LODはWebと世界をどのように進化させてきたか

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第8回LODチャレンジデー IN はこだて での講演資料

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LODはWebと世界をどのように進化させてきたか

  1. 1. 第8回LODチャレンジデー IN はこだて Advanced  Web  Applica.on  Lab. LODはWebと世界を
 どのように進化させてきたか 2012年12月15日 慶應義塾大学次世代Web応用技術・ラボ 特任助教 特定非営利活動法人 リンクト・オープン・データ・イニシアティブ理事 深見嘉明/ @rhys_no1
  2. 2. 自己紹介 Advanced  Web  Applica.on  Lab. •  所属先 –  慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任助教 –  World Wide Web Consortium (W3C) 
 インターン、Developer Relation Community Groupメンバー –  次世代Web応用技術・ラボ –  NPO法人Linked Open Data Initiative理事1
  3. 3. NPO発足しました Advanced  Web  Applica.on  Lab. •  Linked Open Data Initiative2
  4. 4. ウェブの創成 Advanced  Web  Applica.on  Lab. CERN3
  5. 5. ウェブの創成 Advanced  Web  Applica.on  Lab.4
  6. 6. ウェブの創成 Advanced  Web  Applica.on  Lab.•  広大な土地に分散する研究員•  誰かが自分が必要な知識をもっているはず。 でもどこにいるかすらわからない。各自の研究成果=論文などを、簡単に共有・閲覧するしくみと してウェブは誕生 5
  7. 7. 協働プラットフォームとしてのウェブ Advanced  Web  Applica.on  Lab. •  wiki •  CMS •  Blog •  Twitter human readableな情報 共有・インタラクション による協働は実現6
  8. 8. machine readabilityの欠如 Advanced  Web  Applica.on  Lab. •  人間が目で見るための静的「ドキュメント」 を共有するためのインフラ。 •  しかし、そのドキュメントには、計算機処理 したい情報も埋めこまれている。 •  情報を厳密に定義し、machine readability を実現しようとしたxHTMLは普及せず。7
  9. 9. データによる意図せざる協働 Advanced  Web  Applica.on  Lab. •  User Generated Contents –  動画共有サイト –  ソーシャルブックマーク –  twitter •  User Generated Data/ Applications 利用者が自らの利便性のために
 データやアプリケーションを
 生成・開発・公開する事を通じた 多様なニーズに即した価値の創出8
  10. 10. 次世代の協働形態 Advanced  Web  Applica.on  Lab. •  ゼロ年代の協働形態 –  human readable contentsを通じた
 インタラクションによる協働 •  次世代の協働形態 –  machine readable dataの
 分散的生成・共有・活用を通じた協働9
  11. 11. Web of Data Advanced  Web  Applica.on  Lab. •  ウェブはコンピュータによって
 アクセスされる •  ウェブで公開される情報が、計算機処理 可能なフォーマットのデータであれば もっと便利 •  One Web。ということは、
 データフォーマットも共通であるべき not Web of Document but Web of Data10
  12. 12. Sir Tim Berners-Lee,Director of W3C Advanced  Web  Applica.on  Lab. copyright by Silvio Tanaka: http://www.flickr.com/photos/tanaka/3212373419/
  13. 13. ここから始まった Advanced  Web  Applica.on  Lab. •  Linked Data | Desing Issues –  http://www.w3.org/DesignIssues/LinkedData.html12
  14. 14. Raw Data Now! Advanced  Web  Applica.on  Lab. •  2009年2月 TED Talk –  http://www.ted.com/talks/tim_berners_lee_on_the_next_web.html13
  15. 15. data.gov/ data.go.uk Advanced  Web  Applica.on  Lab. •  米国・英国政府のオープンガバメント •  オバマの大統領選公約 •  LOD準拠 from http://www.data.gov/ from http://data.gov.uk/
  16. 16. Open Data Challenge Advanced  Web  Applica.on  Lab. •  2011年に行われたLOD活用
 コンペティション15
  17. 17. App. 部門 Winner Advanced  Web  Applica.on  Lab. •  Bike Share Map –  http://bikes.oobrien.com/16
