. 東北地方太平洋沖地震 発震日時 ; 2011年3月11日(金)午後2時46分頃 発生場所 ; 三陸沖(北緯38度、東経142.9度)、震源深さ24km、マグニチュード9.0 各地の震度; 震度7: 宮城県栗原市 震度6強 福島県楢葉町、富岡町、大熊町、双葉町 震度6弱 宮城県石巻市、女川町、茨城県東海村 震度5弱 新潟県刈羽村 震度4 青森県六ヶ所村、東通村、むつ市、大間町、新潟県柏崎市• 【震源との関係】 現在確認できてい る揺れの最大値は、 福島第一2号機の 水平:550ガル 上下:302ガル 震源 原子力発電所 4
  • 5. 地震観測記録 地震観測記録と基準地震動Ssに対する応答値との比較 観測記録 基準地震動Ssに対する 観測点 最大加速度値(ガル) 最大応答加速度値(ガル)(原子炉建屋最地下階) 南北方向 東西方向 上下方向 南北方向 東西方向 上下方向 1号機 460※ 447※ 258※ 487 489 412 2号機 348※ 550※ 302※ 441 438 420 3号機 322※ 507※ 231※ 449 441 429 福島第一 4号機 281※ 319※ 200※ 447 445 422 5号機 311※ 548※ 256※ 452 452 427 6号機 298※ 444※ 244 445 448 415 1号機 254 230※ 305 434 434 512 2号機 243 196※ 232※ 428 429 504 福島第二 3号機 277※ 216※ 208※ 428 430 504 4号機 210※ 205※ 288※ 415 415 504※:記録開始から約130~150秒程度で記録が終了しています。 5
  • 6. 津波の大きさ 平成14年改訂の想定津波最高水位は基準面(O.P.)に対し5.7m、対策は完了していました。 福島第一では主要建屋エリア全域が、基準水面に対し約+11.5~15.5m、地面に対し約1.5~5.5m浸水しまし た※1 。 一方、福島第二では、基準水面に対し約+12~14.5m海面が上昇し、1,2号機の建屋周辺および3号機の建屋南 側が浸水しました※1。 福島第一への津波の影響は、福島第二のものに比べ、大きかったことが確認されています。※1:福島第一原子力発電所及び福島第二原子力発電所における平成23年東北地方太平洋沖地震により発生した津波の調査結果に係る報告(その2) 平成23年7月8日 福島第一 福島第一 +11.5~15.5m 福島第二 福島第二 +7m 6 O.P.:小名浜港工事基準面
  • 7. 福島第一・第二の浸水、遡上の領域福島第一福島第一 福島第二 福島第二 ⑥ ⑤ 浸水 遡上 ④ ③ ① ② ② ③ ④ ① 集中的に遡上した場所 7 C GeoEye
  • 8. 福島第一 津波の襲来(1)5号機の近傍(南側)から東側を撮影 防波堤の損傷 防波堤の損傷廃棄物処理建屋4階から北側を撮影タンク高さ約5.5m(敷地高O.P.+10m) タンク水没 8 O.P.:小名浜港工事基準面
  • 9. 福島第一 津波の襲来(2)3号機海水ポンプエリア近傍を撮影 5・6号機取水設備周辺を撮影 9
  • 10. 安全機能への影響地震発生と同時に全制御棒が自動的に挿入され、原子炉の核反応は止まりました。地震により送電線等が損傷、非常用発電機が起動しましたが、津波の浸水により非常用電源が使 用できない状態になりました。全ての交流電源が失われた結果、最終的に原子炉と使用済燃料プールの「冷やす」機能を失いまし た。タービン建屋内に高レベル汚染水を確認したため、「閉じ込める」機能が損なわれています。 使用済燃料貯蔵プール 概略図 原子炉建屋 止める 核分裂反応を起こす中性 子の働きを抑制するため の制御棒を全て挿入して, 原子炉 原子炉を停止させる 冷やす原子炉水および使用済燃料プール水の温度を下げ,低温に維持する 原子炉 閉じ込める 格納容器 5重の壁によって,原子 仮設の消防車、ポンプ 炉建屋内の放射性物質が 等により注水 外部に出ないようにする 10
  • 11. 燃料冷却の取り組み 凡例: 原子炉関係 プール関係 電源関係 1号機 2号機 3号機 4号機 5/6号機 共用プール3月11日14:46 地震発生 11淡水による冷却 11淡水による冷却 11淡水による冷却 D/G 一部運転12日 12海水注入開始13日 13海水注入開始14日 14海水注入開始17日 17放水開始 (海水・淡水)20日 20海水注入開始 20放水開始 20 冷温停止21日 (海水・淡水) 20~21 21淡水注水22日 22中操照明復帰 外部電源に 切替24日 24中操照明復帰 24外部電源25日 供給 25淡水切替 25淡水切替26日 26中操照明復帰 24本設系統によ る冷却開始 26淡水切替29日 29淡水切替 29淡水切替 29中操照明復帰30日 30淡水切替31日 31淡水放水開始 11
  • 12. 原子炉格納容器圧力降下操作(ベント)イメージ図1~3号機で、原子炉格納容器内の過大な圧力を防止するため、格納容器内の圧力を 降下させる措置(ベント)を実施しました。 【原子炉建屋】 排気筒 原子炉 Ⓐドライウェル(上部格納容器)ベント 格納容器 弁 圧力破壊板 原子炉 圧力容器 弁 弁 Ⓑ圧力抑制室ベント 12 12
  • 13. 復旧状況(中央制御室照明点灯) 復旧の第一歩となる中央制御室の照明が順次回復しました。 3月22日22:45 3号機中央制御室照明点灯 3月24日11:30 1号機中央制御室照明点灯 3月26日16:46 2号機中央制御室照明点灯 3月29日11:50 4号機中央制御室照明点灯 照明点灯前の中央制御室の様子 点灯した1号機中央制御室照明(真っ暗な中、ライトの明かりを頼りに計器の指示値を確認) (照明カバーが地震の影響で外れている) 13
  • 14. INES(国際原子力・放射線事象評価尺度)評価4月12日、原子力安全・保安院が、福島第一の事故について、以下の通り発表しました。 • 福島第一原子力発電所の事故・トラブルに対するINES評価について、暫定評価レベル7 • 放射性物質の放出量は、チェルノブイリ事故の1 割程度当社は、原子炉の冷却、 放射性物質の飛散防止等を鋭意進めています。今後も、政府・関係各省 庁、自治体のご支援とご協力を仰ぎながら、緊密に連携をはかりつつ、事態の収束に向けて全力を 挙げて取り組んでいきます。 INESレベル7相当量 数万テラベクレル超 (1016Bq超のオーダー) 14 出所:原子力安全・保安院
  • 15. 参考:通常の原子炉停止時の炉心冷却系統核燃料は、制御棒を炉心に挿入し核分裂を停止した後にも、燃料からの崩壊熱が発生しつづけます。この崩壊熱を除去するために「残留熱除去系」が設置されており、炉心の水を残留熱除去系ポンプで 循環させ、 「残留熱除去海水系」熱交換器を介して海水による除熱を行います。これにより、安定した冷温状態(65℃以下)が維持されます。 原子炉建屋 原子炉 残留熱除去系 原子炉再循環 ポンプ 残留熱除去海水系 ポンプ 原子炉 格納容器 残留熱除去海水系 残留熱除去系 熱交換器 残留熱除去系 ポンプ (注)上記は2~5号機の残留熱の除去系統を模式的に記載したものであり、ポ 海 ンプや熱交換器は複数系統設置されている 15
  • 16. 2.福島第一・第二原子力発電所の現況 (平成23年7月20日掲載) 16
  • 17. 設備の現況(福島第一原子力発電所)1~3号機では、原子炉内の燃料の冷却のため、滞留水の再利用による循環注水冷却を実施中です。2,3号機では、使用済燃料プール内の使用済燃料の冷却のため、仮設熱交換器を設置し、安定的な循 環冷却を開始しました。1~3号機のタービン建屋内に高レベル汚染水を確認。滞留水処理施設による処理を開始しました。水素爆発防止のため、1~3号機格納容器内に窒素注入中です。5,6号機は冷温停止中です。 1号機 2号機 3号機 4号機 5号機 6号機「止める」 ○ ○ ○ 定期検査中 定期検査中 定期検査中 △ △ △ - ○ ○ 原子炉 循環注水冷却 循環注水冷却 循環注水冷却 燃料なし 冷温停止中 冷温停止中 窒素ガス封入 窒素ガス封入 窒素ガス封入「冷やす」 △ △ 〇 〇 プール 代替注水ラインに ○ ○ 通常ラインからの注水 循環冷却システム 循環冷却システム よる注水 △ △ △ 高レベル汚染水確認 高レベル汚染水確認 高レベル汚染水確認「閉じ込める」※ △ ○ ○ 滞留水処理施設によ 滞留水処理施設によ 滞留水処理施設によ る処理を開始 る処理を開始 る処理を開始※1,3,4号機は原子炉建屋上部に損傷あり。2号機は圧力抑制室の閉じ込める機能に異常がある可能性あり。5,6号機は水素ガス滞留防 止のため、原子炉建屋屋根部に穴あけを実施。※1号機の暫定的な解析を行なったところ、津波到達後比較的早い段階において、燃料ペレットが溶解し、圧力容器底部に落下したとの結 果が得られた。また、2, 3号機は炉心の一部が溶融したとの結果が得られた。しかし、1,2,3号機ともに原子炉への淡水注水により、原 子炉圧力容器底部の温度は概ね100℃~130℃の範囲にあり、安定的に冷却されている。 17
  • 18. 設備の現況(福島第二原子力発電所)1~4号機は、地震発生時に運転中でしたが、全て自動停止しました。3号機は地震後順調に冷却が進み、地震発生後約22時間で冷温停止しました。1,2,4号機では、外部電源は確保されていたものの、津波で原子炉除熱設備の水没な どの影響を受けました。その後の復旧作業で、除熱機能を回復し、冷温停止しました。 1号機 2号機 3号機 4号機「止める」 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○「冷やす」 冷温停止中 冷温停止中 冷温停止中 冷温停止中「閉じ込める」 ○ ○ ○ ○ 18
  • 19. 福島第一原子力発電所のプラントパラメータ(7月20日 6時) 原子炉圧力[MPag] 原子炉建屋 1号機 2号機 3号機 原子炉格納容器(PCV) 0. 030 0.027 -0.106 原子炉圧力容器温度[℃] 原子炉圧力容器(RPV) 1号機 2号機 3号機 110.6 126.0 135.4 (給水ノズル) (圧力容器下部) (給水ノズル) 原子炉水位[mm] 1号機 2号機 3号機 燃 ダウンスケール -2,150 -2, 300 料 D/W圧力[MPaabs] 1号機 2号機 3号機 0.1378 0.130 0. 1016※各計測器については、地震やその後の事象進展の影響を受けて、 通常の使用環境条件を超えているものもあり、正しく測定され ていない可能性の計測器も存在している。プラントの状況を把 圧力抑制室 握するために、このような計器の不確かさも考慮したうえで、 複数の計測器から得られる情報を使用して変化の傾向にも着目 して総合的に判断している。 19 圧力換算:ゲージ圧(MPag)=絶対圧(MPa abs)-大気圧(標準大気圧0.1013MPa) ※片系の値のみ記載
  • 20. 構内の線量測定作業に伴う被ばく線量の管理・低減のため、構内の線量マップを作成し、注意喚起を行っています。敷地内には多くの瓦礫が存在し、高線量のものがあります。現在、重機を用いて撤去作業を実施中 です。 20 20
  • 21. 国際原子力機関(IAEA)調査団の視察国際原子力機関(IAEA)が暫定的な事故調査のため平成23年5月24日~6月1日まで来日しま した。IAEA調査団の報告書 暫定的要旨(抜粋)•日本政府、原子力規制当局及び事業者は、世界が原子力安全を改善する上での教訓を学ぶことを 支援すべく、調査団からの多数の質問への回答において非常に開かれた対応をとった。•非常に困難な状況下において、サイトの運転員による非常に献身的で強い決意を持つ専門的対応 は模範的であり、非常事態を考慮すれば、結果的に安全を確保する上で最善のアプローチとなった。•避難を含め、公衆を保護するための日本政府の長期的な対応は見事であり、非常に良く組織され ている。公衆及び作業員の被ばくに関する適切且つ時宜を得たフォローアップ計画は有益であろう。 出典:原子力安全・保安院Webサイト 21
  • 22. モニタリングデータ(福島第一原子力発電所敷地周辺) 福島第一原子力発電所敷地周辺の線量計測結果は以下の通りです。 引き続き周辺環境のモニタリングを継続監視いたします。 モニタリングポスト空間線量率 平成23年7月20日9:00 単位:マイクロシーベルト毎時 福島第一発電所敷地境界での線量率推移 5 μSv/h 23 100000 西門 10000 正門 14 1000 13 100 16 10 13 323 1 33 36 0.1 110 0.01 3/11 4/1 4/22 5/13 6/3 6/24 7/15 90 22
  • 23. 敷地内・敷地付近の核種分析データ 発電所敷地内の土壌からプルトニウム、ストロンチウムが検出されました。 今後も、同様のサンプリング調査を実施してまいります。<核種分析結果※> 1~4号機取水口内北側グランド I-131: 検出限界以下[7/18 6:26採取]Pu-238: 0.10±0.011 Bq/kg [6/27採取] Cs-137: 210 Bq/L (2.3倍) [7/18 6:26採取] (通常値は、検出限界以下~0.15) Sr-90: 1600 Bq/L (53倍) [5/16 採取]Sr-90: (4.8±0.05)×102 Bq/kg[5/9 採取] (通常値は、検出限界以下~4.3) 6号機西門付近 [7/18 11:30~11:50採取] 5号機I-131: 検出限界以下Cs-137: 検出限界以下 1号機 2号機 3号機産廃処分場近傍 4号機Pu-238: 検出限界以下[6/27採取] (通常値は、検出限界以下~0.15) 南放水口付近Sr-90: (3.0±0.04)×102 Bq/kg [5/9 採取] I-131: 検出限界以下[7/18 9:50採取] (通常値は、検出限界以下~4.3) Cs-137:検出限界以下[7/18 9:50採取] Sr-90: 5.8 Bq/L (0.19倍) [4/18 採取]※検出核種のうち、代表的な核種の濃度を記載(括弧内の倍率は法令の濃度限度との比) : 海水、 : 空気、 : 土壌※この他にも多くの地点でサンプリングを実施 I: ヨウ素、Cs: セシウム、Pu: プルトニウム、Sr: ストロンチウム 23 23
  • 24. モニタリングデータ(福島第一原子力発電所周辺) 福島第一原子力発電所周辺地域における空間線量率の測定結果 出所:文部科学省Webサイトより 24
  • 25. 周辺住民の避難福島第一、第二から国への報告に基づき、国は以下の通り屋内退避・避難などの措置をとりました。 3月11日(金) 14:46 地震発生 緊急時避難 19:03 緊急事態宣言(福島第一) 準備区域 21:23 半径3km圏内の避難指示(福島第一) 半径10km圏内の屋内退避指示(福島第一) 飯舘村 3月12日(土) 川俣町 南相馬市 5:44 半径10km圏内の避難指示(福島第一) 計画的避難区域 7:45 半径3km圏内の避難指示(福島第二) 半径10km圏内の屋内退避指示(福島第二) 17:39 半径10km圏内の避難指示(福島第二) 警戒区域 浪江町 葛尾村 18:25 半径20km圏内の避難指示(福島第一) 3月15日(火) 双葉町 11:00 半径20km~30km圏内の屋内退避指示(福島第一) 田村市 大熊町 福島第一 4月21日(木) 11:00 半径20km圏内を警戒区域に設定(福島第一) 緊急時避難 富岡町 半径8km以遠区域の避難解除指示(福島第二) 準備区域 川内村 4月22日(金) 小野町 楢葉町 福島第二 9:44 半径20km~30km圏内の屋内退避解除(福島第一) 計画的避難区域及び緊急時避難準備区域の設定 広野町 6月16日(木) 午後 特定避難勧奨地点の設定 出所:原子力安全・保安院Webサイトよ り 25
  • 26. 食品への影響3月21日以降、野菜や原乳、水道から厚生労働省の暫定指標値を超える放射性物質が検出さ れたため、出荷制限等が行われています。 出所:厚生労働省Webサイト等 福島県 茨城県 栃木県 千葉県 神奈川県 群馬県 出荷制限 摂取制限 出荷制限 出荷制限 出荷制限 出荷制限 出荷制限 原乳 3市14町9村で規制 - - - - - - 非結球性葉菜類 (ホウレンソウ、コマツナ等) - - - - - 結球性葉菜類 (キャベツ等) 2市7町3村で規制 - - - - - 2市7町3村で規制 アブラナ科の花蕾類 (ブロッコリー、カリフラワー等) - - - - - カブ - - - - - -野菜類 原木しいたけ(露地) 6市7町3村で規制 1村で規制 - - - - - 原木しいたけ(施設栽培) 2市で規制 - - - - - - たけのこ 4市3町1村で規制 - - - - - - くさそてつ(こごみ) 1市1町で規制 - - - - - - ウメ 4市1町で規制 - - - - - - イカナゴの稚魚 全域で規制 全域で規制 - - - - - ヤマメ(養殖を除く。) 一部地域で規制 - - - - - -水産物 ウグイ 一部地域で規制 - - - - - - アユ(養殖を除く。) 一部地域で規制 - - - - - -肉・卵 牛肉 全域で規制 - - - - - -その他 茶 - - 全域で規制 3市で規制 6市1町で規制 3市6町1村で規制 2市で規制 ※ 平成23年7月19日現在で規制されているもの。規制内容や規制地域は厚生労働省Webサイト等でご確認下さい。 ※ 表に記載のない食品等にも出荷自粛されているものがあります。 26 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000016378.html
  • 27. 放射線量と健康被害の関係 (実効線質当量 (ミリシーベルト)(全身被ばく)99%の人が死亡 7,000~10,000 10000(全身被ばく)50%の人が死亡 3,000~5,000 1000 今回(福島第一)限定の緊急作業の上限 250 (全身被ばく)リンパ球の減少 500 通常の緊急作業の上限 100 100 放射線業務従事者等の上限(1年間)50暮 ブラジル、ガラパリ市街地 10 胸部X線コンピュータ断層 の自然放射線(年間)10ら 撮影検査(CTスキャン)6.9し 1人当たりの自然放射線の (世界平均、年間)2.4 一般公衆の線量限度中 1 (年間、医療は除く)1.0の 胃のX線集団検診放 (1回)0.6射 東京-ニューヨーク航空機旅行 (往復)0.19 0.1 原子力発電所周辺の目標値線 (高度による宇宙線の増加) (年間)0.05 注)自然放射線の量については、呼吸によるラドンの効果を含めた場合の値。 27 【出典】UNSCEAR 2000 Report,”Sources and Effects of Ionizing Radiation”ほか
  • 28. 国の原子力損害への賠償指針と「仮払補償金」のお支払い避難を余儀なくされておられる方々に対して、避難による損害への充当を前提に、当面の必要な資 金を仮払補償金としてお支払いをすすめているところです。仮払補償金のお支払いの対象となる区 域は、避難区域、屋内退避区域、計画的避難区域、緊急時避難準備区域になります。 4月11日に文部科学省に設置された原子力損害賠償紛争審査会において賠償に関する指針が検討され ており、4月28日に第一次指針、5月31日に第二次指針が公表されました。 損害の範囲の判定等に関する第一次指針において対象とされている損害 ①政府による避難等の指示に係る損害:避難費用、営業損害、就労不能等に伴う損害、財産価値の喪 失又 は減少等、検査費用(人・物)、生命・身体的損害、精神的損害 ②政府による航行危険区域設定に係る損害:営業損害、就労不能等に伴う損害 ③政府等による出荷制限指示に係る損害:営業損害、就労不能等に伴う損害 損害の範囲の判定等に関する第二次指針において対象とされている損害 ①政府による避難等の指示に係る損害:一時立入費用、帰宅費用、精神的損害(避難生活等を余儀な くされたことによる精神的損害) ②政府等による出荷制限指示等に係る損害:出荷制限指示等の対象品目の作付断念に係る損害、出荷 制限指示等の解除後の損害 ③政府等による作付制限指示等に係る損害 ④いわゆる風評被害農林漁業者の方々へ、政府等による出荷制限指示等に係る損害に対して仮払補償金の支払いを 開始しました。避難区域等に事業所を有する中小企業者の方々へ、仮払補償金請求書のご依頼の受付を開始し ました。 28
  • 29. 3.事故の収束に向けた道筋 (平成23年7月20日掲載) 29
  • 30. 「事故の収束に向けた道筋」の進捗状況について原子炉および使用済燃料プールの安定的冷却状態の確立、放射性物質放出の抑制を最優先に、避難 されている方々のご帰宅の実現および国民の皆さまの安心のため全力で取り組んでまいります。<ステップ1(4月17日~3ヶ月程度)の総括>ステップ1の目標「放射線量が着実に減少傾向となっている」達成【課題(1)原子炉】:「安定的な冷却」に到達 処理施設が稼動して滞留水を増やさずに注水(循環注水冷却)ができている。【課題(2)燃料プール】:「安定的な冷却」に到達(特に2,3号機はステップ2の目標到達) 1号機は通常ラインによる注水を開始。4号機も通常ライン代替として外部注入設備を設置。 2,3号機は熱交換器による循環冷却を開始。【課題(3)滞留水】:保管場所を確保し、処理施設運転開始 建屋内の滞留水を処理することにより、環境への意図しない漏洩リスクを低減。【課題(4)地下水】 サブドレンの放射線分析や水量管理を実施。【課題(5)大気・土壌】 1号機原子炉建屋カバーの本体工事を実施中。【課題(6)測定・低減・公表】 モニタリングの範囲/サンプリング数を拡充し、測定及び公表。【課題(7)津波・補強・他】 4号機燃料プールに支持物の設置工事中(地震対策)。仮設防波堤を設置(津波対策)。【課題(8)生活・職場環境】 現場休憩所、仮設寮を増設中。シャワーや食事等の生活環境も改善。【課題(9)放射線管理・医療】 作業員の外部/内部被ばくの測定・評価を逐次実施。医師が24時間常駐、救急医療施設を開 30 設。
  • 31. 当面の取組み(課題/目標/主な対策)のロードマップ 7/19改訂版 31赤字:前回からの追加点、☆印:報告徴収済 31
  • 32. 発電所の作業状況について(7月20日現在) 1号機 2号機 3号機 4号機 5/6号機 その他6月17日 当面の取組みロードマップの進捗状況・改訂版の公表 原子炉へ最小限の注水による燃料冷却〈注水冷却〉(継続中) 飛散防止剤の散布 瓦礫の撤去 燃料プールへ淡水を注入〈2号機は循環冷却システムを用いて冷却〉(継続中) (継続中) 窒素封入(継続中) 二重扉の開放 建屋カバーのイメージ 20 二重扉を全開、大 21 燃料プール底部 物搬入口を開放 へコンクリート・グ 24〔5号〕補助海水ポ ラウト充填実施 22 仮設原子炉圧力 ンプの試運転開始 24日 計設置 24〔5号〕FPCによ る冷却開始 27 循環注水冷却を開始 (1~3号へ注水) 28 原子炉建屋カバー 28 窒素封入開始 の本体工事開始 30~ 滞留水の移送 30 仮設防潮堤の 鉄板の敷設状況 1 循環冷却システム [6号T/B→仮設タン 設置工事完了 4号機燃料プール の本格運用開始 ク→ メガフロート]7月1日 3 [作業環境改善]大 メガフロート 物 搬入口付近に 鉄板を敷設 建屋カバー仮組み状況 6 原子炉へ処理水のみによる循環注水冷却の開始 6 循環冷却システム 仮設防潮堤 設置準備工事開始 8日 8 窒素充填箇所の 事前調査 矢板鋼管イメージ 注釈 ※FPC:燃料プール冷却材浄化系 12 取水路開渠内に鋼 14 窒素封入開始 管矢板設置工事開始15日 ※T/B:タービン建屋7月19日 32 当面の取組みロードマップの進捗状況・改訂版の公表 32
  • 33. 原子炉の冷却 原子炉建屋への立ち入りの実施1~3号機では、作業員が原子炉建屋に入り、線量測定や計器点検等を実施しています。 計器の点検状況(1号機) 線量測定の様子(1号機) 原子炉建屋の二重扉開放の様子(2号機) 線量測定の様子(2号機) 33
  • 34. 燃料プールの冷却 熱交換器の設置3号機では、2号機に続き、仮設の熱交換器や冷却塔を設置し、7月1日より使用済燃料プールの 循環冷却を開始しました。これにより、安定的な冷却が確保できるようになりました。今後1,4号機 でも運用開始予定です。 3号機の系統図 34
  • 35. 滞留水の抑制 循環注水冷却(1)全体イメージ図集中廃棄物処理施設に移送・貯蔵した滞留水を処理し、原子炉への注入水に利用します。6月27日、循環注水冷却を開始しました。 配管 スラッジ スラッジの再循環 P 主要なポンプ 遠心分離装置 熱交換器、水処理施設 P 油分離 淡水化装置 処理槽 処理槽 装置 (逆浸透膜方式) ヨウ素を セシウム 油分・テクネ 沈降槽 除去する を除去す チウムを除去 タンク する吸着塔 吸着塔 る吸着塔 原子炉建屋 除染装置 セシウム吸着装置 原子炉 格納容器 原子炉 タービン建屋 圧力 容器 蒸気タービン P 追設タンク 集中廃棄物処理建屋 P P 復水器 圧力抑制室 35
  • 36. 滞留水の抑制 循環注水冷却(2)水処理装置全体の水の流れ 油分分離装置 3号機 4号機 1号機 2号機 除染装置 6号機 5号機 共用サプレッション サージタンク 炉注水ポンプ 淡水化装置 セシウム吸着装 置 仮設貯蔵タンク② 淡水受タンク 仮設貯蔵タンク① 濃縮水受タンク 処理水移送 ポンプ ろ過水タンク 処理水経路 淡水経路 36 炉注水経路 配管総延長約4km 36
  • 37. 滞留水・大気・土壌の抑制 放射性物質の拡散防止対策 放射性物質の飛散を防ぐため、飛散防止剤を散布しています。  (4月1日以降、敷地に散布。4月26日より本格散布。5月27日より建屋本体に散布。) 放射性物質を含む水の海への流出を防ぐため、下記対策を実施しています。  立坑周辺の穴から凝固剤を注入し、止水を確認(4月6日 5:38頃)  止水状況をさらに完全なものとするため 、流出箇所に対して、ゴム板と治具による止水対策を実施。  発電所防波堤周辺で大型土のうの積み込みによる止水工事、シルトフェンスの設置を実施。  スクリーンエリアへの循環型の浄化装置の設置を実施。 凝固剤注入による止水対策 海水循環型浄化装置設置 敷地、建屋本体への飛散防止剤散 シルトフェンス設置 37 布
  • 38. 大気・土壌の抑制 ロボット等遠隔操作機器の導入作業者の被ばく線量低減のためロボット等の各種遠隔操作機器の活用を検討し,災害復旧作業を 実施しています。 <現場導入済みロボット> 画像撮影,線量測定,アームによるドア開けの作業を実 施 名称 Packbot Talon 外観 屋外瓦礫撤去の様子 二重扉を開ける様子 作業内容 屋内外各種調査 屋内外各種調査 (5月6日) (4月18日) <現場導入済み遠隔操作重機例> 屋内外の高線量の瓦礫撤去を実施 名称 バックホー クローラダンプ Bobcat Brokk90 外観 作業内容 屋外瓦礫処理 瓦礫運搬 屋外瓦礫処理 屋内外瓦礫処理 38
  • 39. 生活・職場環境 作業環境などの改善状況(1)主な対策現在、作業員の休憩所を各所に順次開設しており、夏場に向けた熱中症対策として給水機の設置 やクールベスト等の導入を行っています。宿泊施設として利用している福島第二原子力発電所体育館の生活環境の改善もあわせて行ってい ます。引き続き、作業環境および生活環境の向上に努めてまいります。 旧緊急対策室休憩所内部 福島第二体育館2段ベッド 首筋用保冷剤(水冷)装着例 39 旧緊急対策室休憩所飲料水 福島第二体育館シャワー室 首筋用保冷剤(冷凍)装着例 39
  • 40. 生活・職場環境 作業環境などの改善状況(2)休憩所設置状況 ② 5/6号サービス建屋 作業船休憩所 2階休憩所(6/28~) (五洋建設)(7/上旬 ~) 1号機原子炉建屋カバー工事休 5/6号サービス建屋1階 憩所(清水建設)(7/3~予 ※7/1~医療室として使用 定) スラッジ施設休憩所 三菱重工(9/上旬~) ⑦ 旧緊対室休憩所 ④ (6/9~) ヘリポート近傍休憩所 ⑧ (7/1~) 免震重要棟前休憩所 スラッジ施設休憩所 ① (1期)(5/13 清水建設JV(7/中旬 ~) 免震重要棟前休憩所 ~) (2期)(6/13~) ③ <運用開始済休憩所概要> 水処理設備運転員休憩所 ①免震重要棟前休憩所(2期) (6/9~) 80人用 約250㎡ ②5/6号サービス建屋2階休憩所 90人用 約120㎡ ⑤ ⑥ ③水処理設備運転員休憩所 野鳥の森近傍休憩所 12人用 約180㎡ 日立GE休憩所 正門休憩所 (7/1~) ④ヘリポート近傍休憩所 (6/9~) (7/中旬 20人用 約90㎡ ~) ⑤野鳥の森近傍休憩所 ⑩ ⑨ 20人用 約90㎡ ⑥日立GE休憩所 企業センター厚生棟 東芝休憩所 120人用 約180㎡ 休憩所(5/29~) (5/10~) ⑦旧緊対室休憩所 運用開始 180人用 約560㎡ 企業センター厚生棟 準備・計画中 ⑧免震重要棟前休憩所(1期) カバー作業員用 増築休憩所(7/中旬 30人用 約90㎡ プレハブ休憩所 ~) 整備中 ⑨東芝休憩所 (竹中JV) ⑪ 企業センター研修棟 用途変更 160人用 約400㎡ (7/下旬~) ⑩企業センター厚生棟内休憩所 休憩所(5/28~) 60人用 約180㎡ ※()内は運用開始時期 ⑪企業センター研修棟内休憩所 60人用 約190㎡ 40 40
  • 41. 放射線管理 作業員の被ばく管理7月6日までに、当社職員6名における被ばく線量の評価が緊急時の線量限度である250mSvを 超えることが確認されました。今後の復旧作業において放射線安全に万全を期すため、以下の再発防止対策を確実に実施して まいります。<原因と再発防止対策(抜粋)>原因:3月11日事故発生当初、事象の急速な進展にともない、マスクの適切な選択や装着、配備、安定ヨウ素原因:3月11日事故発生当初、事象の急速な進展にともない、マスクの適切な選択や装着、配備、安定ヨウ素剤の配備や服用の指示など、放射線管理上の防護措置を的確に行うことは困難な状況であったこと。剤の配備や服用の指示など、放射線管理上の防護措置を的確に行うことは困難な状況であったこと。対策 情報の共有化:緊急時対策組織の各班が参加する会議等で各班の持つ放射線 量などの情報を共有し、多角的な観点から判断・指示を確認しあうようにし た。 資機材の配備充実と使用:今回の件を教訓にマスクやヨウ素剤などの資機材 を適所に配備し、プラントに有意な変化が予測される場合には速やかに使用 できるようにする。原因:3月11日事故発生当初、異常事態の収束のため長時間中央操作室で原因:3月11日事故発生当初、異常事態の収束のため長時間中央操作室で作業を行うにあたり、中央操作室で飲食せざるを得なかったこと。作業を行うにあたり、中央操作室で飲食せざるを得なかったこと。対策 飲食の制限:飲食・休憩の時間と場所を確立し、福島第一原子力発電所1~ 免震重要棟入口の様 4号機の中央操作室はもとより、法令等で定める管理区域の設定レベル(表 子 面汚染、空気中放射性物質濃度)以上のエリアでの飲食を禁止する。 等法令で定める線量限度※法令で定める線量限度※男性:50mSv/1年かつ100mSv/5年、女性:5mSv/3ヶ月 41 ※福島第一原子力発電所においては、特にやむを得ない緊急の場合に限り、線量限度が250mSvに引き上げられている