  18. 18. LODムーブメントのエンジン Advanced  Web  Applica.on  Lab. •  World Wide Web Consortium(W3C)に
 おける技術開発&普及活動 –  http://www.w3.org/standards/semanticweb/data17
  19. 19. LODのポータル Advanced  Web  Applica.on  Lab. •  W3C LOD Wiki –  http://www.w3.org/wiki/LinkedData18
  20. 20. データ共有プラットフォームとしてのLOD Advanced  Web  Applica.on  Lab.•  既に各分野でリンクされたデータセットが多数 生成されています (http://www4.wiwiss.fu- –  203のデータセット berlin.de/lodcloud/state/) –  2500万の RDF triples –  3億9500万の RDF links19
  21. 21. LODによるオープンガバメントの意義 Advanced  Web  Applica.on  Lab. •  負荷分散効果による、データ提供側・利 用者側の負荷低減 •  アプリケーションやサービスの
 DIY・地産地消を実現 •  スケーラビリティ効果 –  効率的な情報発信、サービス提供範囲拡大 –  他所の成功事例を簡単に導入20
  22. 22. オープンデータのステークホルダー Advanced  Web  Applica.on  Lab. 行政 データ供給者 アプリケーション 開発者 エンドユーザ 住民21
  23. 23. Dbpedia/ Dbpedia Japanese Advanced  Web  Applica.on  Lab.22
  24. 24. DBpedia Mobile Advanced  Web  Applica.on  Lab.
  25. 25. Advanced  Web  Applica.on  Lab. •  LinkedGeoData24
  26. 26. Advanced  Web  Applica.on  Lab.25
  27. 27. 例:センサや地域情報の統合 Advanced  Web  Applica.on  Lab. 様々な機関からの公開 http://lsm.deri.ie/ データを第3者が集めて表 示
  28. 28. VIAF: Virtual International Authority File Advanced  Web  Applica.on  Lab. •  著者名典拠統合サイ ト •  各施設や団体等が管 理している著者名典 拠を収集し,著者を 統合してLODとして 公開 •  各著者名典拠もLOD となっているものが ある –  例) LoC, Sudoc等 •  http://viaf.org
  29. 29. VIAF:葛飾北斎の例 Advanced  Web  Applica.on  Lab. http://viaf.org/viaf/69033717/#Katsushika,_Hokusai,_1760-­‐1849
  30. 30. Europeana Advanced  Web  Applica.on  Lab. •  ヨーロッパの文化 遺産データ統合サ イト •  図書館,博物館, 文書館やその他音 声,画像などの データをリンクし てAPI提供 •  1部をLODで公開
  31. 31. Hack4Europe Advanced  Web  Applica.on  Lab. •  Europeanaを使ったHackathonをヨーロッパ各地で開 催 http://www.europeana-­‐libraries.eu/web/api/ http://www.youtube.com/watch? hackathons v=C6PEz2d7OLE
  32. 32. Linked Dataの原則 Advanced  Web  Applica.on  Lab. •  あらゆる事柄にURIをつける •  HTTP経由でURIを参照 •  URIを参照したときは情報を閲覧できる •  他の関連情報へのリンクを含める 31
  33. 33. Open GovernmentとLOD Advanced  Web  Applica.on  Lab. •  ただ開示されるだけでは不十分 •  利活用できる体裁での公開が重要 •  既に米国・英国ではLODでのデータ公開 が進展している from http://www.data.gov/ from http://data.gov.uk/
  34. 34. 情報開示とオープンデータの差 Advanced  Web  Applica.on  Lab. •  既存の「情報開示」 –  開示までにかかるコスト が大きい データ収集 –  特定の分析視点に
 加工   された   分析 基づいてデータが
 データ 提示される プレゼン –  「データそのもの」が
 テーション 必要な場合、それを
 取り出すコストがかかる33
  35. 35. 情報開示とオープンデータの差 Advanced  Web  Applica.on  Lab. •  Linked Open Data (LOD)による
 オープンデータの考え方 データ データ データ データ ニーズ   ニーズ   ニーズ   ニーズ  34
  36. 36. 情報開示とオープンデータの差 Advanced  Web  Applica.on  Lab. •  LODによるオープンデータ –  データ生成・公開/利用の分離 –  データ利用に伴う負担の分散化 –  必要なデータを各所から収集して用いる (マッシュアップ)が容易 –  ニーズがある場所で、効率的に
 アプリケーションやサービスが
 開発される35
  37. 37. Advanced  Web  Applica.on  Lab.ご清聴ありがとうございました。 深見嘉明 yofukami@sfc.keio.ac.jp

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