  • 42. 発電所内における主な対策の概要図 7/19改訂版 42 赤枠は対策から削除、赤字は追加対策、☆印は報告徴収済 42
  • 43. 4.電気料金原価の動向 43
  • 44. 『数表で見る東京電力』p95 電力供給コストの推移 44
  • 45. 販売電力量1kWh当たり設備関係費・燃料費の推移『数表で見る東京電力』p95 45
  • 46. 0 0.5 1 1.5 2 2.5 3 3.5 4 4.5 5 2001年4月 2001年8月 2001年12月 2002年4月 2002年8月 2002年12月 2003年4月 2003年8月 石炭 原油 LNG 2003年12月 2004年4月 2004年8月 2004年12月 2005年4月 2005年8月 2005年12月 2006年4月 2006年8月 2006年12月 2007年4月 2007年8月 2007年12月 2008年4月 2008年8月 2008年12月 2009年4月 2009年8月 2009年12月 2010年4月 2010年8月 2010年12月 燃料価格の相対的変化(2001年1月~2003年12月をベースに考えた場合) 2011年4月46
  • 47. 20 01 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 9,000 10,000 2 0 年1 01 月 2 0 年5 01 月 2 0 年9 02 月 2 0 年1 02 月 2 0 年5 02 月 2 0 年9 03 月 2 0 年1 03 月 2 0 年5 03 月 2 0 年9 04 月 2 0 年1 04 月 2 0 年5 04 月 出典:財務省貿易統計(通関ベースの価格) 2 0 年9 05 月 2 0 年1 05 月 2 0 年5 05 月 2 0 年9 06 月 2 0 年1 06 月 2 0 年5 06 月 2 0 年9 07 月 2 0 年1 07 月 2 0 年5 07 月 2 0 年9 08 月 2 0 年1 08 月 2 0 年5 08 月 年 20 9 09 月 発熱量(1kcal)当たりの燃料価格 2 0 年1 09 月 2 0 年5 09 月 年 20 9 10 月 年 20 1 10 月 2 0 年5 10 月 年 20 9 11 月 2 0 年1 11 月 年 5月47 石炭 原油 LNG
  • 48. (出典:財務省 国際収支統計) 日本の経常収支の推移 サービス収支:国境を越えた(居住者と非居住者の間の)サービスの取引を計上する。サービスとは、輸送、旅行、通信、建設、保 険、金融、情報(コンピュータ・データサービス、ニュースサービス等)、特許権使用料、その他営利業務、文化・興行、公的その 35,000 他サービス 所得収支:国境を越えた雇用者報酬(外国への出稼ぎによる報酬の受取等)および投資収益(海外投資による利子・配当金収入等) の支払い。 30,000 経常移転収支:政府間の無償資金援助、国際機関への拠出金など、資産の一方的支払い。 25,000 20,000 15,000 経常移転収支 所得収支億円 10,000 サービス収支 貿易収支 5,000 経常収支 0 07 月 20 1月 20 1月 20 3月 20 5月 20 7月 08 月 20 1月 20 1月 20 3月 20 5月 20 7月 09 月 20 1月 20 1月 20 3月 20 5月 20 7月 10 月 20 1月 20 1月 20 3月 5月 9 9 9 9 -5,000 1 1 1 1 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 年 07 08 08 08 08 08 09 09 09 09 09 10 10 10 10 10 11 11 11 20 20 20 20 20 -10,000 貿易収支=輸出-輸入 経常収支=貿易収支+サービス収支+所得収支+経常移転収支 -15,000 化石燃料の価格次第で日本の貿易収支も・・・ 所得収支(配当)で暮らす日本 48
  • 49. 49
  • 50. 石油火力の燃料費を見てみると2008年7-9月低硫黄C重油 101,870円/k㍑重油1㍑=40,870kJ 熱効率36.8%(省エネ琺)とすると燃料費=24.38円/kWh→34.83 円/kWh【揚水】2011年1-3月低硫黄C重油 60,220円/k㍑ 14.41円/kWh→20.59円/kWh【揚水】LNG火力の燃料費を見てみると2011年6月通関統計 LNG1t=53,713円LNG1kg=53,560kJ 熱効率59%(MACC最新鋭)とすると 燃料費=6.12円/kWh→8.74円/kWh【揚水】熱効率30%(ガスタービン?効率は様々)とすると 燃料費=12.03円/kWh→17.19円/kWh【揚水】 推計は早坂の個人的な見解です 50
  • 51. a+b/40=10.7 a+b/15=12.2 より a=9.8 b=36 a+b/40=6.2 a+b/15=7.0 より a=5.72 b=19.2 変動費:9.8円程度 ACC 変動費:5.72円程度 a+b/40=5.7 a+b/15=7.2 より a=4.8 b=36 変動費:4.8円程度 2011年6月 (速報) 11,070円/t 変動費12.3円 変動費:2.0円程度 13.2円(40年) 14.7円(15年) 2011年6月 (速報) 2011年6月 58,385円/t (速報) 変動費27.2円 60,713円/t 28.1円(40年) 変動費12.4円 29.6円(15年) 12.8円(40年) a+b/40=5.3 a+b/16=7.3 より a=2.0 b=53.3 13.6円(15年)【参考】2010年7月13日日本原子研究開発機構の原子力委員会への報告「FBRサイクル実用化研究開発プロジェクトフェーズ1の成果」で 推計は早坂の個人的な見解ですはFBRサイクルによる発電単価2.6円/kWh 51 出典:「原子力・エネルギー」図面集2010 51
  • 52. 経済産業省平成14年度運転開始ベース試算を元に推計すると 石油 LNG 石炭 2011年6月 2011年6月 2011年6月 (速報) (速報) (速報) 58,385円/t 60,713円/t 11,070円/t 変動費27.2円 変動費12.4円 変動費12.3円 28.1円(40年) 12.8円(40年) 13.2円(40年) 29.6円(15年) 13.6円(15年) 14.7円(15年) 揚水はこれを0.7で割る(1.43倍する)と 推計は早坂の個人的な見解です 52
  • 53. 53
  • 54. 汽力 原子力 内燃力 汽力 原子力 内燃力 (H18) (H18) (H18) (H19) (H19) (H19)発電費 1,311,591 584,373 7,177 2,032,117 536,645 7,015燃料関係費 1,006,816 248,062 3,492 1,721,997 189,405 4,860構成比 76.8% 42.4% 48.7% 84.7% 35.3% 69.3%発電電力量 145,586 112,537 193,082 68,307燃料費 1,002,655 56,580 3,492 1,716,808 33,498 4,860使用済燃料再処理費等 134,098 118,184使用済燃料再処理準備費 17,917 2,606廃棄物処理費 4,161 12,504 5,189 10,942特定放射性廃棄物処分費 26,963 24,175 火力 原子力 火力 原子力 (H18) (H18) (H19) (H19)発電電力量当たり単価 9.06 5.19 10.56 7.86発電電力量当たり燃料関係費 6.94 2.20 8.94 2.77発電電力量当たり燃料費 (廃棄物処理非・特定放射性廃棄物処理費除き) 1.85 2.26注:平成19年度は7月より柏崎刈羽原子力発電所が中越沖地震の影響で運転停止中のため特異値 54出典:東京電力有価証券報告書(平成19年度・平成18年度)
  • 55. 使用済み燃料の貯蔵量『数表で見る東京電力』p76 55
  • 56. 福島第一原子力発電所の使用済み燃料乾式貯蔵設備概要 リサイクル燃料備蓄センター 『数表で見る東京電力』pp77-78 56
  • 57. 5.放射線・放射性物質・放射能について 57
  • 58. 日常生活と放射線 放射線の量 (ミリシーベ ル ト ) ブラジル・ガラパリでの 10 自然界からの放射線(年間) 10 全身CTスキャン(1回)宇宙から 0.39 6.9 世界の1人あたりの 自然界からの放射線2.4 (年間・世界平均)大地から 0.48 日本の1人あたりの 1.48 一般公衆の線量限度食物から 0.29 自然界からの放射線 (年間・全国平均) 1 1.0 (年間・医療は除く) 岐阜 神奈川 空気中のラドンから 0.6 胃のX線集団検診(1回) 1.26 0.4 国内での自然界からの放射線の差 (年間・県別平均値の差の最大) 胸のX線集団検診(1回) 0.2 0.1 東京~ニューヨーク航空機旅行 (往復・高度による宇宙線の増加) ※ 日本の原子力発電から放出 0.05 される放射性物質から受け る 放 射 線 の 量 は 0.001 ミ リ 再処理工場の操業による工場周辺の0.022 シーベルト未満です。(年 線量目標値(年間) 間) 原子力発電所(軽水炉)周辺の線量目標値(年間) クリアランスレベル導出の 0.01 0.01 (実績ではこの目標値を大幅に下回っています) 線量目安値(年間) 出典:資源エネルギー庁「原子力2010」他 58
  • 59. 放射能と放射線 懐中電灯 光 光を出す能力 光の強さを表わす単位 〔カンデラ(cd)〕 明るさを表わす単位 〔ルクス(lx)〕 放射性物質 放射線を出す能力 (放射能)※ 放射能の強さを表わす単位 放射線によってどれだけ影響があるのかを表わす単位 〔ベクレル(Bq)〕 〔シーベルト(Sv)〕※放射能を持つ物質(放射性物質)のことを指して用いられる場合もあります 出典:資源エネルギー庁「原子力2010」 59
  • 60. 6060
  • 61. 体内、食物中の自然放射性物質●体内の放射性物質の量 (体重60kgの日本人の場合) カリウム40 4,000ベクレル 炭素14 2,500ベクレル ルビジウム87 500ベクレル 鉛210・ポロニウム210 20ベクレル●食物中のカリウム40の放射能量(日本) (単位:ベクレル/㎏) ポテトチップ 干しこんぶ 2,000 干ししいたけ 700 400 生わかめ 200 ほうれん草 200 魚 100 牛肉 100 牛乳 50 食パン 30 米 30 ビール 10 出典:旧科学技術庁パンフレット 61
  • 62. 6262
  • 63. 6363
  • 64. 放射線防護の基本 1.遮へいによる防護 2.距離による防護 3.時間による防護 (線量率)= (距離)2 に反比例 〔線量〕=〔作業場所の線量率〕×〔作業時間〕 コ ン ク リ ー ト 距離 放射性物質 (mSv/h) (mSv/h) (mSv) 線量率線量率 線 量 0 1 2 3 4 5 6 (cm) 0 1 2 3 4 5 6 (m) 0 0.5 1.0 2.0 (h) コンクリートの厚さ 放射性物質からの距離 作 業 時 間 64
  • 65. 6565
  • 66. 放射線を受けたときの人体への影響 罹患率と死亡率が1%になる予測推定しきい値※ グレイ(吸収線量) 凡例 器官/組織 影 響 10 皮膚(広範囲) 皮膚やけど 睾丸 永久不妊 小腸 胃腸症候群(従来の治療) 6 肺 肺炎 小腸 胃腸症候群(治療なし) 5 皮膚(広範囲) 皮膚発赤の主な段階 4 皮膚 一時的な脱毛 卵巣 永久不妊 3 骨髄 死亡(十分な治療) 2 眼 白内障(視覚障害) 1.5 1 骨髄 死亡(治療なし) 骨髄 造血過程の抑制 0.5 0.1 睾丸 一時的な不妊※しきい値:ある作用が反応を起こすか起こさないかの境の値のこと 出典:ICRP 「Pub.103」 66
  • 67. 6767
  • 68. 6868
  • 69. 放射線の種類と透過力 α線を止める β線を止める γ線、X線を止める 中性子線を止めるア ル フ ァ (α)線ベ ー タ (β)線ガ ン マ (γ)線エ ッ ク ス (X)線 中性子線 紙 アルミニウム等の 鉛や厚い鉄の板 水やコンクリート 薄い金属板 出典:資源エネルギー庁「原子力2010」 69
  • 70. 放射線の種類と性質の比較 本 体 重 さ 電 荷 物 質 電 離 蛍 光 浸 透 力 作 用 作 用 アルファ線 ヘ リ ウ ム 非 常 に 正電荷2 小 大 大 原 子 核 重 い ベータ線 電 子 非 常 に 負電荷1 中 中 中 軽 い ガンマ線 電 磁 波 な し な し 大 小 小 (エックス線) 中性子線 中 性 子 重 い な し 大 大 大代表的な放射性物質とその半減期 核 種 半 減 期 主な放射線 核 種 半 減 期 主な放射線 ※自然放射性物質 トリチウム※ 12年 β線 キセノン133 5日 γ線 カリウム40※ 13億年 β線 セシウム134 2年 γ線 マンガン54 300日 γ線 セシウム137 30年 γ線 コバルト60 5年 γ線 ラジウム226※ 1600年 α線 ストロンチウム90 29年 β線 ウラン235※ 7億年 α線 ヨウ素131 8日 γ線 プルトニウム239 24000日 αf線 70
  • 71. 不安定核は主に次の3つの過程を経て別の原子核に 変わる。①電子もしくは陽電子を放出して僅かに軽い核になる。②He核(アルファ粒子)を放出して少し軽い核になる。③He核より重い大きな核(重荷電粒子線)を一つ以上 放出してかなり軽い核になる。 毒物質:原子炉で中性子を吸収する毒 物質ことによって原子炉の反応度は減 このうち主に①β崩壊②α崩壊③が核分裂 らしてしまうもの。 (キセノン、サマリウ ①②による熱が崩壊熱 ムなど) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B8%E5%88%86%E8%A3%82%E5%8F%8D%E5%BF%9C 出典: http://upload.wikimedia.org/wikipedia /commons/4/4e/Uranium_series.gif 71 71http://www.geocities.co.jp/Technopolis/6734/kisogenri/seiseibutu.html 出典:http://online.itp.ucsb.edu/plecture/bmonreal11/oh/09.html
  • 72. 72
  • 73. 大気中の放射性物質の濃度の時系列的変化 73
  • 74. 原子力発電所の安全性について原子力発電所・ジェット旅客機・自動車でどれが一番危ないとお聞きすると (一般の方の答え) 原子力発電所>ジェット旅客機>自動車 (実際には) 自動車>ジェット旅客機>原子力発電所 交通事故による死者(早坂推計) ジェット旅客機 原子力発電所 (昭和30年~平成20年の累計) 第四世代旅客機で今世紀 1966年の東海発電所 24時間以内 約557,000人 に入って先進国の死亡事故 運転開始以来原子炉の事 3日以内 約644,000人 はブラジル沖のエールフラ 故での死亡者は国内ゼロ 1年以内 1,000,000人超 ンス機墜落のみ JCO事故(1999年9月30日) ・死者2名、燃料加工工場での事故 チェルノブイリ事故(1986年4月26日) ・事故そのものの死者は31名(爆発による死者 スリーマイルアイランド事故(1979年3月28日) など3名を含む) ・放射性物質による住民や環境への影響は 美浜3号機事故(2004年8月9日) ・小児甲状腺ガンの増加があるが99%は存命と ほとんど無かった。 ・死者4名、二次冷却系の復水配管から 言われる 蒸気漏れ <参 考> • ユニオンカーバイド社事故:インド・ボパールの化学工場から有毒ガスが流れ出た事 故。その夜のうちに2000人以上が死亡し、15–30万人が被害を受けた。数ヶ月以内 に新たに1500人以上が死亡し、最終的に、様々な要因で1万5000人~2万5000人 が死亡したとされる。 (1984年12月3日) • ブラジル沖エールフランス航空エアバスA330-200型機事故、乗客・乗員228名の生 存は絶望的(2009年6月1日) • JR西日本福知山線事故 死者107名(2005年4月25日) 74 (あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)
  • 75. 75出典:http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/6820.html
  • 76. 平成22年9月16日 電気新聞 76
  • 77. 無責任でアジテーショナルな報道や言動についてチェルノブイリの事故の時 ヨーロッパでは数千人が人工中絶をしたと言われる。 数千の生命を奪った ハンガリーの女性科学者トスさん(Toth, Eszter RAD Laboratory, National Center for Public Health)は事故当時啓蒙に努めハンガリー国内では公式にはチェルノブイリ事故による人工中絶は無かっ たと言われている。 日本でも例外ではない ・ハンセン病隔離政策 ・ダイオキシン騒ぎ… 77 (あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)
  • 78. 『放射線の人体への影響』 日本学術会議総合工学委員会主催「原子力総合シンポジウム2010」 放射線医学総合研究所 酒井一夫氏講演資料 【配付資料にあります】 78 LNTの考え方によれば、どんなに微量の放射線であっても、線量に応じたリスクの増加があることになるので、微量の放射線によるリスクを多人数に適用すればがん死 78亡数が算定されることになる。チェルノブイリ事故の影響を評価するにあたり、対象を全世界に拡大して、事故による被ばくに起因する死者が数万人に達するという議論があったが、この一例といえよう。いまだにこのような例が後を絶たないが、国際放射線防護委員会(ICRP)では2007年に発表した勧告の中で、微量の放射線による計算上のリスクを多人数に適用して、死亡数などを算定することは適切ではないと注意喚起している。
  • 79. 世界各国の地表からの放射線量0.2×24×365÷1,000=1.752 4.0×24×365÷1,000=35.0417×24×365÷1,000=148.92 出典:2011/5/21原子力学会シンポジウム資料 79 http://www.aesj.or.jp/aesj-symp/presentations/02-02_hattori.pdf
  • 80. 高自然放射線地域住民の健康調査出典:2011/5/21原子力学会シンポジウム資料http://www.aesj.or.jp/aesj-symp/presentations/02-02_hattori.pdf 80
  • 81. 出典:2011/5/21原子力学会シンポジウム資料 81http://www.aesj.or.jp/aesj-symp/presentations/03-02_takahashi.pdf
  • 82. 出典:2011/5/21原子力学会シンポジウム資料 82http://www.aesj.or.jp/aesj-symp/presentations/03-02_takahashi.pdf
  • 83. 出典:文部科学省『文部科学省及び宮城県による航空機モニタリングの測定結果について』(平成23年7月20日)http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/07/20/1305819_0720.pdf 83 83
  • 84. 放射能量と空間線量率の経時変化(予測)について 1.2これまでの核種分析結果よりCs-134とCs- 1.0 放射能量変化割合 137の放射能量(通常Bqで表す)は同じと仮 0.8 定して、放射能量と空間線量率(通常mSv/h 0.6 で表す)を計算 0.4総放射能量は約6年で半減 0.2 Cs-134半減期:約2年 0.0 Cs-137半減期:約30年 0 5 1015 20 25 30 年 放射能量経時変化(Cs-134+Cs-137)空間線量率は約3~4年で半減 1.2 空間線量率変化割合 Cs-134の方がCs-137よりも空間線量率 1.0 への寄与は大きい。 0.81cm線量等量率定数(μSv・m2/MBq/h) 0.6 Cs-134:0.249 0.4 Cs-137:0.0927 0.2 ※アイソトープ手帳 11版から引用 0.0 この定数が大きい程線量率への寄与は大きくなる。 0 5 10 15 20 25 84 30 年 空間線量率経時変化(Cs-134+Cs-137) 84
  • 85. 6.今この世界を生きていくためのサイエンス 85
  • 86. カリフォルニア大学バークレー校「学生が選んだベスト講義」! "Physics for Future President" 著:リチャード・ムラー 訳:二階堂行彦 楽工社 2010年 http://www.youtube.com/watch?v=6ysbZ_j2xi0&feature=list_related&playnext=1&list=SP095393D5B42B2266 86 http://www.uctv.tv/search-details.aspx?showID=16054
  • 87. 出典:国連人口基金(UNFPA)東京事務所HP http://www.unfpa.or.jp/p_graph/世界の推定人口:2011年時点70億人60年前の1950年には25億人、10億人を超えたのも18世紀に入ってから。世界人口は2050年には92億人になる見込み。僅か100年で4倍弱、300年で10倍近くに。 87
  • 88. 今年度発行のエネルギー白書(平成21年度版)にもこの図を引用開始 次ページに拡大 88 88 出典:「原子力・エネルギー」図面集2010
  • 89. 人類とエネルギーの関わり(2) 89 (出典:平成21年度版エネルギー白書)
  • 90. 0.00 2.00 4.00 6.00 8.00 10.00 12.00 14.00 16.00 18.00 20.00 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 45.018 8718 90 188718 93 189018 96 189318 99 189619 02 189919 05 190219 08 190519 11 190819 14 1911 一人当たりGNP19 17 191419 20 191719 23 192019 26 192319 29 1926 一人当たりエネルギー消費19 32 192919 35 193219 38 193519 41 193819 44 194119 47 194419 50 194719 53 1950 GNP当エネルギー消費19 56 195319 59 195619 62 195919 65 196219 68 196519 71 196819 74 197119 77 197419 80 197719 83 198019 86 198319 89 198619 92 198919 95 199219 1995 明治18年(1885年)を1とした場合の一人当たりGNPとエネルギー消費の推移 9820 01 199820 04 200120 07 2004 2007 90
  • 91. 世界主要国の電気料金比較 35 産業用(08) 30 産業用(09) 25 家庭用(08) 家庭用(09)USセント/kWh 20 15 10 5 0 日本 アメリカ イギリス フランス ドイツ イタリア スウェーデン カナダ オーストラリア ドイツ・カナダ=2007年、オーストラリア=2005年値 91
  • 92. 資源 2020年 人口 成長の限界 100億人 2010年 食糧問題が始まる 食糧 78億人 汚染 61億人 工業生産17億人 西暦 1900 1970 2000 2020 2050 2100 (年) 92 ローマクラブ『成長の限界』(1972)より 92
  • 93. 出典: http://www.fao.org/worldfoodsituation/wfs-home/foodpricesindex/en/ 93
  • 94. 出典: http://www.fao.org/worldfoodsituation/wfs-home/foodpricesindex/en/ 94
  • 95. およそ一万年前の地球の 温暖化とともに定住社会 が出現 西田正規『人類史の中の定住革命』 2007年講談社学術文庫 95 95(あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)
  • 96. 人類の繁栄・豊かさを造ったものは何かエネルギー革命人や家畜の力・自然エネルギー(風力・バイオマス)の頸木からの解放 生産力の増大 交通革命⇒国際的な分業体制の進展 【リカードの比較優位論】 96 (あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)
  • 97. 【リカードの比較優位論】各々が絶対優位になくても、比較優位な産業に特化すること(国際分業)によって全体的な生産性が増大することを示し、さらに自由貿易を前提とした場合に、両国ともに消費を増大させることができる。(Anti-Globalizationからは自由貿易主義は評判はよくありませんが…) 97
  • 98. オランダ病 1959年に巨大天然ガス田がオランダ・フローニンゲ ンで発見。オランダの国内総生産(GDP)に占める天然 ガス産業の割合に比べ、雇用者は少なく賃金レベルが 高かった。その結果、為替レートの上昇により国内他産 業の競争力低下と海外移転を招いた。一方、天然ガスに 日本ではイギリス病が 有名だが… よる国家収入は安逸な財政支出を招いたといわれる。 1964年より開発開始。1977年にイギリス『エコノミス 森嶋道夫『イギリスと日本』1977年 『続イギリスと日本』1978年 ト』誌が初めて使ったといわれる。 岩波新書 現在は戦略的予備として需給バランス調整のため生産 が抑制されている。 下記『世界エネルギー市場』pp243-244なども参照。 サウジ・アラビアやロシアなどにも 当てはまる?ジャン=マリー・シュヴェリエ 増田達夫監訳 林昌 98 宏訳『世界エネルギー市場』2000年作品社
  • 99. 朝日新聞 「この十年間の最も優れた書籍」( 2010/4/4) ジャレット・ダイアモンド 倉骨 彰訳『銃・病原菌・鉄』2000年草思社 99本資料は草思社殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
  • 100. ある人間集団による他の人間集団 の征服を可能にする究極の要因は、 大陸の陸塊がどちらの方向に伸びて いるかである。 この究極の要因からいくつかの因 果関係を経由して、ある人間集団に よる他の人間集団の征服を可能とす る直接の要因が発生した。 それらの要因とは、銃、馬、病気など である。 この図は、究極の要因と直接の要 因とを結ぶ因果連鎖を図式的に示し たものである。たとえば、栽培化ない し家畜化に適した野生の動植物が多 かった場所では、人間の感染する疫 病の病原菌が進化していった。 そこでの収穫物や家畜が人口の稠 密な社会の形成を可能にし、そのよ うな社会でこそ、家畜の細菌から進 化した感染菌も潜みつづけることが できた。 ジャレット・ダイアモンド 倉骨 彰訳『銃・病原菌・鉄』2000年草思社 100本資料は草思社殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
  • 101. ・先進国の内部では平等化が進展、国家間の経済力の面で格差 拡大 ・労働者の時間当たり賃金の国家間格差の拡大→実際には経済 発展の遅れている国の労働者は実際には仕事をしていない→実 際に仕事をしている時間当たり賃金格差は小さい ・近代的な生産技術を活用するためには規律正しく良心的で仕事 熱心な労働者が必要 1250年~1800年のイギリスでは富裕層の 出生率が貧困層の2倍→貧困家庭が断絶 →富裕層からの下方移動「種の淘汰」→ 人々の嗜好が中産階級化→利子率低下・ 短期的に所得が増えても人 殺人件数低下・労働時間延びる・暴力志 口が増えることで常に相殺 向弱まる・読み書き計算の習慣が下層階 級にも広がった。 (マルサスの罠) 101出典:グレゴリー・クラーク 久保恵美子訳『10万年の世界経済史』2009年日経BP社本資料は日経BP社殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 101
  • 102. 『みらいの覇者-マイクロ小ズムの世紀』(1989)の著者ジョージ・ギルダー曰く 産業革命とはつまり、生産における重要な要素にかかるコストが大幅に落ちることです。ある機能を得るためにそれまでかかっていたコストは、新しい要素では実質的にゼロになります。十八世紀の産業革命で使われるようになった物理的な力(蒸気力)を、それまでに利用していた動物や人間の力と比べると、コストは事実上ゼロになりました。そうすると、それまではお金がかかりすぎてできなかったことが、突然にできるようになったのです。それまでは不可能だった工場の一日二十四時間操業も可能になりました。 【クリス・アンダーソン『フリー』より】 102
  • 103. 知識の交配が進化を進める 楽観論繁栄――明日を切り拓くための人類10万年史 http://www.ted.com/talks/matt_ridley_when_ideas_have_sex.html こんな本も 先進国に富の集中国力=人口力の時代? を生んでいた源泉 インターネット・衛星 放送・携帯電話など 先進国と発展途上国の情報格差が無くなる 情報通信の発達 (国と国の差より個人の差に) 103
  • 104. 人間は賢明…きっと誰かが解決してくれる。しかし、現実には…イースター島 緑豊かだったイースター島。人口が増大。人々は石像建築を競い、樹木を伐採。ついには食糧危機に…さらには殺し合い、そして…マヤ文明 人口増加と森林破壊。度重なる旱魃による飢餓により、支配者階級がスケープゴートに。ノルウェー領グリーンランド ジャレット・ダイアモンド 楡井 浩一訳 1300年頃には5000人の人口。寒冷化による食糧生産の低下に 『文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの』あっても、上流階級は牛の飼育にこだわる。人々は比較的豊富 2005年草思社だった魚を忌避。貧富の差が時代とともに拡大。イヌイットから生活 COLLAPSE How Societies to Fail or Succeedの知恵を学ばず、急激に崩壊。 by Jared Diamond 2005 Viking Penguinルワンダ大虐殺(現代) フツ族とツチ族の部族対立が原因と言われているが、人口圧力 本資料は草思社殿の承諾を得て転載による農耕地不足も大きな要因。 しています。無断での再複写・転載・ 配布等は法律に反します。 104 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
  • 105. 大いなる分妓(産業革命後の所得格差拡大) ・先進国の内部では平等化が進展、国家間の経済力の面で格差拡大 ・労働者の時間当たり賃金の国家間格差の拡大→実際には経済発展の遅れている国の労 働者は実際には仕事をしていない→実際に仕事をしている時間当たり賃金格差は小さい ・近代的な生産技術を活用するためには規律正しく良心的で仕事熱心な労働者が必要= 「勤勉革命」?「産業労働における勤勉性に関する研究」(総合研究開発機構 1985年) 日本人の勤勉神話について述べた本・勤勉性が本格的に形成、発揮されたのは第二次世界大戦後の昭和二五年から三〇年以降である・明治、大正期においては、一部の基幹労働者を除き多くの産業労働者の勤務状況、あるいは働くことに対する意識は極めて低調で、およそ産業労働者の資質・条件を満たしているとは言い難かった。つまり、予めきめられた労働に対し10~20%の高い欠勤を示し、勤務状態は不安定で月間および年間の変動幅が著しく大きいことが指摘される タワーズペリン調査(米2006年)・また自分の勤める会社に対する帰属意識も希薄で高い 世界16カ国で「仕事に対する意欲」日本最低離職率と低い定着率がそのことを表している FDS調査(英2006年) 世界23カ国で日本人「最も労働意欲が低い」 「日本人は勤勉」=昭和高度成長期の幻想 (同じ会社に真面目に務め続けることが当時は最も合理的) 105 「中国・インドの勤勉革命」=頑張れば豊かになれる事例が身の回りに
  • 106. 2009年推計人口 2030年予測人口 2050年予測人口① 1,353,311,033 ① ① 1,613,800,000 中国 1,484,598,000 インド インド② 1,198,003,272 ② ② 1,417,045,000 1,462,468,000 インド 中国 中国 501,061,526 ③ 369,981,000 ③ 403,932,000 EU アメリカ アメリカ③ 319,081,833 ④ 271,485,000 ④ 335,195,000 アメリカ インドネシア パキスタン④ 229,964,723 ⑤ 265,690,000 ⑤ 289,083,000 インドネシア ナイジェリア パキスタン⑤ 193,733,795 ⑥ 226,651,000 ⑥ 288,110,000 ブラジル ナイジェリア インドネシア⑥ 180,808,096 ⑦ 217,146,000 ⑦ 222,495,000 パキスタン ブラジル バングラデシュ⑦ 162,220,762 ⑧ 203,214,000 ⑧ 218,512,000 バングラデシュ バングラデシュ ブラジル⑧ 154,728,892 ⑨ 131,561,000 ⑨ 173,811,000 ナイジェリア エチオピア エチオピア⑨ 140,873,647 ⑩ 128,864,000 ⑩ 147,512,000 … … ロシア ロシア コンゴ 127,156,225⑩ ⑬ 117,424,000 ⑰ 101,659,000 106世界計 6,900,000,000(2010年10月推計値) 8,308,895,000 9,149,984,000
  • 107. 1950年推計人口① 544,951,000 結局昔から『国力』=『人口力』? 中国② 371,857,000 インド③ 157,813,000 アメリカ④ 102,702,000 ロシア⑤ 82,824,000 日本 77,152,000⑥ インドネシア⑦ 68,376,000 ドイツ⑧ 53,975,000 国立社会保障・人口問題研究所中位推計では ブラジル 2,050年の日本の人口 95,151,684,000 (19位相当) http://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/suikei07/suikei.html⑨ 50,616,000 イギリス 人口データ出典:UN, World Population Prospects(世界の人口推計)⑩ 46,367,000 http://www.un.org/esa/population/unpop.htm World Population Prospects The 2008 Revision イタリア 107 http://esa.un.org/unpp/index.asp 世界計 2,529,346,000
  • 108. わたくしたちの生活 炊事 洗濯 奴隷や召使・家畜の 掃除 代わりにエネルギーを 冷房 使う事で成り立ってい 暖房 る 給湯 移動 ・ ・ ・あらゆるところで 108 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
  • 109. 一人当たりエネルギー消費を奴隷に換算すると エネルギー消費/人 奴隷換算 (石油換算㌧/人) ア メ リ カ 7.05 324人 イ ギ リ ス 3.39 146人 ド イ ツ 4.08 176人 フ ラ ン ス 4.28 185人 E U 2 7 3.51 152人 ロ シ ア 3.51 207人 日 本 4.79 167人 中 国 1.45 63人 ア ジ ア 1.01 44人 ア フ リ カ 0.346 15人 世 界 1.69 73人 100W/人×3,600s/h×8h/日×365日/年=1,051,200,000Ws(J)/人・年 (100w/人=100J/s 人100J×3600s/h×24h/日=8640kJ 1cal=4.18605Jより8,640kJ=2064kcal←一日の食物摂取量に相当) 原油1㍑=39,340kJより 奴隷一人は26.72㍑/年に相当 原油の比重は、 特軽質油:0.8017未満、軽質原油:0.8107- 0.829、 中質原油:0.830 – 0.903、重質原油:0.904-0.965、 特重質原油:0.965以上 0.8665kg/㍑で計算すると 奴隷一人は26.72㍑ /年× 0.8665kg/㍑=23.15kg /年の石油の熱量に相当一人当たり一次エネルギー消費は日本エネルギー経済研究所『エネルギー・経済統計要覧』 109日本エネルギー経済研究所はIEA「Energy Balances of OECD Countries」「 Energy Balances of Non-OECDCountries 」,World Bank「World Development Indicators」より推計
  • 110. Chart of crude oil prices since 1861出典:BP統計 2011 110http://www.bp.com/assets/bp_internet/globalbp/globalbp_uk_english/reports_and_publications/statistical_energy_review_2011/STAGING/local_assets/pdf/statistical_review_of_world_energy_full_report_2011.pdf 110
  • 111. 石油価格における期待のパラドックス (逆説)これから石油 省エネや代替エ 石油価格は価格が上が ネルギーの開発 上がらないると予想 に努めるこれから石油 省エネや代替エ 石油価格価格が下が ネルギーの開発 が上がるると予想 に努めない 111 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
  • 112. エネルギーの供給過程と利用形態(出典: 112平成21年度版エネルギー白書)
  • 113. 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。 出典: • 濃縮している 石井『石油最終 争奪戦 世界を資源とは • 大量にある 震撼させる 「ピークオイ • 経済的な位置にある ル」の真実』太陽定数(大気表面の単位面積に垂直に入射する太陽のエネルギー量)が1366W/m2であるので地球の断面積を127,400,000 km²をかけると地球全体が受け取っているエネルギーは1.740×1017 W本資料は日本工業新 1Ws=1J だから1年間に大気表面で受ける太陽エネルギーは聞殿の承諾を得て転 1.740×1017 W×60s/m×60m/h×24h/d×365d/y=5.487×1024J載しています。無断での再複写・転載・配布 人類が全世界で1年間に使うエネルギーの量は原油換算で等は法律に反します。 11,099.3×106t 1t=1.176kℓ 原油1ℓ=9,126kcal 1cal=4.2J 1.10993×1010t×1.176kℓ/t×103ℓ/kℓ×9,126kcal/ℓ×4.2J/cal×10 3cal/kcal=5.003×1020J 出典:BP統計 http://www.bp.com/sectiongenericarticle.do?categoryId=9023766&contentId=7044197 石油連盟 http://www.paj.gr.jp/statis/kansan.html 約1万倍 しかし広く薄くしか存在しない 過去の太陽からのエネルギーを 濃縮したものとしての化石燃料に 113 頼ることに
  • 114. 化石燃料も広い意味でのバイオマスエネルギー(石油天然ガス生成に無機起源説=非生物起源説もあるが現在はそれを唱える人はほとんどいない) 石油・石炭・天然ガスは昔の貯金を取り崩して使って いるようなものウラン 太陽のエネルギーは核融合(主に水素⇒ヘリウム) 恒星の核融合では鉄までしかできない それ以上重い元素は超新星爆発(恒星の死)できたもの 地球は超新星爆発のゴミ(廃棄物の塊) ウランもその時にできたもの 114 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
  • 115. 世界のエネルギー資源確認埋蔵量 ウランは探査すればいくらでもあるとの石油・天然ガスは景気後退による消費(分母)減 118年 見方もある。例えば、オーストラリアやモに伴い今回増加。 ンゴルにも新鉱山があるようですが、コ ストの関係で未開発。石炭は消費量の急増により近年急速に低下。 58.6年 46.2年 8,609億トン 100年 187兆1000億㎥ 1兆3,832億 547万トン バーレル 石油 天然ガス 石炭 ウラン (2010年末) (2010年末) (2010年末) (2007年1月)●石油、天然ガス、石炭可採年数=確認可採埋蔵量/年間生産量……出典(1)●ウラン可採年数=確認可採埋蔵量/2006年消費量(原子力発電実績(2,675 TWh)に基づく)……出典(2) 115 115 出典:(1)BP統計2011 (2)NEA「URANIUM2007」
  • 116. Oil reserves-to-production (R/P) ratios出典:BP統計 2011 116http://www.bp.com/assets/bp_internet/globalbp/globalbp_uk_english/reports_and_publications/statistical_energy_review_2011/STAGING/local_assets/pdf/statistical_review_of_world_energy_full_report_2011.pdf 116
  • 117. Natural gas reserves-to-production (R/P) ratios出典:BP統計 2011 117http://www.bp.com/assets/bp_internet/globalbp/globalbp_uk_english/reports_and_publications/statistical_energy_review_2011/STAGING/local_assets/pdf/statistical_review_of_world_energy_full_report_2011.pdf 117
  • 118. 118
  • 119. LNG 輸入価格の推移 119119 (出典:平成21年度版エネルギー白書)
  • 120. Coal production – Coal consumption出典:BP統計 2011http://www.bp.com/assets/bp_internet/globalbp/globalbp_uk_english/reports_and_publications/statistical_energy_review_2011/STAGING/local_assets/pdf/statistical_review_of_world_energy_full_report 1995年 235年 2001年 227年 2007年 147年_2011.pdf 1996年 228年 2002年 216年 2008年 122年 1997年 224年 2003年 204年 2009年 119年 急速に低下する石炭の可採年数 1998年 1999年 219年 218年 2004年 2005年 192年 164年 2010年 118年 120 ⇒アジア(中国・インド)の需要急増 2000年 230年 2006年 155年
  • 121. 石炭の可採年数の推移?25020015010050 ? 0 2017 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 121
  • 122. 122 122
  • 123. 123注:ウランについては探査すればまだまだあるという意見もある
  • 124. 124
  • 125. EPRが下がる(安い石油が無くなる)という ことは…奴隷や召使・家畜の代わりにエ 生活レベルをネルギーを使う 下げるか…事で成り立っている生活ができなくなる。 EPR=27 EPR=5 他の安価 なエネル ギーを確 保しなけ ればなら ない 125 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
  • 126. 7.日本の現状を見つめ直す 126
  • 127. 日本のエネルギー自給率 127本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
  • 128. 128(出典:平成21年度版国土交通白書)
  • 129. 出典:国立社会保障・人口問題研究所 129日本の将来推計人口(平成18年12月推計)
  • 130. 輸入に占めるエネルギーの割合 化石燃料を年間20兆円前後輸入 34% 130 出典:財務省貿易統計 http://www.customs.go.jp/toukei/info/tsdl.htm 130
  • 131. 日本の財政事情 税収が公債発行額を下回るのは明 治維新で近代財政制度になってか ら昭和21年(終戦直後)以来2度目 平成23年度 だが3年連続 131 131出典:財務省『日本の財政関係資料』http://www.mof.go.jp/budget/fiscal_condition/related_data/sy014_22_3.pdf
  • 132. 日本列島の地域人口:縄文早期~2000年 140000 現在 120000 歴史時代の人口 100000 120000 80000 江戸時代 人口3000万人台で停滞 60000 100000 40000 20000 80000 0 725 925 1125 1325 1525 1725 1925 600 60000 古代の人口 500 弥生時代 縄文中期 400 縄文後期 縄文晩期 300 40000 200 縄文前期 100 縄文早期 20000 0 -8800 -7800 -6800 -5800 -4800 -3800 -2800 -1800 0-9000 -8000 -7000 -6000 -5000 -4000 -3000 -2000 -1000 0 1000 2000 西暦 出典:鬼頭宏『人口から読む日本の歴史』講談社学術文庫より作成 132 本資料は講談社殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
  • 133. 地域人口の変動(1721~1846年)出典:鬼頭宏『人口から読む日本の歴史』講談社学術文庫本資料は講談社殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法 律に反します。ヨーロッパでは 魔女狩り18世紀小氷期の影響 133(太陽活動のマウンダー極小期)
  • 134. 貧しかった日本(胸まで浸かった田植えの様子) 昭和30年代の富山県出典:養老孟司・竹村公太郎『本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー』2008年 PHP出版 134 134本資料はPHP出版殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
  • 135. 豊かさにあこがれた日本 (洗濯機・冷蔵庫・テレビが「三種の神器」と言われた) 出典:坂本雄三編著 『省エネ・温暖化対策の処方箋』2006年 日経BP社 135本資料は共同通信社殿・日経BP者殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
  • 136. 貧しい時代は女性に厳しい時代 (生殖可能期間の終了が人生の終了)女性<男性 女性≒男性女性のほうが寿命が短い 女性>男性 平均的な人生で女性が長い老後を送れるのは 現代だけかもしれない。 出典:竹村公太郎著 『日本文明の謎を解く―21世紀を考 えるヒント 』2003年 清流出版 本資料は清流出版殿の承諾を得て転載しています。無断 での再複写・転載・配布等は法律に反します。 136 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
  • 137. 8.新興国の動向 137
  • 138. 138138
  • 139. 139139
  • 140. 大増設に走る世界の原子力発電所の建設計画? 中国 ロシア インド アメリカ 建設中 28 9 4 計画中 30 15 20 28 (建設許可取得) 検討中 141 30 35 8中国:運転中13基→建設中28基 計画中239基へ(12月末) これからどうなる? 140
  • 141. 141 141
  • 142. 中国のエネルギー自給率の推移 (出典:平成21年度版エネルギー白書) 142
  • 143. 143(出典:平成21年度版エネルギー白書)
  • 144. 144(出典:平成21年度版エネルギー白書)
  • 145. 145(出典:平成21年度版エネルギー白書)
  • 146. 146 146(出典:平成21年度版エネルギー白書)
  • 147. 147
  • 148. 148
  • 149. 149
  • 150. 150150
  • 151. 石炭可採埋蔵量・生産量・可採年数 (地域/国別) 151 151 (出典:平成21年度版エネルギー白書)
  • 152. 9.『エネルギーの科学』の必要性 152
  • 153. COP(成績係数)って?COPとは、成績係数と呼ばれるもので、エアコンが作り出す熱・冷熱量の、消費する電力量に対する割合を示しています。COP=6.0のエアコンとは、消費する電力量の6倍の熱・冷熱量を作り出すものを意味します。従って、COPの値が高い程、省エネのエアコンといえます。 153 エネルギー保存の法則は成り立っている!
  • 154. エアコンのEPRを考える(1) エアコン運転時の投入エネルギー:I2 エアコン製造時 の投入エネル ギー:I1 エアコンの熱量:W0COP:α=W0/I2 エアコンのライフサイクルエ ネルギー消費のうち運転時 のエネルギー消費の割合: β=I2 / (I1+I2) ∴I1=I2(1/βー1) 154本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
  • 155. エアコンのEPRを考える(2)送配電エネルギー率:η=I4/I2 配電線∴I4=ηI2送配電設備の 送電線建設・運用エネルギー:I4 変電所 エアコン運転時 消費電力:I2 変電所 送配電ロス率:θ=(I3-I2)/I3 ∴I3=I2 /(1-θ) 発電所 送電端電力量:I3 155 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
  • 156. エアコンのEPRを考える(3)送電端電力量:I3 発電所 電源別加重平均EPR:ε =I3/I5 I5:投入エネルギー ∴I5=I3/ε 156 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
  • 157. エアコンのEPRを考える(4)I5 発電における採掘・燃料輸送:発電設備等への投入エネルギーI3 発電された電力 (送電端) I4 送・配電線の建設・保守・補修 への投入エネルギー エアコンの エアコン製造のためのI2 消費電力 I1 投入エネルギーW0 エアコンの空調熱量 157本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
  • 158. 158
  • 159. エアコンのEPRを考える(結論)エアコンのEPR:γ=W0/(I1+I4+I5) =W0/{I2(1/β-1)+ηI2+I3/ε} =W0/[I2(1/β-1)+ηI2+I2/{(1-θ)/ε}] =W0/I2[(1/β-1)+η+1/{(1-θ)ε}] =α/[(1/β-1)+η+1/{(1-θ)ε}] I1=I2(1/βー1) I4=ηI2 I5=I3/ε I3=I2 /(1-θ) COP:α=W0/I2 159 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
  • 160. 『各電源のエネルギー収支比』の検討範囲ついて 各種電源のEPRと言われる場合 160 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
  • 161. LNGは天然ガスをタンカーで輸送するためにマイナス162℃に冷やして液体にすることと、その設備建設に多くのエネルギーを費やすためEPRが低くなる 161
  • 162. 電気(送電端)の加重平均EPR(平成18年度実績) EPR 構成比 10社計LNG 2.14 26.2% 2,605石油 7.9 7.8% 779石炭 6.55 24.5% 2,444その他ガス 7 1.0% 99 9.45地熱 6.8 0.3% 31その他新エネ 5 0.6% 61水力 15.3 9.1% 905原子力 16.9 30.5% 3,034 9,958 注意:構成比は平成18年度電力10社発受電実績 その他「新エネ」と「その他ガス」のEPRは暫定値 162 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
  • 163. 電気の効率を考える上で陥りやすい罠(1) I7 燃料の採掘輸送への投入エネル ギー 発電設備等への投入エネル I6 I5 ギー I3 発電された電力 (送電端) I4 送・配電線の建設・保守・補修 への投入エネルギー エアコンの エアコン製造のための I2 消費電力 I1 投入エネルギー W0 エアコンの空調熱量 163 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
  • 164. 電気の効率を考える上で陥りやすい罠(2) I7 燃料の採掘輸送への投入エネルギー 各電源のエネルギー収支比 I3/(I5+I7) 発電設備等への投入エネルギー 電気の非効率を主張する人々 I6 I5 I2/I6 送・配電線の建設・保守・補 修への投入エネルギー エアコンのCOP発電された電力(送電端) W0/I2 I3 I4 エアコンの一般的なLCA分析 W0/(I1 +I2) エアコンの消費電力 エアコン製造のための投 入エネルギー 地域冷暖房の総合エネルギー効率 I2 I1 W0/(I1’ +I6) : エアコン・地域冷暖房のEPR W0/(I1 +I4 +I5 +I7) W0 エアコンの空調熱量 ※I1’はI1の一部の意味 164 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
  • 165. 熱効率と送配電ロスについて(平成19年度実績) 東京電力:4.8% 出典:平成20年度版『数表で見る東京電力』 165 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
  • 166. サンヨー SAP-S28T(木造8畳~鉄筋10畳) (現在製造中止) • 製品質量 金属類;32.4kg=918,608kJ(銅60%鉄鋼40%で代表) プラスチック類:7.0kg=225,598kJ その他:4.2kg=245,964kJ(ゴムで代表) • 包装材質量:3.39kg=8,313kJ(ポリウレタン20%と木材 80%で代表)暖房の目安 8~10畳(13~16㎡)暖房能力 3.6kW(0.3~5.0kW)、消費電力: • リサイクル材使用量:0kg725W(120~1,160W) • 製品の再資源化可能重量:39.41kg=ネグリジブル COP:4.97冷房の目安 8~12畳(13~19㎡) • 製造段階の投入エネルギー冷房能力 2.8kW(0.3~3.5kW)、消費電力:580W(120~1,100W) 電力:13.82kWh=22,047kJ 1kcal=4.18605kJ COP:4.83 軽油:0.56ℓ=2,157kJ冷暖房平均エネルギー消費効率 =4.90 ガソリン:0.06ℓ=2,110kJサンヨーによるLCA分析(参考) 上水:0.14㎥ 工業用水:0.41㎥ 製造段階のCO2排出量: 94kg 使用段階のCO2排出量:3890kg 液化天然ガス(LNG) 廃棄段階のCO2排出量:3kg 0.35kg=3,284kJ 製造段階: 2.4% 使用段階:97.5% • 使用段階での生涯使用エネルギー 廃棄段階: 0.1% 10,300kWh=37,080,000kJ 製造段階: 1,449,815kJ(3.8%) 使用段階:37,080,000kJ(96.2%)ライフサイクル全体でのエネルギーの95%以上は使用段階 166 出展 http://www.sanyo.co.jp/Environment/product/pdf/lca_03.pdf 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
  • 167. エアコンのEPRエアコンのEPR:γ=W0/(I1+I4+I5) =α/[(1/β-1)+η+1/{(1-θ)ε}] ηは天野氏提供資料による β≒1、θ≒0、η≒0とすると γ=αεで概数が分かるα=6.67 (エアコンCOP) ⇒ガスや石油も同じβ=0.96 (ランニング比率)η=0.003 (送配電エネルギー率) 42.7ε=9.45 (電気加重平均EPR)Θ=0.05 (送配電ロス率) LNG火力のEPR2.14としてもガスストーブの場合(石油ストーブも同様に計算できる) 13.7 α=1 (熱効率100%としても) β=1 (ガスストーブ製造エネルギーをゼロとしても) η=0 (国内インフラ設備を無視しても) 1×5.8= 5.8 ε=5.8 (天然ガスのEPR:後述) Θ=0 (途中でのガス損失をゼロとしても) 167 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
  • 168. <参考>後で検証いただくために α 2.14 β 0.96 η イータ 0.003 ε イプシロン 9.45 θ シータ 0.05A 1-θ 0.95B A×ε 8.9775C 1/B 0.11139D 1/β 1.041667E D-1 0.041667F E+η+C 0.156056EPR α/F 13.713 168
  • 169. LNG(天然ガス)のEPR 天然ガス21,203.5TBtuを採掘するのに要する資材量18TBtu 採掘 LNG1,114,500tに必要な素材エネルギー→4.27Tcal電 パイプライン輸送 データなし気 LNG1,114,500tの液化に必要なエネ 液化 施設建設:データなし ルギー→2,070.0Tcalもガ 船積施設 データなしス LNG1,114,500tの運搬に必要な素材エネルギーも LNG船による輸送 →10.61Tcal共 LNG1,114,500tの運搬に必要な輸送エネルギー →410.87Tcal通 受入施設 データなし 気化施設 (1,114,500t×13,000kcal/kg×1,000kg/t)/2,497.75Tcal =5.8 出典:内山洋司、山本博巳、「発電プラントの エネルギー収支分析」 電力中央研究所報告発電所 高圧導管 Y90015(1991) 169 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
  • 170. 石油ストーブの36.7% ガスストーブの34% 170
  • 171. 結論 需要サイド 供給サイド γ=αεの力ヒートポンプの力 = 電気(特に原子力)の力電気自動車は内燃機関(レシプロエンジン)に対するモーターの力(効率性)? E=mc2 特殊相対性理論の世界 VS ニュートン力学的世界・化学反応の世界 171
  • 172. 今は節電だが変わらぬ必要性 • ヒートポンプの活用 • 電気自動車の活用人類のため、日本のため、家族や子孫のために・・・ 172
  • 173. 季報 エネルギー総合工学 Vol28 No.1(2005. 04) 安い石油の時代がグローバル化を支えた ?2004年11月1日の日本学術会議第5部/(社)日本工学アカデミーエネルギー基本戦略部会他/(財)エネルギー総合工学研究所共催の公開シンポジウム「日本のエネルギーに未来はあるか-有限の地球に生きる-」における石井吉徳先生基調講演より 173 (あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)
  • 174. 変わるダーウィン的世界観 生命と地球の共進化 フランク・ライアン著“Virolution” 夏目 大約 早川書房 2011年 174
  • 175. 大久保監事のご用命について計算してみましたユニット名 累積発電量(千kWh)F1-1 8,475,631,008F1-2 15,254,010,778 55,419,850,042F1-3 16,104,542,899 92,640,409,805F1-4 15,585,665,357F1-5 15,802,762,483 165,452,201,165F1-6 21,417,797,280F2-1 20,753,024,160F2-2 19,669,248,720F2-3 16,147,747,440F2-4 16,241,771,040 10兆円/発電電力量 0.1804 0.1079 0.0604 175
  • 176. ご静聴ありがとうございました。 176
  • 177. <参考> 再生可能エネルギーなど 177
  • 178. 最初は火力中心1897年(明治30年)完成の浅草火力第二期工事 分散型電源+蓄電池 (スマートグリッドの時代?) 本資料の目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。 178
  • 179. 水主火従の時代 (1910年ころ) 駒橋-早稲田間の送電線 再生可能エネルギーの時代 179 本資料の目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
  • 180. 運輸部門が全て再生可能エネルギーだった時代? 鉄道馬車 電車 1890年(明治23年) 東京市内での電車運転は、東京電車鉄道(元の東京馬 車鉄道)が1903年(明治36年)に架空線方式によって 新橋-品川間の運転を開始したのが最初。 本資料の目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。 180
  • 181. 水主火従のから火主水従へ (東京電力創立=昭和26年頃) 水主火従 火主水従 181
  • 182. 1951年~2008年 182
  • 183. (出典:平成21年度版 エネルギー白書)我が国の再生可能エネルギー等のこれまでの導入推移(一次エネルギー供給ベース) 183 183
  • 184. 再生可能エネルギーと利用形態の俯瞰図 (出典:平成21年度版 エネルギー白書) 184 184
  • 185. 再生可能エネルギーでは大きな割合を占める日本最大(揚水式を除く)の水力は奥只見の56万kW日本最大に発電所は柏崎刈羽原子力は821.2万kW(14.7倍)世界には三峡ダム水力(中国)1,820万kW(奥只見の32.5倍)イタイプ(ブラジル・パラグアイ)の1,260万kW(水力)もある。日本の水力開発の適地はほぼもう余地がない。 185 185
  • 186. 主要先進国における再生可能エネルギー利用状況 (2007) 186 186 (出典:平成21年度版エネルギー白書)
  • 187. 世界の再生可能エネルギー消費構成(2007) 187 (出典:平成21年度版エネルギー白書)
  • 188. 日本のエネルギー国内供給構成及び自給率の推移 (出典:平成21年度版エネルギー白書) 188
  • 189. 一次エネルギー総供給に占める割合 太陽光 3%× 6%=0.18% 風力 3%× 7%=0.21% バイオマス熱 3%×16%=0.48% これから増やすことは大変だし主た るものになるとは考えにくい。 189 189(あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)
  • 190. 一次エネルギー国内供給に新エネルギーが占める割合7.00% 太陽光発電を40倍に増やす最6.00% 大導入ケースでも、一次エネ5.00% ルギー国内供給に占める割合 は2.47%に過ぎない。 太陽光発電4.00% 風力発電 廃棄物発電+バイオマス発電 バイオマス熱利用3.00% その他2.00%1.00%0.00% 2005年度 2020年度 2030年度 20 05 年度 20 20 年度 20 30年度 太陽光発電 0.06% 0.62% 2.47% 出典:総合資源エネルギー調査会 風力発電 0.07% 0.36% 0.51% 需給部会 廃棄物発電+バイオマス発電 0.43% 0.70% 0.94% 平成20年5月 バイオマス熱利用 0.24% 0.59% 0.80% 『長期エネルギー需給見通し』 その他 1.17% 1.36% 1.36% 合計 1.98% 3.63% 6.09% 「その他」には、「太陽熱発電」、「廃棄物熱利用」、「未利用エネルギー」、「黒液・廃材など」が含まれる。 190
  • 191. 191191
  • 192. 192192
  • 193. 太陽光・風力発電の出力変動 太陽光発電の出力変動(春季) 風力発電の出力変動(冬季) (kW) (kW) 2.5 1,200 定格出力(1,100kW) 晴れ 2 1,000発 発電 曇り 電 800電 1.5 電力 力 600量 1 量 雨 400 0.5 200 0 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 (時) 0 6 12 18 24 (時) 容量3.2kW、北緯34.4° 、東経132.4° 方位角0(真南)、傾斜角30° 、 の場合 太陽光発電は 風力発電は 時間と天気で 風の強さで 発電量が変わる 発電量が変わる 出典:電気事業連合会資料、北海道電力ほりかっぷ発電所 193
  • 194. 太陽光発電等の再生可能エネルギー大量導入時の課題 194 194 (出典:平成21年度版エネルギー白書)
  • 195. 195195
  • 196. 都道府県数 0 1 2 3 4 5 6 7 9 .0 % 9 .1 % 9 .2 % 9 .3 % 9 .4 % 9 .5 % 9 .6 % 間)[1995.4~2004.3]」 9 .7 % 9 .8 % 9 .9 % 1 0 .0 % 1 0 .1 % 秋田県:9.1% 1 0 .2 % 1 0 .3 % たりの年間発生電力量と年間売電電力量(10年 出典:財団法人新エネルギー財団「都道府県のkW当 1 0 .4 % 1 0 .5 % 1 0 .6 % 1 0 .7 % 1 0 .8 % 1 0 .9 % 1 1 .0 % 1 1 .1 % 設備利用率 1 1 .2 % 全国平均 11.2% 1 1 .3 % 1 1 .4 % 1 1 .5 % 1 1 .6 % 1 1 .7 % 1 1 .8 % 1 1 .9 % 1 2 .0 % 都道府県別太陽光発電設備利用率分布表 1 2 .1 % 1 2 .2 % 1 2 .3 % 1 2 .4 % 高知県:12.7% 1 2 .5 % 1 2 .6 % 1 2 .7 % 1 2 .8 %196 1 2 .9 % 1 3 .0 %
  • 197. 太陽光発電の持つ本質的限界 太陽乗数×地表到達率×cosθ 雲のアルベド等によ る地表への未到達 核融合:E=mc2 太陽定数1366W/m2緯度(θ) 昔は太陽光発電の研究者はこのように教えたのですが… 197
  • 198. 有馬元東大総長・元文部大臣の太陽光発電の御試算(1/2) 日照時間が5時間以上はその65%程度 出典:『地球を考える会』(http://enecon.netj.or.jp/index.html) 有馬朗人元文部大臣・元東大総長講演資料 http://enecon.netj.or.jp/forums/100307tokyo/pdf/arima.pdf 198 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
  • 199. 有馬元東大総長・元文部大臣の太陽光発電の御試算(2/2) 出典:『地球を考える会』(http://enecon.netj.or.jp/index.html) 有馬朗人元文部大臣・元東大総長講演資料 http://enecon.netj.or.jp/forums/100307tokyo/pdf/arima.pdf 199 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
  • 200. 配付資料にあります再生可能エネルギーの全量買取制度に関するオプションについての意見募集 (経済産業省)オプションにおけるケースの設定意見受付期間 資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部ヒアリングを希望する場合は、平成22年5 再生可能エネルギー全量買取意見受付担当宛月31日(月)18:00必着 E-MAIL:re-kaitori@meti.go.jp上記期間以降も随時意見を受け付け、参考とさせていただきます。 200
  • 201. 有馬元東大総長・元文部大臣の御試算を基に考えてみると 想定年間 日本の電力総 日本の一次エ 【参考】 【参考】 発電量 発電量(1.19 ネルギー省消 CO2削減 年間 兆kWh)に占 費(6.1兆kWh) コスト(円/t) (億kWh) 買取費用 める割合 に占める割合 (億円) ケース1 513以上 4.3%以上 0.84%以上 52,297以下 16,083以上 397~ 3.3%~ 0.65%~ 25,743~ 6,131~ ケース2 28,854 8,873 513 4.3% 0.84% 397~ 3.3%~ 0.65%~ 19,407~ 4,622~ ケース3 21,798 6,292 481 4.0% 0.79% ケース4 397 3.3% 0.65% 20,596 4,906 201
  • 202. 202本資料は選択出版殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。 202
  • 203. 203203
  • 204. 204
  • 205. 順調に伸びるEUの電力設備? 205
  • 206. 実は不足するEUの電力設備!火力・原子力の低下と再生可能エネルギーの増大による 206
  • 207. 207207
  • 208. 日本列島周辺の風の状況風力発電は平均風速が6m/s以上ないと事業化は難しいといわれる。陸上で風況の良い地点は北海道・東北や九州の一部に集中。更に山頂等が風況が良いが設置には道路建設から行わなければいけない。また、日本は台風など瞬間的に大きな風が吹く。平均して一定の方向の風が吹く国に比べ設備的に難しいなど諸外国に比べ一般的に条件は良いとは言えない。 208 出典: http://app2.infoc.nedo.go.jp/nedo/webgis
  • 209. 出典:(財)エネルギー総合工学研究所第293回月例研究会 『再生可能エネルギー由来水素の長距離輸送の経済性』 (財)エネルギー総合工学研究所プロジェクト試験研究部 村田謙二氏講演資料 209本資料は(財)エネルギー総合工学研究所殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
  • 210. 風力の総設備容量に占める各地域別の割合 210 210 (出典:平成21年度版エネルギー白書) 210
  • 211. 世界の風の状況 アルゼンチンのパタゴニア地方などは風力発電に適しているとも言われる。The map shows the mean wind speed in ms‐1 @ 10 m a.g.l. for the period 1976‐95, according to the NCEP/NCAR reanalysis data set 211出典:http://www.windatlas.dk/World/Index.htm
  • 212. 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。 洋上風力も水深200m程度 まで。 日本近海は急峻なため大陸 棚のある場所とは違う出典:安田・松岡編『日本文化と民族移動ー文明と環境Ⅱー』1994年 思文閣出版 212 本資料は思文閣出版殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
  • 213. 約2万年前の日 本列島出典:太田陽子他『日本列島の地形学』2010年 東京大学出版会 213 本資料は東京大学出版会殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
  • 214. 214214
  • 215. 我が国の水力の出力別分布(地点数) ※第五次包蔵水力調査 215 (出典:平成21年度版エネルギー白書)
  • 216. 数は多いが出力 はあまりない 規模別累計注)計算に当たっては下記にて代表計算 100000~ ⇒ 200,000kW 50000~100000 ⇒ 75,000kW 30000~50000 ⇒ 40,000kW 10000~30000 ⇒ 20,000kW 5000~10000 ⇒ 7,500kW 3000~5000 ⇒ 4,000kW 1000~3000 ⇒ 1,500kW 1000未満 ⇒ 500kW 216
  • 217. 日本の水力発電設備容量及び発電電力量の推移 (出典:平成21年度版エネルギー白書) 217
  • 218. 我が国の地熱の開発可能性 218 (出典:平成21年度版エネルギー白書)
  • 219. 日本の地熱発電設備容量及び発電電力量の推移 (出典:平成21年度版エネルギー白書) 219
  • 220. 主なバイオマス未利用量 220 (出典:平成21年度版エネルギー白書)
  • 221. 石炭火力との混焼が可能なバイオマス 221 221 (出典:平成21年度版エネルギー白書)
  • 222. 電気新聞掲載記事 竹村公太郎 『エネルギーと日本文明』 江戸時代に一度オイル・ピークを迎 えた日本 バイオマスに基づく循環型社会では日 本国内で3000万人程度の人口を維持す ることが限界 丸山重徳『「地球温暖化」論に騙されるな!』養老・竹 内『本質を見抜く力 環境・食料・エネルギー』など 文明の歴史は森林破壊の歴史であった 石・安田・湯浅『環境と文明の世界史』 石井『石油ピークが来た 崩壊を回避する』 石井『石油最終争奪戦』 養老・竹内『本質を見抜く力 環境・食料・エネルギー』 竹村『幸運な文明 日本は生き残る』 竹村『日本文明の謎を解く 21世紀を考えるヒント』 日本国内の森林資源は現在が有史以来最大 石・安田・湯浅『環境と文明の世界史』 養老・竹内『本質を見抜く力 環境・食料・エネルギー』 222本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
  • 223. 禿げ山になった江戸時代の日本 竹村『エネルギーと日本文明』 歌川広重(安藤広重) 歌川広重(安藤広重) 東海道五十三次 府中 東海道五十三次 江尻 歌川広重(安藤広重) 歌川広重(安藤広重) 東海道五十三次 舞阪 東海道五十三次 丸子 223 提供:マナベ測量登記事務所 浮世絵サロン http://www.aurora.dti.ne.jp/~k-manabe/uki.htm
  • 224. 現代(1965年頃)と明治大正(1900年頃)の国土利用 明治期より緑の増えた日本 出典:養老孟司・竹村公太郎『本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー』2008年 PHP研究所 224 本資料は朝倉書店殿とPHP研究所殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
  • 225. 禿げ山になった日本 出典:養老孟司・竹村公太郎『本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー』2008年 PHP研究所 225 225本資料はPHP研究所殿の承諾を得て転載しています。無断での再複写・転載・配布等は法律に反します。
  • 226. ・日本国内の森林資源は現在が有史以来(縄文時代をのぞく)最大とも言われる。・森林からのバイオマスでまかなえるのは長期的には成長の範囲内。(ストックの1%程度?)・外国が水資源の確保の問題も考え日本の森林を購入する動きもある。 森林資源を大切に使っていく必要 (過度な期待は禁物) 森林が無くなるときは文明が滅びるとき 226 本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下さい。
  • 227. 土壌浸食は 文明崩壊の原因 かもしれない出典:デイビッド・モンゴメリー著 片岡夏実訳 227『土の文明史-ローマ帝国、マヤ文明を滅ぼし、米国、中国を衰退させる土の話』2010年 築地書館
  • 228. 森林を伐採して… ? ? 本写真はイメージであって実際に森林を伐採して設置したことを意味していません。 228
  • 229. 229229
  • 230. 水素について水素は電気と同じ二次エネルギー これでは化石燃料が必 要なことは変わらない 二次エネルギー:他のエネルギーから作られるエネルギー 炭化水素(他の化石燃料)から作る 水蒸気改質法 部分酸化法など 石炭を使って作る ガス化水素 電気を何からつくるかで結局同じ。再生可能エ ネルギーからの電気に期待するのは疑問。 電気分解 水から作る 熱分解 光分解 量的にはあまり期待できない 放射線分解 バイオマス・廃棄物利用 微生物分解など (炭化水素から作る方法の一つ) 230 (あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)
  • 231. 水素の製造方法独立行政法人工業所有権 情報・研修館 流通部 『特許流通促進事業』平成17年度 特許流通支援チャート 一般20 水素製造技術 231http://www.ryutu.inpit.go.jp/chart/H17/ippan20/frame.htm
  • 232. 水素をインフラ面から考える(自動車を例に全体の観点から) ② ③ ガス 冷却 日本へ -162℃ ① 液体インドネシア インドネシアから日本までの液化輸送にエネルギーがかかる。 水素製造(天然ガス改質) ⑦ この部分しか⑥ 着目していない。 高圧でタンクに供給 高圧タンク H2ガス スタンド 水素自動車 液体から高圧の気体に 冷却 -263℃⑤ ④ 液体 出典:『地球を考える会』原子力の日記念講演会「みんなで考えよう!! エネルギーと地球環境問題」 http://enecon.netj.or.jp/forums/091026fukuoka/index.html 232 (財)電力中央研究所 原子力技術研究所 特別上席研究員 天野治氏 「石油ピーク後のエネルギー」講演資料 http://enecon.netj.or.jp/forums/091026fukuoka/091026 amano.pdf
  • 233. 高温ガス炉(原子炉)による水からの水素製造 原子力による低炭素社会の実現に貢献する研究開発○高温工学試験研究炉(HTTR)を活用して水素製造と発電の実現が可能な高温ガス 炉技術基盤を確立○高温ガス炉からの高温核熱を利用して、炭酸ガスを排出しない熱化学法ISプロセス による水分解水素製造技術を開発  原子炉出口温度950℃を達成 (平成16年4月) (  50日間の高温連続運転を完遂 (平成22年1月~3 月) 酸素 900℃ 400℃ 水素 核熱 硫酸 ヨウ化水素 の分解 の分解 硫黄 ヨウ素 ヨウ化水素と の循環 の循環 原子炉 硫酸の生成 (S) (I) 水 次世代超高温ガス炉に最も近い HTTR(定格出力 30MW) 最先端の水素製造技術-熱化学法ISプロセス 233 資料ご提供「日本原子力研究開発機構」
  • 234. プレスリリース 2011年|TEPCOニュース|東京電力 トップページ お問い合わせ サイトマップ モバイル English 中文 ??? トップページ > TEPCOニュース > プレスリリース > 2011年 > 本文 文字サイズ プレスリリース 2011年 「福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋」の進捗状況(7 月19日)について 平成23年7月19日 プレスリリース 東京電力株式会社 アーカイブ・検索 「福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋」の進捗状況につきましては、 以下の添付資料をご覧ください。 関連リンク 以 上 福島第一原子力発電所 添付資料 福島第二原子力発電所 ・資料1-(1):東京電力福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋進捗 柏崎刈羽原子力発電所 状況のポイント(PDF 329KB) ・資料1-(2):東京電力福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋進捗 東通原子力建設所 状況(PDF 1.04MB) ・資料1-(3):東京電力福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋当面 の取組のロードマップ(改訂版)(PDF 371KB) ・参考資料2:東京電力福島第一原子力発電所1~3号機からの放射性物質の現時 点での放出量の暫定評価について(PDF 267KB) ・参考資料3:対策別取り組み状況(PDF 138KB) ・参考資料4:課題別取り組み状況(写真・図面集)(PDF 5.55MB) (ご参考)原子力災害対策本部の資料 ・資料2-(1):「原子力被災者への対応に関する当面の取組のロードマップ」 の進捗状況のポイント ・資料2-(2):「原子力被災者への対応に関する当面の取組のロードマップ」 の進捗状況 ・資料2-(3):原子力被災者への対応に関する当面の取組のロードマップ(改 訂版) ・参考資料1:国際協力及び事故原因等の調査・検証に関するロードマップの進捗 状況 PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Reader(無料)が必要で す。 Adobe Readerのダウンロード 一覧へ ページトップ へ All Rights Reserved. Copyrightc 1995-2011 TEPCO. リーガル 個人情報保護方針http://www.tepco.co.jp/cc/press/11071902-j.html[2011/07/21 13:46:02]
  • 235. プレスリリース 2011年|TEPCOニュース|東京電力http://www.tepco.co.jp/cc/press/11071902-j.html[2011/07/21 13:46:02]
  • 236. 放射線の人体への影響 Effects of Ionizing Radation to Human Body 放射線医学総合研究所 酒井一夫 Kazuo Sakai 放射線はどんなに微量であっても有害であると言われることがあるが、ここでは人体への影響が線量や線量率(単位時間あたりに与えられる線量)に大きく依存することにつき検討を加えたい。1. 影響の分類 放射線防護の分野では、放射線の生体への影響を線量との関係の観点から2種類に分類する。(1) 確定的影響:細胞が失われることによって起こる影響 人間の体はさまざまな組織・臓器から構成されている。さらに、それぞれの組織・臓器は数多くの細胞で構成されている。放射線を受けると組織・臓器を構成している細胞がダメージを受け、失われることがあるが、失われる細胞がわずかなうちは周囲の細胞がこれを補うので、障害として現れることはない。しかしながら、線量が高くなり、失われた細胞を補うことができなくなったときに、障害が生じる(図1)。 図 1:組織の回復力のために「しきい値」が生じる仕組み 組織の回復能力を越えて障害が現れはじめる線量を「しきい線量」あるいは「しきい値」と呼ぶ。
  • 237. (2) 確率的影響:細胞が変異することによって起こる影響(確率的影響) 遺伝的影響と発がんが確率的影響に分類される。遺伝的影響とは、被ばくした人の生殖細胞の遺伝子に変化が生じた結果としてその子供にあらわれる影響のことを指す。また、がんは体を構成する細胞に変異が生じ、本来の秩序を超えて増殖する能力を獲得することによって生ずると考えられている。いずれにしても、単一の細胞の変異が遺伝的影響やがんの発生につながりうるとの観点から、しきい値は無いものと仮定されている。2.放射線の影響と線量 確定的影響の中で、胎児期の被ばくによる奇形は感受性が高い(低い線量で起こる)ものの一つであるが、最も感受性が高い時期におけるしきい値は 100~200 ミリグレイとされている。また、神経細胞が盛んに発達する8週間から 25 週間にかけて精神遅滞が見られることがあるが、そのしきい値は 120~200 ミリグレイとされている。しきい値が 120~200 ミリグレイということは、これよりも低い線量では精神遅滞は認められないということである。これに対し、1,000 ミリグレイになると、発生確率は約 40%に上昇するとされる。放射線の影響が線量に大きく依存することを示す例と言えよう。 確率的影響のうち遺伝的影響については、これまで人間の場合に放射線によって生じた例は認められていない。がんについては、原爆の影響、医療被ばく、放射線作業に伴う職業被ばくなどについて疫学的な調査研究が進められてきているが、急性被ばくの場合 100ミリグレイよりも低い線量では統計学的に有意なリスクの増加は認められないというのが専門家の間でのコンセンサスである。放射線によらないがんの発生率が 4 割に達し、放射線によるリスクは(あったとしても)統計学的な不確かさの中に埋もれてしまう程度であるという言い方もできよう。3.放射線の影響と線量率 われわれは宇宙線、大地放射線、空気中のラドン、あるいは食品とともに体内に取り込まれた放射性物質などから日常的に放射線を受けている。地球上には自然放射線のレベルが世界平均よりも数倍高い地域が存在し、中国やインドの高自然放射線地域の住民の健康影響調査が行われてきている。長年にわたって高いレベルの放射線を受け続けた総線量が100 ミリグレイを超える場合でも、放射線に起因すると考えられる影響は認められていない。その他の要因についても考慮する必要はあるが、このことは、同じ線量であっても、短時間のうちに受けるか、長期間にわたって受けるかによってその影響が大きく異なること(線量率効果)を示す一例と考えられる。 また、医療の分野でも同じ線量を何回にも分割して受けた場合には、一挙に受けた場合
  • 238. に比べてその影響が小さいことが知られている。4.生体防御機能—線量・線量率効果の背後にある仕組み 生体には放射線に限らず、さまざまな「ストレス」に対応するための防御機能が備わっている。1) 体内に生じた反応性の高い物質を除去するための「抗酸化機能」、2) DNA の上に生じた損傷を修復する仕組み、3)DNA 損傷が蓄積した細胞を除去するアポトーシスと呼ばれる機構、4) がん化した細胞を除去する免疫機能などである。 このような何重もの防御機能が放射線による障害の発生に抑制的にはたらいており、この能力で対応できなかった部分がリスクの増加につながるとすると、線量が低い場合の障害の現れ方は、単純に線量に比例したものではないと考えられる(図2左図)。また、一挙に受けた場合に防御能力を越える損傷を与える線量であっても、何回か(図2中図では 4 回)に分けて与えられた場合には、その時点、その時点で対処することができる分だけリスクの増加の程度は小さくなる。さらに、長期間にわたる低線量率の場合にも、各時点で防御能力が機能するためにリスクの増加が一層小さくなることも考えられる(図2右図)。 図2:時間的線量配分とリスクの増加 5.放射線防護と放射線生物作用 放射線防護の分野では、確定的影響の発生を防止することと確率的影響の発生を容認できるレベルまで低減することが目標とされる。この中で確率的影響の発生に関しては、 「その発生にはしきい値はなく、リスクは線量に対して直線的に増加する」との考え方(直線しきい値なしモデル Linear No-Threshold Model)が採用されている。これは、放射線
  • 239. 防護あるいは管理の目的で設定されている考え方であり、必ずしも現実の影響を反映したものではない。LNT の考え方によれば、どんなに微量の放射線であっても、線量に応じたリスクの増加があることになるので、微量の放射線によるリスクを多人数に適用すればがん死亡数が算定されることになる。チェルノブイリ事故の影響を評価するにあたり、対象を全世界に拡大して、事故による被ばくに起因する死者が数万人に達するという議論があったが、この一例といえよう。いまだにこのような例が後を絶たないが、国際放射線防護委員会(ICRP)では 2007 年に発表した勧告の中で、微量の放射線による計算上のリスクを多人数に適用して、死亡数などを算定することは適切ではないと注意喚起している。6.まとめ 放射線の影響が線量と線量率に大きく依存することを理解することが重要である。放射線との関わりの中では、このことを認識しつつ、放射線を侮らず、一方で怖がりすぎない姿勢が必要であろう。